どうにもならない日

こんなはずじゃなかった2020年からの生きる記録

2021年4月1日〜4月4日

4/1

猫は途端に落ち着きを取り戻したけど、夫が帰ったからといって私が即全てを放棄できるわけはなく、相変わらずの一日がはじまる。仕事作業もあるし、夫がいるだけで家が荒れる、けど居ないと猫が荒れるし、ちょうどよく心地よい空間は手に入らないということか。夫は実家にいながらちゃっかりネットで買い物などしていたらしく、早速荷物が増える増える。子にハム太郎のグッズまで買っていた。そんなこんなで家で遊びながら、今日は何をしたいのかと子に聞くと、昨日言ってた誰さんだっけ、何サン?とかわけ分からないこと言ってるなと思ったらジョナサン。ジョナサンのクーポンみたら安かったからコメダの前にこっちではダメかと聞いていた。ちゃっかり。今日はダンスがあるから新高円寺のジョナサンに行って、近場で動けるからちょうどいい。15年ぶりくらいに来たこのジョナサン。こんなに広かったっけ。窓際の席を案内されて、すでに子も浮かれている。春休みだからか、子どもは必ずオリジナルガチャガチャのおもちゃがひとつ貰えることになっていて、キッズメニューを頼むとさらにもう一個、コウペンちゃんとかいう最近見かけたことあるキャラクターのおもちゃを2つカゴから選ぶ。すかいらーく系で共通のガチャガチャだけど、ここはマシーンではなく選ぶスタイルらしい。キッズメニュー、小学生以下はドリンクバーもついてくる。最近は遠慮なくメロンソーダを飲む。私はフライドポテトをクーポンで、ドリンクバーもクーポンで120円とか、あまり飲む気がないけど安さに使いたくなってしまう。結果ドリンクは無しで二人で500円。各テーブルで充電できるし、食べきれなければテイクアウト容器がもらえるようだし、ファミレスの居心地の良さを久しぶりに実感。その後は近くの公園で遊ぶ。遊具もあるけど小ぶりな公園では大抵そのうえを小学生が陣取ってゲームをしていたりする。遊べなくはないけど場所によっては窮屈に感じるようで他に移動。そこも小学生が数人溜まっていたけど遊具はないから広く遊べる。ベンチに腰掛けている高校生らしき男子三人組が、タバコをふかすかのようにプラバルーン風船を膨らまし軽く風に乗せて飛ばす。飛んできたものを小学生の女の子達が拾い上げ遊び出す。子もそれを見て、あれはなんだと興味を持った。今までもやって見せたことは何度もあるのに、いまいちまだハマらなかった。こうして人がやっているのをみると魅力なのだ。そんなに欲しいならダンスに移動する前に通るキャンドゥで買おうとするも無し。あるのが当たり前で品切れなんて珍しい。やっぱり春休みだからかなとか思いながらダンスへ。今回はクラスの子や他にも女の子もいて人数も多く盛り上がる。様子を見ながら次週の予約を取ろうかとすると定員満席。どうせやるならとりあえず一度は一か月通してやらせてみたい。キャンセル空きを申し込み、その翌週と次と、もうまとめて予約しておいた。前日まで無償でキャンセルができるのも良いシステム。ダンスが終わったら今度はダイソーへ。こちらはもともと期待できていなかったけどやはり無し。どうしても欲しいと執着しているし、興味あるうちに見せてあげたいという気持ちもある。東高円寺の小さなインディーズ100円ショップも回って帰るかと自転車を走らせているとこちらに向かってくる夫と遭遇。仕事に出た先から大久保の風月堂で去年買えなかった季節限定ケーキを買ってきたよとイチゴの形をしたケーキをひとつ。初めて見た。それにしてもあんなところから自転車で来たのかと思うと気が遠くなる。そのまますれ違って私達は100円ショップへ。ここでも無し。お店の人に聞いてみると、「生産終了してしまって」と確かに言って驚いてその後の説明がきちんと耳に入ってこなかったけど、取引ある先は終了したけど別のところにはあって、でも2400個単位じゃないと仕入れができない、と嘆いていたのは理解した。今どこ行っても無いと思いますけど、あるとこにはあるはずなんですよね〜と、すでに3軒目なことを見透かされているようなことを言う。その大口単位となると、この辺りの小さな店では扱えなくなるのも分かる。話はよく分からないだろうけど店員さんの弱った顔で伝わっただろうから子には今日のところは我慢してもらう。明日探しに行こうと約束。八百屋とスーパーに寄って帰宅、早速ママ友に、界隈からプラバルーンが消えたことを報告。こんな時に瀧ちゃんがあれば、あと一日早ければ、という話。

夜、寝かしつけた後起きて夫から地元の話。お義母さんもダメすぎて、その食い違いもあって一日早く切り上げて帰ってきたということだった。姉ももう呆れていたとのこと。やっぱり、姑だからどうとかでなく、人としてやり辛く思った私の感覚は間違いないのでは、とはっきり言うと、そうだと夫もこれまたはっきり認めて、気持ちがスッとした。

 

4/2

そういえば、やまちゃんUFOキャッチャーどうなった?と夫に聞くと、やまちゃんはやらないね、ああいう無駄なこととか合理的でないことは嫌なんだよと、よくは知らないけどやまちゃんの育った環境を想像するとそれは分かる気がする。私も確実に手に入るわけではないUFOキャッチャーにお金を使うのは馬鹿馬鹿しいと考える子どもだった。でも私よりお金にはシビアな状況だったはずの従兄弟はUFOキャッチャー大好きだったし、そんな子はいくらでもいて、手持ちのお金の有無は関係なさそう。楽しむ余裕がないのは心が貧しいと言われるとそうなのかもしれない。でも確実に物が手に入る方が満たされると思っていた。そんな話をしながら、子にせがまれてこの前借りた絵本を読む。

「ねこのくにのおきゃくさま」

猫の国の人達は皆働き者で、暮らしに必要なものは全部自分達の手でつくり、なに不自由ない暮らしをしていたけれど、それでも、とても幸せ…というわけではなく、何かが足りなかった。

➖ねこのくにのひとたちは、はたらくことはしっていました。でも、たのしむことをしりませんでした。このくにには、おんがくも、おどりもなかったのです。➖

さっきまでのUFOキャッチャーの話が重なりドキリとしちゃう。楽しむことを知らない猫の国に、歌と踊りを運んできてくれた異国の者達の正体は実はネズミ。それがわかった瞬間爪を出したりヨダレを垂らす猫達。でも歌と踊りを知った猫達の心は豊か。ネズミ達に最後まで手を出すことなく国から送り出す。今では働くことだけでなく、楽しむこと、歌うこと踊ることを知って幸せに暮らしている。

自分はいまだどうバランス取っているのか、取れているのかすら分からない。

プラバルーン探しに阿佐ヶ谷。先にみたキャンドゥで早速発見。局地的に高円寺だけ品切れなのか。一応ダイソーも確認、こちらは無し。しまむらで広告の品で子ども下着。もしかしたら5月にはお泊まり保育が実施されるかもしれない。子どもが自分で着るには少し大きなサイズじゃないとだろうから今のうちに新調。春休み前に、これから年長クラスでの体験、主にお泊まり保育に必要になるものをお知らせしてもらったけど、結局なにひとつ揃えられていない。早速手に入れたプラバルーンをやるというので近くの昨日の公園へ。今日はあまり天気は良くなく少し寒い。そしてプラバルーン、なかなか大きく出来ないし丸くならないし難しい。今日は午後、クラスの子の家が経営するスペースでの工作ワークショップに参加する。その前にまた味をしめてジョナサンランチ。今日の日替わりはチキン竜田と白身魚フライ。月曜の組み合わせに次いで好きな組み合わせだから今日は私も食べる。コウペンちゃんのガチャガチャは2日で全種類ゲットとなった。まだ時間があるからトイレットペーパーを買いにツルハ、お買い得品はピンクペーパーではなくなったけど、今度はダブルでも薄いというか緩いというか、ともかくロールがすぐ終わる。そのくせ実はそんなに安くない。こうなるとトモズの品質に返ってくる。今日はポンタポイント10倍デー。文句なしにトモズまで足を伸ばして荷物を置きに帰り、お友達の家のスペースへ。仲良しママ友にも案内していたら駆け込みで昨日予約だったけど受付られたという通り、他には小学生の女の子だけ。幼児のお友達を誘っておいてよかった。少し遅れて友達がやってくる。そこからは作ったもので止められないほど遊び出したり、楽しんだ。しかし図工のワークショップ、どんなものを作るのか完成形が定まっていたり、もっと道具の使い方やアイデアの導きがあるものを期待していたばかりに、好きに自由にやっていいよだけでは物足りなさを感じた。材料が揃えられているだけならば家でも出来る。興味をもたせる空間提供なのだとしたら、ただでさえ自ら工作したがりの子は、ノージー観てればいいかなという感じ。わざわざお金を支払ってやることでもない。でも作れた物に子は大満足で、自転車の後ろで遊んでいる。夫と高円寺のワイモバで待ち合わせ。家族同士の割引サービスの申し込み。そもそも入っていた割引もあって、夫の勘違いで話に聞いていたほどの割引は追加されなかったけど、これだけの手間で100円引きになるならまぁ良しとする。食材の買い物しようかどうするかといううちに雨が降り出しダッシュで帰る。アパートの裏口にちょうど出てくるところのネパール赤ちゃん親子。雨だよと教えると、オ〜となってスマホで天気予報だかをチェックしながら、止めると苦笑いしながら部屋に帰っていった。お昼にしっかり食べたから食欲はいまいち、夕飯は蕎麦。

ねこのくにのおきゃくさま、子はたいそうお気に入りで寝る前にも読む。そのまま私も就寝。

 

4/3

土曜朝のノージー、時間が変更で前より遅くなり観やすくなった。世間的に休日の今日こそ父子で出掛けてくれるのだろうか、子も今日はお父さんと遊びに行くつもり満々なのに、いつものように仕事を進めている夫にイライラする。私が子とシルバニアで遊ぶ。空気を読んだのか11時には行けるから、と無愛想に夫がまた不機嫌そうに言うものだから内心はカッとなる。忙しいけどやってやるんだぞという圧力なんだろうか。私が四六時中、子の付き添いだけすることに疲れを感じてはいけないのだろうか。仕事で区切りをつけるように、子どもにも「いまは話しかけないで」と強く言い聞かせることも出来るにはできるけど、人を目の前で待たせているような状況で何のリフレッシュが出来るというのか。トイレという生理現象ですら脅かされているというのに。仕事の合間に子どもの相手して、それだと自分は全く休みがないじゃないか!と、夫の叫びを聞いたこともある。そんなに壊れるようなことなら自己プロデュースで時間配分を考えてほしい。なんてことをグズグス思いながら11時過ぎ、貧血のようにクラッとしてきて正座のままうつ伏せる。夫が、なに?体調悪いの?と言ってきて、自分も体調悪いんだよねとアピール。毎回こう。マイペースでいて体調悪いのは自己責任では。私は常に子どもという人のペースに振り回されているんだけどなぁと思ったり。そうして12時くらいになったか、子には不満な様子は見せずに行こうかと声をかけるけど自分の支度だけ。水筒やお手拭き、手洗い石けんや消毒、遊び道具、やっぱりお膳立ては全て私がやらなければ気にもしない。そこを気にかけるのも込みで子どもと過ごすということだろうとは思うけど、ともあれ交通公園へ出て行った。念願のひとり時間。猫も静かに寝ている日中。やることはいくらでもあるけど、まずは何もしないと決めている。怒涛の一週間後の今こそ何もしなくても許されると思っている。掃除やら家のことのために一人になりたいわけじゃないから。何もしないでいい時間。この日々の記録をまとめ書きしながら進まず、うたた寝したり、そんな時間。

4時過ぎ。そろそろだろうか、連絡すると公園を移動しながら子も眠たそうだという。クリーニングに出すといっていた夫の喪服を持って出て高円寺で待ち合わせることに。商店街はスタンプラリーをしていたような放送が流れていて賑わっている。夫が昔勤めていたクリーニング屋、たんと貰っているサービス券を持ってきたけど今日はそんなイベントが関係してるのか半額の日。働いているおばちゃん達皆んな顔馴染みだったようで滅多にあるものではないクリーニングを夫が出せてよかった。夫は早速仕事モードに切り替わり新宿へ。子が居るしキッズスタンプをもらうためにツルハでハイターを買い。食器用洗剤の大容量詰替が定価っぽいからサンドラッグまで歩く。サンドラッグは100円くらい安い。来た甲斐あり。せっかくだからユータカラヤで買い物。なんでも安くてたくさん買いたくなるけど荷物が持ち切れないから厳選して買い物。山辺さんの妻を見かけたような。最近皆んなユータカラヤに鞍替えしている気がする。高円寺のネイティブが利用する店。どこに存在するのか分からなかったドンレミーのサンリオコラボスイーツがここにあった。シナモンのプリン、二人で高揚しながら買い。ドムスタの前、フライヤーが置いてあり、今から明日まで、ドムスタ救済イベントがやるらしい。知った名前もチラホラ。こんな夕方から出入りするような人の姿もなく、ただひっそりと街の景観となっている。そのままパルを歩いていると前からやってくる今どきっぽい美少女小学生となんとなく目があった気がして、この幼児が見ていたガチャガチャが気になったかなぁと思いながら歩いていると、人陰からひょっこり「こんにちは」と顔見知り小学生のお母さんが声かけてくれて、てことは、え?さっきの子が?!と振り返る素振りを見せるとお母さんが、そうそう、あの子がそうよと言うように前を指差して笑って会釈しながら通り過ぎていく。我が子と変わらないんじゃないかと思えるくらい幼さの残る一年生の頃、毎日のように児童館で戯れていたあの子が、もう小学校三年生になろうとしていて、見違えるほどに身体もしっかり成長したお姉さんになっていた。一年前の冬に会った時は印象からそんなに変わりなかったから、このしばらくぶりの変貌には心底驚いた。いずれの我が子の姿をそこにみて、心臓がキュッとなる。自転車に乗って賑やかな街並みをあとにする。たらたら走りながら恒例のトレファクチェックをすると、なんとなんともう数週間狙っていた値下がり待ちしていたパンツがついに売れてしまっていた。もうこのままで売れるわけないと思っていたから、まさかのまさか。キャンセルラックを見ても無い、場所が変わった感じもない。ショック。あらためて思えばなぜ900円で買えなかったのか私。そんな本気で必要性があったわけでもなかったから、もっと値下がって掘り出し物になってゲットして達成感を味わいたかっただけなのだろうけど、無くなるとまた一目見たくてたまらなくなる。ブランドの記憶も曖昧なのに、無理やりメルカリ検索までしてしまう。毎日存在確認しているうちに何が目的か分からなくなっていた。いまの外ラックに出ていたZARAの花柄パンツがメルカリではそれより高く取引されているのをみてまた賭けにでようか悩み出す。

 

4/4

夫は体調が悪いと言って、一度起きてごはんを食べたら一人部屋に篭って寝続けている。朝から全力の子の遊び相手を渋っていると、そのうち熱心に絵を描きはじめ、適当に乗せるような相槌をうっているとついには絵本にした。それがまた良い出来。今どきのアニメっぽさを感じるシュールなストーリー。絵にした場面もまた味がある。放っておいただけに私、大絶賛。

一番やりたいこと、無印のカーペットクリーナー、さすがに手に入れたい。やらなきゃならないこと、子のはじめて切った赤ちゃんの髪を記念にした筆が出来上がっているから吉祥寺へ取りに行かなければならない。そして今日は吉祥寺パルコの屋上でフリマもやっている。もう11時だけど、全てを完結できる吉祥寺へ子どもと行くことにした。高円寺から電車、この距離が子どもにもちょうど良い。まずはパルコのフリマ。辿り着いた時には強風で、皆んな参ってしまったのか散々売れたのか、もう残り10店あるかないかくらいになっていた。風に煽られながらも一応見る。小学生くらいの女の子が、我が子を見るなり、ウサギ耳のカチューシャを手に取りこんなのありますよ〜と熱心に声をかけてくれたから立ち止まる。背負って付けるIKEAの蝶の羽を出してくれて、子も欲しくなっている。ちなみにおいくらですか?と聞いてみると、う〜ん、10円だったか100円だったか、と言う。多分100円なんじゃない?とお財布を出しながら笑ってると、接客が終わったお母さんらしき大人に、10円でしたか?となぜか敬語で確認していて、その女性もおっとりと、はい10円ですねと敬語で答えて、こちらにもどうぞと微笑んでくる。謎の関係。10円ラッキー。買います〜とペースを合わせてゆったり購入。その少し先で、やはり風に手こずりながらも粘っている店に、シナモンのポーチとレターセットのまとめ売り。シナモンとユニコーンの組み合わせが確かに可愛い。400円の値札を300円に書き換えてる。子が欲しい、買えない?高い?とか気にしてるくらい欲しいらしい。サンリオさんのですよ〜とこちらも謎の女性。200円に値切って購入。残り物で福を手にするフリマ久しぶり。もうやり切った気になってやることを忘れる。子に教えられて次は無印。吉祥寺には三店舗あるけど聞いてもらってもどこにも無し。どこの街でも言われることは同じで、生産切れで4月下旬入荷予定と、でもセンターに在庫はあるので取り寄せは可能とははじめて言われる。それなら近場で取り寄せることにする。ついこの前まで当たり前にあったのに、さすが新生活シーズンということなのか。セリアに寄っておもちゃ。プッチンできるプリン。子どもは大層気に入っている。最後は美容室。皆がカットに入っているところ申し訳ない。木箱に入った筆を受け取り。ものの2分程度。それだけなのに子どもにヤクルト手渡してくれた。エスカレーターを求めてウロウロしてるとテラスを発見、席に座ってヤクルトを飲む。また手巻き寿司を買ってみたい、今度こそ巻きたいというのでスシローをネット予約。出来上がりがあと40分後くらいになる。どうしようかなと思っていると、テラスにあるカフェレストランから出てきたカップルが手に持つソフトクリームが目について、それはあの丸っこい渦巻きのお洒落な、映えるといわれるソフトクリーム。時間潰しに買ってみようかと私から提案して買いに行く。作っているところは見えないからどうしてこうなるんだか分からないけどキレイなフォルムにテンションあがる。でも眺めるのは一瞬、二人で必死に食べ尽くした。アパレルブランドの子供服を冷やかしに見たりしながらスシローへ行く道端で、マーケティングのお誘いを受けるけど普段買わないものだったので無し。図書カード欲しかった。スシローは週末らしい混みよう。人混みを掻い潜って無人のロッカーに用意されたものを一方的にピックアップ。その様子をいにしえから続くスシロー名物の待ち合い席からは、いまだ好奇の目を向けてくる人もいる。テキパキ醤油やガリを袋に放り込む。今度こそ海苔があることも確認。手巻きの大きな海苔かと思ったらシャリ玉に合わせた小ぶりな海苔だった。ここからはさっさと帰る。今日はちびまる子ちゃんが気になっている。子も「…である」はどうなるんだろうねぇとしきりに言っている。

帰ったら夫は起きて仕事をしていた。子は今から寿司を食べるという。中途半端な時間。食べ終わるころには4時。もうこれ夕飯じゃない?ということで、夜はデザートだけ食べることにした。

5時過ぎ、デザートを買いにスーパーに行こうかと言うと断られファミマなら許された。キックボードで行く。いつものお兄さんがいつものように働いている光景がホッとする。久しぶりですね、と私も同じこと思ってた。そういえば春休みになってこの辺りをウロウロすることも減っていた。一人?と聞くと8時まで一人とのこと。でもこの時間は人少ないから、とワンオペもこなれている。外も人出がなかった。予報通りに今にも雨が降り出しそう。仕入れたけどあんまり売れなかったと嘆いているメロンミルクを買ってピアゴに移動。今日買ったおもちゃと同じくプッチンプリンが買いたいらしい。私もデザートを選んでいると近くに住むクラスの子も買い物に来た。また色んな人と関わることになる新学期がもうすぐ始まるんだなと意識する。店を出たら雨が降り出してきた、キックボードをかかえてビニール傘一本に二人で歩く。夕焼け小焼けで日が暮れて、のチャイム。そうか4月だから6時になったのか。ちびまる子ちゃんがはじまる。近い裏口から帰りたかったけど、自転車置き場を取り合うおばさんがいたから傘で顔を隠しながら表門まで回り込んでやっと帰れた。その頃にはまた雨が弱まる。まるちゃんには間に合ったけど、意識してるとなかなかナレーションが無いもの。ついに聞いた時には自然過ぎて特に印象はない。

夜寝ながら今日の環七は静かとふと気づく。日曜夜は運送業がないのだろうなと思った。