どうにもならない日

こんなはずじゃなかった2020年からの生きる記録

2021年7月26日〜7月28日

7/26

普段の夏休みなら特別子ども番組がやっていても良いはずだけどオリンピック一色。でも今日は女子のスケートボードでこれはなんとなく観れてしまう。無駄に熱苦しい解説がないのも良い。出掛けるつもりで下調べしてると月曜は休みだったので計画が崩れる。何をしようかといいながら今日も恒例になったちびまる子ちゃん。まるちゃんの年寄りじみてるところが面白いと思っていたけど、ふとした場面の5歳の子と変わらないような幼い可愛らしさにも気がつくようになった。はじめの頃はコミックスと同じ話だったりするから懐かしく面白い。ずっと観ていられる。表から人の声がするなと思っていたら、しばらくしてピンポン。隣りのばあさんがうちは使わないからと、ダスキンからもらったミスドのサービス券をくれた。5個買ったら1個もらえるとかそういった内容。喜んでみたけどなかなか使えなそうだ。

今日はもう近場で何かするしかない。駄菓子屋で買ったグミで50円のアタリが出たからずっと行こうと思っていた。ということで早稲田通りまで、瀧ちゃんに向かう。小学生の夏休みの混雑を恐れていたがそうでもない。好きなものを選んでから会計でアタリくじを渡す。おねえさんに、すごいね〜50円はなかなか無いよ、大当たりだぁと言われて、聞くと本当に10円とかがほとんどですよ、珍しいとのことで、ラッキー。この場でやるくじも買ったけどそれはハズれ。あづま通りから来て帰りは庚申通り。さてさて、なんて仕切り直しているとすれ違ったスーツの女性におや?引き返してぐるりとその人の前にまわり込む。と、あっ!となったその人は、やっぱり子が懐いていたファミマのおねえさんだった。お姉さんは驚きながら子を見るなり、大きくなったねぇ!と声をあげる。ファミマを辞めて新宿のホテルで働き出してからもうすぐ一年くらいになる。そんな前のことだったか。私達はいつもお姉さんいるかなと思いながら歩いてたよと話す。どうやら住まいは大和町の方らしかった。ファミマは吉川さんが辞めた、クビになったらしいと話すと、辞めたと聞いたら驚いたけど、クビと聞いたら納得と言って笑った。また会えたら話そうねと言って別れる。お姉さんはしばらく手を振ってくれていた。少し時間があるからプラザで遊ぶ。児童館の頃同じプログラムで遊んでいた一学年上の小学一年生の女の子が一人で来て遊んでいた。小学生の部屋は少し大きな男の子達で埋まっていたようで、幼児と同じ場所で職員さんとペーパーフラワーを作っていた。いま親子共に仲良くいつも遊んでいるお友達は皆一学年下だし、もう今年が最後だと思っていたけど、子が一人で来られればここにまだ頼れることが分かって少し安心した。子は折り紙をするけど本を借りてきちんとしたものを作るとなると私がやることになる。が、場合によっては大人だって四苦八苦するほど難しかったりする。今日もフォークを作りたいと言われ、手順の半分にも満たないところで早々に躓いた。手先の問題でなく折り方を理解するまでに至らない。折り紙が得意な先生に助けを求めにいくと、本の見方からすでに姿勢が違っていて感心してしまう。説明書きだけでなく絵や記号をよくよく見ると解読できるらしかった。それにしてもフォークは難しいわねとのことで、なんとか作り上げて帰る。お姉さんに会ったことをファミマのお兄さんに早速報告しに行きたいと言うので向かう。お兄さんはレジにいた。自分もお姉さんには全然会ってないけど旦那さんと友人なのだということだった。吉川さんのことを伝えた時のリアクションを話すと、そうそう彼女と吉川さんはちょっとバトルしたからねと言って笑った。お客さんがレジに近づいてきたのでそれだけ伝えて店を出る。ここまでコンビニを身近に感じる生活が自分にあるとは思わなかった。どちらかというとコンビニは「ついで」でしかなかったからこの関係が新鮮で嬉しい。そこから八百屋、オオゼキ。月曜はなんとなく野菜を多めに買ってしまう。家に帰ってベランダの外に、ピンクがかった紫色のきれいな夕焼けが少し見えた。西側の空をもっと思いきり眺めたいけど、うちからはこれだけ。夜、夫は黙って出かけるとあらぬ疑いをかけられることを理解したのか、こういう理由でごっちゃんのところへ行ってくる、と珍しくちゃんと説明して出て行った。

今夜はエアコンを動かした途端に室外機の辺りからゴキブリが走り出した。まだいたのか。どうしようか。今夜から明日にかけて台風接近と予報されている。どちらにしても窓を開けることはない。

 

 

 

7/27

預かり保育日。夏休み中は毎日プールがあることになっていて、当初外の水遊びができるか分からなかったこともあって二週間の間に4回予約しておいた。でもスポーツセンターのレッスンを予約できているのもこの期間だし、少し調整するつもりでいる。結局予報の台風はどうなったのか、あまり気にならないまま朝になって天気も落ち着いている。でもプールはできないかもしれない。園に送ったところでちょうど雨が降り出す。が、私はそのまま歯科。滞りなく治療。椅子を起こされた時に付けてた腕時計がカランと落ちて、何事かと思ったらこのカシオの時計もベルトが劣化して折れていたらしい。夏服だとスマホを身につけて自転車乗ったりできないから久しぶりに腕時計を復活させようとしたらいくつか持ってたカシオのベルトが割れていた。これは無事だと思ったのに、あと残るはタイメックスだけだ。スーパーに寄って帰り。子がいないと夫のいる家が気まずい。お迎え時間まで別部屋で過ごす。濡れても大丈夫なように準備してお迎えにいくとちょうと燦々と陽が照ってきた。迎え待ちしていた子の頭はずぶ濡れていて、プールはないけど水遊びをしたらしかった。あと一時間長ければ畑にも行けたのにと責められるが今日はスポーツセンターの日。おやつにファミマですみっこぐらしのぷっちょを買って思ったより高くてダメージを受けながらスポーツセンター。特別お喋りするほど知ってる人もいなくてのんびり過ごす。今日は縄跳びと鉄棒のレッスン。縄跳びの教え方を気にしてみると、すぐ腕をあげるようにと言っていた。確かに一回は飛べても次を続けるのが難しくて、そのリズムをどう説明したらいいのか分からなかった。言われたことを意識できているのか子は3、4回続けて飛べるようになっていた。この人気レッスンをどうにか取った甲斐があったと思える。外に出てもまだ4時で遊べる時間。プラザに行くと今日は昨日の小学生の友達が下の姉妹とママと来ていてお喋り。そこに同学年の別の友達もやってきて、でも久しぶりだと子ども達は一緒に遊ぶという感じにもならず。そこに速報、今日の東京の感染者3000人越えの見通しと。こんないつもの日常のなかだと別世界の話みたいだ。下手に出歩いて日曜のエレベーターの咳き込む人みたいな危機があると気になって気になって、あれから私もなんか小さく咳が出やすくなってしまっている。

 

 

 

7/28

今日ひとつ決まっているイベントは図書館のお話し会。夏休み恒例の怖いお話しをする特別な日。でも今日は調子良くてそれだけを待ってもいられない。午前中からセントラルパークの水遊びに行くことにした。去年は閉まっていて今年も当然諦めていたら、むしろ他のじゃぶじゃぶ池よりも早く開放されているらしい。去年よりずっとコロナの感染状況は悪くなっているはずなのに、子どもの現場はあちこちこうして許してくれるようになったから有り難い。家からラッシュガードを着て向かう。サイトでみると日に何度か15分の点検があるとのことだったから休憩時間に被らないから気にしながら行ったけど、監視のおじさんが常駐しているだけで、とくに上がらされることはないようで自分のペースで遊び続けれる。が、噴水は出ないようでがっかり。それがなければただの水溜りで、特別盛り上がりに欠ける。少し風もあって寒さも感じるようだった。わりと早く終了。私も空腹でちょうどよかった。ここに来ると大体ハッピーセットを食べたいとゴネるはずの子がCMで見たらしく丸亀製麺の子どもうどん弁当を食べたいと自分から言っていたので丸亀へ。ちょうどお昼時で注文待ちに人が途切れることはない。買って外のベンチで食べたいというけど逆に店の中の方が空いているようで、店のテラス席を取る。隣には同じく子連れの親子がやってきて居心地よいランチタイム。外食の環境はその場で見定めることが出来ても、水ひとつ飲むにもフリーで置かれたコップやサーバーの注ぎ口など、気になり出したら神経質にはなってしまうからやっぱり私みたいな人間は外食しないに越したことないなと思うけど、今は夫との関係の手前、出来る限りいちいち外に向かっていける自分でいたくもある。そんな心境でこの不自由な制限された環境は辛い。

帰って今日返す絵本を読みながらおやつ。少し早めのつもりで図書館へ向かうと駐輪スペースいっぱいの自転車。慌ててなかに駆け込むとお話しの部屋いっぱいに子どもで埋まっている。普段のお話し会にはほぼ同じメンツしか来ないのに。そのいつもお馴染みのメンツこそ出遅れて入り口付近の席にかたまってしまうようなことになっていた。人がイベントを求めている。いつもより少し長めの会。子どももそれなりに特別感あったようだった。人も多いし絵本は適当に数冊借りて、仲良しの子とプラザへ移動する。こちらはいつも通りまったり。ママ友に夫と冷戦状態だという話をすると、そんなぁと顔を歪ませて皆んな我慢しながら生活してるのにねぇと言った。この数日であらためて暮らしの負担を見直した。ゴミ出しだったり洗い物だったり、ちりも積もればなこと、家庭全体が前に進むための地盤、私は子どもと一緒なことを言い訳に夫に寄り掛かり気味だったなとは思った。気持ちが切り替わってひとつひとつ向き合うようにはしてる。でも夫が飽き飽きしたという原因は色々あるわけで、ひとつに許せない私の過去の発言というのがあってそれはどうにもならない。とかいう話をしながらも、今日のプラザには先日フラダンスを教えてくれた館長がいて、話の流れで突如今からもう一度教えてくれることになった。子どものためのはずだったけど、いい歳だしフラダンスのひとつくらい嗜んでいるのもいいなと自分も思ったからこんな機会は嬉しい。神楽といい、子どもに乗っかって自分も体験していることが、ほんの少しだけ前向きな気持ちにさせてくれる。プラザのあとは公園で遊び。友達の知り合いの小さな子が保育園帰りにお父さんと遊んでいて一緒に戯れる。お父さんは私達が近づいてマスクを付け出して、ママ友と話しているのを聞いていると、ワクチン接種もするつもり無い系の人だった。こういう人の方が実は危機管理能力が高くてなんともなかったりするんだろうなという気もした。私はあの日曜からずっと咳が出続けていて、まさに病は気からという状態の自覚がある。

2021年7月23日〜7月25日

これを書いているのは7月30日。この一週間、全く今までのようにはいかなかった。こうして振りかえたくもないような日を今もまだ生きている。


7/23

6時からだらだらと起きだしてラジオ体操の準備。朝は涼しいのかと思いきや全然そんなことはなく、早朝の路地にも清々しさはない。学校の校庭の日当たりといったら体操どころではない。もう始まってしまっていたけど奥へ奥へ、少しでも日陰のあるところへと移動する。真ん中あたりにいるのは小学生くらいで、大人は皆んなそうして木陰に集中していた。私はどうにか校舎の陰に、子はその少し前の眩しいところでひとり朝礼台の上の人を見つめながら必死に真似しているようだった。写真を取りたく可愛らしさだったけど、他の子どもも大人も一方向を向いていてもちろんそんな空気ではないから、我が子の後ろ姿をしっかり見つめて記憶する。これから夏が来る度、ラジオ体操といったら私はこの小さな後ろ姿を思い出すんだろうなと思う。そしてその脇には同じく前を見つめてはいるけど全く動かず一人佇む小学生の女の子がいた。私もそういうタイプだったかもしれない。なぜかラジオ体操はすごく苦手だった。やらされてるとも思わなかったし行きたくないわけでもなかったし、あの感覚はなんだったんだろう。今となっては分からない。ラジオ体操第二まで終わったら小学生の子供達が一斉に出口に向かって駆け出していく。ヤクルトをもらって解散。普段滅多に人に出くわすことのない近くの路地に帰っていく人もいて、はじめて人の営みを感じる。そんな感じで早起きで遊び出しが早いと、スッキリを観る頃には集中して遊べていてスカイハイのオーディションが観れる。最年少のルイくんが落ちて、やっぱりメンバーの並びをみると夢を掴むには早すぎだったよねと思ったら、今後のデビューを見据えてスカイハイがスカウトした。脱落者にも即未来があるハッピーな回となって終わった。が、こちらはこの日の日中は散々だった。夫がいるから気遣って別部屋で遊んでいると、この家にもまだ収まっていない自分の荷物を片付けながら夫はまた別居はどうなんだと言っていた。状況的にも経済的にも現実的じゃないと返すと、それじゃあこの家の一室に暮らす家庭内別居にするから離婚したいと言われる。それならこれまでと変わらないでしょ、ただ離婚するだけだよと。つまり家族という繋がりを断ち切りたいということだった。私が許せないからという話もあったけど、家族が自分に向いてないとか、どうしたらいいか分からないとか、一人でいたいとか、そんなことも言っていた。私からしてみたら充分自由に色んなことをしているように見えたけど、まだインプット時間が必要とも言った。そのために家族が足かせになっているということらしい。何か無理にでも関係を切らないとやり繰りができないわけだった。そうして簡単に離婚というけど、こちらはそれによって何から何までまた氏名変更をしなきゃならないし、子どもの名前や状況はどうなるんだ。子どもの変化成長よりも大事なインプットって何。ひとりの人である子どもを目の前にしてもそんな話になることが悲しくて悔しくて私は泣いて抗議した。オリンピック開幕のブルーインパルスの飛行で空に五輪が描かれるとか、ちょうどそんな時間だったと思う。うちはそれどころではなかった。私が泣いて子が泣いて、とりあえず仕事するといって夫は出て行き、ごめんねと子に謝ると、二人でもいいよ、買い物もちゃんと行くし、二人で行けるところに出掛けたりしようね、だから泣かないでと子に励まされる。きっかけは私が言い出したからなんだけど、その時の気持ちをもう思い出せない。バラバラになることには不安しかない。これまでの苦労が浮かばれないではないかという貧乏性ともいえる考えも浮かぶ。その後はぼーっとしながら子の遊びに付き合う。気がついたら猫が風呂場前の床にオシッコをしてしまっていて、私や子が泣いたりしてリズムが崩れてしまったのかなと申し訳なくなる。さすがに何かしようと夕方どうにか買い物に出る。ついでに気分転換にトレファクでずっと値下げを狙っていたIENAのシャツを貯まったLINE Payポイントを使って買う。さらにLINE登録で100円オフ。ささやかな喜び。こんなちょっとしたことを気軽に話せる相手もいないというのが寂しい。子の今日の可愛い発言とか新しい発見とか、そんな些細なことはなおさら、他の誰と共有できるというのか。暗い気持ちは変わらないけどなんだか夕方の風が涼しい。せっかくだから八百屋に寄ったり回り道して帰り。テレビをみたり普通に過ごすけど、夫が帰ると入れ替わりのようにして夜はさっさと寝てしまった。

 

 

 

7/24

どんな思いでいてもいつも通りの朝がくる。昨日から朝はホットケーキにしようねと子に言われていた。それはなんて事ないことで子のワガママでも私の面倒でもないけれど、黙っていつも通りの朝に従うことに嫌気がさして、材料を出すだけ出して大きな声で「もうやらない」と言って寝転がる。ここには私しかいないの?お父さんとやってもいいんじゃないの?と子に言うと、夫の寝ている部屋へ行ったと思ったらすぐに二人でホットケーキを作り出していた。自分で放棄したくせに自分がそこにいないのがなんか悲しくもある。二人の時間が済んだようなところで出ていって子が食べ残したホットケーキを食べる。

おしりたんていもやらずにオリンピックの開会式の再放送。本当だったら昨夜に興味がないなりにもテレビを観ながら夫とやんや言い合ったりしたんだろうけど、そんな何気ない時間はこのままではもう過ごせないようだ。なんでこんなことになっているんだろう。この狭い家のなかの人間関係でうまくいかないのに、外の人と交流する気にもなれない。朝早くからのママ友の連絡にも今日はそっけない返信しかできなかった。夫はまた忙しそうに出て行ってもちろん特に連絡もない。篠原涼子が離婚とLINEニュース。経緯をみてると、うちも夫のいうことを受け入れていたらそういうことになるだろうなと察しがつく。しかも互いのすれ違いをあからさまにするにはまだ子どもが小さくて気の毒になってしまう。現実的に私が勤めたところで今から二手に別れた生活をはじめる初期費用なんて捻出できない。嫌でも家族と住むしかないものだと思って生きてきた私と違って、嫌なことは今から変えたくて頑張って中学生から寮に入ったという夫では噛み合わないところがあるのは納得する。

午後、気分転換についに子の髪を切ることにした。これまでは子にまつわることはなんでもかんでも夫に共有してきたし、家で髪を切るなんて初の試みを報告しないわけもなかったけど、報告なしでやってやれば、夫も少しは寂しく思ったりするかしら、といやらしい考えもあった。半年ほど前になるか、初めてヘアカットをした時の美容室を思い出すと、大人と違って子どもはざっと切ってから洗い流すやり方だったと思った。でも我が子はくせ毛でとっちらかっているから毛先を少し濡らしてカットする。思ったよりも難しい。切って頭を少し揺らすともうガタガタ。洗い流したあとも、素っ裸で寒いと言われながらもまた整える。なかなか良い感じにはなったと思う。公園へ縄跳びをしに行こうと言って外に出る。今朝のママ友からの連絡を思い出した。北中通りでお馴染みの友達が飲み屋の前の通りで祭りのようなことをするという話。ママ友に何時頃いくのか聞いてみながらそれまで縄跳び。どうしたら出来るのか毎度説明に困るのだけど、今朝のしまじろうで「縄が目の高さにきたら飛ぶ」と言っていて、こんな自然の動きをまだ言葉にしようがあるのだなと感心した。でも忠実に実践するにはちょっと難しい。切り上げてイオンリカーで飲み物を買ったりたんぽぽも覗く。子がワゴンの前から動かず大声で呼ぶから行ってみると、小さな麦わら帽子のキーチェーンをこれが欲しいんだと熱心に訴えてきた。一目で人形に使いたいんだと分かる。たんぽぼにしてはなかなか高価な315円。これがあれば人形と一緒にお出かけができるんだと懇願されて買う。他の家のように家族揃っていられない代わりに、小さな喜びを自分で見つけているんだからいいかという思いもあった。ふっと奥の壁側に目をやると、途中でやめるの新宿シャツが飾られている。なんと。写真を撮って夫に送って店を出る。タグを切ってもらいそびれたのでそのままごっちゃんのお店へ向かうと夫の自転車。ここから出掛けているらしい。写真は既読になっているものの返信はない。ごっちゃんにタグを切ってもらいついでにキーチェーンのパーツも取ってもらう。ひかる君の新宿シャツの話をすると、見ました見ました、いま送られてきましたわ〜と言う。そのままごっちゃんに転送してそっちで話し合っていたのかと若干腹立たしい。サブストア前に向かうともうママ友達は来ていて、小さな麦わら帽子を頭に乗せてちびまる子ちゃんの永沢くん状態になって登場した我が子に大笑い。子は気にもせず友達がやっていたゲームで遊び出す。そうして外でカキ氷も食べて少しでも夏らしい雰囲気に触れさせてあげれてよかった。食べきれなくなって渡される。外とはいえ限られたスペースに人が溜まれば密集しているような感じはある。私はそのなかでマスクを外して食べることも本当は怖くてバクバクだった。人付き合いで堂々と振る舞える人を見たらそれだけて危険だと思ってしまう自分がいる。ママ友が食べていたカキ氷を友達に食べる?と言ってひと口分けていたのは衝撃だった。通報があったらしくお巡りさんがやってきて、でも低姿勢なセールスマンのごとく柔らかな口調で、密集してさえいなければやる事自体は全然構わないので、と繰り返していた。これほどまでに土壌と警官のバランスがよい街はあるだろうか。

今日もまた涼しい夕方。もう少しブラついて帰ることにした。どうせオリンピックで子どもの観るテレビが潰れている。そういえばたった2回でストップしているドラマも、演者がコロナになったからかと思ってしまったけどオリンピックだったからだとなるとタイミングの良さに感心してしまう。中野のライフにスナップボタン付きタオルは無いか見に行く。哀愁がつきまとうスーパーの2階。雑多に置かれた全てが絶妙な物量なのに嬉しくなるし落ち着く。なぜか子どもも喜ぶから私もただ成長していないだけなのかもしれない。こんなところでも季節の品は残り少なく、スナップなしのバスタオルしか無し。下に降りて食品の買い物。こうしたなんて事ない一日、それを話して分かってもらう相手もないというのは、冴えない一日が余計にぼやけていく。それは実際語るでもないにしても、子に起きた事のいちいちを人と共有できないのが苦しかった。ほどなく夫が帰り、ひとりあっちの部屋にこもっていた。子が、何が変わったでしょうか、と飛んでいっても髪を切ったことに気づかず。いくつかのヒントを経て髪切ったんだねと話しているのが聞こえた。また夜に仕事だと出て行った夫、私は久しぶりに起きてテレビを観ていたけど0時を過ぎても帰らない。仕事なのか、終わって何かしているのか。これまでだってこんなことは日常茶飯事だった。仕事でなくて何かをしていても子が寝静まった夜間ならば遊んでいることに妬ましさもないし、帰ってこなきゃならない理由もなくて、ひとつ意味があるとすれば、明日の子どもと生活リズムが合わなくなるのにそれでいいんだ?とは思っていた。寝ても覚めても仕事だったり何かをしていて、子どもと何かするというより側にいるだけという関係が続いていて、そのことに言い訳があるならまだいいけど、何も行動を共有されずにそのペースでいることには疑いもある。しかし今の関係でそれを伝えるにはなんと声をかけるのがいいんだろう。「どこいったの?」「遅いね」今までなら何も考えずにまずそう打っていたような気もするけど「大丈夫?」とLINEしてみる。外で寝てた、と1分で返ってきた。今夜は涼しいのは家の中でも同じ。私は寝るから家でどうぞ、と返して寝る。それから数十分しても帰らない。段々、私が逆にいま責められだしたことには何か裏の理由があるんじゃないかと疑う気持ちも湧いてきた。離婚するか別居するかと極端なことを言い出しながら今までのように黙っていたり不規則に家を出て行っていたら疑われる理由になって私を責められないよと伝えると、それはそうだねと言って帰ってきた。けどそれ以上話し合うこともなく私は就寝。

 

 

 

7/25

ラジオ体操最後の日だから行くと子が言っていたので早起き。こういう時やっぱり私がやるしかないのだろうか、今の私はそのためだけに存在しているようなものだし。だからって何から何まで私が面倒みなきゃいけないのだろうか。私には日曜もない。でも夫にしてみれば仕事外の時間に子どもの世話となったら尚更休息がないのか、でも昨夜出歩いたりしているのは夫の息抜きなわけだし、子どもと過ごすのも息抜きであっておかしくないような、でもそうすると私の意味は、と考えてしまうとループするだけ。子に誰と行く?どっちでもいいんだよと聞いてみるとお父さんを選んだ。これでやっと堂々と放棄できる。私は今日はお稽古にも連れて行くんだしまぁいいだろう。子が夫のところへ行くと、いいよと言って起き上がって出て行った。わずか15分くらいで戻る。ヤクルトを2本持っていて、最後だからお父さんの分も貰えたとのこと。夫は再び寝にいって、私達はいつもの朝。今日は神楽の来月からのお稽古を断らなきゃならないミッションがある。プレッシャーに感じながらお稽古に向かう。今日ははじめの基本型は大人も一緒に稽古させられた。させられたなんていっても、この歳になって新しいことを教わるのは嬉しくもある。それもちょっと特別なことだし、こうして二人で取り組めるとなれば安いものだなと頭をよぎる。その後子ども達は新たな稽古で鈴と太鼓を習える。鳴り物もやれるとは思わなかった。できる出来ないは別として有り難い。子も終わる頃にはやっぱり続けたいと言い出した。ずっと様子を伺っていたけど、今日続けるかどうかの返事を迫られることはなく、月謝袋を渡されて、来週からもこられるようだったらこれでお願いします、というだけだった。肩の力が抜ける。スタジオの表にある蛇イチゴの実を摘んで、前に同じものがたくさんあったよと教えられた公園に行きたいと言われる。来る時はそうでもなかったのに、暑くなってきたから正直うんざりだったけど、ハッピーセットだ公園だと言って何かないと気が済まないようだったから仕方なく公園へ向かう。途中、夫から、どこ?とLINEがくる。私達の予定すら知らなかったのか神楽が終わっているはずなのにと気にかけてくれたのか。公園へ行っている旨を返信するともう反応は無し。目的の蛇イチゴはここにはもうなくて蝶を捕まえようとしながら少し遊ぶ。そうしてやっぱりジョナサンに行きたいと言い出した。ハッピーセットと言い張られた時に帰り道の途中だったジョナサンならいいよと提案したのを今さら。もう無理。半泣きになりながらやっぱり食べたかったというからオリジン弁当でシナモンのお弁当買ってあげるよと言っても納得しない。言い聞かせるのも強行するのももう疲れる。結局マックまでハッピーセットを買いに行く。帰ると夫はいて入れ替わり出ていこうとするけど、神楽の話とか子のことも誰にも相談できないのかなと言うとさすがに夫も話を聞く。テレビを観ながら子はマックを食べて、私はウトウトしてしまった。皆んな少し寝なよと言って夫は吉祥寺へ古着を売りに出て行った。私は思いきり寝転がったけど子は全然眠くない大丈夫だといって私の周りで遊び続ける。しばらくして自分も吉祥寺行きたかったと言い出す。そんなこと言うのは珍しいので連れていくことにした。夫に報告をして吉祥寺へ向かう。一緒に過ごすつもりにはなってくれているらしい。落ち合ったら私がブラブラ店を見ているうちに二人でスワンボートに乗りに行った。ひとり公園でぼーっと待つ。私と夫の亀裂を見てから子はきちんとそれぞれに甘えるようになった気がする。親子の関係なんて情よりも損得でしかないものだなと思う。無駄話がなければ人といる感覚もない。気配と歩いている感じ。むしろ気配があるから子と二人の会話すら不自然になってしまうし、行き当たりばったりの余計なことは生まれない。あっちの方へいこうよとはしゃぐ子を押さえつけるしかなくなってしまう。私がまた店を見ている間に夫と子は井の頭公園の階段でグリコじゃんけんをしていた。階段の途中には弾き語りをする男性が喋るように歌い続けていたけど、たまに手と口を休めてグリコの行方を見守っていた。今日の子の発案は全て夫に託し、夫はなんでも了承して、子は散々買い食いしていた。マルイの一階でレモネードを飲む。せっかく来たからモンベルで日傘を見ようかなと私が思い立ったままに言ってみる。また黙ったままぞろぞろと三人で8階まで行く。会話をすることもないからエレベーターを待つ。ベビーカーを押すファミリーと同乗。エレベーターに乗った途端、ベビーカーのお父さんが咳き込んで私はピリリとする。こんなご時世に止まらない咳。こちらは気にしてますけどの気持ちをこめてチラリと目をやる。楽観してる無謀なタイプに見えてきて怒りがわいてくる。エレベーターを使ってしまったことをその後ずっと後悔した。こちらの人間関係だけでいっぱいいっぱいで警戒心まで気が回らなかった。挙げ句に日傘、よくよく考えたらそんな使えるタイミングもないのにこの価格のもの必要かしらと迷ってきたけど、こんな思いをしてまで来たのに買わないと買わないでまた夫の怒りをかいそうだし、とりあえず買ってしまう。買ってから他にどんなものがあるのか、適当なものの相場なんかも調べようと思う。高円寺の駅で分かれて帰る。子はそんな食べられそうもないし夕飯どうしようかなと思いながらお茶を買いにローソンに寄ると子はからあげくんなら食べるというので一個増量中のからあげくんを買う。

夜、子が「いまベランダで何か動いた」と、ねずみくらいの大きさを手で作って、これくらいだったかも黒かったと言うから怖い。次に私がベランダを見た時に分かった、ゴキブリということ。割と大きめの黒くてしっかりしたやつだった。ついに出た。冬には窓にヤモリがへばりついていたし、外からきてしまうのは防ぎようがない。出ていってくれるだろうか。今日の咳の人のこと、折りたたみ傘のこと、家族のこと、そしてゴキブリ、気がかりにまみれて寝た。

2021年7月21日〜7月22日

7/21

ご多分に漏れず、私も腕が痛くて寝返りが出来なくて寝ながら何度も意識が戻っていた。筋肉痛といわれてもイメージ出来なかったのだけど、この痛みは感じたことがあるようなもので、私はかつて学生時代剣道部だったのだけど、防具のない部分を竹刀で思いっきり叩かれた時の痛みだと思い出した。だから筋肉痛というより打撲という感じ。また、頭痛がきたらいつでも痛み止めをのんでやろうと用意をしていたけど今のところお世話にならずに済んでいる。

今日から地域のラジオ体操がはじまる。うちは普段起きるのが遅いし無理だろうと思っていたら、昨日突然子が行く気になっていて、お父さんと行くから私は起きなくていい、一人で起きて一人で着替えて行くんだと張り切りだしたので、寝る前に着る物一式を用意しておいた。とはいえ私も目覚めないわけもない。なにより合わせて早寝しているわけだし。6時少し前には自然に起きた。しかし子が自然と起きるわけはない。随分前に夫が未完成で買ったドラえもん(風)の、ベルがジリジリジリと鳴る基本型の目覚まし時計をセットして鳴らしながら私は寝たふり。なんとなく子の足を蹴ったり。子がバッと起きたのを合図に私も寝ぼけ起きたふりしてうるさい時計を止める。子は準備しないと、とかなんとか小さな声でいいながら着替え出す。寝返りうちながら薄目でみる私に寝てていいからね、とも言ってくる。別部屋にいた夫にまで時計の音は響き渡っていたようで夫も自分の出番だと起きていた。結局私も髪を結ったり日焼け止めを塗ってあげたりするために起き上がる。近くの小学校までは歩いて何分か気にしたことなかったけど、準備ができ次第二人で出て行った。私は朝ごはんの支度をする。と、もう帰ってきた。ラジオ体操するだけで帰ってくるのはこんな早いのか。ヤクルトを一本とカードを手にしている。おうちで貼ってねって言われたとのこと。かんぽ生命のカードは夏休み分ほどに目一杯マスがあるけど5日間しかやらない。私の子どもの頃は7月中あった気がする。ごはんを食べてもまだ普段子が起きるくらいの時間。いつもはバタバタしてるけど今日はおかあさんといっしょを落ち着いて観る。まことお兄さん、あれから見る目が変わる。実は双子の父だったと。しょっちゅう髪型を変えてキャラを模索してんのかと、すでにこのお兄さん役のあとのブレイクを狙うつもりのノリでやってんのかなと思っていたけど、逆にもう身を固めていたなんて安心感でしかない。妻子ありのお兄さんの方が観ていて落ち着きます。ともかく、早起きは朝が長い。

ハム太郎を観ているとロコちゃん達が新体操のリボンをしていて、当時流行っていたのだろうか。総じて、我が子は2000年代初期の趣味してるなぁと思った。そんなハム太郎を横目に水遊びのできる場所を検索してみる。タウンセブンの屋上の噴水、ちょうど明日から再開するとのこと。嬉しい。子に言うとそれはそれは喜ぶ。他に近くのじゃぶじゃぶ池を調べると中野区は8月から開始するらしい。よかった。去年は出来なかった水遊びが今年は復活する。それが唯一の私が提供できる夏。

今日は水曜、図書館の日。それまでに今日やりたいことは子を皮膚科に連れて行くこと、安西水丸展に行くこと。世間は明日から4連休だしオリンピックだし25日以降はまた別のところでみたい展示もはじまるし、ずっとこの夏休みの機会を待っていた水丸展、早いところ行きたい。昼前に家を出て駅前の皮膚科へ。いま手術中だとかで少し待たされる。10分ほどで診察。気になるところは全部ロコイドで解決することになった。前に行った中野のクリニックでアレルギーの飲み薬を処方されたことを話すと先生は呆れ笑いしながら説明してくれた。やっぱり子どもにはこの先生のところが良いみたいだ。さて水丸、芦花公園まで荻窪からバスで行けることを前に学んだ。子がバスに乗りたがっていたこともあったし当然そのルートで行こうと思っていたけどハッとした。昨夜テレビで一般道が渋滞とやっていたのだった。首都高の値上げに加えて、オリンピックによる交通規制。物流の車を追いかけていて、予定より40分はオーバーしていたりして参っちゃうなぁと言っていたその車、高井戸の会社らしかった。他にも杉並のタクシー会社が取材されていて、ずばり今行くルートは高井戸のあたりで環八通るし、どんな状況なんだろうか。問い合わせてみようと調べたらバス会社はちょうどお昼休憩中。ひとまず行きは電車で行くことにした。丸ノ内線から京王線新宿駅を通るのが久しぶりでしんどく感じてしまう。芦花公園、各停としては微妙な距離。到着はもう1時くらいになってしまう。世田谷文学館に行くまでにサミットや成城石井があるから、そこらで何か買って食べればいいかと思ったけどそんな時間も怪しい。真っ昼間の暑さのなかせっせと歩く。腕の痛みもまだあるし、無理をしたらやばいんじゃないかという気がしてきて成城石井まで来たところで飲み物やパンを買う。すぐ目の前が目的地だから子には申し訳ないけど食べ歩き。水丸展、受付で待たされて若干イライラ。さして興味を示してなかったはずの子でも早く見たいよーと言い出した。チケットを受け取ったら足早に展示に向かう。安西水丸展は確か4年前くらいにも他で見た。だから彼の発言や成り立ちなんかは繰り返しの内容でもあってわかるけど物量が違う。好んだ私物のグッズなんかも並んでいた。カラートーンが貼られたイラストの原画がそれだけで涼しげで見てて飽きない。子もお馴染みの絵本のイラストをみると食いついていた。駆け足でみてショップへ。グッズはやはり定番のファイルやマグネット、マグカップなど。ママ友が買っていたハンドタオルが欲しかったけど見当たらない。入荷の予定もなくてとのことで仕方なく手拭いを買う。他には子と選んでポストカードを購入。さて帰り道。午後営業が開始されたバス会社に問い合わせると、今のところ渋滞などの連絡はないから大丈夫と思うとのこと。木陰のベンチに座って残りのパンを食べきる。また暑い道を黙々と歩き駅を越すところで、子がバスで大丈夫かなぁと不安がってきた。食べたばかりなこともあって車に酔うことを心配しているらしい。乗りたかったんでしょ、ビニール袋もあるから大丈夫よと励ましてバスを待つ。ギリギリ1分前くらいだった。タイヤの上になる席を選んで座る。掴まるところもあるし大丈夫そうだねと子も安心したようだった。疲れた。いつもより疲れやすくなってる気がする。ただ暑さのせいでワクチンの関係はないかもしれないけど。バスはゆっくりゆっくり進む。ずっと道は混んでる気がする。荻窪から地下鉄、駅前から自転車で図書館。間に合うのか心配になるノロノロ運転。それでも時間通りに進んでいるようでもある。途中のバス停で前のバスに追いついてしまい、しばらく停車したり。まだかな、やっぱりもしかしたらバス駄目かもしれない、と子が少し弱気になった頃に荻窪に到着。ずっとビニール袋片手に乗っていたけど最後には立ち乗りがでるほどバスは人で埋まっていて本当になんでもなくてよかった。ここから最寄駅までは10分もしない。薬局の処方箋でロコイドをもらってから図書館へ向かうと、芦花公園での心配をよそに一番乗り。いつもならもう皆んな来ててもいい頃なんだけどどうしたのだろう。これからお友達くるかな、まだ時間あるからねー、と職員の方に言われて気が付いた、私の腕時計が5分は進んでいる。自転車に乗っていると時間を確認できなかったりするから最近また腕時計をつけるようになったのだった。子に呆れられる。その後、暇つぶしのように小学生のグループがやってきたり続々といつものお友達がやってきた。私はお話の間、カシオの時間調整をした。毎回くるわけでもない園も同じ友達は楽しいと声が大きくなってしまい珍しく職員の方に注意されてしまった。3冊だけ借りてさっさと図書館を出る。いつもの友達とプラザへ行くことに。やはり若干気怠さもある。接種後のそんな状態をまだ接種してないママ達に共有しておいた。他に話題は小山田圭吾のことや辞任したのぶみのことなど。そしてオリンピック無駄すぎるという話。二人のママ友は海外にも友人が多くて、外国人は誰もオリンピックで盛り上がってないよと言われたと二人。海外は国技は盛り上がるけどオリンピックはそうでもなく日本くらいだよねという話。時間がきたら今日はさっと帰る。スーパーに行こうとしたら水曜休みのはずの八百屋が開いてるのが見える。それなら八百屋にするかと近寄ると明日市場が休みだから替わりに今日営業とのことだった。野菜とプラムを買う。帰ろうとしたら前から知ってる女の子。ひとつ年上の卒園生だけど、キッズ携帯で話しながら一人で歩く姿がもう途端にお姉さんでドキドキした。目の前で電話を終えるとバレエの帰りだといって話しだした。手を振って見送ったら、あ!と言って戻ってきて、これねぇお友達にもらったんだけどどっちかあげる、といって子にラムネ玉を差し出してくれた。その間、私は何か代わりにないかなと頭をフル回転させて、あった、今買ったばかりのプラムをひとつ、子がラムネを選んだのと同時に手渡す。お母さんに聞いてから食べてね、と付け加える。食べて大丈夫なものかどうかは親に確認しないといけない。子どもだけでいるところに勝手にあげて大丈夫だっただろうかとあとで後悔することがよくあるから、気がついた今はしっかりそれを伝える。

家に着いたらどっと疲れた。ふらふらしながらどうにか食事にしてそのまま横になる。しんどい。有吉の壁を観ながらどうにか容態をごまかす。とこうしてしんどいのに私ばかり子を楽しませることに必死で、夏休みで世間は明日から4連休だというのに、夫からはなんの提案もないこと、いつもいつも険しい表情で家にいることやイヤホンをしたままで子の呼びかけにも一度では応じないところ、そして私の息抜きはいつになるんだという不安が募って、もう別居でもしたほうがいいんじゃないの?と嫌味のつもりで言ってみたら、うんいいよ、その方がいいかもねと受け入れられて戸惑った。

1日を終える夜、なんだか腕の痛みが突然引いてきているのがわかって安心した。今日会った子のママからご丁寧にメッセージがくる。お母さんに言ってね、と強く言ったのがこういう意味に捉えられていたとしたら気まずい。

 


7/22

子はたった一日でラジオ体操をやめた。寝る時間は対して変わらず昼寝をするわけでもなしに無駄に朝が長くなるぶん一日のパフォーマンスも落ちる。こちらの体調的にも行かないでけっこうなのだけど、世間の子どもがその時間から元気いっぱいなんだと思うとそのペースを保たせたい気もしてる。子の方も、自分でもう明日は行かないと言っていたわりに、7時近くに起きた瞬間、もう行けない?とぼんやり言っていた。明日は行くようにサポートしてあげようかという気になった。パフォーマンスといえば今日は木曜、スッキリでスカイハイのオーディションがやってるけど、子がいるとテレビどころではない。がっくり。あとでティーバーで観るか、そこまでしてという気にもなれない。朝早くから外からはなにやらスィートチリのような匂いがしている。

ママ友以外の友人にだって連絡したいなと思いながらも、私なんかが気軽に連絡していいものか臆病になっているところもあって躊躇してしまうのだけど、思いきっておっ子さんに連絡をしてみる。前もそんな感じできっかけがあってどうにか発信する。それでもきっかけからは随分時間が経っていたりはするんだけど。そんな今さらな連絡でも、おっ子さんの方も不調だったとかで先週くらいから生気が戻ってきたところだと返してくれた。そのまま前回連絡したのはいつだったかなと日付をみると、おっ子さんが不調だったという時期の直前。連絡する時が良すぎるといえばそうなんだけど、悪い時に連絡して支えられるほうが正義のような。どちらにせよ、以前からおっ子さんとは通信するタイミングの妙がある。

朝からガチャガチャ遊んで、昼ごはんはプライムビデオを観ながら食べることに。久しぶりにプライムの番組を選んでいると初期のちびまる子ちゃんが観れるようになってる。これにしようと言ってつけてみる。これは一緒に楽しめる。やっぱりはじめのまるちゃんは面白い。一話を観た後は夏の時期の話を選んでみてみる。だらだら食べながらだらだら観てしまう。家で満足してしまうと、あんなに楽しみにしていた水遊びも今度でいいと言い出す。これまでの緊急事態宣言で学んで宣言中はどうせ大体のことはできないはずと皆が思い込んでいる今のうちは空いてるかもだから今日行ってみようよと促してどうにか動き出す。うちこそ今年も無理だと思い込んで着替えがしやすいスナップ付きバスタオルを買い逃した。どうしたものか、とりあえず着替えをイメージしてワンピースで行く。持っていくのはラッシュガードと競泳用のような水着のパンツ。どちらも高円寺のご自由にどうぞで貰ったもの。荻窪に着いたらまず西友西松屋でバスタオルを確認するけど出遅れているから当然完売。西友は改装中だけど意外と不便なく広く開いていた。さて噴水の出る屋上。すぐ脇のホールはワクチンの集団接種会場とのことだったからどんな雰囲気になっているのかと心配したけど、思ったよりそれらしい人は少なかった。屋上広場はあまりに暑すぎると人が少ない。まさに今日がそれで、人がいるのは噴水エリアに集中していた。一年使えないままだったトンネル遊具がついに撤去されている。切ない。ボルダリングエリアは下のマットが熱くなってしまうから夏場は使用不可になってることが多い。そんな条件でここを選んでくる人自体少ないけど、子は地上の公園の水遊びとこの飛び出る噴水どっちかいいかというとここを選ぶ。徐々に徐々に水が出てくるのが楽しいのだろう。本格的に濡れるつもりの格好をしてきている子は少ないけど、それでもお構いなしに子は楽しそうにはしゃいでいて、本当に来てよかった。一時間は遊んでいた。私はなんとか日陰に座っていたけど意識したら悪循環で体調の崩れていきそうな感覚がある。これはもうワクチンのせいではなくて熱中症のようなことなのだろうか。平然を装って子が満足いくのを待つ。自分からミカヅキモモコとか見に行って何か食べ物買ったりするといってきたから踏ん張って着替え、移動する支度。100円ショップに流れ込んで正気を取り戻す。お菓子と私は飲み物。下に降りてミカヅキモモコを見ていると私を呼ぶ声。みると子は向かい側の店先のすみっこぐらしの小さなぬいぐるみマスコットを欲しがっていて、そのすぐ脇ではおばさんが私達の様子を見ている。私がそっちの店に向かうとそのおばさんも自然と話に混ざってきて、分かるわよ私もこれ好きなのよ〜と言っている。ガチャガチャですごい集めただとか話だすその人は、年相応に可愛らしい着こなしのおしゃれおばさんでいかにもキャラクター好きな感じはある。いや自分がおばさんとして、この方は世間の目でみたらおばあちゃんか。一番好きなのはベティちゃんだけど、というところがまた当時から軟派なタイプだったんだろうなと思わせる。前から散々みているのになんでまた今日に突然すみっこを欲しがるのか、それも手にしてるのはマイナーなキャラで少し高い。本当に欲しいキャラクターが決まったらねと言って私はミカヅキモモコで買い物して戻るとまだ子とおばさんで話してる。もう三人できた人みたいになってこのままじゃ終われない、結局ねこのすみっこを買うことにしたらようやくおばさんも解散した。なんだったんだ、子のおねだりよりもおばさんの存在が圧力だったような。ルミネに移動してぶらぶらしながら降りていく。セールをしてるし久しぶりに靴下屋で靴下を買ってみる。安い靴下でも満足いくのはあるけど長持ちはしない。それに比べて靴下屋の靴下ときたら、もう10年近く履けている。持ちがいいにも程がある。最後にお惣菜でも見ていこうと思ったら今何か食べたいんだとのこと。目の前にあったパン屋のイートインでひと休みする。子は本当に空腹だったようでソーセージパンを選び、私は本当はパンなんて食べれる口じゃなかったんだけど無理やり塩クリームクロワッサンにかぶりつく。こんな時間が好きなはずなんだけど今日はやたら疲れていた。食べたら落ち着いて中華惣菜屋さんで子の好きなものを、隣りの肉屋さんの弁当がもう4割引とかでこれは安い。一度は帰ろうとしたけど引き返して味噌カツの弁当を買う。建物のなかから地下鉄で、着いた頃にはもう夜になってると子は思っていたらしく、地上にあがる階段からまだ明るい空が見えて子は驚き喜んでいた。

美味しそうに見えた味噌カツは実はミルフィーユ肉でやられた!と思ったけど美味しいは美味しいからまぁいいか。夫は忙しそうに帰ってまた出て行ってを繰り返して、次に顔を合わせたのは寝る前で、ねぇどうするの?ほんとに、もう無理なんだけど、というようなことをまた言われて寝ようとしていた頭が覚める。子を寝かしたあとに起きて行き、私はそんなつもりで言ってないと話す。夫が休みなく何かをしているということは私にとっても気を休められる隙のない先の見えない毎日となって疲れていることを嫌味でいったつもりだった。いつものように、まぁそんなこと言わないでと笑ってすむ話だと思っていたのに、夫は、いや言われてハッとしたんだよねそれもそうだなって、と完全にそっちの方向に舵を切って、休憩をとることでなく突っ走ることしか考えていないようだった。自分でも言った時はそれくらい強気なつもりだったけどそれは全然現実的な選択肢ではないと心では思っていた。煮え切らない私に夫は、過去の私の言動を、ずっと根に持ってる、どうしても許せないと言ってきて、私は全くそんなつもりではなかったという覚えでしかなくて、自分にそんな加害性があったことを今さら持ち出されてショックだった。これは完全に小山田状態だと思った。私にとっては一時の感情的な発言だったんだろうけど、向けられた人にはそれはいつでも思い出せる負の装置となって植えつけられてしまったのだった。許せたつもりでいても何気ないことで再びその苦しみは渦巻く。自分でもその被害の根深さは分かっているだけに辛い。逆にどうしたら折り合いがつくものなのかは分からない。夫はプリント出しに行ってくるからテレビ消しといてと言って出て行った。私はアメトーークの行ってらっしゃい光浦さんをぼーっと観て、森三中の黒沢さんが光浦さんは女芸人の道を切り開いてくれたというようなことを言っていて、近年の大久保さんの活躍や黒沢さんの芸風のインパクトに比べれば光浦さんの功績はみえなくなっていたけど、実はすごかったんだなぁと、5、6年前の27時間テレビだかのコーナーで女芸人の芸について考察していた光浦さんには覚えがある。とはいえ今はそんなことを考えられない。気持ちにゆとりがなくては様々なことに関心を向けることもできない。ただどんな精神状態でも子どものことだけは別。明日はラジオ体操に行ってあげたいし、私はやっぱり寝るしかできなかった。

2021年7月19日〜7月20日

7/19

あらためて今日からが子の特別な夏休みといったところか。まだ保育が終わっていない園もある。私は半年ぶりの美容室でそれどころではない。子は昨夜から私がいない間自分の自転車に乗って出かけるんだと夫に交渉していた。到着した時に汗だくにならないよう余裕もって家を出る。平日の街並み。どうせ帰りに買い物するから近くのスーパーの駐輪場にこっそり自転車を停めて行く。前は指名しないで可能性を見出していたが、ここしばらくは同じ方にカットしてもらっていて、やっぱりお馴染みというのは気楽で良い。実は明日ワクチン接種日で、だからなんとなくその前に整えておこうと思って来ましたと担当の方と会話で、やりました?と聞くと、うーん打たなくていいかなぁって思ってます、とのこと。本当のところがよく分からないからまだ様子みたいというのもあるし今まで生き抜いてこれたし、そもそも注射がなにより怖いという話。家庭の状況によって違うと考える冷静さはあって、親が打ったのは安心しました、とも言っていた。人と接する仕事をしていながらそういう人もいるんだな。二時間ほどで外に出ると、むわん。と暑い。空気が重い。ライフに寄って子にお土産とお昼ごはんにパンを買う。

3時頃、家で仕事する夫の前で子が語り続けながら遊んでいることにこちらが耐えられなくなってプラザへ逃げ込む。ママ友に予告していたから、こちらが絵本を読んでる間に先にきてプラレールで遊んでいた。いつも通りリボンをやってから一緒にプラレール遊び。帰りに図書館へうっかり延滞していた絵本を返しに行く。読書チャレンジがはじまっていて、せっかくだからいくつか借りて行くことに。読書チャレンジはたくさん読もうという意味で、借りることでシールを集めたら景品がもらえるというもの。そのまま家とは反対に坂をあがってトモズ。トモズに限って毎回私のスマホの会員バーコードがなかなか読み込まれない。明るさ調整まで必須。ファミマに寄って約束のラムネフラッペ。力尽くでカップを揉んでいたらお兄さんが裏技のごとく少しレンジにかけて柔らかくしてくれる。もう一人、子に優しくよく話しかけてくれていた吉川さん、少し前から子にいないねと言われて気がついた。今日聞いてみようよと子が思い出したのでお兄さんに聞いてみたら、あぁ〜て顔をして、私もよくわからない突然やめましたね、と言って子の様子を気にしながら隙をみてクビを切るジェスチャーをした。店長だったけど本当に突然のことだったらしい。そして前の前の店長が戻ってきている。いかにも良い人そうなだけに映画だったら何やら過去がある人間として描かれてると思うし実際そんな雰囲気はあった。子は別のファミリーマートにいるの?と聞いてきたけどそれはどうだろう、吉川さん今はどこで何をしているのか。八百屋で買い物、アボカドがやわやわで会計の時に「暑くて柔らかくなっちゃってるわ〜」と何気なく言ってみたらおばちゃんがオマケしてくれた。帰ってご飯の支度をしていたらさっきまで遊んでたママ友から「どうしよう」とLINE。そこで途切れている時点でオチもなく、良からぬことでしかないと予感。何?良くないことよね?と返信すると、彼女の言葉でなく、妙にかしこまってるくせに明確にはされない定型文のコピペが送られてきた。それを読み終わる前にママ友が要約したメッセージが続いてきてそちらに切り替える。つまりこういうこと。友達の園の保護者が今日感染したのが分かった、だからその園児が当然ながら濃厚接触者。自分の子はその接触者ということになるし、その子と園後にこうして毎日のように遊んでいる私達に迷惑をかけるかもと心配どうしよう、ということだった。前に戻って先生からのコピペもよく読み込むと、その子どものPCRはまだということ、明日は通常通り運営を継続するということ。そんなことあるのか。そしてママ友の続投。今日クラスで一人休んでる子がいたのよね、ということ。ママ友の子は今日元気がなかったとかで先生が熱を測ったら37.2度あったから公園とか寄らずにまっすぐ帰ってと言われた、ということ。一気に自分の焦点がボヤけていくのがわかる。何よりも私は自分の明日のワクチン接種のことだけが気になった。もしも、もしものことがあってワクチン接種したらどうなるんだろうか。明日どうしたらいいのか。大事をとってやめておきたくてもキャンセルしたら今の状況では次いつ打てるかわからない。ママ友こそ明日で登園が終わりでこれから夏休みって時に自粛しなきゃならないなんて、しかも子ども達の状況がどうかも分からないから我が子がどうなるのか心配だろう。とはいえ、ともかくワクチン接種。夜7時すぎ。厚生労働省のワクチン接種についての電話相談が意外なことに夜9時とかまでやっていて、しかもすんなり繋がって話ができる。だけどそんな事例は特にないからと困られてしまい、さらには管轄が違うと他にまわされる。いかにもどこか地方のアルバイトのような人が出て、いかにも素人な対応で不安になる。現に本人もそれっぽいことを言っていて、ここには情報も何も無いし、接種会場に医師がいるはずだからそこで聞いたらどうだというのと、一応ファイザーの問い合わせ先を教えてくれた。そんなところこそ素人が電話して理解できるのだろうか。こうして、連絡がきてからずっと子の相手なんてまともにしていられないまま、そちこちと電話したりハラハラしながら検索しまくったりしていた。10歳未満の感染が増えているニュースや、子が「ずっと一緒にいようね」みたいなことを言うのも、いちいち全てが伏線に思えてきてしまう。夜10時前、ようやく諦めがついて、というかさすがに子を寝かせなきゃと我に返って終わりにする。基本自分のことは後回しにしてるのに、また心配性が炸裂して子をこれだけの時間放置することになってしまった。そうしてうっかりしていたけど最後にママ友に教えてくれてありがとうと伝える。これだけ心配することになっても何も知らないよりずっといいと私は思っている。ママ友もそう思ってお知らせしたと言った。ちゃんと共有していたらどこかでその感染を止められるのだからという考え。夜のニュース、デルタ株は子どもから子どもへも感染するとタイムリーでまた伏線のような感じがして辛くなる。明日もまたできる限り情報収集しようと思う。

 

 

 

7/20

まだ小山田圭吾のことを同じこと繰り返し報道している。コロナもなくて滞りなくオリンピックが開催されていたら気にもされなかったのかもと思う。Eテレの子ども番組では世代の大人をくすぐるような雰囲気で小山田圭吾が音楽を制作していてそれがこの番組を代表するようなものでもあって今まで成立していたわけだし、こうなってもまだそれはアリなんだなと思っていたらまさに今日から放送差し替えとのこと。我が子も結構好きな番組だったから無いとなると悲しい。音楽はトクマルシューゴとかにして早いところ再開してほしい。

さてワクチン。区のワクチンに関する問い合わせに連絡をして状況などを相談。例えばいまその感染の元となっている家族の状況、例えば私達に繋がってくる子どもに今どんな症状があるとかないとかいつ検査見込みとか、何かしら知りたいけど個人情報だし無理だよなと思いながらも聞いてみると、名前が分かればいいんですけど、お子さんがどこの園かということだけではちょっと難しいですね、昨日発覚した人だけでも50人はいるので、とのことで経路を気にすること自体は断られることでもなかった。厚労省の用意した窓口なんかよりずっと的確であった。少し気を持ち直す。ただ最後に、正直いってワクチンの副反応の症状を重く感じるとかいうのも女性の方が多いんですよ、病は気からというでしょう、思い込みが影響するんです、と暗にお前気にしすぎと言われたような感じ。コロナに対して皆んなそんな感じなの?罹りたくないじゃなくて罹ることも覚悟なの?私は嫌だ、抵抗したい。ママ友も最終日だからと登園したけどどうなっただろうかと連絡してみると、彼女も朝先生に自分達はどこまで自粛したらいいのか、どれくらい危機的状況なのかと詰め寄ったらしく、それでも回答は煮え切らず、そもそも区の濃厚接触者とする判断も曖昧でいかがなものかという感じなんですと逃げ越しだったらしい。どうして隠すんだろうなと思う。感染した人の話は聞きたいし、私だったら自分から体験談として話すと思う。という間に接種の時間。空腹しないようにというのと、水分をたくさん摂った方が良いというのを噂に聞いた。途中のコンビニでお茶を買って飲みながら向かう。会場の周辺からもう老人ばかりなのがわかる。え、ワクチン接種て老人しかしてないの?と不安になってくるほど、老人ばかり。でも私より後にインナーカラーしてるような女子がやってきてホッとする。はじめに問診。医師に直接昨日からの騒動を話すとやっと落ち着いた。現場の感覚では感染はそんな簡単なものでもないらしくみえた。トントン拍子に接種。いざやるとなったら打つ人がどんな方でも気にならないものだった。何をしている人だったのか年配の女性。緊張してる?力が入ってるわねぇと微笑まれて、筋肉注射といわれるものがはじめてだからそれは緊張してしまう。ところが注射はチクリとも痛まなかった。なんだこんなものだったのかと拍子抜け。すぐそばに用意されたパイプ椅子に15分座って待機。その間にはチラホラ若年層も見るようになってきた。年配者しかいなかったのは時間帯のせいか。5分おきに退場する人へ声がかけられて終わる。終わった。このまま帰るのも物足りないくらい呆気なく終わった。

なぜか今朝から子が今日はパスタ屋さんのお子さまセット食べに行こうねと言ってきていた。7月中にネット予約で使える1000ポイントつまり1000円分が付与されていたから近々行こうとは思っていた。知らないはずなのに、シンクロしていたのか。接種前にしっかり食べていたからお昼にがっつり食べる気にもなれない。少し昼をずらした時間に予約をとる。でもなんか少し腕が重くなってきたような、ダルいような感じもあり。夫に食べに行ってくれないかというと明らかにイラついた様子で何時?今行けないの?と不貞腐れた態度になったから、もういい、いいと言って体を起こす。一度お父さんと行ける気になった子は残念がってぶーたれていたけど、私は夫の顔色を伺わなきゃならないし板挟み。踏ん張って1時過ぎ、駅前のパスタ屋へ向かう。前のマンションの住人にたまたま会って勧められてそこの駐輪場に停める。風が涼しい、懐かしい。よくここで絵を描いて遊んだ。パスタ屋さんは昼どきのピークは過ぎたような落ち着きがあって、二階は私達だけになった。夏休みに向けてかお子さまセットのおまけの玩具がたくさん補充されていて選び放題。そのなかでももう一つしかなかったビーズセットを選ぶ。今やれるからこれにしたといってテグスにビーズを通す。ネックレス分くらいの長さがあるけどブレスレットがいいというので、他に客もないのをいいことに店員さんにハサミを借りにいくと賄いを食べる手を止めて貸してくれた。申し訳ない。下手に返さず片付けまでそのままテーブルに置いておくことにする。席には私達だけのままゆっくり過ごして店を出る。1000ポイントとメルペイの昨日のライフからのポイントバック分もあって精算は200円。これは達成感あったランチになった。今日はスポーツスクールの跳び箱マットがある。それまで買い物とかして街で時間を潰そうかと思ったけどまぁ暑い。やっぱり時間までプラザに寄ることにした。リボンをやるけど今から跳び箱レッスンに行くんだから体力消耗しないでほしいからカードゲームに移行。なんやかんや時間ギリギリになってしまって急いで向かう。軽い運動に近い動きをしてしまったことが不安になってくる。たまたまクラスの仲良しの友達が二人いて途端に子のテンションは爆上がりしていた。レッスンは毎回予約制でメンツは固定ではないし一回ずつの精算だから気楽でもある。それもあって予約の競争率は高いのだけど、お友達の一人は今日の今日予約が取れたといって、やっぱり近くの園のコロナ自粛でキャンセルした人がいたのかもねと噂した。彼女は今日ワクチンの2回目を接種してきたとのことで、いまは何ともないという話だった。私は少し腕を上げると痛みが出てきた。レッスンを終えて買い物へ。バス通りを走っていると反対車線に山田のおばさん。山田のおばさんはマーケティングの仕事でうちに出入りしてもう10年以上の付き合いになる人だった。引っ越した時はケーキを買ってきてくれたし、子が生まれた時はオムツを買ってきてくれた。去年の夏から突然別の人に代わってしまって、聞いたら歳だからやめたらしいとのことで挨拶もできないままだったのが心残りだった。新高円寺に住んでることは知っていたけど意外とこれまで会えずにいた。山田さん!と声かけて、信号もないところで渡ってこようとするから私が行きますといって渡る。やっぱり引退したから前より覇気がなくなったかなと思ったら脳梗塞をして、それで仕事を辞めたということだった。亡くなった波多野のじいさんの最後もそんな感じで再会したりがあったからちょっと怖くなる。どちらもそんな病気とは無縁そうな、健康だけが取り柄だというような人だ。いま何しようとしてたのかと聞くと、この渡った先の3軒隣りが家とのことで、通る時は顔出してと言ってくれた。暑いし気をつけて、あと面倒だけど信号で渡ってくださいねと話して別れる。西友で買い物、野菜の絵が描いたレシピカードの通りのごはんにしようと子と張り切って食材を選んでいく。楽しい。メニューはタコライス。テレビでは田中圭が感染と。最近もよく出ていた人となるとあの時はどうだったのかとか勝手に影響を不安視しちゃう。ママ友から「おめでとうございます」とのスタンプ。これは、と思ったらまた先生からのコピペ。また読みづらい長々とした文面のなかに「陰性」の文字を見つけて胸を撫で下ろす。ママ友も何事もなくて、自粛も一日で済んで本当に良かったと続けてLINEがはいる。友達の園の子、家族が陽性で幼児が陽性にならないなんてことがあるんだなと信じられない気持ちもあるものの、とにかくホッとしている。ママ友からは夜に、浮かれて一人で100均に行こうとしたらマスクをするのも忘れてた、開放されすぎ!と自分ツッコミの喜び溢れる連絡がきた。

2021年7月17日〜7月18日

7/17

子より早く目覚める。さて。子が起きたら戦いがはじまる。来週の預かり保育の日まで、日中の私の時間はないものと思うしかない。夜を起きて過ごせるかどうか。やがて子は起きてきて、いつもの週末の朝のはじまり。

布団畳んだり洗濯物を洗濯機に放りこんだりしているだけで汗が出る。子とシャワー。また洗濯が増える。いくらでも洗うのはいいんだけど干す場所が足りない。一番日が当たる場所に物干し竿がなくて、どうにか設置したいと思いながら半年。子が夏休みにやりたいことのひとつだったのが「ベランダで駄菓子の悪がきビールを飲む」CMみたいだからベランダで飲むと。まずはこれを達成。

夫は仕事へ出て、私も息抜きしようと子に久しぶりにYouTubeを見せてあげる。去年の自粛期間に知ったお気に入りのチャンネル。これを見ている時が一番集中していておとなしい。さすがに罪悪感、なくらいまで見せて午後。なわとびをやりに行くという今日のもうひとつの目的のために家を出る。暑い。まずは座高円寺の古本市に寄り道。雑貨なんかもレトロ色が強くて子はあまり好みではなかったらしく早く行こうと言われ続けて退散。ちょうどその頃、ママ友から新井薬師のイベントに来ているとの連絡。私が最近またSNSを見て知って教えてあげた催しで、デリシャスウィートスが拠点にしていた建物での販売や展示。ママ友が好きそうだなと思っておすすめしておいた。こちらは高円寺と中野の間の公園に移動して縄跳び。公園はヤマトの配達の人がひとり木陰で休んでいるだけで子どもはいない。これだけ暑ければそりゃそうだ。水のない公園からは人が消える季節。日陰で何度か縄跳びをしたり鉄棒をする。途中、通りがかりに少し遊んでいった女の子が二人だけいた。私達も退散。せっかくここまで来たから新井薬師に行くか。住所を確認してなんとなく分かったつもりで走り出す。新井薬師に入ったら今度はマップで、でも道に迷ってぐるぐる。到着したことになってるけどなんか違う。もう一度アパート名までいれて検索。ようやくたどり着いたら汗だく。入り口にお友達パパが立っていて、帰ろうとしているところだったけど子どもがまた復活する。よかった、我が子ひとりだったら絶対萎縮したであろう雰囲気。チャーマァさんとの再会。かえるのマスクと子がな気に入ったお箸を買って出る。独特が過ぎる世界であった。私ははじめてデリシャを見た二十代半ばだったか、その時のバンドにはとにかく興奮したことを覚えてる。靖国神社のあのアツい見せ物小屋が恋しい。コロナが明けても靖国神社の露店は戻らない。近くの駄菓子屋ぎふ屋に寄って解散。さっき道に迷った時にみた松屋のカレー屋マイカリー食堂やロケ弁屋の自販機とか気になるものがこの辺りにはあるけど暑さでそこまで開拓する気力はない。また帰り道も迷いそうになりながら路地を曲がって曲がって馴染みのあいあいロードに出たら安心。ブロードウェイで買い物。ドラッグストアで前に並んでいたおばさん、八百屋のおじさん、子が頭につけているヒマワリのヘアクリップをみて皆んなが声かけてくれた。エネルギーを使ったこんな日こそ、こないだ夫が勧めてくれたマンゴーツリーコラボのかつやが食べたい。と、夫に伝えて私達はオリジンに寄る。シナモンコラボの宣伝幕を見てからその気になってしまっていた。オリジンの安さにかつやじゃなくてこっちで何か買っちゃおうかなとも思うけど、もうそんな弁当をいくつも持つ余裕がなかった。箱入りの量のトマトと今日はスイカまで買わされてしまっている。写真で見た時、取手のついた鉄板皿みたいな形の弁当容器をシナモンの形なんだと勝手に勘違いしていたけどなんでことはない普通の弁当皿だった。コラボな部分はオリジナルシール。そんなキッズ弁当すらもふらふらと運びながら帰る。すぐにお風呂。そのうち夫もかつやをもって帰ってきて皆で食べる。ちゃんと辛い。夫と二人でもひとつの丼を食べきれず。夫はまた仕事へ出て行った。

寝る前に最後の練習をみっちり。私も完全に頭に入った。子はお友達が見にきてくれるから頑張ると非常に前向き。プレッシャー半分だけど寝付きも早かった。安住さんのニュースとハライチの人生最高レストランを観て寝る。ごっちゃんのところでなく夫の帰りが遅いと大丈夫なのかと思ってしまう。

 


7/18

いよいよ神楽の本番。お稽古の時より集合時間がゆっくりだから準備に余裕がある。ここ数日は神楽のグループLINEに日々お知らせがアップされてきていた。写真撮影のために草履があると良いです、とは昨夜のこと。二年前に履いたっきりだった草履を引っ張り出したり、それらの衣装を全て風呂敷に包んで本格的にしてみたりシャワーをしたり。神社でやるということで蚊を警戒して、切らしてしまった虫除けを買ってからと思っていたけど時間に余裕がなくなって用意できなかった。ところが参道にミストシャワーが連なっているようなキレイに整備された神社は蚊も気にならない空間で、あとは日差しを避けるだけ。場当たりがはじまる。普段ゆるふわだったおじさん先生が厳しく大きな声を出す。そのギャップに子が怯えるんじゃないかと思ったけど気にもせず真剣にやっていた。公演時間が近づいて着替えて外に出るとお友達が来てくれていた。夫も遅れてやってくる。どこできいたか観客は圧倒的に老人が多い。解説や家元の演舞、公開指導も交えてざっと一時間。次に子と対面した時には他の子とすっかり仲良しになっていた。写真撮影タイム、皆んなでお詣りもして解散したのはもう夕方4時。やっと気が抜けてお腹が空いて、夫は先に帰っていたから二人でサイゼで打ち上げ。珍しくデザートまで頼んでみた。5時半過ぎに帰り、また夫は別場所に仕事に行っていて、今日のことを早速あれこれ話し合えないのはちょっと寂しい。先にお風呂にしてゆっくり過ごす。私は明日半年ぶりくらいの美容室に行く。帰った夫に予定をキツく言い聞かせて、祝日だし人出がありそうだから歩きでいったほうがいいかなとかボヤいていると、え?明日普通の日でしょ、と言われて、いやそのすぐ後ろのカレンダーみてよ、赤だよと動物病院でもらったカレンダーを指す。動物病院のカレンダーは他に「ペットフードの日」なんかも七夕と同じ扱いで記されているのがややこしい。いや皆んな普通の日って言ってる、と夫。皆んなって誰よ。ごっちゃん。ごっちゃんそんなこと分かってんの?いや、周りの勤めの人が皆んなそう言ってるって、となんか情報元が遠くてピンとこない。本当に?自分で検索しても、社会全般がこれに従うのか一部の人の話なのか、こんな時はプラザのお知らせを見るに限る。と、やはり19日は平日扱いだった。なんと今日の今日まで知らなかった。思えば美容室がすんなり予約取れた時点でそういうこと。平日なことに胸を撫で下ろす。祝日は胸騒ぎがして好きじゃない。心のどこかでいまだ自分が取り残されてる感じがしているのだ。

2021年7月15日〜7月16日

7/15

昨夜も早く寝てしまった。早起きして夜に食べようと思っていたプリンを意地で食べる。暗いままの部屋で目が覚めても起きてることがしんどなって大概はまた寝てしまうけど、まだ寝ている子を残してひとり明るく陽が入る部屋に移ると不思議ともう眠くない。しばらくして何か聞こえたと思ったら続けて泣き声、子が目覚めて私がいないことに気がついた。戻ってトイレだったよと安心させて横になるとすぐにまた寝て、私も暗い部屋で横になったら結局また寝るしかなかった。ということでここ最近睡眠時間だけは足りている。なのに体調は崩れて喉も痛い。子が少し前の風邪で処方されて残したイチゴ味のトローチを舐めまくる。

夫の送りで楽をしようと思っているうちに幼稚園も今週あと二日で終わり。お弁当は今日が最後。全部を毎日せっせとこなすことは構わないんだけど、その側で夫がつねにイヤホンしていることが腹立たしい。本当はそんなつもりでないとしても声をかけるなと言わんばかりのシャットダウン行為。よく海外ドラマのスパイものは皆んなハンズフリーイヤホンをしているけど常にその場でも会話が混乱するくらい喋り続けてコミュニケーションしているから憎めない。そもそも夫は両耳塞いでいるし。同じ家のなかの人のいる場所で常にそれは威圧感があることを全く気づいていない夫は、お送りから帰ったら機嫌よく話してきて、昨日展示を見に行って、そして人と交流したことを自然に言うけど、なに?そんな時間あったの?なんで自分だけはいつも自分の時間で生きれてんの?昨日高円寺ですれ違った後のことだから、え、それなら子の夕飯何にしたらいいかと考えることとか、子の呼びかけにいちいち返事するとか、自分を奮い立たせてテレビを切り上げて子をお風呂に誘導する手を尽くすとか、やることはいくらでもあったはずなのに、それは「仕事」とされるものをやっているんだから免除されるものということで、私は「育児」という「仕事」を選んだのだから全雑用も請け負わなきゃならないということか?そういうことなのか?そうだよな、これまで人任せにしていたら私の意味がないよねといつも自分を納得させてる。

園終わりはいつもの公園遊び、蝉が鳴きまくる公園は完全に夏。明日梅雨明けといわれている。近くの園で先生、保護者、子どもまでコロナ陽性が出てしまい、来週から夏休みの予定が今日から突然の休みになってしまったらしいとの噂。子どもが皆PCRをしたとのこと。いつ誰がなってもおかしくないという中で、その園は去年も陽性者が出た。何が違うんだろうね、と本当に気の毒に思う。セミの抜け殻を探そうとして斜面から滑ったと子がじんわり泣きながら戻ってきた。土汚れがひどい、これをきっかけに帰る。今日の水遊びの水着なども一緒に洗濯。おやつを食べながらいつものお友達と連絡をとると近くの公園で遊んでいるというので洗濯が終わってから向かう。知らない子も交えて色々して遊び。明るくて感覚がおかしくなるけど時間はもう5時過ぎ。明日もあるんだし帰ろうということで、ファミマで荷物受け取りと、子にフラッペを買おうとマシーンのミルクも万端なことを確認したけど今度はカルピス味が品切れ。珍しくイチゴを頑なに拒否して普通のラムネアイスを買う。買い物していないからある物でご飯。挽肉のミソ炒め、ズッキーニとナスの焼きもの、フルーツトマト、かぼちゃの煮付け、揚げ玉と素麺。せめてものつもりで流し素麺マシーンを稼働させるが、後片付けまで考えるとうんざり。体調も悪い。なのに夫が今日も帰らないことに、またこっそり満喫しているのではないかと苛々する。Amazonで買った子の髪を切るためのハサミセットはコームが入っておらず返品に。集荷をしてもらうにあたり夫にも確認の連絡をとるとすぐに返信がくる。なにしてるのかと問うと、疲れたから家の前で座ってる、涼しい、とかまた。どこまで人に気遣いがないんだ。私も疲れてるんだけど。それでも流し素麺とかしてるんだけど。そうLINEを送りつけて当て付けのように素麺マシーンは一番最後まで片付けないでいた。

 

 

 

7/16

早寝した分早起きにはなるけど、朝は全く落ち着かない。喉の調子はなぜか良くなって、体調もそんな悪い感じはない。夫の何から何までイラついてたしPMSだったのかもしれない。

予報通りにきっぱり、これまでのような不安定な空とおさらば。終園日の今日、仲良くしていた子が引っ越しでさよならになる。数日前から手紙を書いていて、昨夜は夫と折り紙をジャバラにしてリボンを作っていた。今朝は朝から別のお絵描きに夢中になって支度をするのも遅くなっていた。急いで自転車に乗りながら、そういえばアオちゃんのお手紙持ってきたの?というとハッとして、忘れた!と慌てだす。だから早く準備してってあれだけ言ったのにー、と呆れてみせる。お父さんに、お父さんに持ってきてもらおうよぅ、と多分無理とわかりながら小さな声で言う。ダメダメ。お願い、取りに戻ろう、とやっぱり小さな声で訴える。無理無理、もう家出るのも遅かったから。と言いながら帰りに私が持っていくか、と考えていたら、駅前の通りに出てきた頃には涙で顔をぐちゃぐちゃにして、取りに帰りたい〜と嘆いていた。帰り持って行くからさ、と最終手段をバラして落ち着かせる。園門で迎える先生に泣き顔を突っ込まれて子は黙ったまま入っていって、姿が見えなくなって私が説明すると、笑いながら先生も帰りに持ってきてもらうしかないわねと言った。委員会の委員長を呼び止める。今日の帰りは私達の委員会事案の保護者の絵本貸出がある。毎週末子ども達が借りてくる絵本は2冊、長期休みの前は4冊、子ども達が保育時間に自分で決めて、降園時に希望する保護者も自分で選んで絵本を借りられるのだ。その指揮を取り管理するのが私達の委員会。この暑さでは予定していた待機場所ではキツいんじゃないかという相談など。委員長は荷物を下ろしたりするために早く来ると言っていて、それなら私も預かり保育の予約を入れるのに早く来るわ、いま混んでるし、と話すと、もう預かりいっぱいになってきてるから早い方がいいよ!と教えられて、慌てて予約に駆け込む。今朝スケジュールを組み立てておいてよかった。記名欄をはみ出してまでびっしり名前が書かれているなか、こちらも押し込んで書き連ねる。

お迎え時間、本当に暑い。背中を汗が流れ落ちていく。日陰のない園庭。出てきた子にアオちゃんへの手紙を無事さっさと渡し、子はアオちゃんの元へ飛んでいき精一杯のお別れをしていた。クラスの皆で記念撮影。絵本を借りる人は中に入る。毎週図書館に行くし貸出はしなくていいと私は思っていたけど係としてそこにいたら子が借りる気になってしまって保育室に入ってみる。せっかくだから図書館の二週間の貸出では読み切れないような分厚い児童書を借りることにした。ひとつは子がおすすめしてきた「かえるのエルタ」保育時間に最近先生が読んでくれていたらしかった。他2冊も適当に取って決めた割にはなかなか良いものを選べたと思う。エルタと同じく中川李枝子の「森のおばけ」と、瀬田貞二の訳というのが決め手で「世界のむかしばなし」借りて良かった。委員の私達が園を出る頃にはもう誰もいなくなっていて、残ったメンツには公園に誘い合うような子もなく、すんなり帰れることになって拍子抜け。が、お昼ごはんにはモスバーガーを買いたいと譲らずモスに寄る。確かにこの暑い昼間から調理する気にはなれないし一時間後くらいにはプラザに行く予定になっていた。今日は工作タイムがあってうちわ作りをする。いつもこうした催しがある時、開始30分前の受付開始時間には定員数に達してしまうことから少し早めに行くつもりだ。モスでテイクアウトを待っていると園の先生二人がやってきた。今日はお弁当時間がないんだからそれはその辺の勤め人のお昼休憩と同じなわけだけど、子は園の外で先生に会うことに異常に驚いて物珍しそうにチラチラ見るものだから、なんかこう暑い日はモスの気分になりますよねーと声かけてフォローする。私は買ってないんだけど。帰り際に担任の先生に子が話しかけて、先生が一学期に飼いはじめた猫の写真を見せてもらう。日々クラスに猫の成長を話したり、猫飼いの先輩として我が子には直接色々聞いてきているらしかった。キレイなミルクティー色のスコティッシュホールド。こんな立派な猫どうしたんですかと聞くと、島忠に買い物に行った時に一目惚れして買ったと話した。その瞬間には島忠のショーケースが頭に浮かんで、一目惚れしてって値段じゃないよなぁということしか考えられなかった。元々飼いたい気持ちがあったのだろうと思いたい。

帰って大量の荷物をおろして整理してるともう一時になる。子はモスバーガーを食べて私は残った素麺をすする。子の借りてきた4冊の絵本のなかにミッケがあって、普段ミッケは人気で競争率高いのに長期手元においておけるこのタイミングでゲットできるとは驚き。2時過ぎに自転車でプラザへ。着くと明らかに自転車が少なくひっそりとしている。中もうちわ作製には程遠い小さな子がちらほらいる限り。やっぱりこのプラザに普段いる幼児はコロナが出た幼稚園の子ばかりだった。みんなきちんと自粛しているのが分かる。ようやく知ってる園児の子がひとり来て、あとは仲良しのお友達をリボンをしながら待つ。今日は間に合うか分からないなと言っていた友達にも人が少ないからやれるよとお知らせして、最後まで知ってる子ばかりでゆったり遊べた。

OKで買い物して帰り。こんな夕方でもやっぱり前より買い物しやすくなったような感じ。近所のママに久しぶりに会う。一学年上の子も小学生になってめっきり会わなくなっていた。生活リズムが変わるんだなと思う。帰ってとうもろこしの箱、忘れてた。実家がまた農家手配で送ってきたのだった。とうもろこし12本も、親は冷凍しておけばいいのよと言っていたけど、小さな虫がついた皮むきだけでうんざり。お裾分けは必須、でもこの暑さのなかまた出て行くのもしんどい、隣りのばあさんはどうかなと話していたら夫が今出る時に隣り持っていくといってくれた。台所は2つの鍋でグツグツしてモワッとしている。夫に3本持たせて私は1本剥きながら玄関から顔を出して隣りをみると、夫が食べます?と聞きながら差し出すとうもろこしに、ばあさんは悪いわよぅ食べるけどとのこと、こないだメロンは食べないからと断られたのだ。それはよかったと言って剥いてた1本も放りこむ。助かりましたと言って夫は下へ降りて行き私は家に入る。これで今全部茹できれる。もう空腹に耐えられず即食べたくてOKで買ってきた惣菜に、いつものフルーツトマト、ブロッコリー、かぼちゃ、そしてこれで満腹にするつもりの量のとうもろこし、で夕飯。こんな日に限って夫が、かつやのチキンカツ丼とマンゴーツリーのガパオのコラボメニューを食べる?とお知らせしてくる。今日はもう無理、お風呂に入ると返信。明日から夏休み。景気づけに今日はバスボールを入れる。夏休み。明日の明日の明日も休みだよ〜と言って、子がやったー!と喜ぶ。思わずあの歌を歌う。

夏休みはやっぱり短い

やりたい事が目の前にありすぎて

今日までまだ誰も知らない

まぶしい時を僕が君に見せてあげる

えー?短いの?と子。やりたいこと考えておこう、そうじゃないと何もしないで終わっちゃうよと話す。雰囲気でサマーウォーズを観たがるけど絶対子にはまだ早い。無理してまで観るような時間じゃない。ダメだというと録画して!と言って夫が対応したけど先週のバケモノの子も同じ流れで録画して結局観てない。とにかく、明後日の神楽の本番という山場を越えないと落ち着かない。布団の上がまだ一番気兼ねなく動けるからいつも練習は寝る前になってしまう。練習して絵本を読んで寝る。子が自分が借りた絵本よりかえるのエルタを読みたがる。読みながら驚く、ところどころポニョっぽい。園と施設とでポニョを隠したり見せたりするところ。けっこうまんまじゃないかな、「くみこちゃん」も出てくるし、なにこれすごい。あとで調べてみようと思う。長いから一気には読めず。子は途中に紐のしおりをする行為も好きで、すんなり絵本をやめられる。今シーズン観るかなというつもりのドラマ「家族募集します」は今日第二話。慌てて初回をTVerで観ようとすると終了までの時間が記されていない。そういえば太賀がコロナ陽性でどうなってるんだろうと思ったら第三話は少し先になるようだった。生々しく伝わる。とはいえ一ヶ月で続きの放送ができるほど、それまでにコロナから復活する見込みがあるんだ?私が思うコロナの恐怖とノリが違くて困惑もする。だれにしても軽症ならよいんだけど、自分がなった時を想像したらそんなんで済むわけがないとしか考えられない。

2021年7月12日〜7月14日

7/12

今日は忙しい半日になる。委員会作業、お迎え、面談。朝出てからそれまで家に帰れない。委員会ひとつやるにも沢山の荷物を階段を登り降りして母達が使える部屋まで運ばなければならない。そして保育室で絵本片付け。終始汗だく。迎え入れる時間には空腹、でもすぐに面談だし公園で軽くおにぎり。子はコンビニのおにぎりすら一個食べきらずに水遊びに駆け出す。水のなかでサンダルを投げ合いっこしたり珍しく女の子達が開放的な遊びをしている。男の子達は水着になってその周りで水のかけ合いっこ。蝉が鳴いて完全なる夏。面談の時間がきて園に戻る。面談の間子どもは預かり保育の子と一緒におもちゃで好きに遊んで待てる。前の人が押していると思ったら自分も押してしまう。時間が分からないと切り上げるタイミングも分からない。先生は年少の頃はまだいなかったから、子が何周かしてまた遊びだした子のことを、最近ようやくその子なんかとも遊ぶようになって、みたいなことを言っているのが気になって、入園の頃からの流れを説明すると、そういうことだったんですねと先生は意外そうにメモしていた。5年生きていると歴史もある。終了して荷物を置きに帰るだけですぐに家を出る。今日はお友達と駄菓子屋にあるブルーシールアイスを食べに行こうかとすでに打ち合わせてあった。駄菓子でデコる食べ方をおすすめされているのをみてから、いつか一緒にやりにいこうと話していたのだけど、タイミングといい暑さといい、まさに今日がアイス日和だった。ほぼ同時に到着。もう小学生がいてまぁまぁ混んでいた。駄菓子を買ってからアイス。駄菓子は子に任せて好きなだけ選ばせても120円とか。店内で食べさせてこの後はプラザへ行く。店を出るとパラパラ雨が降り出してきて、現地集合で分かれて先に走り出す。ギリギリ雨が強くなる前にプラザに駆け込む。子は早速リボン。ママ友は一度帰って洗濯物を取り込み歩きで遅れてやってきて、雨強くなってきていたとのこと。他のお友達も来ていて皆んなで今年も祭りがないねという不満話。真っ盛りががっつり宣言期間になったからどう考えても期待できない。元々秋にやっていたような催しはどうにかなるといいけど開催したらしたで、これまで我慢していた人達がそこに集中しちゃうだろうからそれもしんどいよねと絶望的。そういえば今日から宣言なんだもんねと傍観の他人事でしかなくて、そんな程度の政策になんの意味があるんだか。子ども達はいつも通り全力で最後まで遊び、出る頃には雨はパラパラでそのままオオゼキまで。今日はチラシを渡されていた特売日。子が鮭の切り身を買うのを楽しみにしていた。野菜も八百屋に行かなくて済みそうなくらいには安くて助かった。帰ってすぐに冷凍できる野菜は切り分けて冷凍したり調理してやっつける。野菜室無し小さい冷蔵庫は保存に困る。したくなくても毎日の買い物になってしまう。この家だとスペース的に冷蔵庫のサイズはこれでマックスだと思うのだけど、下階のファミリーはパルシステムをやっていて、いつも玄関脇にデンと一人暮らしの冷蔵庫サイズくらいの荷物が届いているけどどうしてるんだろうか。

夜は起き上がってテレビみながらアイス。夫はいなかったのか寝ていたのか記憶にもない。帰ってきて鮭を食べていたことは覚えてる。寝ている部屋にはまだ網戸はつけられなくて、エアコンの除湿か扇風機か、うまくやり繰りできずに不快感で夜中から朝まで5回くらい目覚めては設定しなおす。

 


7/13

送りのあとコーヒーを買いにOKへ。環七渡って高円寺、大きなバイクの前に子どもを乗せて登園していくお父さんとすれ違い。その先の横断歩道にはツノ生えたヘルメットのおじさん。東南アジアみたいな光景。いつも遊ぶママ達とバッタリ。軽く会話。OKの会計、現金でないと会員割引にならない以前のスタイルに戻ってレジの混み合いが減りスムーズになったような。たまたまなのか客離れしたか百戦錬磨のスタッフは現金の方が早いのか。今日の作業的に昼前から夫が出て行きようやくマイペースに物事を進められる時間。掃除やこの日々のことを書き連ねたり今度の仕事の作業など。

家を早く出て買い物に行きたいとこなんかもあったけどせっかく自分時間だからそこには費やさず、子を迎えてからやれることは後回しに。久しぶりにお友達と公園遊びをしたがったけど雲行きが怪しい。行きかけたところでやめて解散。ローカル100円ショップに寄り道。黒赤のゴム、パッチンなどやっぱりイメージのものは無し。帰っておやつ、30分以上だらだら食べてるから腹立ってきて神楽の練習。出来るようになると楽しい気持ちにもなってくれた。思い出して区のワクチン接種予約サイトを明日に備えてみてみる。最寄りのエリアが全滅。これは明日になって増えるのか問い合わせてみると、いつどこにどれだけ供給されるか未定でなんとも言えない、との回答。接種後は用心したほうが良いというなら近くで打ちたいのに杉並の端から端まで移動することになるかもしれないってこと?不満な驚きをぶつけると鉄壁の心ない対応が少し崩れて萎縮していた。世間ではこの年齢層の感染が増加していると言われているのに、杉並区はなんでその世代が皺寄せ食わなきゃならないのか、とも突っ込むと完全に電話の向こうは汗を拭き拭き恐縮している様が目に浮かぶ。とにかく、このエリアが全滅だから投下するように言ってくれと伝える。貴重なご意見として共有していきますと珍しくこちらの話に聞く耳を持った気がする。今日の今日こんな状態で明日どうなるんだろう。空模様のわりになかなか降らない。と思っていたらちょうどよくママ友からプラザに行くとの知らせ。自転車で出る。最近また自転車ばあさんが奥に停めてるもう一台を使っているようだ。なんのために使い分けてるんだか。プラザに着いたら今日も今日とてまずリボン。毎日少しずつやるんだとか言っていて完全なる部活。せっかく友達がいるのにそればかりで時間無くなるよと言ったらハッとしたように2階へ。乗り物で少し遊んだ後ボール遊びへ。サッカーのようにして遊ぶ。友達がその子の普段の遊び方や運動神経を見る限りで思ったより上手で驚いているとお父さんに教えてもらったんだと言う。そうだよねやっぱりお父さんがそうして体動かす遊び教えてくれるんだよね、としみじみする。本当に、うちの夫は子を可愛がるわりに遊びに付き合わないよなぁと思う。お金を払っていれば充分といった感じなのだろうか。確かにそれは大事だし有り難いことだけど。本人がそれで満足ならいいか、それしか出来ないのかもしれないし。そんな時間をとれないくらいお金稼ぐために忙しいんだよこっちは!とキレられてしまったらもう何にも言えなくなる。どこまで介入したらいいだろう。子ども達は汗で頭を光らせながら生き生きしていた。我が子がボールを使ってこんなに動くのは新鮮だった。いつも通り友達の家の前まで歩いてお別れ、オオゼキに寄って帰る。スーパーに自転車を停めたら今日はいいとというのに子はスタスタ八百屋に向かう。今日のお買い得品として目の前にででんと置かれたプラムを食べてみたいというので買うことに。ついでにフルーツトマトも買う。オオゼキ、今はあるけど安ければ買い置きしておこうかと麺つゆをみると今月一か月のお買い得品。さすが夏、気がきいてる。いま必要なものだけ買う。駐輪場にいたら近くに住むクラスの子のパパが前からやってきた。近づくなり子のTシャツを指差して、「いいねこれ、どっかで見たことあるなぁ、現美?」とカメラマンのパパはアートに目ざとく、子のTシャツとは途中でやめるのこと。本当にこの初期の丸Tシャツは評判がいい。売り物として現美にもあるんだったか曖昧だけどいまはファッションインジャパンでも取り上げられてる、と簡単に話す。いいわぁと言いながらスーパーに入っていった。うちは今夜は残りのカレー。汗もかいたし先にお風呂。そうして食べて遊んで夜になると、なんかベタつくようなやっぱりもう一度さっぱりしたい気持ち。さらに寝る前の神楽。本当に舞台でできるのか怪しい動き。絵本は明日返すものから2冊。寝かしつけながら自分も寝てしまう。

 

 

 

7/14

昨日出せなかった郵便を持って園送りのついでに郵便局へ。帰ると夫が昨日の朝も観ていた大谷翔平のオールスターのハイライトみたいなやつなんだか、今プレイしているものなんだか私にはさっぱり分からないけど、それを今日も観ていた。オリンピック以前に夏はスポーツ観戦モードがある。

なんだか喉が痛い。暮らしに影響があるほどではないけど喉の収まりが悪い。ここで何か良くないきっかけかあったら簡単に体調を崩すような感じ。立候補した仕事をやろうと思うけどいくら考えあぐねても先に進まない。この作業向いてないのかもしれない。私と同じくワクチンのことを気にしていたママ友に、いよいよ今日ですよと連絡取り合いながら時間を向かえる。とかいいながら、阿佐ヶ谷の方のクリニックで実は予約が取れることを分かっていて、それを共有してはある。区のサイトで近場が取れなくてもそこがあるから大丈夫と励ましながら正午を迎え、サイトをみるとやはり近くは全滅のまま。と思いながらいじくっているうちに突然近くの施設に予約可マークに変わって、選べる選べる。一回目から三週間ちょっと経った日付で二回目の予約を同じ場所で取れた。よかった。昨日直訴した甲斐があったんじゃないかと思っている。

そのまま図書館に行くつもりでお迎え。案の定友達と公園へ。でも今日遊ぶ人は少なくこちらの居心地は良くなく。子どもが仲良いからってその親と話していられるかといったら別。疲れてしまった、早く退散したい。ようやく図書館へ向かえる。今日のお話し会は久しぶりにボランティアの、しかも下手くそなおばあちゃん。まだ来てないママ友に「今日はハズレ」と連絡しておくがほどなくしてやって来て、メンツをみて明らかにガッカリな顔をした。何が良くないかって、話し方も悪いけど、そもそも選ぶ絵本も良くない。広い場所で多人数に読み聞かせるような話じゃない。サイズ感も同じく。自分が読み聞かせる時のことを考えてある意味参考になる。会の後はいつものママ達とワクチン予約どうだったかを報告し合う。皆んな取れてはいたけど二回目が荻窪まで行かなきゃいけないだとか一回目が8月の中旬だとか、素直に昨日から予約をはじめた人にしたら受けやすい状況とはあまりいえない。システムが甘かった以前に、供給のバランスが悪いのはどうにかならなかったのか。自分が気を引き締めればリスクを回避できる立場にある私達がこぞって早く打ちたがる必要ないと言われてしまえばそうかもしれないけど、私と共にいる子どものためには積極的な行動をとりたいわけだし、社会に存在しない自分だからってそこから我慢しなきゃならないことでもないだろう。また8月になったらワクチンが増えるという話もある。そんななか今日の東京の感染者は1149人との知らせ。よく自分が震えあがらず気を確かにこれだけ行動できているなと思う。いつかの私なら3日に一度しか外に出ていないだろう。図書館のあとはプラザへ。昨日のサッカーまがいの遊びがよっぽど楽しかったらしい。が、今日のプラザは賑わっていてすぐにはボール遊びができず。子はいつものリボンを振り回したり折り紙したり。そのうち他の子がやっていたサッカーに混じって皆んなでやれて今日もいい汗をかいていた。皆んなで帰り道、ちょうどロスアプの向こうからやってくる夫に遭遇。そのまま新宿へ向かっていった。風が気持ち良い夕方。素麺で夕飯。テレビが特別っぽい番組ばかりで、有吉の壁がやらなくて子がブーイング。夫が帰って怖い番組を観だしたら皆んなで釘付けになってしまった涼しい夜。