どうにもならない日

こんなはずじゃなかった2020年からの生きる記録

2021年10月1日〜10月3日

10/1

ほっこりした気持ちで一日を終え、元夫に伝え忘れて寝てしまったけど、昨夜は晩ごはんを皆んなで食べれて子のテンションが明らかにあがっていて嬉しかった。最近はゴミ出しも、本当はやりたいこともあるけど一人で待つのも不安だから仕方なくついて来るみたいな、どことなく無理させているところもあったけど、父親がいるからその間に私がひとりでささっと捨てにいけて、久しぶりに夜を子どもらしく過ごす姿をみた。私は、人の目がないことに慣れてきていたから若干の居心地悪さもあり。てもやっぱり子どもには家族の風景がいいなぁと思えた。私自身は人がいることに緊張したけど、子に対しての緊張感はとけて、安心できて、親がひとりで無いことの有り難みをすごい感じた。子どもがもう一人いたらチームとなってまた違ったかもしれないけど、現実私達は普段何をするにも二人きり。良い雰囲気だったなと思うと同時に、元夫に対しては、つまり自分の存在、行動にはすごい意味があることを自覚して、気まぐれで関わらないでほしいと思った。いつかの寂しさを助長させることしないほしい。継続的にやれることなのか、考えてから私達に接してもらいたい。いつか観た「家ついて行ってイイですか?」で、我が子と同じ歳の娘がいるシングルマザーが出ていた。二人で寒さむぎゅっといってシングルベッドでくっついて寝るという状況に温かな気持ちと切なさが入り混じったものだけど、それが今の我が家の姿になった。その娘はお父さんが出来るのを待っているようで、取材の男性スタッフが来たことをすごく喜んで、ママとくっつけようとしてみたり、本当に別れを惜しんでいた。こちらはそんなつもりでなくても子どもは夢みてしまったわけで、あの子にはその後もあって、父親のいない日は続くわけで。我が家もそういうことで、下手に絡んで期待をさせて裏切ることになるのは、その後も支えていくこちらの身としては心底避けたい事態だと思ってしまう。

都民の日、せっかく入場無料になったりする施設があるのに予報通りに悪天候で引きこもるしかない。子は西松屋で買ったフェアリーなワンピースが着れる気候で喜んで引きこもって遊ぶ。

元夫と顔を合わせたところで、付き合い長くなるであろう馴染みのママ友にもうちのこと話しといたよと、このことを唯一知っているいつものママ友とも知り合い同士だから、聞いてしまった者として吐き出し口になればいいしと思ってさ、と笑い話的に言うと元夫も、ごっちゃんにもよく黙ってられてるねぇと言ったら、こんなに口が固くなったのは初めてだって言ってたと笑っていた。皮肉な話だけどこれをきっかけに私達は束の間の一体感で盛り上がる。

午後イチの診察で歯科へ。飛ばされるほどの台風だったらキャンセルしようと思ってたけど案外静かに降り続けているだけ、と思ったらやっぱり外はたまにそれなりに強く風が吹く。傘の根本をグッと持ちながら歩き。歯科ではテレビがついていて、眞子さまの結婚についてワイドショーが盛り上がっている。小室さん、これまで散々なんやかんやと取り上げられてきたけど、いつも堂々とした姿をみせているし、本人同士は何年と会うことがなくてもブレずにここまで進んできたなんて、いやはや良い男だよなぁと思う。そんな他愛もないことを話し合う相手もなく、嵐の二人の結婚についても話題にできなかった。そうして油断した自分を解放する場がないまま生きていると、いちいち心が尖ってしまうことはあるなと思う。冷笑してないと自分を保てない。もうユーモアの意味で笑っていられない。それを表に出すか出さないかではあるけど。

帰って引き続き、今日の元夫は冗談混じりによく話す。タバコに出ていったと思ったら、玄関のドアを開けて顔を見せたままコミュニケーションを取るような姿勢で一服していた。それでいい。彼にしてみたら思い通りになっているんだから、常に余裕をもって接してくれていないとおかしい。といったところで、雨も弱まってきたし住民票の移動手続きをしに区役所に行ってくるとのこと。ドーナツ食べる?買っくる?と、区役所の脇にはミスドがあるのだけど、そのちょっとした土産を気にしてくれる感じが懐かしい。でもお断り。今は私の方が区役所に通ってる。もう区役所に対するミスドもなんとも思わない。

元夫がいよいよ新居を契約するというようになった9月から、そういえば毎日入浴するなんてそれは恵まれた家なだけでうちに毎日は必要ないと思うようになって、ほとんどの日をシャワーだけで済ますようになった。脱衣所の電気もつけないで、温かな状況を避けるべく質素に生きるようになっている。

夜中、ふと男女の関係について兼ねてからの持論をあらためて思い出した。高身長な女性はそれだけで男性と対等にいられるというもの。自分は体格に差がなければ男性に対して卑屈になる場面も少なかったはずなのにと思う。「同じくらいの身長の人とは仲良くなりやすい、目線が同じだと見えてる世界が同じだから。」と昔聞いたことがある。そんな感じで、異性だろうと身長が同じくらいならば出来ることも男女差があまりなく付き合いやすいわけで、とくに元夫はそのカラクリには気づかずに錯覚しているような気がしてどうも引っかかっていた。それをあらためて元夫に話すと、そんなふうに思ったことはないけど背が低い女性がそれを逆手にとって人に頼り過ぎなんじゃないのかというようなことを言われて、性差別なのか身長差問題なのか決着がつかない夜。

 

 

 

10/2

少し前に実家から届いた新米をようやく炊いた。すると子が朝からごはん3杯。やはりそれだけ新米はひと味違う。

今日はマミコさんのいる原宿の店でやるミツイさんのフレグランス販売会に行く予定と、ネットで話題のセリアのおままごと玩具を探しに吉祥寺へ行くことになっている。吉祥寺から原宿の移動、本当に大丈夫だろうか。子はこないだ買ったリュックを背負っていくんだとお出かけに張り切っていた。長時間出かけることになるから高架下の駐輪場に自転車を停めた。10月というのに半袖でちょうどいいくらい暑い。吉祥寺のセリアを二件行っても探してる玩具は無かった。地方の品揃えにはかなわない。確かな商品がわかれば注文することはできるけど需要にもよるとのことだった。とりあえず今日のところはコーラ瓶型のスライムでお茶を濁して退散。原宿へ。駅で何か手土産を買おうと思っていたのに忘れて電車に乗ってしまったし、吉祥寺でセリア以外どこも見れなかったから原宿で何か見繕いたい。とはいえ去年は休業中や空き店舗が増えたという原宿、どんなことになっているのかと心配もしながら恐る恐る原宿に降り立つと、同じように歩く人の波、竹下通りの活気。かつてほどではないけど一見知った原宿らしさはちゃんと復活していて安心した。インバウンドが盛んになる前はこれくらいだったと思う。私には懐かしさのある風景だった。でも高円寺のように生活が共にある街とはまた違ったテンションの作られた賑わいには哀愁を感じで切なくなったりもするから直視できない自分でもある。感情に蓋をして安定の39マートがある建物へ。自分達と同じように小学生くらいまでの子連れがわんさかいて少しホッとしてしまう。おやつを買ったりガチャガチャをみるとネットで見て気になっていたハムスターの小さなマスコットを見つけてやってみる。ガチャガチャなんて地元の中野にこれでもかというだけあるものだけど、相変わらず原宿は子どもに分かりやすくできている。今年のはじめだったか、プラネットグミというのが若い子の間で流行ってテレビのエンタメニュースでも話題になっていたけど、まだ流行っていたらしく、またはハロウィンを前に再度盛り上がってきたものなのか、「入荷が遅れていてすみません」といったような貼り紙をみる。こちらはさて帰ろうと一階にあがったすぐの店で人だかり。何だろうと覗くと、その話題のプラネットグミが一個売りされていて飛ぶ様に売れていく。慌てて私達も2個手に取り会計に並ぶ。一個220円となかなかギョッとする値段だけどもうそれを受け入れられるような雰囲気ではあった。一時期のマスク売りのような状態で、普段はピアスを売っている店らしいけど、ハロウィンに合わせたような輸入菓子で店先にコーナーを設けていて、正規ルートでは無い感がプンプンだった。祭りのようにこのブームに乗っかっていくのも原宿にきてしまえばそんなものだと思えた。すぐに写真を撮って元夫に送ると喜んでくれた。あとはひたすら奥原宿というのか、マミコさんのいる店まで歩く。帰りも同じだけ歩かなくてはいけないのに、たまに走りながら先へ行く子が少し心配になる。それこそ私が一人だったらしんどく思うような距離だったから心強くもある。久しぶりのマミコさんとミツイさん。ホッとする。数年前、ミツイさん所蔵の児童書をいくつか我が子に譲ってくれて、その絵本のなかからカロリーヌシリーズを気に入って今よく読んでいるから、それをくれた人に会えるんだよと言ってあったから子も喜んでくれていた。ミントのフロートを頼んで私はミツイさんの案内を受けていると、マミコさんは子のためにチョコアイスを別盛りしてくれていた。子は静かに自分の持ってきたものをコチャコチャ触ったりしながら、ひと時の大人時間を楽しんでくれて、ゆっくりお喋りは出来なかったけど皆んなに会えて良い時間だった。帰りはラフォーレ前からIKEAに寄って帰るつもり。ケバブ屋あたりで目につくハットクを食べたがるけど拒否していると結局クレープを食べることになってしまった。さっきアイスも食べたのに。ラフォーレ脇のクレープ屋で買って裏道で食べ歩き。でも教えたわけでもなく教科書通りのような原宿を体験していて少女としてそれも正しいよなと思ったり。IKEAで通り過ぎるようにフリーザーパックとクッキーを買い電車に乗る。山手線は混んでいたけど総武線はゆったり。もうちょっとした電車の混み具合も気にならない生活にはなっている。高円寺に着いたら暗くなっていて、夕飯はハッピーセットということになった。冒険だという一日の締めにごっちゃんのところへ行くというので回っていくと元夫もいて子と二人今日の報告をする。ごっちゃんにも原宿は古着屋の表の安売り箱の価格設定がもう違うねーという話をする。わいわい楽しく話せて私も満足して家に帰り着くと雷を伴った雨。ビカビカ光る。ギリギリセーフで充実した一日をやりきれた。

 

 

 

10/3

昨日食べそびれたハットグがどうしても食べたい様子。朝からどこか近場にないものかと検索しまくるも全く情報なし。吉祥寺にあった店も閉めたようだし、中野で働く友人に聞くもやっぱりありそうで無い。新大久保まで行くのも休日の今日は気が重い。無理。中通りインドカレーを食べる提案をしてどうにか諦めてもらった。午後一時を回った店でゆったりとごはん。向かいの店に停めてある自転車だけが気がかり。二人で満腹に食べて怠い。中野の図書館まで行くことにした。途中の線路の上にある歩道橋を指差して、ここは電車好きの子どものスポットなんだよね、めーちゃんも小さい頃散歩に来たなぁとか話すと、自分もいま上がると言い出したから自転車を路肩に停めて歩道橋にあがる。向こう側の階段からは我が子より小さい男の子を連れた家族が同じように電車を満喫しに来ていて、ほらねやっぱりここは電車を楽しむスポットだったでしょと証明ができた。そうと分かれば子も張り切って、あっちだこっちだ次はこっちだ!と電車が通る線路側に移動しては過ぎていく電車を忙しなく追う。あちらの男の子は本当に電車が好きみたいで、お父さんと過ぎて行く電車に手を振っていた。これまで当たり前に見てきた光景で何とも思わなかったけど、それは人が羨むような特別なことですよ、あなたも家族も素晴らしい、その時間を大事にして!と絶賛したくなる気持ちになる。父親が不在になると不満なのに、逆に三人で行動することに煩わしさを感じたり、なんとなくそうなっていることがいつも気に入らなくて、自分はどうしたかったんだろうと思う。今なら、父親がいて私がいて、子と三人でサイゼリヤに行って他愛もない話をしながら食事ができたら最高に楽しめるのにと素直に思う。歩道橋から降りて図書館へ向かう駅前で久しぶりにビッグイシューの販売員さんに遭遇。自転車に跨ったまま、バックナンバーのジン特集の号を欲しいですというと、きれいにファイリングされた中から丁寧に取り出して手渡してくれた。かこさとしのやつもありましたよね〜?と聞くとサッと教えてくれて、販売員さんは中身もしっかり頭に入っているのだなと恐れ入った。

図書館はわりと混み合っていて、並んで座れるテーブルは今日も空いてなくて、端っこの椅子に二人で腰掛けて二冊ほど読んで退散。郵便局で発送もして今日はやり切った。

が、帰って暗くなってきた夕方、こないだ見たキッズVANSがどうしても気になって資源ゴミを出すついでに子も今回はすんなりついてきてくれたから商店街に繰り出す。玄関先で下に住むファミリーの帰宅に出くわした。お母さんは切り花を持っていて、共働きしてこうして休息の時間も共有しているのは健康的なものだよなとしみじみする。家族と対等な気持ちでいられなかった自分を恨めしく思う。

ABCマート。店頭のキッズVANSに目を向けただけで店員さんが察してやってきて、もうサイズがないんですよねーと声をかけてくれる。こないだから気になってたんですけどね、と言うと、これは本当にお買い得です、今までこんなに安かったことないと思います、自分も買っちゃいましたもん、と言うから、え!大人もあったんですか?とキョロキョロしたら。あ、いや子どもにです、すみません、と言われて、この若々しい店員さんに家族がある発想がなかった。ここにも、幼い子がいても日曜に働くお父さんはいるものなんだなぁと、どこかで休日のワンオペ育児をしているママを思ってなんだか気持ちが軽くなる。お父さん店員さんは心の底からおすすめしてくれたけど、もう定番カラーのスリッポンは小さい小さいサイズしかなかった。その後はドラッグストアやスーパー、一発目に見たものが一番安かったのにすぐには判断できず次のスーパーで価格帯を知り、でも戻らないで他で同じだけ安く手に入れられないかあちこちしたのち結局はじめのドラッグストアに行くという愚行。貧乏性は時間があるだけ無駄が多いなとあらためて自分が情けなくなる。

2021年9月27日〜9月30日

9/27

園送りの後、珍しく元夫が私の前で朝ごはんを食べているから小学校の話をする。前のマンションで仲良くなった同学年の子の母が学校を迷っていると昨日連絡をくれた。というのも最近その子が敏感症になっているとのことで、どうケアをしたらいいものかと困っていて、これまでは学区外の学校の方が近いから越境することだけ考えていたけど、うちと同じ小規模校も視野に入れ出したという話。元夫は、スポーツをして頭も身体も疲れさせてしまうと変わるかもしれないと答えてきた。きちんと悩みや相談が含まれる話にはふーんというだけでは終わらない元夫だけど、そういえばあらゆる話に感情の受け答えはないから、こうしてテーマがないと会話にならないんだなと思う。正直付き合いが難しいから自分のために今のように距離をとれてこれでよかったのかなと思う場面はよくある。かといって、他の誰かに替えがきくわけでもないから私が話を向ける先がない苦しさは変わらない。

今日はサンリオ展に行くから公園で遊べないということは言っていて、予想通り子も楽しみにしているから遊べないことに納得していた。まっすぐ帰ってトーストの昼ごはん。元夫が自宅作業をするなか私達は家を出る。久しぶりに子どもと地下鉄。ヒルズ直結の駅で外に出ると、子どももいつもと違う都会を感じて、こういうの久しぶりだねと言って興奮していた。バレンシアガと書かれたTシャツを着る人が歩いていて六本木だなぁと思う。サンリオ展は小規模ながら内容が充実していて嬉しくなる。80年代に生まれたコミカルな絵のキャラクターは漫才ブームの影響もあったと書かれていて、サンリオでなくても世にファンシーなイラストで溢れていたことも説明されていたり、マロンクリームも当時流行していたオリーブ少女を意識して生まれたとか、いま知るからこそ楽しい情報が満載。なかでも、「カワイイ」以前、サンリオは「メルヘン」と呼んでいたという主張が最高だと思った。図録を買う。いずれ欲しいと思った時にもサンリオのものは値崩れしないことが分かったから今のうちに。グッズはこれというものはないけど何か買わないと気がすまない子が、いちご新聞デザインのマグネット付スタンドフレームを買う。どのデザインが出るかわからない仕様だけどそれを欲しがり、ポチャッコ表紙デザインのものが出てそれなりに喜ぶ。私は確実なものが欲しい子どもだったから我が子の勝負師っぷりが怖くもなる。外を少し散歩。ひたすら子がお出かけを楽しんでくれてよかった。スイーツ食べたりティータイムもしたがっていたけど、さすがにこんなところでそこまではさすがに無理。外のベンチで持参した飴を舐めたりして六本木をあとにする。そのままプラザに遊びに行くかと思っているとちょうどママ友からも連絡がはいって、タイミングいいのに子は今日は家で遊びたいとのこと。家族がこんな状況になってから元夫が作業をしているなか家にいるのは苦痛でもある。まだ仕事をしているかと連絡を入れると、あちらもそう思っているのか、もうすぐ終わるとのこと。今日は家で遊ぶとのことだからと断りを入れて家に帰る。途中のバス停に一学期で園をやめて引っ越ししたお友達の姿が。今日は遊びに来ていたとのこと。さなえちゃん痩せた?!と驚き続けていて、もう普通に食べれていると思っていたけど久しぶりに会うと違いは明らからしかった。

私が仕事を探している今、所属している区の仕事の事務局でも雑務のアルバイトを募集しだして、せっかくだから応募していた。これで決まれば話が早いと少し期待していたけれど、応募は多かったらしく一番家が近い人にしました、との返信があり。阿佐ヶ谷まで通うってどうなのかなと迷いがありつつだったけどダメとなるとやっぱりがっかり。

夜ゴミ捨てついでの散歩。この時間を子が意外と楽しみにしているけど季節的にいつまでこうしてゴミ捨てできることか。わざわざ上着を着て出なきゃいけなくなったら、子には一人で待てるようになってもらわなくてはと思う。

 

 

 

9/28

登園後、委員会の委員長と二人で作業。彼女とは未就園児の頃からの付き合いで同じ幼稚園になり仕事の紹介もしてもらったし、小学校も一緒になる。これはこの先も付き合いが長くなるだろうと離婚のことを話す。いつも豪快なタイプのこの人が弱々しくなって明らかにショックを受けていて、話を聞いてくれながらうっすら涙ぐんでいるのがわかった。こうして皆んなが泣いてくれるだけ私は気丈に振る舞える。ありがたかった。秘密を共有させてしまって、苦しくなったらあの私の仲良しママが知ってることだからあの人に吐き出してねと言って私は笑い話にしておいた。それでも彼女はしんみりとしたまま、困るようなことがあったらなんでも言ってと添えてくれた。

帰って久しぶりにコーヒーメーカーでコーヒーを飲んでみる。この前新しいスチールラックにセッティングした時に中を開けたらフィルターだとかポットだとがカビていて驚愕した。家庭のなかのゴタゴタでコーヒーを淹れる余裕なんてもないひと夏だったのだ。それらの清掃も終わり久しぶりに淹れたコーヒーは苦くて驚いた。

お迎えの後いつもの公園。みーちゃんは風邪を引いて休んだあとの病み上がりだから帰っていって、わりと珍しい組み合わせで薄暗くなる5時までよく遊んだ。一人は幼稚園児の頃を私達も知っている小学生の兄弟がいるから、親は就学についてを熱心に話し込んだ。小学生になると周りが見えるようになってきて段々と自分とその他の距離感を使い分けられるようになるということ。例えば今は見境なくそこにいる人間同士でワーっと遊べているのが、自分はこっちのチームだからそっちとは連めない、といった棲み分けをする。私はぼんやり家庭内に当てはめて考えてみた。今は子がお父さんをそのまま受け入れているけど、そのうち何か違うと気がついて距離をとったり、それが捻くれた方向に影響したりするのかなと思うと暗い気持ちになる。ただでさえ成長が見えないところにイレギュラーな試練が常に傍らにあっていちいち辛い。

帰ってからのおやつに水色の綿あめを食べて口を真っ青にしていたから写真を撮って元夫に送る。彼は帰るとその情報を頼りに子とコミュニケーションをとる。寝る前、子の方からお父さんにおやすみのキスをしたらしく私のところへ来て、お父さんもうすぐいなくなるから、してあげてもいいかなぁと思ってチューした、と言ってきた。子どもが大人の都合を分かって認めて前向きなことに驚く。離婚だ別居だと話にならないほどに揉めていた頃は、これから自分が幼稚園で工作作ってきてもお父さんに見せられないのかと泣いた子。年長の一学期まで、お父さーん!と、家にいてもいなくてもまずお父さんと呼びながら帰って来ていたことがもはや懐かしい。殺伐とした家庭のひと夏が過ぎて、期待することは自然となくなったのか、今は居ても呼びかけもしないし寝ている元夫のことを朝出る時になってチラリと横目で見るだけで起こすこともない。以前のようにお父さんに教えよう見せようという言葉は減り、居ないものとして過ごせている気がする。それは辛く悲しいことだけど現実に順応しているわけで、それなのに私は、そんな子どもをいつまでも盾にして受け入れようとしていない。

今シーズン観ていたドラマは皮肉にも「家族募集します」最終話をティーバーで観る。後半でみんなの家にやってきた小学生の女の子とお父さん。はじめはうまくいってなかった二人の関係がみんなの家を通して変わっていき、さらには元妻と三人で顔を合わせる時間にも変化があって、そこに子と元夫を重ねて涙が止まらない。こうしてやり直しがあるわけでなくてもかつての家族をお互いあたたかい目でみる日が私達にもくるのだろうか。そんな日がくるのは良いことなんだろうけど、関係を清算していることを認めているからこそだと思うと寂しいことでしかない。

 

 

 

9/29

朝の送りから今日は求職支援の面会に荻窪へ。条件に合うのがなかなか無いのよごめんなさいね、と例の自身もシングルマザーの担当の方が言ってくれたけど、そりゃそうだと思う。やっぱりパートタイムはハローワークより民間の求人サイトの方が職種は片寄っているけどあるにはある。とにかく今はコロナの影響で求人がグッと減っている時期で、これから徐々に増えていくと思うけど、学童を狙うためにとりあえず何か就労したいのであれば店先の貼り紙が一番よねという話に。ここには今こんな感じしかないのよ、とスシローと餃子の王将の求人票を出してはくれた。とりあえず今履歴書を出してあるところの様子をみながら次は10月の中頃に話し合いましょうということで終了。自分のことなのに、こんなに人の手を借りながら職探しをすることって意味あるのかなと思っていたけど心の支えにはなる。何かアクションをしたタイミングでマサコさんからも連絡が入ることも以前からよくある不思議。気にかけてくれる人がいる有り難み。少し気分が軽くなって今日は気候も良いし、ついでにタウンセブンも寄って行くことにした。キャンドゥやらミカヅキモモコやら、一人というだけで集中して見られるから判断も早くさっさと買っていく。リニューアルした西友部分もエスカレーターからこんなものかと眺めて、これといった目的もなく西松屋へ。ロンTやボトムス、あれば使えるものはあるけどいまいち手が伸びず。ガールズの冬ものワンピースはなかなか使えそうと思いながら大量の服をかき分けてみていると子が好きそうなワンピースを発見。少しハイネックのリブ素材長袖の切り返しにシフォンスカートはブルーから紫のグラデーションに細かな星が散りばめられている。一枚でキキララみたいな服。これはもう絶対に子が目を輝かせる服だし、もうワンサイズ大きければ私としても買うことも現実的。店員さんに聞いてみるとデータ上は希望のサイズが一着あることになっているけど、ただ一着というのはズレもあって絶対とは言えなくてと申し訳なさそうに言いながら一緒に探してくれる。しばらく山をかき分けて、私も半分は諦めてて店員さんにはもう大丈夫ですと伝えて他の仕事に戻ってもらい、引き続き一人で丁寧に見ていく。什器の裏には詰め過ぎてもみちくちゃになった服の吹き溜まりができていたりするから油断できない。しばらくしてさっきの店員さんは、いかがですかとわざわざ声をかけに来てくれたりして優しい。と、突然それはすぐ側にパッと現れた。同じラックを何往復と見ているはずだったのに節穴だった。探しておきながら本当にあったことに半ば驚いてしまう。レジに行きながら店員さんに報告すると、大きく呼吸をして、良かったです〜!と胸の前で小さく拍手してくれていた。良かった、良い土産ができた。早く子に見せたい。

お腹も空いたし帰ってごはん食べないとなぁと思いつつ、高円寺の商店街に求人貼り紙はないかと見ながらのろのろ自転車を走らせていると、なんと元夫が女性と歩いている。やまちゃんの彼女だ。気づけばやまちゃん抜きで二人でいるところを度々見かけてきて、こんな事態の時にまでこれ、身体中がカーッとなるけど感情を殺して何してんのー、と後ろから声をかけると、元夫が一瞬たじろぎながらあえて堂々としてみせるようにハキハキと、あぁご飯食べてた!と言ってきて、あー、私も帰って食べようっと、とだけ言い残しながら走り去ったけど身体のなかは燃え続けていた。二人で歩いてる姿を目撃するのはショック過ぎた。福祉事務所の仕事探しお手伝いが必要な立場にやられた私が、朝出て行く時は寝ていた元夫が、しっかりお昼に女性と二人でご飯なんて食べに行っていて、仕事が見つからなかった私はお腹空いたと誰もいない家に帰ってひとり食べようとしていた。自分ばかりが惨めだと思えた。去る私を呼び止めもしてくれない。ママ友とあそこのパート良さそうだねなんて話していた蕎麦屋の前で店内の様子とパート募集の貼り紙をじっと見ながら、そろそろ歩きで辿り着くだろう二人が声をかけてくるかもしれないと思っていたのに、私を無視して通り過ぎて行く二人がガラスに映る。そうか。もう徹底してそういうつもりなのか。悔しい。急いで追いかけて後ろからと回り込んで前からと、二人並んで歩いている写真を撮って無言で走り去る。私ばかり見窄らしかった。お腹空いていたはずが食べる気がしなくて、無理矢理お菓子をひとつ食べてみるけど味すらしない。気持ちがおさまらなくて元夫に連絡をする。ちょっと話し合った方がいいんじゃない?今すぐ帰ってこれないの?と言うと、いいよ行くよ、と強気。今どこ?自転車は?と言うと、まだ全然帰る気配のない道を歩いているようだったし、自転車はやまちゃんと彼女の家のところのようで、なんでそんな距離わざわざ歩いているのか、二人の時間を楽しんでいるようにしか思えなくて、もう冷静にいられなかった。5分から10分くらいして帰ってくる。歩きで来たからと言い訳。さて話をしようじゃないかと、私はノートパソコンで書き上げてあった離婚協議書を開く。目の前に元夫が話す姿勢でやって来てようやく少し落ち着く。離婚の事実に疑いになりそうなことは意識して回避するのがあなたの務めではないのか、それは前から何度も言っていたのに、元夫は全然そんなつもりじゃないから気がつかなかったと、問題な行為であることに関しては理解したようだった。こないだまで抱えていた大きな仕事の一部をごっちゃんと考えて彼女に頼んだから、そのお礼にごはんを奢ったということらしい。やっぱり、数日前に関係を怪しんでしまうような電話をしていた相手は彼女だったのだろう。取り繕って誤魔化すという時点で、そんなつもりじゃないわけでなくむしろちゃんと意識しているんじゃないかとしか思えないし、打ち上げ的なものだよというけど、三人でやった仕事なのになぜ二人だけなのとも思った。といっても町ラーメンだよ?そんな大層なものじゃない、と呆れたように言われて私はとうとう涙が溢れた。「地元ごはんは結局特別美味しいわけじゃないし」と、私と行くのはチェーン店ばかりで、そんな肩の力の抜けた日々は嫌じゃなかったけど、他の人とは他には無い店に行くのかということはショックだったし、一緒にごはんに行くことすら私にはもう叶わないのに。私は子どもと二人きりで食事するしかないのに。子どもとすら一緒にごはんを食べないお父さんが他の誰かとは食事をする現実が辛い。いいよ、ごはん食べに行くよ行こうよ、と元夫が言ってくれて、なんだそういうことはできるのかと少し気が晴れた。

呼びつけた元夫を残してお迎えに出る。今日は帰っておやつにしてから図書館に行く。セブンでスイーツを買って、自転車で走りながら、お父さんと三人でごはん食べに行くならどこがいい?と聞いてみると子は、う〜ん、と考えてから私と二人でいい、と言った。子どもからしてみたらそんなもので、それでもなんとなくいるのがお父さんなのだろう。でもデニャーズ(デニーズのこと)でもサイゼリヤでも好きなところでいいよと言うと、それなら行く〜とのことだった。元夫はファミレスにいちいち不満そうにしていたことを子は感じていたのかもしれない。子どもを連れて入れる店を自らリサーチしたり、無理してでも行きたいところなら子が気にせず居れるように子をもてなせば良いんじゃないかなという気もするけど、そこまでは考えられていなくて、それは子どもと繋がっている母である私にしかできないことだとして、私が同じような感覚でそこに労力をかける人間だったら、というところにいつしかその不満が向けられたのもあるだろうなと思う。私だって食は楽しみたいけど、自分のライフスタイルや生活水準に見合った程度でいいというのもあるし、子どもらしさに合わせていられるのも今だけだと思うと尊い時間だとすら思えたりしてる。私はそれを強いることはなかったつもりだけど相容れないと思われていたなら、なるべくしてなった我が家の崩壊かもしれない。

買ったおやつを食べて図書館。図書館からのプラザ。プラザからの公園。親の年齢が近く飾らず話せるいつもの仲間親子で遊び続ける。10月からの各値上がりについて嘆き話が尽きない。そこに元夫から連絡。皆んなの輪から抜けて隅っこで話す。ここにしようと思う、と伝えられていた家から自転車で3分くらいの距離にある部屋で契約を決めると言いきった矢先の今日のこと。もうどこにもストレートにはぶつけられないし受け止めてももらえない怒りと悔しさで今日はかなり荒れたけど、このきっかけで一緒にごはんに行けるという話にもなって少し持ち直せたところもある。そうしてまた何度目かの冷静なメッセージをしてあったところだった。ちょうど前田敦子のインタビューをみたのも影響している。離婚したから前より仲良くなったという話で、別の場所を持つことで良い関係を築けるなら、待ったなしに成長していく子どものためになるんじゃないかと希望になった。元夫は「なんかさ、本当に離婚したんだね」と、今日の私の話し方で実感したと柔らかにしみじみとするから一気に込み上げてくる。外なんだからそんな泣くような話やめてよ、と言ったけど珍しく元夫は話し続けて涙が溢れた。薄暗くなってきていて良かった。鼻を拭くふりして目にタオルを当てる。向こうの方ではママ友二人に見守られながら子ども達が無邪気に目一杯遊んでいて、この安心があるから今ゆっくりと話ができるわけで、感謝しかないこの目の前の光景も合わさって涙はしばらく止まらなかった。50分くらい話していたみたいで、もうすぐ6時の鐘がなる。少しだけねと言いながら来た公園なのに二人のママに申し訳なかった。三人良い感じに楽しそうに遊べてたよ〜と言ってくれる。ようやく帰ろうの声をかけると、子ども達はまだ遊び足りないとばかりに薄暗いなかを駆け回った。皆んなと分かれて業務スーパーで牛乳を買ってから帰る。牛乳どこで買ってる?という話にひとりのママが金曜のユータカラヤが一番安いと言っていて、このメンバーは相変わらず頼もしいなと心がほっこりした。

夕飯の後に今日買った昆布飴を我慢ならずに食べてみたら銀の詰め物が取れてしまった。口のなかに舌を這わせてどこか確認するけど、矯正ワイヤーが行き交っていて口のなかの凹凸が多く全くどこなのかわからない。かかりつけの歯科は明日休みなことに気がついて慌てて電話。どこの歯ですかと聞かれ、自分のことなのに記憶喪失の人間のように分かりません…!としか答えられず恥ずかしかったけど予約は取れた。明後日にならば空きがあるとのことだけど、以降は調整が難しい。明後日は台風といわれていて、だから皆警戒して予約が空いているのだろうか。どれほどの天候なのか、とりあえずその日の午後で予約した。都民の日で休みの子のことは仕方ない。元夫も雨ならさすがに家を出ないだろう。

その元夫が、今日の電話で無事円満に離婚ができたんだと安心したかのようだったことを思い出して夜にはまた沸々と怒りが込み上げてきた。前田のあっちゃんだからあんな余裕があるわけで、一般市民の私に円満はないだろう。

 

 

 

9/30

子の戸籍を移動させるための家庭裁判所の手続きが途中になっている。書式をダウンロードしたり収入印紙だったり準備が必要そうだったので元夫に投げていた。実働は私がやるしかないと分かっているから。元夫は新居のあれこれもあるし今日のうちにやってしまいたいということで、もう一緒に霞ヶ関家庭裁判所まで行くことにした。裁判所という重い響きに一人で行くのは正直不安で気が重かった。無言で各々駅へ向かったけど電車は一緒に乗る。元夫の方も以前とは違う関係なことを意識しているのか目の前でスマホは触らないでいて、気遣いとはそういうことだよとあらためて思った。しばらくすればたまにスマホは見ていたけれど話しかければ即座に反応して見せてくる。思えば過去、元夫は隣りにいる私は無いことになっているように常にスマホを触っている人間だった。一緒にいる時間も長くなればそんなこともありきだとは思うけど、些細な行動も積み重なれば大きな壁になっていて、私は壁の向こう側の世界を妬んで僻んで口から出てくる言葉は嫌味ばかりになっていたと思う。お互い少しの想像と気遣いがなかったのは間違いない。いまは丁寧に相手を見なければとも思えるようになった。家庭裁判所の入り口は空港のように身につけているものカゴに出して金属反応ゲートを通る。その先は役所と同じ様子で、もうすぐ手続きになるのが分かって気が緩み、書類を書く手を止めてこれまでの自分達のことについて話し合いになっていった。今まで話し合いしなさすぎということもある。外で話すのはいくらか人の目を意識して罵倒口調にはならずに話せるという利点もあり。でもいい加減とりあえず書類提出するかと窓口に行くと、午後からの対応になるので1時に居てくださいと言われてしまう。なんということか。その待つ間にやれることがあるとすると下のコンビニで収入印紙を買える。こんな一見堅苦しい場所でも動いているのは人間。地下にはファミリーマートと職員向け食堂もあって、小バックを腕に下げた女性や片方の手をポケットに突っ込みながら歩く男性など、どこのオフィスビルとも変わりない光景だった。お茶と印紙を元夫に買ってもらい、引き続き話をする。元夫は、ちょっと一本仕事の電話してきていい?と言いながら席を立ったりで、思ったよりも時間は潰れて約束の時間。この窓口に来ている人は数人いて、ここで他になんの手続きがあるのか分からないけど、赤ちゃんを前抱っこした女性が一人いたりもして、特別悲壮感があるわけでもないけど、やっぱり何か訳ありなのかなと思ったりする。担当についてくれたのは年配の女性で、隣りに元夫がいても真っ直ぐ私だけを見て戸籍移動の申し立てを進めた。途中郵便切手を買いに元夫に動いてもらったけど、これは私だけの問題なんだなとはっきり思った。今日の判決を待つとしたら二時間とかかかる。後日郵送ということにした。すでにお迎え時間ぎりぎり。なんの話をしたからだったか忘れたが、駅でまた涙が込み上げた。夫を失うことをこれだけ辛く思うのは子どもを囲んでやってきた日々があるからで、これから父親の姿が見えなくなる生活というのが子どもにどう影響するかとか、とにかく不安と焦りでいっぱいなのだけど、それと同じだけパートナーという存在は自分の支えでもあったんだなとあらためて気がついたから悔しいというのもある。共に暮らすことで一人だけでは見えない世界を無意識にでもたくさん共有してもらえていた。元夫と話さなくなっただけで世界がぐっと狭まった気がしている。涙を拭いて電車に乗って、ポツリポツリと子どもの近況などを報告する。仕事の買い出しがあると言って元夫は途中で降りていった。お迎えのあと軽く公園、帰ってお団子のおやつ。仲良しママへお知らせしながらいつもより早い時間にプラザへ行くと、イベントをやるから参加してみてと先生に誘われる。いつも折り紙を教えてくれる先生がヘッドマイクを付けて何やら本格的だと思ったら教育番組さながらの歌声。あとで聞くと先生は昔歌のお姉さんをしていたとか。地方のテレビやデパートの屋上営業など、バブル期だったから散々良い思いさせてもらいましたと話す。そんな華やかな世界を見てきた人がその後の人生をこういうところで凌いでいるんだなぁと遠い目になる。そんな先生やママ友に見せたいと、子が手作りした絵本を持ってきていて、今回の絵本はしかけ絵本仕様になっていて、これまで読んできた数々の絵本から得た知識の集大成ともいえる出来栄え。ママ友は感嘆の声をあげて褒めちぎって、本当にどんな大人になるのか楽しみだよと言ってくれる。その裏で私はこんな期待に添えるような成長を一人で支えられるのかなぁと弱気になったりもする。プラザのあとは前の家の近くのパスタ屋まで行ってホットペッパーの今日までの期間限定ポイントを使ってお弁当を200円で手に入れた。買ったはいいけど子は鯖のトマト煮のお弁当は食べたくないというので私達は作ったものを食べ、今日は霞ヶ関までご苦労さまということで元夫への土産にした。この一ヶ月ちょっと、完全に食事は分けられていて、私が炊いたお米だけは暗黙の了解で共有されていたけど、豆腐や納豆パックすらも手をつけずにわざわざ新たなものを買われていた。こちらも、持ち帰りで割れてしまったのであろう卵だけは手をつけたけど、基本相手が買ってきたバリエーションのない食材は見て見ぬふりをした。彼はひとり飯らしく調理は茹で卵と肉をタレで焼くことしかしないようだった。私達が以前はどう食事をしていたかなんてもう思い出せない。帰ると冷蔵庫にどこかでみたことあるような手作りたまごポテトサラダのお裾分け。元夫に連絡すると、前のマンションの周りで最終日の管理人さんに会って話していたら住人だったフラメンコの先生が通ってカバンから出してきてくれたんだとのこと。懐かしい。住んでる時何度かそうして頂いていた。管理人の吉田さんももう隠居にはいるからなのかテンション高かったとのことで、亡くなった父も同じ歳だというと、おぉ息子よと言って肩を組んできたらしい。元夫もどこか興奮気味で、パスタ屋のお弁当あるよと言うと、私達も夕飯の時に帰ってきて、いいの?と言いながら珍しくこちらの用意したものを、と言ってもテイクアウトのお弁当だけど、それを同じ場所で食べた。離婚の話をはじめた頃は、買ってきたものですら険しい顔して拒否してきていたのに。

前に我が家のことを打ち明けた友人が、自分も今日社会福祉事務所に相談に行ってきたとのことで、それ聞いたそれ話したとか言い合いながら、ひとり親になると与えられる権利のことで盛り上がる。医療費が無料になること、水道料金の減免、粗大ゴミ料金も免除される。年に一度のリフレッシュと称されて、ディズニーランドやピューロランドなど指定された施設に遊びに行くのは一人1500円の補助を受けられる件についてやり取りしていて、なんだか楽しくなってきた。お互い担当してくれた区の窓口の人も、この件は楽しそうに話してくれていたというのがまた面白かった。やっぱり一番人気はディズニーですね〜とか言って、でも値上がりするからどっちみち高いんですけどね〜と、これが今回発売分の価格表ですとか、向こうの人も明らかに前のめりになっていて、悲壮感なくて良かったよね〜と友人とワクワク連絡を取り合った。同時期に初潮を迎えた仲間ってくらい心強い。

2021年9月24日〜9月26日

9/24

元夫はいつも寝ている父親の記憶しかないという。仕事ばかりの人で、仕事ではちゃんとできるのにそれ以外では人と交流することができない。家では寝ているだけで、たまに家族で出掛けたとしても出先でつねに寝ていたらしい。私が出会ってからのお義父さんもそんな印象。大体寝ていて、寝ていない時はただいるだけという感じだった。そんな環境で育ったからやっぱり元夫も父親としての家族をやれない人間なんだろうなと結論付けると納得もいく。だから昨日の謝罪もこんな人間なのにうっかり結婚とか子どもを設けて巻き込んでしまって「ごめんなさい」だよね?というまとめを文字にして、あなたもそれを自分で口にして認めたらどうだろうと送信しておく。

登園後、園の支援団体から共同購入した中標津のチーズを受け取る。他の団体からの販売もあるけど見ていられない。今日は学区の小学校の説明会がある。同学区の母と後でねと別れて一度帰宅。睡眠不足はつねに体温が高い感じで怠い。テレビをつけるとちょうどサンリオ展のことが取り上げられていて、そうだこれに行きたいのだったと思い出して少し目が覚める。子連れで行きたい展示は午前保育日の月曜が理想だけど美術館系は大体月曜が休館。でもサンリオ展は六本木ヒルズ内のスペースだから月曜もいける。早速チケット購入をする。サンリオは子もいま一緒になって興味を持ってくれているから絶対喜んでいってくれるだろう。

説明会と言われて想像するより人は少ないけど、本来学区でもう決まっているものなんだから説明するまでもないはずではある。でもこの辺りは近くに学校が集まっていて少し足を伸ばして通えなくないとなると、かねてから小規模なこの学校を避けて越境する人が多い。そうして単学級となってしまっているのもあるけど、新任の校長が次年度は低学年を2クラスにしたいのだと力説してくれていた。そのつもりはあるんだと分かったし、その他学校の特色をきくと、やっぱりここで悪くないんじゃないかと思えた。一年生の合唱会の動画を見せられる。まだ幼稚園児と変わらないあどけない様子に、また選曲が良くて、一年後の子の姿を思って泣きそうになる。未就園の頃に出会った懐かしい人達も結構いて挨拶を交わす。この地に根を張ってきた痕跡。屋上や校庭と校内の見学もして昼前に帰宅。これからこんな新しいことも一人で抱えていかないといけないなんて、孤独で荷が重くて辛い、耐えられない。もう投げ出してしまおうかなと思った。全て父親のほうに託して、私が新たな人生を生きていくのはどうなのだろうか。生きていくといっても、無気力な引きこもりとなってかもしれないけど。そうして元夫に投げ出す宣言をすると、自分が迎えに行くとメッセージはくるけど、もうお迎えの時間すら分かっていない。子どものあらゆることを忘れているようだった。お迎えは2時、最近は鉄棒を頑張っていると追伸する。ひとしきり泣いて、規則的な流れから一旦逃れてどことなく落ち着けて、私も歩きで家を出た。幼稚園からの帰り道に遭遇できると思ったのにいない。連絡すると公園に来ているとのこと。よく今の状態で他ママの前に出れたものだなと、それくらいの建前はあるらしい。今日はもう帰るんだから連れてきてと強く言うと、しばらくして二人手を繋いで話しながら公園出口までやってきた。帰るよというと子がじわっと泣き出した。仕方なく三人で皆んなの方に向かう。子はみーちゃんの元に駆け出していって、他ママ達から少し離れたところで夫と話をする。黙らずに言葉を交わせばそれだけ正直な気持ちで話ができる。皆んなが帰るとなったらしく、我が子も帰る!と寄ってきた。元夫は先に歩いて帰っていって、私達は皆んなとお別れしてから自転車で帰る。途中で出会ったから一緒に帰って三人で家まで入ると、子が久しぶりだねと笑っていて私はまた涙が出た。子どもがこんな些細なことの違いに気づいて喜んでいることが悲しい。でもこれまで当たり前でしかなかったことが特別なことだと思えて、ひとつを大事にできる感覚になれているのは良いことのように思えた。当たり前の関係じゃないから彼の行動に感情を持てるようになった。そのことも素直にそのままメッセージする。こうして感情が動き続けることも事実として分かってほしい。

夏にお友達とした夏祭りの残りで分け合った線香花火をやろうと言っていて、ようやく落ち着いた気持ちで今日やることにした。花火をしている写真を元夫に送ると、しばらくしてフラフラとやってきた。ちょうど帰ってタバコを買いにいっていたらしい。最後は三人で花火をして家に帰る。子がまた三人で歩くの久しぶりだね!とはしゃいで言うから、何言ってんの〜今日帰ってくる時もそうだったでしょ〜と、あえてなんでもないことだよというようにごまかす。こうして子が気づくのは小さい今よりこれからの方が感じやすいのだろうかと思ったり、やっぱり今が完成形じゃない子を前には不安しかない。それに対して元夫は、大丈夫これからも一緒に過ごせるよ、とだけでも言ってくれればいいのに、それすら出来ないのか、考えると返信してくるのがまた溜息ではある。

 

 

 

9/25

そんな元夫、今日は早朝から仕事に出るとのこと。たまにこうして仕事情報を共有してくることもあって、案件の大小もあるかもしれないけど、私からしてみたら常にイレギュラーな動きしかないから、報告しない時との違いが私にはよく分からない。

子がいつものように書いた文字を見ると、突然今日はひらがなの「ほ」が正しく書けていて、いつもは「ま」に縦線一本みたいな字だったのだけど、逆だよと教えてもらったのか?と聞くとそうではないようで、不思議なもので急に気づいたらしい。

今日は少し寒い。元夫の「考える」の発言のあと朝送っておいたLINEがまだ既読にならなくて、仕事かと思いきや一緒のはずのごっちゃんが巻きで仕事が終わったから店を開けるとツイートしていて、LINEを見るくらいのことすらしない元夫に苛立ちしかない。子に関わることには正しい答えを求めているわけでなく意見を交換したいだけなのに、それをできないということにモヤモヤする。スーパーのぬりえを提出すると月一回の抽選会の引換券を貰えるのだけど、気づけばもう明日が抽選日。外出のはじめにまずスーパーだねと何度も言っていたのに忘れて家を出る。図書館を目指していたけど諦めて引き返し。八百屋に寄るとシャインマスカットが今日のお買い得品になっていて、柿とかを勧めてもどうしてもこれが良いと子が譲らず。美味しいものわかってるんだね〜と八百屋のおばちゃんが笑う。ぬりえを取って今度こそ隣街のスーパーへ。引換券と棒付き飴をもらって高円寺へ。もうすぐ4時。街中でも人が少なそうな公園で遊ぶ。雨は降りそうで降らなくてついに降りだしたかと思ってもパッパっと誰かが濡れた手を振った水飛沫程度。4時半頃、ハッピーセットを買うために商店街を歩くとABCマートでキッズVANSが1500円とか。気になるけどニューバランスがまだピカピカに新しいし、子が要らないから早く!とごねるから通り過ぎ。ハッピーセットを買ってドラえもん間に合うように帰れた。元夫の待っていた荷物を自分のいる時間で再配達をして受け取った。すぐに持っていけるように玄関上に置いておくことを報告。こういう連絡にはレスが早い。

夜、前に離婚を打ち明けた友人既婚男性と離婚や家庭に関しての考え方を意見交換。そこに思い出や感情がなく元々他人だからこうもスムーズに考えを言葉にできるのか、やっぱり自分寄りで話は進められるけど、彼も離婚の発想がない人間だからであって、離婚が頭にある人だとこうはならないのだろうか。元夫とは根本から捻れている気がする。それを踏まえて、ここ数日のやりとりを思い出してまた元夫にメッセージをする。彼は私に良い人見つかればいいのにねって言ってきたけど、それって早く他人に父親役を取られても平気なのか、お父さんを認識して記憶して思い出もつくっている子の心をどう考えているのか、いきなり新たな先のことばかり求めるような発言はどうかと思ったという話。今はまだ影響ないだろうけど、小学生になって周りと違うことも分かってきたりして、性格に影響が出てきたりして、それによって人を傷つける方向になるかもしれないし、これからの成長はいつだって家庭環境由縁のとされる可能性も大きいし、私が誰かと関わることは虐待とかに繋がるかもしれない心配とか、子がお父さんのことを話に持ち出してくる時に私はどう接したらいいのかなど、毎日毎時間一緒の私としては今の時点からたくさん考えてしまう、ということを送る。

 

 

 

9/26

昨夜のメッセージに実はダメージを受けていたのか、起きてきた元夫が真っ直ぐに子に向かっていって静かに抱き寄せ味わっていた。その姿を見ることで私も少しは浄化される。

今日は出掛けるルートを考えてある。まずは子がハマった先日行った昔からある駄菓子屋に行ってから自分の行きたいところへ行く。昔からあるおばあちゃんの駄菓子屋、消しゴムくじをやると当たった番号のところが無くなっていて、落ちちゃったのがいくつかあるのよと言って、選ばせてくれた。子はお弁当を選びつつ浮かない様子で、おばあちゃんはそれかもう一回やる?と言ってチャレンジさせてくれた。結果どっちの消しゴムもくれて、子は静かに喜んだ。いつもお友達と行く駄菓子屋は若者が切り盛りする新時代の駄菓子屋でもあるから、あまりこういった温かさは無いかもしれない。でもおばあちゃんには無いセレクトはあるから、結局どちらもハシゴ。雨がパラパラ降ってきて、諦めようかとも思ったけど酷くならない限りは走り続けることにして阿佐ヶ谷のコンコ堂へ。離婚をテーマに複数の人が文章を書いているジンを購入。先日知り合いがSNSにアップしていて気になっていたところでちょうど昨日友人もそのことを報告してくれたからもう買うしかない。以前の私なら出し渋る額のものも今は憂さ晴らしのように散財している。少年アシベの方がゴマちゃんの絵を阿佐ヶ谷voidで展示しているのを知って、子もいっときテレビ放送を観ていたから喜べると思って覗きにいくと予約制だったらしい。でも、いま空きもあるしせっかくお子さんも来ていただいているのでどうぞ、と中に入れてくれる。すごい作品量。撮影もしてもらって大丈夫ですので、と声までかけてくれて、小さなギャラリーならではのハードルの高さを崩してくれる。そのまま高円寺の街中を突っ切って家から近所のギャラリー。この前反対車線側を自転車で走っていても入り口の様子が目について気になっていた。不吉霊ニさんの絵、どれも可愛い。こちらも店の人が丁寧で、入り口に用意されたノートのところにあるスタンプを押していいですよーと、わざわざ子の高さまで下ろしてくれたり、今日はひとつの苦手意識が払拭された。帰って昼ごはん。元夫が出て行くところで今日前半の行動を話す。

夕方、島忠へ浄水器を見に行く。これから2リットルのペットボトルを3階まで何本も運びこむ暮らしが続くのはキツい。ウォーターサーバーをはじめに考えたけどあれは高すぎる。隣りのばあさんはダスキン浄水器をつけているらしかったし、島忠で聞いてみることにした。うちの水の仕組みや水圧が弱いことなどを話すとそれに見合ったものを教えてくれた。ほぼ選択肢はない。結局この場で即決できるほど安くはない。パンフレットを持ち帰り。目の前の図書館で本を読む。けっこう人がいてゆったりは出来ず。この通りに緑色だけの洋服屋さんが出来ていて、外から立ち止まってじっくり見た。同じ色のものだけ扱うのはどうかという話、陽光君のメルマガでみたことあった発想だった。子が焼き鳥を食べたがる。焼き鳥って金銭的に案外贅沢なんだよなぁと迷う。あれこれ提案しながら自転車走らせて高円寺まできたけど焼き鳥からブレない。業務スーパーで大量の冷凍焼き鳥もいいかもしれないと思ったら週末のこの時間は大混雑らしく入場制限覚悟を決めて特別だよと言い聞かせてルックにある焼き鳥屋へ。クラスのママがうちの家族はここの焼き鳥が好きだとお薦めしてくれたことがある。焼き鳥5本。居酒屋じゃないんだからそれだけではどうなんだと、あるもので作るのはお好み焼き、結局祭り的なメニュー。今日はこれで乾杯だと盛り上がる子に合わせて私もビール。最近こうして子のテンションを高く保とうとする私である。元夫にも私達の夕飯を写真で送くって、二人でも全然楽しくやれてるよというふりしてアピールをする。それならよかったと、これで本当にホッとされてしまったら寂しい。察してほしいけど元夫は上部だけで済ますところがある。ドリフをみて、子がトムとジェリーみたいと言っていてなるほど。

夜、ゴミ捨てついでにまた二人で花火。隣りの駐車場の一角でこっそり。線香花火でもなかなかしっかり匂いが分かる。

2021年9月21日〜9月23日

9/21

今週のはじまりが火曜で早速お弁当。連休明けの体はまだ鈍っていて、家を出る前に洗濯物を干すまで完了できず、送り後に戻って洗濯干し。スーパーに買い物。私が笑えない人生だという話に反応してくれた付き合いの古い友人男性に離婚したことを報告する。離婚といったらまずは元夫の浮気を疑った。他にわざわざ離婚するような理由は考えられないという。彼も既婚者で幼い子どもがいて、経済的なこと諸々を思うと普通は大抵のことはまず我慢するということではある。その我慢の限界というのはどこまでかという話。でも限界がきてどうこうするより自由を求める感覚がもう違うということで、同性だからって皆が同じわけではない。ただ、子どもと離れるとなっても案外平気だろうなと自分も思うと言っていて、これはやはりお腹であたためてきた母子の関係よりふわっとしたものなんだろうなと思った。最後に励ましの締め言葉として、そのうちご飯でも食べましょうと何気なく言ってくれたけど、私は何気なくそんなことができなくなるんだよなぁと思った。四六時中、私だけが子の責任者で子をコントロールしなくてはいけなくて、常に一緒であるか一人で過ごすか、それが基本で、そうじゃないことをするにはまた手配手続きが必要ということ。一人ではないからこそ自由にいられるということがある。単純に元夫の思う自由のために私の自由は奪われた。くさくさした気持ちのところに、あらためて引っ越しの話でトドメを刺される。養育費の話でもピリピリする。言葉で突っかかるしかできない。そうこうしている間にお迎えの時間。心穏やかにいられないのに子どもはお迎えしたり、いつも通りにしなきゃいけない。自分の感情を置いてきぼりにしなきゃならない。こんな時にあなたがお迎えに行ったり人のお世話をできるんですか?私は人の世話をしていかないといけないのだから、私の心身を健やかにいさせてほしいとメッセージ。お迎えの後は公園。ママ達と話しながらもLINEでメッセージを続ける。今の結果があるうえでこれから子どもにどういう態度を示していくのかを考えるようにということや、これまでの自分の思い、元夫の見えてきたことなど、たくさん綴った。彼がどういう人間かというのを彼の家族を辿って考えるとわりとスンと納得できたりする。そうして少し吹っ切れられたりもする。

今日は公園のあと遊びに行かず家で過ごすとのこと。最近の子はお絵描きに集中している。一人取り残されたような気持ちになってしまうのは私の方。家にいるしかできないのが不安。余裕をもって夕飯の支度ができるのは良いこと。昨日買ったお惣菜の残りのコロッケとオムライスなど。元夫が一度帰ってきて、いま抱えていた大きな仕事がひとまずひと段落したとのことで、なんかごめんねと少し弱々しく言っていた。ごめんねの後はない。どうかしてた、と悪夢が覚めてほしいけど、そういうことではないのに謝られるのは、これで本当にお終いと言われているようで余計に辛い。そしてまた出て行った。

テレビを観ているとロンブーの淳が家でのことを話していて、タッパーに娘の好きな消しゴムマスコットなんかの小さな玩具を入れて水を入れて凍らせておいて、お風呂に入る時にそれを入れようというと喜んで入るんだと話していて、子は目をキラキラさせてやりたい!と言った。子のためにこんな思いつきができるのすごいなと私も感心しながら、元夫もそういうタイプだったよなぁと思う。そして私の日々には遊びがなくて、きっと「なんでまたそんな余計なことを」と思ったことだろう。いまはそんな余計なことが懐かしく恋しい。

今夜は十五夜。意識して月を見ようと思うけど見えなくて、反対側かなと玄関を出て都心の方をみるも月はない。諦めて寝る支度をしてベランダをみるとそこからくっきり月が見えた。ここだったのかぁと子と笑いあって楽しい気分で就寝。

 

 

 

9/22

今週は休みが多くて気持ちも緩む。

元夫が起きてきたようだと思ったら電話しながらいきなり出て行ったきり3時間は経って、もう午後1時半。お迎えに出るのに鍵をかけて良いのかどうか。何度も電話してギリギリにやっと出たかと思ったら私の問いに、はーいはい、とか言ってすぐに電話を切る。ひと言すら会話にしない態度、腹立たしい。

お迎え後の公園。運動会に向けて練習になるように鉄棒に触れさせたい私だし、実際やりたがっている子。小学校の校庭にある鉄棒が公園よりも低くて自信のない子もやりやすいからその鉄棒でやりたいとのことで、校庭に入れる時を待っているけど、最近なかなか入れるタイミングがない。小学校も運動会の練習をしているからなのかも。そうして今日も結局鉄棒はやれずに図書館のお話し会。いつもの人とは違う読み聞かせボランティアさん。みんな昨日はお月見したかしらと言って今日は月にまつわる絵本。最後に十六夜といって翌日のほうが月がキレイとも昔は言ったけど今日はどうかしらねぇという話。そうなのか。仲良しの子といつもの流れでプラザ。明日は休みだし、この前行けなかった阿佐ヶ谷の古着の催事にこの後いこうと思っていた。でもその前に鉄棒もある。お友達も一緒に公園に来てくれるというし、プラザから阿佐ヶ谷までの範囲で鉄棒のある公園に行きたいけどこれが思いつかない。プラザの先生や駐輪場にいたママ達にも聞いてみるけど、そういえばこの辺りにないですねぇという話に。そこにちょうど近くの保育園に通う友達が通りかかって聞いてみると、うちの方にだけどあるよといって道案内してくれることになった。三組、連なりながら阿佐ヶ谷の公園。朝鮮学校裏の知っている公園だった。案内がてら遊んでいくことになった友達の子は我が子と同学年の男の子でなかなかヤンチャな子だけど、それに触発されてか子も躍動感全開で公園のよくある高さの鉄棒で回れた。なんだこの高さでもやれるじゃん!と私も驚いてすごいすごいと盛り上げると何度もやれて、満足したように皆んなと飛び跳ねて遊びだした。たまにしか会わないママ友だけど見てきた世界が近い人だと話が早くて色んなことを話せる。少しして、その親子は今日はこれからパパの職場の車借りてニトリ行くんだよねと言って帰っていった。ママ友二人がお父さんが車借りて出掛ける喜びを話あっていたけど、私にはもう簡単には望めない車の外出。同じ年頃の子を持つママ同士では共通の話題が尽きないと思っていたけど、こうなると何も言えなくなるんだなと少し苦しくなった。6時が近づくともう薄暗い。友達とはここで解散して商店街の催事古着屋に向かう。催事の店にしては少々高い1500円するけどアディダスのパンツがなかなか良い。運動会、今年も保護者は何するわけでもないけど、スポーティーさを出さなきゃならない時のために一着くらい持っておきたい。と思って以前に買ったのはサイズがいまいち合わないけど、これは試着してみるとちょうど良かったし、子の後押しもあって買い。気分よく帰ろうと思ったらお腹すいてたまらないからサイゼリヤを食べたいとのこと。美味しいもの買って帰って食べようと言ってもどうしてもお店で食べたいと言って場所を覚えているようで手を引っ張る。確かにしばらく外食していないし、今日の今からニトリに行くというママの話を思い出して、私達だってできる範囲で良い思いをしてもいいだろうとサイゼに入る。子どもはセットにして私は珍しくハンバーグに。たくさん遊んだから今日はよく食べた。デザートも頼んじゃおうかとキャッキャしながらティラミスとプリン。せっかくサイゼなのに二人で1000円を超える会計はやっちゃったなぁという気もしながら店を出てコンビニでコピーに立ち寄り。まちおかで前にかった子どもビールを探すも無し、夏だったからあったのかな、居酒屋セット楽しかったのに残念。こんな夜に帰るの久しぶりだねー、なんてお互い言いあったけどまだ7時。家族三人でいた時は、脱線してばかりで時間を食う夫にイライラしていたけど、今思うとなんで私はそんなに余裕がなかったんだろう。なんでそんなに毎日を同じであろうとしていたんだろう。自転車で走りだすと目の前に月。近くて大きくて、それだけで昨日の家から見る月よりきれい。道によってたまに見えなくなったけど、東へ向かう一本道になるとまたヌッと現れる。道行く人もなんとなく見上げながら歩いている。やっぱり目の前にみえる今日の月が私にはキレイで、でも写真に撮ろうとするとまったく映えなくなる。「写真には映らない 美しさがあるからー」とリンダリンダを歌いながら、ずっと走っていたくなったけど、走ってたどり着くとこはない。子を引き連れている自分は確かな目的にしか向かえない。帰宅。子が寝る前に元夫に電話。

 

 

 

9/23

前に求人の電話をしたクレープ屋、よくよく考えたら祝日に面接設定されても、この先その日に働けないのに面接行くのはどうなんだと思い直して今日は無理と断りの電話を入れる。すぐに出てもらえなくてモヤモヤする。そのうち折り返しがあってその旨を伝えると、割とすんなり平日を設定してくれた。けど結構先の日程。責任者の人が店頭にいることがあまりないのかなというのが分かった。入ってしまえばやりやすいのかもしれない。子と二人でだらだら家遊び。気持ち良い気候。ピーズをエンドレスでかけて歌いながら書類整理。お昼ごはんを食べる時に動画がみたいと子が言って、保存しているUSBを接続しようとしたら無い。昨日阿佐ヶ谷のコンビニでコピーした後どうしたか。カバンかパンツのポケットに入れたはずなんだけど。いくら探しても無い。落としたかコンビニか。まずコンビニに問い合わせるも忘れ物は無いとのこと。自転車で走りながらカチャンと何か音がしたことは覚えていて、あれがそうだったのかどうか。昨日の足取りを辿りにいくことにした。案外おとなく子が着いてきてくれる。でも帰ったらキックボード乗りたいと言い続けている。コンビニにもう一度直接聞いてみたりコピー機の周辺を探したけど無し。せっかく阿佐ヶ谷まで来たからブックオフに行きたいと子がいって少し立ち読みでブレイク。阿佐ヶ谷のブックオフの児童書コーナーは子ども用椅子があったり気が利いてる。行き帰りの道は自転車でノロノロ見ても当然見つからず。日差しが暑い。高円寺まで戻るともう諦めてさっさと走る。若者が多い祝日。エトワール通りの古着屋を通り過ぎる時にちょうど出てきた若者三人組がなんと、私が熱心に観ていたSKY-HIプロデュースのメンバーで、視線を逸らしながらも目を見開く。二人は確実に分かったけど一人は認識できなかった。でもきっとメンバー三人だと思う。仲良いんだな。タイムリーに本物を見れて胸の内は大興奮。帰ってキックボードに乗り換え、私は歩きで同行。スーパーまで買い物に行くんだと子は張り切るのでのんびり緑道でOKへ。天下一品がロケ中。誰が来ているんだろう、少し気になるけど、高円寺にいる人は、ロケだろうと芸能人だろうとたいして気にした素振りはなく、皆平然と自分のペースで過ごしている街の一部になれているところがすごい。OKで牛乳を買ってトレファクに寄る。キックボードだと寄り道をむしろ喜んでくれる。いま時期から履けそうな程よいパンツが安くあったから今日はすんなり二着購入。夏用からの切り替え、これで冬までしのげそう。そのまま家を通り越してオオゼキを目指す。オオゼキのあるしょぼくれた通りにポツポツある店の軒先でフリマをしているのが見えて近寄る。この店の前ではたまにフリマをしているところに何度か遭遇したことがある。今日のラインナップは少し気になって足を止めて見渡す。ミレーの小さなリュックの色がよくて状態も良い。反応するとお家の人?お店の人?が、それ本当におすすめなんですよと、30リットルはあるかなとか、わりと分かって勧めてくれている感じが良い。子も自分のためにだと分かると進んで背負ってみて気に入っていた。1500円と値付けしていたけど、お嬢さんに似合うから千円にしますよと言ってくれる。この先どのタイミングでリュックを使う時があるのか分からないけど、家族の時と同じように元夫にこれどうかな?と写真を送る。なかなか既読にならないし、そもそも彼にはもう決定権を求めるものではないのだった。子のことをちょっと相談したり報告したり共有できる人がいないのは張り合いがないし面白くないなと思いだすと、せめてなんでも手に入れていくことでしか満たされなくなる。とにかくまぁ可愛いし買っておこう。薄い色の底の汚れが少し気になるから帰ってすぐに洗剤につけておく。

元夫への憎悪が堪らなくなってメッセージを連投する。きっと私がこんな感情になることはわかっているのだろう、返信も反論もない。夜、帰ってきたけど声もかけて来ずに自室に籠って、でも誰かとはメッセージをやり取りしているのかピロピロと受信音が鳴り続けているのが余計に腹立たしい。そこからまた私が今の気持ちを次々とぶつける。でもやっぱり何も言ってこない。家のこれからのことに頭を切り替えて具体的に持っていくもののことだとかに触れるとそれにはポツポツ答えて、しばらくしたらこちらの部屋を覗いてタバコ吸ってくるといって出て行ったと思ったら、全然戻らずその後いくらメッセージしても無反応。それから二時間半、外に出てみるとタバコのはずが自転車もなくて、頭に血がのぼる。電話もメッセージも無視されて私は怒りだけでグルグルしていた。とにかく何から何まで謝罪の姿勢でいなさいよと思う。望み通り離婚は遂行されたんだからもっと機嫌良く対応してよと思う。私は仕方ない。私はぶつけるだけぶつけて許されるはず、だってそんな結果を受け入れてるんだから。いちいちぶつけて、いちいち謝られて。その繰り返ししかないと思ってる。そうしていつの間にか寝ていた私、強く揺さぶられて起きる。4時をまわっていた。元夫は、外でずっと考えてた、それで言ってなかったなと思ったんだ、「ごめんなさい」と、静かに謝った。何度も謝ればいいと思ってた。けど実際あらためて謝られるのはただ辛いだけだった。でも私は負けられない。明け方の4時に、これからの暮らしのイメージをして、だからこうして欲しいというのをまたメッセージで訴える。元夫は謝ることまでしか考えられていなかったのだろう、とりあえず寝ようとしか返せないでいた。

 

2021年9月17日〜9月20日

9/17

朝からまた元夫に切々とメッセージをする。一緒に過ごさなくてもとにかく子どもには同居の方が良いと思うという話。シングルマザーを否定するつもりはないから、ただやっぱり自分が耐えられないということなのだけど。なにか不満があっても生活を共にするから家族であって、いくらこれからもサポートすると言われても暮らしが離れていたら子どもにとっては家族という認識にできない気がする。そもそも、もうすでに形式上も家族ではなくなっているわけで目指す場所はないのだ。せいぜい金銭的にサポートをしてもらう時のために自分の生活圏で使いやすい銀行で子どもの口座を開設する。子を送ったその足で予約していた銀行へ。約一時間手続き完了。区の担当さんに電話して先日の面接で落ちたことを報告。この数日の間にも、シングルマザー向けの色んな求人サイトなどの資料をわざわざ郵送してくれていたりして、すでに知っていたものだったとしても、気にかけてくれているというのが本当にありがたい。また私の条件に合いそうな求人も探してみると言ってくれた。帰宅。朝ギリギリやりきれなかった洗濯物を干していると友人からLINE、みるとクレープ屋の求人貼り紙。昨夜パートがダメだったことを報告してあった。彼女も娘が幼稚園の頃にパートをはじめて預かり保育との調整が本当に大変だったことを分かっている。小学生になったら学童があるから働けるとざっくりに考えていたけど、その学童の座をゲットするためには申し込み時に就労証明が必要で、逆算すると10月から働いていないと、と教えてくれた。現実が見えてきて焦る。子どもも喜びそうじゃない?と、何をしていたら子どもが喜ぶかというのも仕事を選ぶ時に考えたと彼女は言っていて、なるほどと思う。すぐにクレープ屋を偵察に行く。悪くないような気もする。やっぱりパートは店頭の貼り紙のほうが可能性がありそう。以前から常に募集が貼られていた隣駅の安いレディース服屋も足をのばして見に行ったけど、このタイミングに限って募集は無くなっていた。意を決してクレープ屋の責任者のものらしい携帯電話番号にかけてみる。貼り紙を見たというと電話の向こうで頭を下げているのが想像できるような口調で感謝された。が、まず年齢を聞かれて私は一瞬凍りつく。そうだよなぁクレープ屋なんて若者じゃないと…と気がついて弱々しく、41です…というと反応に困っているんだろうなという間があってから、「…あ、ちょうどぴったりです…!」と言われて、そんな展開あるのか!と気が抜ける。若い人が多いからまとめ役になるようなそれくらいの年齢の方を待ってましたとのこと。認められた安堵と、未経験者にまとめ役と言われても、といういまいち現実味のない事態に戸惑いながらもあれよという間に面接日が決まった。が、指定されたのは祝日。実際働くことになっても休日出勤はあり得ないわけで、モヤモヤするけどとりあえずそれで決まった。

明日から三連休。週末貸出絵本に上履き、赤白帽子、誕生会のおやつと持ち帰り荷物が多いけど、行きつけ駄菓子屋の一周年イベントが今日からで、ママ友が園帰りに直行して今日の催しのビンゴをやりに行っていたので我が家も向かう。公園で遊びテンションでもなかったから良かった。大人の都合関係なし園の中で友達と勝手に約束し合うのは禁止、親に聞いてからにするようにと、二学期がはじまる前に散々言い聞かせた。この歳になってくると、お迎えの時に遊べないと言って我が子が渋々納得しても、お友達が直接私に「何で?」「何があるの?」と食い下がってくるから、一学期はなかなか困ったものだった。駄菓子屋に到着して、いつも通りお菓子を選んで食べたりしてしばらく待ち、他にもお客さんがきたところでビンゴ開始。景品は二名。人が少なかったから大人の私達も参加。一番にビンゴになったのがママ友。続けてあがったのが我が子で二名となって終了。ママ友の子が自分がビンゴ出したかったといって大泣き。自分の親がビンゴになったら大抵は「ママの物は俺の物」状態となって喜んでも良さそうなのに、ちゃんと自分が勝負師だから手強い。景品の中身はガチャガチャやくじの残り物のようで、ミッキーのフィギュアをみてようやく気を取り直す。中身の質はともかく、ゲットできたことに我が子もとても喜んでいて、でもその喜びを子が一日の終わりに報告できる人が他にいなくなることが苦しい。私だって今日の出来事を共有できる人がいないのに子と過ごすのは張り合いがなくなって投げ出したくもなる。試しに子が手に入れてニコニコの写真を元夫に送ってみるとすぐに、良かったね中身教えてねー、と返信がきて、少しホッとしてもうひと踏ん張りという気になれる。子が直接はどうなるか分からないけど私の気持ちは解消された。公園へ移動して遊び。5時までのつもりでいたけど通りかかったママ友が寄ってくれてお喋りしてたら結局6時。明日は台風と言われていてすでに空模様が怪しい。今日こそカレーを作る。スーパーに寄って帰り。何かもう一品も子どもと二人きりなら一袋98円のカットサラダで充分。季節のせいもあるのか、いつのまにか食欲は復活している。でも何を作っても食べ残しが出てしまうような毎日。

 

 

 

9/18

台風といわれているのに起きたら子の上履きが洗われて扇風機が当てられていた。靴洗いは夫が率先してやってくれていることだったけど、もうそんなつもりはない。ただ天気のせいで置いておいただけなのに、なんだかバツが悪い。サイレンが鳴る。この辺りに影響は無いし、そこまでの大雨な感じはないけど、これを合図に引きこもってゆっくりしていい時間になる。でも元夫とお互い家にいるしかないのはなんだかんだ居心地悪い。子のシルバニア遊びにがっつり付き合って誤魔化す。

言うほど台風は酷くならず。午後は少し晴れ間すらある。元夫は出て行き、私達は3時過ぎに歩きで高円寺の絵本カフェまで。絵本カフェが雨の日の定番の過ごし方にもなってきた。建物主催のファーマーズマーケットのような市場が開催されていた日で、この天候の割には人出がある。スイーツセットと子にドリンクを頼む。運んできてくれた人がなんと卒園母。在園時にこの辺りに引っ越してきたことは知っていたけど、ここでバイトしていたとは。私もバイト探してるんですよねとか言いながらしばらく話し込む。バイトあがりの時間だったようで、今度お茶でもしようねと言いながら帰っていった。ここは相変わらず居心地良い。ただマスクをしたまま、いやマスクがなくても何冊も続けて絵本を読み上げてると息がもたなくなって引き上げる。雨はあがっていたけどドラえもんがはじまるから真っ直ぐ帰宅。

夕飯、やっぱり二人だと買い物無しでもどうにでもなるものだ。テレビで佐藤二郎の車のCMがやっていて、パパ・ママ・結婚・仲良し、といったキーワードのCM、こうして子が見つめているのが辛い。

夜、寝る支度をしながらインスタを見ると元夫が私達の行きつけ駄菓子屋に行っているのが写り込んでいる。周年記念でも今日は行けなかったからこれに限って子どもと見ていて、お父さんだ!と気づくほどでまた悲しくなる。行ったの?とLINEすると行ってないと嘘をつく。いま友人が高円寺に来てるという話に切り替えていて、インスタに登場してるよと突っ込むと、あー昼間通ったから見てきた、と吐いた。前からそういうとりあえず誤魔化そうとするところが余計に人の感情を荒げる行為だと気づかないのが罪だよなと思っていた。人の感情を想像できないところがある。今の自分の一挙手一投足が私に気にされていることを自覚した方が事は穏やかに進むとなんで分からないんだろう。

 

 

 

9/19

晴れ。キティちゃんのハッピーセット朝マック買いに行く。天気がいいだけで順調。身体のリズムもよい。

昼過ぎに吉祥寺へ出かける。サンキューマートのゴブラン折りトートバッグが気になっている。今日はウエストバッグで行くという子、キャップもかぶって小学生と男児の間のようないで立ちで可愛い。基本電車に乗ってまでのお出かけには不満をもらす子も吉祥寺への距離は慣れたもの。サンキューマートにはトートバッグが見当たらず店員さんにネットの写真をみせると調べてくれて、完売してまた一週間後くらいには入ると思うとの情報。残念。サンキューマート程度のものは必死に欲しいというより気軽に出会って嬉しい逸品でもあるから、まぁ次無ければ無いで。せっかくだから上階のキディランドなど子ども向けキャラクターショップフロアに向かう。あれこれ見るだけみて、シルバニアのショップに移動。そういえば今年のコロナ真っ最中にオープンしたことを思い出した。ちょっとローカルのショッピングモールやアウトレットにしかなかったシルバニアの店がこの距離にできてくれて感激。二人で眼移りしながら盛り上がる。大人中心にしっとりとレジに行列ができていて、どうやら皆クジをしているらしい。ある限りで終わり、次の入荷は未定となっていて、私達もクジをすることにした。会計時に財布を忘れたことに気づき慌てたけどポーチにクレジットカードがあって助かった。前に並んでいたなかで何人か割と大物をゲットしているから期待が高まるも、子と私で2回ともハズレの赤ちゃんコレクションのシリーズ。財布がなくてもどうにかなったと胸を撫で下ろしていると、出口にあったガチャガチャに子が関心を示す。それはさすがに現金じゃないとできない。ポーチには銀行のキャッシュカードも入っていて、仕方なくお金をおろしに行くことにした。普段からあちこちにカードを持っておいて助かった。行き来するのに疲れる前にマックの月見シェイクでブレイク。混み混みの店内ですぐ隣りに人が座っても、それが年配者だと当然ワクチン接種しているだろうという心の余裕はもてるようになった。逆に子が窮屈な思いをしていたらしく早く出ようと急かされる。再びシルバニアショップ、無事ガチャガチャ。うちにあるパン屋さんセットに追加して遊べる用のガチャガチャで、しかも最近の一般的なガチャガチャにしたら安くて最高。2回やって満足に帰る。高円寺、高架下で歌っている人がいて、信号待ちで目をやると見物客もわりといて、歩き出してからも聴こえてくる歌がなかなか良くて、覚えやすく口ずさみながら商店街を歩く。ゲームセンターの前でクジをしていて参加してみる。うまい棒とクレーンゲームを一回やったら一回サービスの券をもらって中を見てみる。と、なんとハム太郎のマスコットがあり。ぬいぐるみハム太郎ならいくつもあるのに、あの顔のハム太郎は無いから!と、2回とサービスの計4回でゲット。子のテンションが爆上がり。100円ショップで履歴書用の封筒などを買って、そろそろ今日の駄菓子屋周年イベントに行こうかと、その前にハム太郎を自慢するんだというのでごっちゃんのところへ。元夫もいて二人に見せびらかす子。そのまま駄菓子屋へ向かう。ママ友もちょうど向かうとのことて店で合流。今日はお菓子のつかみどり、あっという間に終了。西友でさっきチラッとみた100円ケーキを買って帰り。新宿駅にあったスイパラのテイクアウトみたいなケーキ。夕方の西友は行列。前に並んでいたのがいつも遊びに行くプラザの先生だったことに支払い時に気づいて挨拶。チラリとカゴを覗くと、椎茸や色んな食材を買っているけど、そういえばこの先生から家族の話など聞いたことなくて一人暮らしのような雰囲気もあるけど、これだけの食材どうしているのかなぁと思う。私達二人では出来合いのものを買った方がずっと安上がりだったりする。

週末は缶ビールなどを飲むようになった。あまりに暑くて喉が欲する感覚と少々やさぐれる気持ちに忠実に、そして飲んでしまえば考える前によく寝れるから、いかにも逃げるように飲み出した。子が乾杯したがるのもあって喜んでくれるし、二人で楽しくやろうというのを分かりやすく形にしている。そうしてちびまる子ちゃんを観ながら夕飯。

寝る前に洗濯物を畳むのだけど、服という服に黒い粉が紛れている。元夫が古着のジャケットを洗濯したらしく洗濯機が粉っぽかったので何度か濯ぎをしていたけどやっぱり落ちていなかったらしい。そのことについて同じ家の中にいながらLINEで報告。別に怒ってはいない。あららどうしたものかというくらい。やりたいようにやることで発生するそういう小さなトラブルに私は不満は少しありつつも、そんなものだと適度に愚痴を言ったり流してやってきたけど、例えばこれが逆だったら彼はもっと怒っていただろうなと思ったりする。何もできない奴が余計なことをしやがってという気持ちもあっただろう、私の不手際にはいちいち目くじらを立てられていた気がする。結婚生活は助けられることが多かったから気にしないことはできたけど、窮屈に感じるところも確かにあった。でも私にはそれも含めて家族だった。少しの逃げ出したい気持ちと近くにある安心感。それでよかったのに、それではダメだった。これからどんな生活になるのだろう。

 

 

 

9/20

祝日。例の駄菓子屋周年記念の最終日は輪投げ。ママ友から混まない昼間のうちから行ってくるとの知らせが入り、うちも慌てて向かうもすれ違いにはなってしまった。せっかく昼から出てきたのに輪投げは外れて呆気なく終わり、せっかくだから近くの昔からある駄菓子屋にも行ってみる。おばあちゃんがやっているいかにもな駄菓子屋。こちらは玩具の方が多い印象。キティちゃんのおもちゃクジ60円があって私が興奮して子と一回ずつやる。絵つきティッシュと貯金箱。このチープさがワクワクする。子はずっともじもじしていたけど、帰り道にはあのお店気に入ったと言い続けていた。

お昼ごはんを食べながらも朝からの続きでシルバニア遊びにすごい集中。高円寺の古着屋が阿佐ヶ谷の催事スペースで出品するとの情報を元夫から聞いていて、彼はもちろん起きた瞬間から何にとらわれるわけでもなく伸び伸び行動できるわけだけど、私もそこに行きたいと思っても子が思い通りにはいかなくてイライラする。子に強い口調で当たって、まずはやりたかった子の髪を切る。イライラしているからか上手く切れない。半泣きになりながらなんとか揃える。どついたるねんがセントラルパークにいるらしいから子の縄跳びついでに何か観れるかもしれないと思いながら向かうも、ピクニックの人の多さに気遅れしてどつどころではない。移動。こないだからディアゴスティーニのキティのがま口が気になっているから本屋へ。創刊号の安さで食いついてしまうけどキティが本気で欲しいのかというとそうでもないわけで、目の前にして冷静になって我慢。元夫に阿佐ヶ谷の古着はどうかと電話して聞いてもあまり寄り添った答えかたをしてくれない感じは、子のせいで自分は我慢するしかないこととか分かってもらえていないよなとまたイラついて、ぶっきらぼうに忙しいわけでないなら子を置いていっていいかなと話して、元夫は承諾しながらも高円寺でやってる催事も変わらないけど、とようやく現場を知らない私が想像つくような感想を言い出した。先人の知恵のように、簡単に身動き取れない私にそうして見てきた世界を教えてくれればよかったのだ。何も絶対子を引き渡してまで今この目で見なきゃというわけでもないのだ。少し気持ちが落ち着いた。でも結局落ち合うはずのとこまで来ていたから近くの公園で子の縄跳び練習をする。調子良くやれるけど蚊がすごい。もう 今日はこれでいいやと思っていたけどそのうち元夫がやってきて少し一緒に縄跳びをみる。今は毎日二人で過ごすことに慣れてきていたけどお父さんが来ると明らかに子のテンションはあがる。その変化が分かるだけに私は辛くなる。解散して私達はまた商店街を歩く。またゲーセンのクジ。大きなバルーンはクジ関係なく欲しいといえば子どもがもらえるものだったらしくて今日はバルーンも貰う。昨日と同じにゲームもやって今度はハム太郎の仲間のトラハムちゃんぬいぐるみをゲットした。

先週、区のひとり親担当の方が送ってくれた区内求人情報から気になったところがあったから履歴書を送付する。送付状や書類をコピーしてついでに目の前のポストに投函、全てをやってしまいたいから、ゴミ捨てついでに子を連れてコンビニまで。こんな夜に歩いてる子どもいないよと特別ぶって子に声かけるけど、本来の子どもの時間を奪うしかない切なさとか、夜道を歩いてコンビニいく母子である自分が辛くなる。こうして祝日の一日も終わっていく。本当に笑えることがなくなったなぁと思う。この先の人生、何をやっても笑えないんだろうなという気がしてきた。

2021年9月13日〜9月16日

9/13

今日は気候も良いしなんだか気持ちも晴れ晴れ。面接日まで漕ぎ着けて、このまま上手くいく自分を想像していた。朝からふと、あぶらだこの象の背という好きな歌が浮かんできて、薄っすらと声に出しながら繰り返す。

「なぜ生きてるのか解らなくて一人で外に出てみる」「もっと自由の偽善の嘘で楽しく暮らしたかった」「僕らの未来は全然暗くないと信じてみる」今の私にドンピシャなメッセージを感じて、なんとか生きれる気がしてくる。

実家から送られてきた梨、子と二人で散々食べつくした最後の一個、元夫にも食べさせてあげたかったし、くし切りにカットしたものを器に入れて、よければ食べてみてと書いた付箋を貼って冷蔵庫に入れておいた。

久しぶりに襟付きのシャツなど着て面接へ向かう。場所は申し分ない。ここが自分の居場所になったら最高だなと思う気持ちは会社のなかに入っても変わらなかった。ひと通り説明を受けて自分の気持ちも伝える。ただ時間の制限や希望、そしてその制限はなぜなのかを、今の自分の状況も交えて話した。それでもひとまず働かせてもらえそうな会話になっていたし早く早く、実働して受け入れてほしいと思った。そのまま午前保育終了時間ちょうどでお迎え。今日は公園に行きたいと言う。園側に残されたファミリーマートへ。ファミマといえばお兄さんのアットホームさに慣れてしまっていたから、ここの店員さんもいつも同じ人なのに愛想がないなと思っていたけど、今日はなぜか明るく言葉多く対応してくれるようになっていた。競合店がなくなって調子がよいのだろうか。そのお兄さんのいたファミマの跡は看板ばかりがデカデカとしていて、この地を知らない人が遠目から見たらあそこにコンビニがあると間違えるだろうだから早いところ撤去してあげてほしいと思う。今日は私もしっかりお腹が空いていてスパムおにぎりを手に取って、子と私おにぎり一つずつ。そんな貧相なお昼ごはんの家は他にいないなといつも思っていた。それでもうちには充分で、通常保育の終了時間以上にたっぷり遊ぶ。そのテンションのままプラザへ。ママ友からお誘いの連絡に、すでに来てますと返信。こちらでも時間めいっぱい遊び。実家から送られてきたという南部せんべいを盛りだくさんと、他所の地域の駄菓子屋で買ったという玩具をもらう。元夫の出身地と近いから、いつもそんな話を伝えたりするのも楽しかったのに、今は貰ったことすら話すことはない。

実家の母から最近やたらFaceTimeがきて、そんな呑気に顔出して子どもと話させている余裕なんてなく無視していると、夜にメールがきて「幼稚園の頃が一番可愛くておばあちゃん、おばあちゃんと言ってもらえる時期で、小学生になったらもう関係なくなってしまうから今のうちにと毎日電話している人が身近にいて羨ましくなって、だからつい私も電話してしまいすみません」ということだった。そういうところあるんだよなと思いながら私の人をイライラさせるような粘着質は親譲りなのかなとさらにカッとなる。かたや(義母は)一生会えないというのに何て皮肉だと思った。その分私は子どもと全力で笑う。そうしてただこの時間を耐えている。

夜、ちょうど私達が寝る頃に帰ってきた元夫が、子におやすみと声をかけにきて、無邪気におやすみーっと言う子を惜しむように二回おやすみと言ったあと私に、なんかごめんねと謝った。はじめて謝られたような。少し冷静になったということか。それでも謝られるということには、やっぱりもう続けることはできない、という意味なんだろうなと思う。

 

 

 

9/14

朝から地震。しっかり感じる揺れ。大丈夫だよねと声を掛け合える人がいないだけで不安が増す。精神的に頼れる人がいる暮らしが当たり前になってしまっていて、ひとりでどう生きていたのか思い出せない。絶対的な味方がいない世界になってしまった。先週、園で梅干しを食べさせられたあと、梅干しふりかけといって今度はゆかりをお弁当に先生が分けてくれるらしく、おにぎりでなく詰めご飯を希望するようになり、心配したけど知らぬ間にお弁当箱のお米でも箸で食べられるようになっていたようで、詰めご飯のお弁当、準備がぐっと楽になった。

ファミマの工事が始まっていて、寂しいのとホッとするのと。送りから戻って洗濯物を干してから荻窪の区の施設へ向かう。ひとり親の就活を専属でサポートしてくれるところへ区のひとり親支援担当の方と一緒に行く。内心は昨日面接受けたところに決まる気満々で、この訪問に意味あるのかなと思いながらだけど、担当の方には並行して探し続けていくのもいいと思いますよと言われている。入り口で待ち合わせて時間まで、今日も自分のことやこの暮らしになってからのことを雑談。なんだか保護観察受けてるような、でも守られているという感じではある。部屋に呼ばれてこれから半年は一対一で対応してくれる職員の方と面会。区の担当の柔らかな印象と違って、少し乱暴にもみえる話し方の年配女性に初めは怖じ気づいたけど、なかばヤケクソに今の私の就労条件を話し終えて、呆れられるだろうなと思っていると、その人は咎めてくることもなく、ただ「子どものこととか今の状況とか一切考えなければ、考えないで、あなたのやりたいことはある?」と聞いてきて、私は黙って目の前に広げられたこの手続きの書類を見つめるしかできないでいた。私とはなんだったんだろう。何をしたくて生きていたんだろう。何も言葉が出てこなくて、情けなくて惨めで泣きそうになった。でもその女性は「母親は皆そうなんですよ。大丈夫。」と言って、それ以上これからの話はしなかった。私が言った「今の園生活くらいは全うしたい」ということに賛同してくれて、自分も一人で育てたからとさり気なく言いながら、もう成人しているという息子のためにしてきたことを、まるで去年のことのように熱く語った。自分がひとり親だったからこその、この支援なのか。ここで仕事を見つけられないにしてもここで話をするのはいいなと思えた。区の担当の方が同行するのは今日だけ。また別の手続きがあるときはまた相談するとしてここで別れる。少し軽くなった足で、いつも素通りしていたパン屋にはじめて入って、おすすめはどれですか?と聞く。答えてくれたものをそのまま、じゃあそれを、と言って買ってみる。ドライトマトとチーズのパンと、ミルクフランス。区役所で戸籍謄本を取る。あとは子どものも用意して私の籍に子を移す準備を進めたい。戸籍はひとり親であることの諸々に必要はないけど、私の子という確かなものがほしい。最寄りの銀行に飛び込んで子の口座開設に必要なものを聞く。今はネットで予約日時を取ってからでないと手続きできないらしい。帰って早速手配。仕事が始まる前にやれることはやってしまいたい。

元夫と顔を合わせることなくお迎えに出る。いつも通り公園。ひとしきり遊んで今日は疲れたようであとは家遊び。区役所の担当の方が今日雑談のなかで質問したことも早速確認して連絡をくれる。離婚にまつわる手続きは気にすればあれもこれもあって、だけど自分から気にしなければ流れ作業的に誘導されるわけでもない。全てに知らん顔していたいけど私は私の王国を作るために踏ん張らなくてはいけない。別居に向けて私の出した条件を文書にしておかなくてはと思う。絶対にこれというわけではないけど、最悪の事態のためにハッキリとした言葉を残しておく必要はある。今日、区の担当の方と現実的なお金の話などを確認していたなかで、でも元パートナーの方とは信頼しあえていてよい関係なのですね、と言われてハッとした。私はこれまでの癖みたいなもので元夫を信じて今もまだどこか味方だと期待したい気持ちもある。でも側から見たら離婚するくらいなんだから信用できないのが普通だろう。マサコさんもとにかく今後のお金のことを心配してくれていたけど私はたかを括っていたと思う。こうなってしまっている現実を認めて、個人間でできる離婚協議書としてまとめてみる。これを元に公正証書にできるらしい。検索したテンプレを元に自分の条件を並べる。甲乙を使うとそれだけてそれらしい見栄えになった。認められたわけではないけど少し心強い。お守りみたいなものになった。

昨日の梨、夜に食べないのかとLINEをしたら食べると返信がきたにも関わらず今日も手つかずのまま。もう確認もしないで夕飯の後に子に食べさせた。雨が降る。

 

 

 

9/15

朝、送りのあとクラスで集まるように声をかけられていた。運動会の話。昨年と同様、観覧は両親兄弟といった身近な家族のみということ、さらに去年より厳しめに他家族と接触はしないように、家族単位で観覧するように、と注意される。運動会は10月。元夫がいかなければ私ひとりでぽつりと見るしかないのか。少し気が重い。

今日は夫婦間の問題についてのカウンセリングに行く。本来二人で行くのが話が早いということだけどもちろん断られている。出掛けに場所はどこ?とかは聞かれた。駅でいうと若松河田だって、とそんな会話だけして家を出る。自転車でいけなくはないかと思ったけど、ポジティブな要件でもないとそんな気力はない。はじめて降りる駅。利用者の年齢層が高い。暑いくらいのいい天気。駅前の安さと油が売りみたいなお弁当屋、元夫が好きそう。仲良い頃にこういうのを見たらお土産に買って行く?とか言ってただろうなぁとか懐かしくなる。あんな当たり前だったことが出来ないなんて、なんだかまだ夢みたいな感じ。どこか受け入れられないまま向かうカウンセリング先、めちゃくちゃ高級マンションの一室で、これもまた化かされているかのような夢の続きみたいだった。どうみても場違いな私が話して受け入れられるのかと気遅れしたけど、カウンセラーの人はこの不釣り合いな私にも真っ当に対等に意見してくれた。自分のことと相手のことと、私は何度と人に話してきている。その度に落ち着いて考えるために時間の経過を待つべきだと散々言われてきた。目の前の先生も当然そうだったけど、夫のようなどうしてもコミュニケーションのとれない自己完結型の人間はいるとしたうえで、だけど結婚は人との契約だから簡単に終われないことなのですと語気を荒めで、もう一度婚姻関係に戻して話し合いをするか、それができないなら一方的な申し出を受け入れるための条件を提示するしかない、と言い切った。素人の私の考えも同じだったから、やっぱり私は現実的に対応しているんだと自信になる。約束の一時間を少し回って、話の結論をまとめながらも先生はう〜んと唸って、しかし彼の今の精神状態は大事な決断をしてはいけない時だと思うんだけどなぁ、なんで分からないかなぁと首をかしげた。そしてそれを受け入れた私もせっかちなのねと少し呆れていた。私達は今すぐ行動をする時ではないと、それはマサコさんも散々言っていた。でも私は彼の訴えを包み込むように構えられないで、自分を分かってもらいたい一心でぶつかるしかできないでいた。そうしてここまで来てしまったんだと私は第三者と話しながらいちいち実感してる。帰り道に報告がてらマサコさんにまた連絡をとる。逆に誰の言葉も耳に入らない彼に、唯一届く言葉があるとすればECDだけだと私は思っていた。ECDがいてくれたら。「あーダメだ、どうしよう、そんな時こそECD」いまECDがいてくれたら、と何度も何度もかなわないことを願っている。

帰ってお迎え。そのまま図書館。子が今日はやりたいことがあるからといってお友達のプラザの誘いにも乗らずに帰り。買い物だけさせてといって高円寺の八百屋へ。家のほうのいつもの八百屋より価格にバラつきがあるからあまり利用しないけどたまに覗いている。許容範囲内のキャベツを買ったあと区内の農家さんの野菜を見ていたらおじさんがこれ見てみてと言って差し出してきたのは野菜のことを書いたZINE。どんな経緯が分からないけどこの八百屋は若者が一緒に切り盛りするようになって雰囲気が変わった。いつからかおじさんがお調子者ノリが全開で、今日ついに子がお気に入りの店認定して、またここで買いたいと言い出した。今夜はお好み焼き。

 

 

 

9/16

朝。子が園に行ったあと元夫と顔を合わせることになるのは居心地が悪い。園がはじまって一週間、だいたい昼くらいまで寝ているような生活リズムだからひとまずホッとひといき。昨日整えた離婚協議書、このあとどうできるのか、公証役場に問い合わせ。一回打ち合わせて二回目に両者揃って出向けば終わりとのこと。区内でも馴染みのある行きやすい場所にあって、電話口のおばさんの柔らかな口調といい、なんか手軽にできそうな予感。気が楽になった。逆に気が重いのが子の戸籍の移動。家庭裁判所まで行かなくてはいけない。霞ヶ関というだけでハードルが高い。またマサコさんに連絡。子どもの成長にかかる費用というのは実際どんなものなのか、少しでもイメージできればと思って聞いてみる。確かな額としては全く分からないままだったけど、けど家族で普通に暮らしていても考え無しすぎて甘かったんじゃないかと思えてくる。未来が怖い。

子の戸籍謄本を取りに区役所へ。ちょうど昼時で職員の人がわらわらと行き交って、待ち合いの椅子の配置的に落ち着かなかった。区役所を後に、一人だからたまには広い方のダイソー。子どもが一緒だと三階建てのダイソーには行きづらい。じっくり見る。まちおかを覗くとセボンスターが安くなっていて反射的に手に取る。せっかくだから他にも買うものを見繕う。ブロードウェイの他にも寄り道しようかと思ったけど雨がパラパラ、急いで帰路について着く頃にはまた晴れ、なんならすごい暑い。

今日はまた少し遠くの児童館へ行こうかと、いつものママ友と話していた。未就園児だった頃に児童館のプログラムでよくしてくれていた懐かしい先生、こないだ会えなくて水木が出勤と聞いてあった。が、そのお友達が今日午前保育だったことが判明し、そんな日はお出かけになることもあるから、どんな予定か伺いながらこちらもお迎えにいくと、返信がある前に園のお友達に流されて公園へ行ってしまった。30分くらい遊んでから児童館へ向かう。先生とも無事再会しておしゃべり。こうしてバタバタしていると自分の置かれた状況を一時的にでも忘れられて調子良くいたところに先日面接した先から断りのメール。落ちた。信じられなかった。本当に、自分がやるのはこれしかなかった。せめて試用期間があると思った。話はそれからだと思っていた。何が違ったというのだろう。週二、短時間からOKの意味は他の誰かの穴埋めでの週二であって自分の希望日ではないのかもしれなくて、結局面接の場ではフルで対応できる人を求めているような雰囲気にはなるものだったりする。事業内容的に主婦を歓迎しているような会社で、あまり働けないということから家庭の事情の話になって、それが慈善の意味で考慮されるかもしれないという期待もあってありのまま話したけど、逆に単に厄介な人とされたのかもしれない。シングルマザーというだけで不利なのかもしれないことをひしひしと感じる。区の人達があんなに熱心に就活をサポートしてくれる本当の意味がわかった気がした。どん底な気分。目の前のママ友や伝えていた友人達にダメだったと報告する。元夫にも知らせたけど既読にもならず、でも帰るといて、ビジネス的でも楽しげでもない、すでに日常を共にしている人に対するような当たり前な口調で電話しているのが女性と分かってカッとなる。私は仕事を見つけるのですら難しいのに。そんな私の報告には見向きもしないで、もう誰かとの日常があるのかという空気に打ちのめされた。電話をしながら出て行ったあと、ごっちゃんがどうこうで行ってくる、とLINEがくるけど電話の相手が女性だったことを分かっているからごまかしにますます腹が立つだけだった。ぐいぐい先に進むことだけの元夫とはもう感情を交わせることもないんだと思うと、私の先にあるのはお金だけだと決意して、堪らなくなって義母に電話する。彼がどうしてやっていくつもりか分からないからお金だけは保証してくれと訴える。義母はそのつもりだと言うけど前回とは態度がどこか違った。あなたにも悪いところがあったのではないかと、嫁というものは、と本性表したなという遠慮ない言い方をしてきた。子が何度もお腹空いたと覗きにきていて、自分から掛けたけどもう切りたくて仕方なかった。この関係がある以上、この先の元夫との関わりは厄介だなと暗雲が立ち込める。カレーを作ろうと言っていたのにもう7時。すみっこぐらしのレトルトカレーにするしかなくて敗北感。悔しい。

夜中に寝れないでいるといまだになんでこんなことになっているんだろうと痛みが押し寄せてくる。7月に子がお父さんと井の頭のボートに乗った時の写真、この時もすれ違いではあったけどまだマシだった。もっと三人でいてあげたかったなと思うと涙が溢れる。ひとしきり涙を流したら今度は静かな闘志に変わってくる。今の忙しいという仕事って誰と組んでやってるのか確認していい?とあらためて元夫に聞く。どうにか分を悪くさせてやりたいつもりになって。ちなみに家のなかにいても用件は全てLINEで投げかけ。質問の意図が気になったのか元夫が直接やってきて、私は今日の電話のことを切り出すと、若干慌て気味に取り繕うように説明しだして、とりあえずは仕事の関連だということらしい。逆ギレするでもなく説明してきた以上、罪にすることもできず。こうしてなんとなく距離を置きながら同居していければいいと思うのだけど。

2021年9月11日〜9月12日

9/11

ツイッターを眺めていると懐かしい人の写真と共に綴られていた文字にショックを受ける。高橋ヨーカイさんの訃報。私が二十歳そこそこの、高円寺の高架下の雑貨屋でバイトしていた頃のこと。ヨーカイさんは黒づくめの格好にベースを背負って、表の回転什器にかけられたお買い得サングラスを取っ替え引っ替え見ていて、私は接客のために声をかけた。サブカルのつめも甘い頃の私はもちろんその時はヨーカイさんを知らない。高円寺らしい変わったおじさん、それくらいの認識。それから何度とサングラスを買いにやってきて、たまにもう一人のバイト仲間を交えて話をした。流していた音楽をきっかけにだったかなんだったか、ヨーカイさんは自分のメモ帳に自己紹介を書いて渡してくれた。高円寺の路上に近い場所で働いていると、こんな出会いも特別なことには思っていなかった。全てがこんなもんだなという感じだった。いつか今日これからライブだという日があって、私はバイトの帰りに自転車で寄ってみた。この街に住みだしてから思い出したけどそれは東高円寺だったみたい。そこは今はもう無い。おじさんばかりのライブなのかなと思いきや、ガラの悪い若い人なんかもいて、私の思ったヨーカイさんの世界と違くて戸惑った。とにかく若い頃はよくおじさんに出会うと交流した。ボクシング界のOBみたいなサングラスおじさんも常連でその人の行きつけの駅前の渋い喫茶店に行ったりもした。ライブハウス前。ヨーカイさんを見つけて声をかけるともう出番は終わったとかで、結局私は入らずにその挨拶だけで帰った。なのでヨーカイさんのライブは見たことがない。バイトをやめてすぐの頃、引き継ぎだかでその店のあたりにいるとまたヨーカイさんに出会い、私はバイトをやめて次はマジックマッシュルーム(当時は合法)の売り子をすることを話した。ヨーカイさんはその高架下にあった小さなギャラリーの友達の展示にいくところだったらしく、とりあえず行こうということで同行した。ギャラリーにはヨーカイさんと違って普通のおじさん達が数人集まっていて、ヨーカイさんはマジックマッシュルームを売るんだってと私を紹介しながら、みんなでどこどこでバター焼きにして食べただとか思い出話をしていた。いま思うとあの人達も「普通のおじさん」ではなかったのかもしれない。盛り上がっていたからコソコソと逃げるように私はそこから退散した気がする。ヨーカイさんと会ったのはそれが最後。その後、クイックジャパンなんかを読みこんでいくうちにヨーカイさんが自分の関心のあったことと地続きにいることを知って、驚いたような納得がいったような。再び高円寺に出入りするようになって、ヨーカイさんに出会わないなぁと思っていたけど、晩年は北海道で暮らしていたとその訃報のツイートで知る。街に人が張り付いていた頃の話。今の高円寺にヨーカイさんがいる姿は想像つかない。写真のサングラスも、あの店の千円のサングラスじゃないかなと思う。ヨーカイさんが選んでいた種類、よく覚えてる。

過去の自分を探す。ママ友ではなくで自分ひとりで出会った友達で、同じく高円寺で一人娘のいる子がいる。お互い暮らしがあるから頻繁には会えていないけど、たまに近況報告をしていた。今の自分の状況も早く話したい、相談したいと思って連絡すると明日会えることになった。子には友人の子と遊ぶかお父さんと過ごすか選ばせる。はじめは一緒に行こうかなと言っていたけど、お父さんとトリアノンに行ったりしたいとも言い出して、それでもいいかと思って元夫に伝えたけど、よく考えたら珍しく一緒に過ごすのにそんなただのご褒美みたいな時間になるのはやっぱり納得いかなくて、自転車の補助輪を外して練習させてほしいと言っておいた。そしてお父さんにも見せるということでやはりランドセルを背負いたがるので、もう一度箱を開封。試しにタブレットを入れて重さを確認させる。重いけど大丈夫といって家の中を歩き回る。お父さんに見せるように急かしてさっさと仕舞う。指示通りにベルトをひっくり返して鞄を包み込むような形にして厚紙を挟んだりして保管。春までこのままになるだろう。

子が絵本の「かしこいポリーとまぬけなおおかみ」の話をしだして、そういえば私はそれを読んだことがない。気になるから読みにいこうと貸出可となっている中野の図書館へ行こうと家を出る。まずはマルイに寄って最後のキャラクター雑貨屋の催事に行く。1ヶ月ほどやっていたお店、明後日で終了。子も最後とばかりにあれこれ熱心に見る。やっぱりこれくらいチープなダサい感じが子ども心にはちょうどいい。最近は100円ショップですら洗練されているから心が早熟になってしまうのが面白くないなぁ勿体ないなぁと思う。これくらいのレベルの店が普段のちょっとしたご褒美に欲しい。自分の買い物もあって他フロアも見る。手芸屋さんでなぜか子のテンション上がって、ちりめんのハギレを見つけるとこれでシルバニアの着物を作るんだといってきかない。どう考えても出来る気がしない(やる気になれない)けど熱意に負けてとりあえずハギレを買う。この店は夫が会員になってそこに集約させていたけどもう共有は出来ない。私も会員になる。こうして一つが二つになっていくのは、私が独立するきっかけではあるけど、それぞれファミリー割引のようなサービスは受けられなくなるのだから損だとも思う。久しぶりにカルディでも買い物。マルイを出るともう図書館の気分ではなくなってしまい高円寺へ向かう。週明けの面接に行く場所を把握しておきたかった。場所も申し分ない。もう自分が働ける気になっていた。パン屋さんに寄って食パンや丸パンのような冷凍できるものを買いたかったけど高くてプチあんドーナツを買って退散。マックで飲んでみたかった月見シェイクを買う。和三盆きなこ味。マックらしくない柔らかな味。美味しい。薬局の前に自転車を停めて、子に小銭とポイントカードを渡してトイレットペーパーを買ってきてもらう。側から見ているとニコリともしない固い表情で必死さを感じる。普段私とレジで会計の時はなぜか無駄に喋り続けている緩んだ態度だけど、ひとりだとまだ緊張感がある。たったこれだけで会計が随分と長いような気がした。買い物を終えて子が駆け戻ってきて、買ったよとトイレットペーパーとシェイクを持ち替える。ドラえもんがはじまるくらいに帰って、いつも通りの夜。ここのところ、お父さんが家から居なくなったら、二人で夜もだらだらテレビ観たり子どもビール飲んだり楽しく過ごせちゃうねと、二人の暮らしを楽しみなものに意識させている。そうなったらまずディズニーランドに行けちゃうよとも。子どもにとってディズニーランドは印籠のようなもの。それが目に入るともう平伏す以外にない。

 

 

 

9/12

日曜の朝は「おとうさんといっしょ」がやっている。習慣で点けているだけだけど、今日は「父山(とうさん)のぼり」という子どもがお父さんによじ登る触れ合い遊びをやっていて、子がそれをじっと観てから、お父さんなんてフーン、あっちいけ〜だよ、と自分に言い聞かせるように声に出していて、このたくましさを鵜呑みにしていいのか、可哀想にと手を尽くしてケアしないといけないのか、私には決められない。ともかく今の空気には疲れた。別居に振り切る決意表明として義母にお金のこと、子とはもう二度と会えなくなるということを話してやりたくなった。少しでも多くの友達の意見を聞いてからにしようかと思ったけどもう堪らなくなって、マサコさんにLINEで相談しながら意を決して、子がテレビに集中している間に朝から義母に電話。今日は報告があります、と話しだすと絶句していた。そりゃそうだ。義母は、もちろん支えますよとだけは即座に言ったけど、私が涙ながらに話し尽くすと、今は何とも言えない、時間をください、とのこと。終始、なんで判を押してしまったの、離婚してしまったら終わりよと嘆かれたけど、そんなの私にはどうにもできなくて、あなたの息子のせいでしょうとしか思えない。言われるがままに離婚はしてしまったから、とにかくお金の補償はしてほしいというだけです、と最後に私は心を無にして伝えて電話を切る。少しスカッとした。人間関係はお金に変えられないけど、一度できた関係を一方的に切られることを納得するには結局はお金になってしまう。

昼、起きてきた元夫にもお義母さんに伝えたこととあらためて条件を伝える。力なく頷きながら小さい声で子どもに会えなくなるのは寂しいなと言って、子においで、と抱っこのポーズをしたけど子が私をぎゅっとしてそっちにはいかなかった。正直ざまぁみろと思う。でもその次の瞬間には、こないだたんぽぽで買った105円の服を着せてみたら、お父さんにも見せてくると行って駆け出すものだから私は泣きながら怒った。もうお父さんはいつもすぐ側にいるわけじゃなくなるんだからと言って、写真に撮って送るからねと、今はまだ同じ家にいながら写真で伝える。私なりに心の準備をしているのだ。

雨が降りそうで降らないおかしな天気。一応洗濯物を取り込んでいこうかなどと、会う前から友人とやり取り。2時半から3時で適当に待ち合わせ。歩きで行こうかと思ったけど天気がなんとかもってるから自転車で向かう。少し早かったから西友でお茶を買っていると友人も早速向かってくれているようだったからついでにお茶を買っておく。落ち合ったら歩きながら本題。非常に驚きつつも、夫の性格や出身地が近いといえば近いだけに県民性を分かって判断すると、分からなくないということで、そういう家族に向かない人間っていうのがいるよねという結論に至った。友人の夫もそういう人間で、そこの家は冷静に話しながら別居の話を検討しているとのことだった。子どもは小学生女子なこともあって、普通に父親と二人は恥ずかしいと思うようなところもあるから、パパがいなくても同じ気もするという。でも例えばご飯を食べに行った先で、お父さんのいる他の家族を見たら、娘は胸に手をやりながら「ここがチクリとする」と言っていたらしい。もう嫌だ。なんで子どもがそんな思いをしなきゃならないのか。自分の存在が子どもにはどう影響するのか考えられないんだろうか。我が子はそれを5歳にして体験させられるのかと思うと正気ではいられない。それだけ元夫が身勝手なことをしているというのを友人に理解されて私自身は少し気が晴れた。やっぱり人と向き合おうとしていない彼が家族に向かないのだ。私が料理の探究心がなく関心が薄いことを責められ、そうはいっても子は美味しいと食べてくれてると、こちらも不安を断ち切るようにどうにか胸を張ったら、子どもは他に知らないからだろと言われ、何があっても私の作ったものは食べなくなった。言われたことを真摯に受け止めたつもりで、でも少しイヤミもこめて「今日は土井先生レシピの味噌汁だから、よかったら食べて」と言った時は、別にそういう意味じゃないからと鼻で笑われた。これはマサコさんの言う言葉の暴力ではと私も心のどこかで思った。自分のせいなのかなという気もしてきて、そう思わされるように突いてくるのがDV。でも私が本当に基準値以下なのかもしれないし、それならさすがにまずいけど、そうだとして私が上達しなきゃいけないことを人に指図される必要もないはずとも思う。子どものいる暮らしで自分なりに努力しているつもりだったから、もうそんなことを言ってくる人間と関わらない方が自分にとっても良いんだろうけど、でも子どもの親として楽しくやってもいたはずじゃないかとも思うから、今が嘘みたいな毎日なのだ。

夕方、帰ると子の自転車も外に出されたままで、色んなものを買ってもらったらしく子はご満悦だった。自転車の補助輪は外せなかったらしく私の希望のようにはいかなかったけど、補助輪付きでも久しぶりだから少し練習が必要だったとのこと。そんな子の報告よりも友人はどうだったのと、自分が何と言われたのかが気になったようだった。少しさっぱりした私は自分は間違ってないし、とにかくお金は要求するだけ払うべきという話でまた元夫がキレて出て行った。もう私は子どもの前では穏やかにいることを誓っている。あなたは自分の思い通りになるんだから暗い顔しないで笑うように、とLINEしておく。

マサコさんから、元夫が友人の陽光くんにはこの話をしたようだと聞いて、男性側としての何か言葉があるものなのか、私も陽光くんの助言をもらいたくなってメッセージしてみる。寝る頃に返信をもらい、一度離れて時間が経ってから話した方が冷静になれると思ったから、物理的に離れて暮らしてみるのもいいかと思う、と夫と実際に言葉を交わした人がそう言うのだから、もしかしたらそれくらいの希望はあるのもしれないなと期待できるような心持ちになれた。頼もしかった。ホッとしたのに涙が出る。ホッとしたからの涙か。子がどうして?と聞いてきても、涙を流しているけどにっこりできる。友達が良いこと言っててねと言って笑う。ちょうど帰った元夫を私達は何事もなかったように軽い感じで「おかえり〜」と迎えられた。元夫の方も落ち着いていた。