どうにもならない日

こんなはずじゃなかった2020年からの生きる記録

2020年11月24日〜11月30日

11/24

今朝は用事のある人と交代して絵本の返却作業。でも仕事がある明日に備えて髪を整えておきたい私も朝のうちに美容室の予約をいれてある。作業で保育室に入るとめずらしく我が子が近くに寄ってきて、なんやかんやと騒ぎ立ててきた。今週は園の全部の絵本をチェックする大仕事がある。その日、子供達は大型バスに乗って遠足。その前日はいよいよ高円寺の業務スーパーの再オープンもあったり、私は今週が山場といった感じ。ここを乗り越えたらもう年末気分になってもいい。子供達はクリスマス礼拝の歌を習い始めたようで、部屋にはアドベントの飾りが並んでいた。

園を出た通りの行く手と反対方向の少し先に三、四人の人が集まっていて、その真ん中に何やら大きな物体が見える。目を凝らすとその物体はどうやら人で行き倒れ。住宅地の十字路で、周りを囲むのは赤ちゃん連れの女性や家から出てきたような近所の人っぽい。お年寄りの行き倒れを人が介抱している場面はたまに見る。数年前に亡くなってしまった隣りの家のおじいさんも何度か廊下で倒れていた。その人は身体がおぼつかないのによくお酒を飲んでいたようでもあったけど、こんな朝から倒れてしまった人はどうしたものか。後から出てきたママも気づいて、今は行き倒れるコロナの人とかいるらしいよねぇと険しい顔をした。下手に近寄るのは良くないということか。すでに救急車を呼んでいるらしく微かに救急車の音が聞こえてきた。帰ってヤマトと連絡。先日作業を手伝った夫の荷物、登録の問題でいくつかの連絡先が私になってしまっていて、ヤマトの人からこのところ度々連絡が入る。相手側が長期不在のためどうするかといった話。夫に伝えるとこちらから連絡を入れるとかなんとか、本当にいちいち面倒なことを全部自分で抱えこむ。そんなことしているうちに出る時間。道をいく車や人との相性が悪く、回避しながら進んだら遠回りになってしまい予約時間ギリギリ。前にも担当してもらったことのある美容師さんで安心。洗う時までしていたマスクを鏡の前で外す。伸びきった髪が悪いわけでもないからイメチェンするでもなく、ただ今より数センチ短くなって緩みきったパーマを直してもらっただけ。すっきりしたけどフレッシュさは無い。物足りなさも感じつつ店を後に。近くのライフに寄る。緊急事態宣言を出されたいわゆる自粛期間とされてた頃以来。入ってすぐにパンのよい香りが漂っていて買わずにいられない。いま帰って自分が食べるカレーパンと、子にいくつか今日のお買い得パンを買う。カバンをガサゴソ財布を探すこともなく、上着に突っ込んでいたスマホで、ポンタのポイントもメルペイ支払いも済ませられて楽!いくら支払いがスマホでも、結局ポイントカードを出すのにあっちこっちと手間どることもある。帰り道近くの商店街の建物の前に警官が何人か。いつ見ても空いてるのか分からないような整体院を取り囲んで何か物騒。今日は人が倒れていたりひと気のない建物が調べられていたり天気も悪いし、なんだか不穏な日。帰ったらもうすぐ一時。またヤマトから不在知らせの電話。連休を挟んでいたのが関係するんだかなんだか、一週間もヤマトの不在票を気にしない事情はなんだろう。アプリでもLINEでも登録しておけばお知らせしてくれるのに。

お迎え時はパラパラ雨が降って真っ直ぐ帰宅。子が切り鮭みたいな絵を持ってて、よく見ると人参、収穫感謝礼拝で野菜をスケッチしたみたい。本当に採れたてみたいな、自然な形の野菜なんだろうなと子どもの絵でも充分わかる。そんな人参なんて少し高い有機野菜のコーナーでしか見かけない。立派なものを捧げた人がいるもんだ。毎年この捧げられた野菜を使って汁物を作って餅つきをするのが園の行事だったけど、今年は皆んなで食を扱うことができない。これはそもそも保護者は関係ない行事だったし、園のなかで勝手にやってほしかったなぁ。

家でだらだらと遊び。おままごとのお箸セットをみて、ままごとセンターを思い出す。練馬の酉の市に来る露天で手に入る昭和レトロなおままごと道具。もう在庫があるだけで終わりと言われていて、二年前にはじめて行って、去年も行ったら確かに品数が減っていて寿命を感じた。でも今年はどこも露天は無しだっただろうから、あの在庫は来年に持ち越される。夫も落ち着いた家作業をしているうちに、一人で郵便局へ。ついでにオオゼキに寄ってみると、なかなかお買い得な日。どうせ袋を買うつもりで、めんつゆやプレーンヨーグルトなど大きめの物も思い切り買う。帰ると家は静かで、夫は仕事、子はこないだ録画したスタンドバイミードラえもんを観ていた。何か好きなテレビを見せておけば部屋の散らかりを少しは抑えられるし確かにおとなしくなるけど、目先の快適さのためにそんなことをしていていいのだろうかと思う。夫はそんな状況にするだけして外の仕事に出て行ってしまった。自分が帰ってきたんだから観るのをやめて何か遊ばせなきゃと思うけど、でも集中してくれているとつい自分も存在を消して空気になってしまう。明日に備えて読書。そのまま夕飯の支度まで。

ごはんを食べながら観るテレビ、MXのスポンジボブがこの日に変わっていたことに久々に気づいて観るとなんと一時間くらい放送してる。今日はよくテレビを観たことで割と自分の時間を過ごせた日。罪悪感も感じつつ。

 

11/25

今日は大事な日なのに朝から天気が悪くて気分が落ちる。おまけに口のなかを矯正器具で傷つけてできた口内炎が話すたびに器具に引っかかるかどうかのところで擦れて痛い。昨日も微妙な天気で見送ってしまい溜まった洗濯物をランドリーへ乾燥に。東京ポッド許可局の過去の論を聞きながら歩き、ランドリーで聞きながら待つ。仕事のことは忘れて普通に楽しめてしまう。この時間が惜しくて100円分追加していつもより長めに。もうここまできたらなるようにしかならない。いつも通りに一日過ごすつもり。お迎えに行くと今日は皆んなキャンドルを持っていて、子はおうちでもアドベントするんだと夢中で話しながら帰る。

図書館へ。今日はなかなかお友達がこなくて子がしんみりしているから、もう帰ろうかなと思っていたらパラパラ仲間がやって来た。でもさすがに今日は遊ばないで帰ることにする。ファミマに寄って、夫がやまちゃんからもらったファミマの紙の100円引クーポンを使ってトルコ風アイスを買う。やまちゃんはこういうチョロいものをよくくれる。ファミペイを使っているけどこんなクーポンは無い。地味だけど100円引きは大きい。実費40円くらいで買えたトルコ風アイス。思った通り子はグルグルを楽しんでアイスを食べるのが遊びみたいになって時間稼ぎができた。Go toイート利用停止を要請との速報。トラベルは自分の生活に響かないけどイートは残念。着々と貯まって盛り上がってきたところだった。でもこうも感染者数が多いと、ふとした時に急に不安が襲ってきたりして凍りついてしまう時がある。でも今は社会全体がそうではないだけに凍りついてしまう自分に焦りや憤りを感じたりもする。だから以前よりマスクの効果を信じて向かっていくしかない。図書館で会ったお友達は週末に新幹線で名古屋へ行っていた家族だけど、私達は会食どころかマスクをズラして飲み物を飲むことすらしていない。大丈夫、大丈夫。

夫に何か食事を用意しておこうかというと、ここぞとばかりに子と二人で外食をしたいようで、はぐらかす。下手に食べに行くくらいならオリジンにしなよとキツく言っておく。雨はあがったけど不安になってきて電車で荻窪まで行くことにした。自転車の道のりでは気持ちが乱されてしまうかもしれない。ちょうどラッシュ時間にかぶるのがそれはそれでまた不安だけど、一か八かで駅に向かう。今日の取材はとくに時間を意識しないといけないから久しぶりに腕時計もした。以前のこの時間の地下鉄は、赤坂見附あたりからずっとキツキツに混んでいるものだったけど思ったより少なくてほっととした。準備はばっちり、なだけに予定より早く着いてしまう。こんな時でもないと入る気しないブックオフへ寄り道する。昔は広くて物が揃っていて活気もあってテンションあがるブックオフだったけど、いつからかメンズ古着も推す店になった。そうなってからはじめて入る。ほとんど半分が古着屋。ダサすぎるわけでもなく、でも値段もそこそこしていそう。本も服もデジタル家電もある方が便利なのだろうけど、逃げ場がやたらあるのはあの頃のブックオフの覚悟が感じられなくて冷めてしまうな。入店から立ち止まることなく歩き続けたまま店を出る。こじんまりと長く続く商店街を通って目的地へ。こないだ自転車で来ているから場所は分かってる。けっこう歩く距離というのを気にして早く来たけど、もう着いてしまう。数年前に新しく建てられた区の施設。貸し出し会議室などいくつか部屋がある。私と代表が今日の講師を出迎えて控え室に案内、挨拶などを済ませて退出、講座、質疑応答、インタビュー、という流れの予定。事務所のスタッフであるママ友や区の職員がまだ準備しているなか控え室の確認をしたり検温など済ませる。と、もうマネージャーさんが来たとの連絡。荷物を先に置きに行くために案内しながら話を聞くと、さすが大きな組織、何人もの人が関わっているようで、今ここにきた彼女は現場担当とのこと。あとからもう一人来るとも言う。なかなか大掛かりなこの状況だけでビクついてしまう。ロビーに戻っていよいよサンタツさんの到着を待つ。じっと玄関を見つめる私達に驚く様子もなくスタスタと入ってきたサンタツさん、スーツにマフラー、レザータイプのトートバッグを肩に担ぎ上げたポーズでイカついサラリーマンのよう。流儀を意識したわけではないのに、その空気に自然と口から、夜なのに「おはようございます」の言葉が出てしまう。立ち止まらせることなく移動を促すなかサンタツさん、マラソンの給水所のごとく、スッとアルコール手に吹きつけて行く。私にしてみれば、あっアルコールそんなところにあったんだ、という感じ。言葉を発する間もなく控え室へ。早々に座るサンタツさん。当初の予定とは何ひとつ噛み合わず挨拶することもなく部屋から退出。代表もこのノリに多少焦っているようでもあった。相手もプロとはいえ、話し出す前に集中はしたいのかもしれない。講座がはじまると、まるで違う空気を作り出せるから凄い。話は圧倒的に面白い。後の緊張のことは忘れて楽しめる。こんな授業が受けられる大学生羨ましい。そんな時間はあっという間。鼓動が高まって落ち着かせられるわけもなく取材。相手は一度話し終えた後だからか、来た時よりリラックスした話すモードで対応してくれる。無我夢中の20分。焦って焦って話がとっ散らかってしまったし、ひとつも自然な会話ができなくて後悔しかない。別に私が面白い人に思われる必要はないんだけど、会話が楽しいものでなかった印象がどこかに残ってしまうのが後味悪い。見守っていた上司は、程よく笑いもあったり大丈夫でしたよ、と皆んなに報告してくれていたけど、それは相手が喋りのプロでしたからね…としか思えない。帰り道もずっと反省を引きずる。久しぶりの9時過ぎの帰宅。子はお風呂を出たあとでも元気いっぱいの状態で、ようやく少し気が抜けるけど、頭が興奮がしていて疲れはない。ママ友こそ準備やら司会やらで疲れていたようで、帰りは別々だったから「お腹すいた、けど食べる気もせず」と連絡がくる。子の寝かしつけまで夫の責任にして、私もお風呂に入ったり一応寝る態勢は整える。そのうちに子が、「お父さんにはごめんだけど、さなえちゃんが恋しくなっちゃった」と何度か繰り返して私に隣りに寝るように言った。子はあまり人に甘えるようなタイプではなくて、それが少し物足りなくもあるくらい、普段から私に執着もない。親子というより仲間感が強いのかもしれない。たまにこんな子どもらしいことを言われると、私の存在も一応安心の対象になっているんだなぁと驚いたりしてしまう。私が隣りにいって子はすんなり寝たし、お風呂に入った夫ももう脱力して寝ているようだったけど、私もママ友と同じくお腹が空きだしたけど、普段食べない時間だから食べ方が分からない。夫が昨日新宿に出たついでに前労いだといって成城石井でスイーツを買ってきてくれていた。でもそんな甘いもので癒す気にもなれない。頭がギンギンで寝ることもできず。とにかく今日の後悔だけが脳内リピートされた。

 

11/26

ようやく気持ちが晴れた、天気も晴れ晴れ開放感。今日は朝9時から待ちに待った業務スーパーがリニューアルオープンする。登園後行きたい気持ちとそこまでして行く恥ずかしさもある。横断歩道で八百屋のおじさんが園の方向に配達に行くのが見えたから、子に確認すると今日はお誕生会の日だった。昨日言ったよ、と怒られる。前はお誕生会の日はカレーの日だったから意識していたけど、今はとにかくおにぎりだから気にしてなかった。園の前で八百屋のおじさんにも挨拶。なかに送り込んだあと、業務スーパーに家が近い仲良しのママ友に連絡。偵察に行きたいけど寝坊して今からは行けないとのこと。夫も行きたいと言いつつ仕事があって身動き取れず。ひとまず肩の荷が降りた私ひとり、11時回ってまずはスーモで気になった物件の外観を確認しつつ近所のお世話になっている不動産屋を覗きつつ、業務スーパーの偵察に行こうと計画して家を出る。まずは物件確認。悪くもないけど住宅地の中すぎてひと気もなく環境は読み取れず。そのまま高円寺までの道確認。途中、園の上の学年でみたことあるパパが自転車で走っているのを目撃。送り迎えでよく見ることがあって、この園のパパにしてはスタイリッシュでダサくないのは珍しいなと思っていた人。こんな時間に高円寺をウロついて、まさか業務スーパーか?と同じ方向に走らせる。業務スーパーは行列。クリーニング屋の角で、ここが最終尾です、の看板を持った人が立っている。遠目に見てもこれだからサーっと通り過ぎると園パパも同じ。どこまで行くのかと思ったら古着屋が建ち並ぶ隙間に自転車で消えて、おや?と思ったらスッと出てきて建物の階段を駆け上がっていった。階段下まで行ってチラリと見上げると、なるほどその正体は古着屋さん。そんな人もいたんだな。私はそのまま自転車を走らせて、シズルさん夫婦がおすすめしてくれた不動産屋も覗いてみることにした。見た目も雰囲気もまるで温水さんの人がいて良い人なんだよとシズルさんが絶賛していた。張り出されてる物件から目ぼしいものを問い合わせるつもりでガラス面の間取り図に目をやると、その隙間からシズルさんの言う通り明らかに温水さんな人がいるのがみえる。それともう一人男性が、机の端から端まで書類が積み上げられているなかで埋もれるように作業している。書類の数だけ物件がある、わけじゃないだろうけど、パソコンひとつと向かい合ってるだけみたいなスタイリッシュな不動産屋より断然期待してしまう。高円寺北側の物件を聞きつつ、自分の希望を伝えていく。正直厳しいことは分かっている。今の家なんかはこの辺りでは古くからメジャーなところらしいく、そこに住んでるということは、ということで話が分かる相手な時点で相談しやすい。温水さんは偉い人らしく私の対応はもう一人の男性だったけど、知り合いにここをお勧めされてという話をするとニコニコしながら誰かなぁと話に加わってきたりして、アットホームさが優先される感じは地元の繋がりを大事にしているようでもあってやっぱり頼りたくなる。なかなか長く話した。また必ず寄りますといって出る。業務スーパーはまだ行列。諦めて家方向へ向かう。環七で山辺さんとすれ違い軽く挨拶。お互いロスアプのマスクをしている日だったので私的には心のなかでガッツリ腕タッチしたくらいの気持ち。最近1時オープンにしているらしい。高円寺からの帰り道、徐々にひと気がなくなって寂しくなってきたところにポゥッと明かりをともして、外に向けては過激な自己主張することもなく、ただひっそりとそこにあってくれる、その存在に毎度ほっとしてる。こんな昼間からお店を開けてくれるなんてますます街に安心感がもててしまう。途中で今の家で付き合いのある近くの不動産屋へ。おじさん一人でやっている、家の紹介よりも管理が中心といった感じの不動産屋。いま向かいのマンションがひと部屋空いていることはスーモで分かっていた。この辺りのマンションは大体この不動産屋だろうと思って聞いてみると、部屋ごとに違うらしく管理人さんに聞いてみたら?と言われる。管理人さんはよくマンホールを開けて水の流れをチェックしていたおじいさんで、でもいま入院しているから奥さんに、とのこと。どうりで最近見かけないと思った。ある程度住人の顔もすでに分かっているし、安心感はあるけどただ少し条件に満たないところではある。とりあえず部屋ごとに管轄が違う、それが分かっただけでも今日は充分。帰って急いでご飯を掻き込んでお迎えへ。広い公園へ行くのを阻止していつもの小さい公園で軽く遊んで帰ることに。長居してお誕生会のおやつをそこで食べだす子もいるから、目につかないように気を引きながら公園をあとに。ファミマのレジ外に仲良いお兄さんお姉さんが揃っているのが見えて、子がテンションあがって駆けこんでいくとお姉さんも手を広げて受け入れてくれて、私も店に入ると、「わたし明後日で終わりなんです」「ホテルに就職決まったから」とのこと。え〜!急だよ!と惜しみつつ、就職おめでとうと子と拍手する。おいで、何が欲しい?なんでも私が好きなもの買ってあげるよ、チョコレート?キャンディ?とお菓子売り場に子を連れて行きながら、お兄さんに向かって大きな声で何かネパール語で言っている。お兄さんは頷きながらレジに入っていった。いいわよね?いまレジ頼んだわよ、とかそんな感じだろうか。子はいちごのガルボの袋を買ってもらう。別れを惜しむお姉さんに、「いつかめーちゃんがそのホテルに泊まるかもしれないから」「また会えるよ」と子は言っていた。いつかは必ずお別れはくる。それは分かっている。でもなかなか自分からは今の環境を抜け出せない。これから少しずつこうして背中を押される出来事が増えてくるだろう。そうなってようやく諦めがつくのかなと思う。

明日は遠足でいつもより一時間早い。全てを一時間早巻きでやらないとねと言っていたのに5時過ぎになって手一杯の夫に代わってヤマトに荷物を出しにいくことをになってしまった。前のフリマで買った手作りのネネちゃん人形用のマスクとパンツをつけた、ネネちゃん改めなっちゃん、を連れた子を自転車にのせて荷物を背負ってセンターまで。ヤマトの人は忙しさにやさぐれている感じがする。配達にくる時はCMばりの好青年感だけど裏では中学生の部室みたいなノリ。そそくさとセンターを出て、一応業務スーパー前を確認に行くけど朝と変わらずクリーニング屋まで並んでいるから帰る。ママ友からの日中の連絡も同じ状況で、今日は一日中行列みたい。6時には家に戻れたけど、おしりたんていやらどうぶつぴーすやらシルバニアファミリーやら、木曜は子が喜ぶテレビが続いてしまって結局いつも通りの時間。私も起きれるのか不安。

 

11/27

早く起きなきゃという意識がどこかにあるばかりに夜中から明け方に何度か目が覚めてしまい、5時台に目が覚めた時にようやくスマホのアラームを設定してまた眠りにつく。も、やっぱり気がかりでアラーム前に目覚め。起きれただけで安心して、ついだらだら準備。天気予報でいくと今日は一日寒そう。でもしっかり着ちゃうとバスのなかは暖かいかもしれないし、遊んでいるうちに暑くなるかもしれない。それなら脱ぎやすいスウェットの方がいいけどそれだと屋外でアウターを着たまま遊ぶのだとしたらやっぱり暑いかもしれないし、と何を着せたらいいのやら頭を悩ます。結局Tシャツの上にスウェットにしてダウンにした。夫が見送りをする予定だから、少し薄手のジャケットも持っていって、外の気候と他の子をみたりして夫が判断して着せ替えるというのであとは任せた。バスは駅前の公園脇に停車していてそこへ送ることになっている。絵本点検の当番はその足で園で点検という名の掃除をはじめるのだけど私は直接園に行く。いつもより一時間早い街は小学生の時間のようで、マンションの小学生と一緒に信号待ち。小学校も三年生は井の頭公園へ遠足みたいでお弁当の中身の話や、学校で授業の学年の給食の話なんかをしながら横断歩道を渡る。裏道を走って角を曲がると、向こうから来た小学生に驚かれる。毎朝同じはずなのに、いつも見ない人が突然現れてしまったのだろう。作業は思ったよりサクサク進む。二時間して絵本作業担当以外の母達もやってきて、年少母の歓迎会。久しぶりなくらい近い距離感で向かい合って座る。話すことのない電車でも座るのは躊躇してしまうのに、この距離感で座って話さなきゃならないことに私は少しストレスを感じるようにまでなってしまった。とはいえさすがにこの場で拒否はできない。小学生の子もいる母なんかは校内でコロナ感染者が出たことがあってもこれで平気なんだから、やっぱり危機感や気にする度合いは人それぞれ。心ここにあらずの状態だけどどうにか会話。そういえば運動会の時に見たのだけど、今年入った年少さんの母でゆきぽよみたいなギャルいませんでした?と近くにいた年少さんの親に聞くと、ああ、その人は養護施設の子の産みの親なんだよね、と教えてくれた。園には近くの養護施設から来ている子が何人かいる。事情は色々あるらしく、そうして別々に暮らしているけど関係は友好なことはよくあるみたいで、園の行事ごとも全て張り切って参加していて大きくなったら一緒に住むとか、計画的にそうしている人もいるとのことだった。失礼かもしれないけど私はそんなヒリヒリとした世界を身近に感じることで生きることを実感してる。

絵本作業再開。前半より人手も増えて11時半過ぎには終了。傷んだ絵本は直して、概ね出版社別には分けられて、あとは並びをもう少し整えたかったけど難しかった。明らかに多いのは福音館、次に偕成社くらいで、他は様々。この歴史ある蔵書には今は絶版の絵本なんかもある。旦那さん含めその兄弟皆がこの園の出身だという人なんかは、貸し出しカードの記名欄に身内の名前を見つけるロマンがあったりする。これまた誇りを感じる園作業であった。

遠足からのお迎えは早くても3時。通常の保育時間より一時間長いだけゆとりがある。ようやく先日の取材内容を書き出す時間が取れた。ひと通り終えたところでまた明治の営業の人。午前中にも来ていて、ご主人が目が疲れやすいとかって仰ってたんでそれ向きのを…と、またサンプルをもらっているらしい。知らなかった。各本体価格は思ったより高くなかったから、本当に気になってシステムなどをあらためてしっかり聞いてみる。配達5本からというのは週単位の話。隔週で6本ずつでもよいと提案される。月12本×約140円プラス手数料だか88円。やっぱりそんなに要らないだろうと思う、贅沢。念のため価格表をもらうと、またコーヒー牛乳をくれてしまう。私としてはサンプルを配ってくれるより前に条件や価格を教えてほしい。美味しいとか体にいいとかで買わない。まず、いくらかって話。ケーシー高峰のような柔らかい話し方の、物腰の良い人なだけに、豹変するのが怖くて突き放せない。今日の瓶を返す時までに決めると答えてケリをつけることにする。そうこうしているうちに3時。携帯をみるとクラスLINEで、もう来たけど誰もいないとか、30分くらいと聞いたとか、先生からの一斉メールは来るのかどうか議論してる。私は間をとって15分くらいに行くつもりでいたからまだ良いかなとさっきの牛乳価格表を見ていると、「バスが到着したみたい!焦らずに来て大丈夫です」と先についてるママからの報。結局慌てて家を出る。集合場所の公園につくと、ちょうど子供達が並んで帰ってきたところだった。各方向から慌てて母達が向かってくるのが見えた。先生から子供達にお話と、お祈りをして解散になる。どの子も少し動きがスローで口数もなく疲れたんだろうなという感じ。我が子もゆっくり帰る。後ろからお友達が来て少し元気に。そこにまた後ろからお友達が来て、そうなるともういつもの調子を完全に取り戻した。手を繋いで歩くのに誰が真ん中になるかで揉めたり。また一人やってきた。二人ずつ組んでようやく前に進んで公園出口でお別れ。信号で朝の小学生のママに会って今朝の様子を話しつつ、最近明治の営業がよく来ない?と聞くと来てないよとのこと。同じマンションなのに、とかこんな話もできるから、やっぱり住むなら沢山の人がいるマンションが安心するなぁと思ったり。家の前まで来るとやまちゃんがいた。どうしたの?というと夫が来るのを待ってると言って「これ」と自転車のカゴにいれたドローンを指差す。荷物置いてくるわと伝えて、マンションのママが待ってくれてるエレベーターに乗る。話を聞いていたママがドローン禁止って書かれてるけど、あっちの方ならいいかもと教えてくれる。夫は電話しながら出る準備をしていて、私達は子の荷物をおやつ袋に持ち替える。木が茂っている公園より手前の学校の校庭の方がいいということになって、野球をしている子どもでカモフラージュするような端のほうで飛ばす。充電が10分くらいしか保たないからとか天気が悪いからなぁとかやまちゃんはブツブツ言っていた。学校の方に警備員がいるのが見えてサッと片付け。私と子は帰って、夫は発送する箱をかかえてやまちゃんと中野の方へ行った。今日は寒いしお疲れさまだから家で遊ぶ。夫がブロードウェイだけど何かいる?と聞いてきたけど特になし、むーちゃんのトイレ砂だけお願いする。子が朝食べかけたバナナを食べようとしたけど無いから怒ってたとも伝える。1ヶ月に一度食べれる高級バナナ。

夕飯を食べていると夫が貝があるよと帰ってきた。遅いなと思ったらあれからずっとやまちゃんと買い物していたみたいで、うちでは寄ったことがない鮮魚店でマグロのクズみたいなお得なパックを買ったり、やまちゃんが買った静岡産の貝を分けてもらっていた。貝には子が大喜び。殻も欲しいし中身も美味しいと興奮していた。え、ブロードウェイの地下で男二人で食材買い歩いてたの?と、その様子を想像して笑った。

 

11/28

午前中から外に出る夫がついでに業務スーパーへ行ってみるとのこと。朝9時から夜9時まで。前は朝もそんな早くなかったはずで夜は10時までやっていたのに、健全な真っ当なスーパーになった印象。OKに対抗しているのか。子の風邪薬が終わったけどまだ声が本調子ではない感じ。来週にはインフルエンザ予防接種の二回目もあるし、その前には体調を整えてあげたい。今日はファミマのお姉さんが最後の出勤日。チョコレートを買ってもらったお礼に何かあげようと、何がいいかな、就職祝いにホテルのお仕事中にも使えるものがいいかな、とあれから子と度々話し合っていた。子はお手紙を書いてお花を摘んであげるんだというから、それなら花束を買ってあげることにした。病院行って、そのままお花を買いにいく予定。活気のある病院。皆すこぶる健康でインフルエンザの予防接種にきているわけだ。診察してもらいながらワクチンの在庫状況を聞くと、他から分けてもらう予定もあるから豊富とはいえないけど来週はまだ間に合うだろうとのこと。ひと安心。持っていたぬいぐるみマスコットを無くしただなんだの騒ぎで院内にいた人達を巻き込んだりもしたけれど無事発見、そのまま中野へ。マルイのフードコートに座りたい願いはまた叶わずコメダ。空腹の時にコメダというのは高くてイライラする。環境やらメニューをみると時には、二度と来るか!と吐き捨てたくなるくらい不愉快になるけど子どもはどうしてかコメダが好きだと言い張るので仕方なく。ミックスジュースとサンドイッチと唐揚げのセット。飲み物で耐えて、あとは子の残り物を食べた。花屋さんへ。マルイにもマルイ裏にも花屋さんはあるけど、ざっと見るだけみてやっぱりサンプラザの花屋まで。とくにこだわりがなければサンプラザの花屋は安くて良い。ほとんどが一束300円と決まっていて選びやすい。花からラッピングの包装紙から全て子に任せてやると、花束を持ってきたお姉さんが「少しおまけしておきました」と笑って、花に合うように緑を添えてくれたりしていた。いち早く花を届けたくなっている子。お姉さんの最後のバイトは4時までだというけど、いま花を渡して大丈夫だろうか。駐輪場の近くてマンションのママに会う。家探しどうしてる?という話に触れる。そこの家とは条件が合わないからライバルにはならないけど、いま申し込みを出してると言っていて焦る。別れたあとに落ち着いて考えたら申し込みを出してるということは、決まればもう近々引っ越さなきゃならなくなる。いつまで経っても別にここにいるみんなでお別れパーティーが出来るわけでもない。会った時にじゃあねと声をかけ合うだけ。会わなければそのまま居なくなってしまうだけ。こんなところに一生住んでいたくなんかないと思っていたけど、今はしがみついてでもここに居たい気分。まずは、アルバイトのお姉さんが去っていく。ファミマに入ると、休憩中だったのかレジではなく裏からブラブラお姉さんが出てきた。子が花束とカードを渡して二人で拍手をすると、お姉さんは感激してくれた。歌も歌う。お姉さんは、すごい、すごい、と言いながら知らない歌に耳を傾けてくれた。記念撮影、子がお姉さんにもあげるためにもう一つ撮ると言ったことで自分のスマホでも記念撮影させられるお姉さん。いきなり言われてもしっかり加工モードを設定して、さすがFacebook用なのか、撮り慣れてる感じがした。さようなら。いつか高円寺の北口で遭遇できたら嬉しい。

夕方4時も過ぎて、気になっていた家の立地を夫に案内しつつ、ワークショップをした施設にそのクリスマスリースが飾られているのを見にいく。家の立地を把握するだけで、夫はピンとはこないようだった。まだ仕方ない。高円寺まではこのルートかなと自転車を走らせると、JRの高架脇の空き地にやまちゃん。懲りずにドローンを飛ばしてる。側に配達だかの車を停めていたお兄さんがその姿をみて苦笑いしていたのが見えた。やまちゃんは飛ばすのに良い場所を探求し続けている。ここうまくいけば電車が見えるのがいいんすよと、今日もドローンを丁寧に箱にしまう。やまちゃんも誘って皆んなで座高円寺へ。エントランスホールの中央にリースが吊らされていた。まさかこうしてホールの飾りの一部のようになっているとは。いかにも展示品ですといったように壁に飾られているとばかり思っていた。自分のはどれか分かる?というとちゃんと見つけられた。そのワークショップの時にも出会った保育士の先生にまた遭遇。偶然がすぎるけど、今日も公演中の託児をやっていたらしい。この前のワークショップははじめてやったけど、ここの二階にあるカフェでやっている絵本の読み聞かせには何度か来ていた話をする。今年度はコロナ禍でその催しは中止になった。カフェとして来ても良いのよと先生。一年前とかに経営方針を変えたらしく地元の店のものを起用していて、コーヒーはさわや、ラザニ屋のラザニアが食べられるようになっている。チェーン店も好きだけど、そうして地元の支え合っている感じも好きだ。さわやのコーヒーが250円くらいで飲めるのは知らなかった。夫にも挨拶させた。おすぎとピーコのテンションがある人と、以前から話していたのがこれで分かってもらえたと思う。やまちゃんと別れてケンタッキーへ。今日はトリの日でそのセットを買おうという話で来たけど列に並んでいるうちに私のクーポンにある別のセットの方でうちには充分ということに。夫がいま付け焼き刃でアプリを入れたってそのクーポンは出てこない。私の積み重ねで得たものなんだよと得意になってクーポンをかざして購入。夫に薬の引き取りも頼んで先に帰ってもらって、私と子が今度こそ業務スーパーへ。流れるように入店できていたのに自転車を停めている間に入場制限ができてしまい、前から2番目で寒い中まぁまぁ待たされる。気づけば後ろには行列。買うものは決めているから入店したら足早に歩む。買い物しているネパールっぽい若い女性をみると今日お別れしたお姉さんか?と私は分からなくなるけど、子は全然違う!と言っているし、向こうは気にしてないみたいだからやっぱり別人らしい。ああいう人、高円寺には多くて、マスクで顔半分の記憶しかないし、ファミマの制服着てないとやっぱり私は人違いしてしまいそう。欲しかった豆鼓の瓶を見つけられず、せっかく来たのにラムネと炭酸水だけ買って出る。外では業務スーパーの店員を捕まえてクレームなのか興奮気味に話している人がいて、でもその人マスクをしていなくて、腕で口を隠してながら熱りたっていて、怒っているんだけど礼儀正しい人みたいで憎めない感じがした。

 

11/29

朝から夫と子がハッピーセットを買いに行く。マックのメニューのなかで子はとにかく朝マックハッシュドポテトが好き。私も子供の頃大好きだった。給食でしか食べたことなかったけど。子はどうせそれだけ食べてあとは残すんだろうと思っていたらプチパンケーキまで全部食べた。乗り気じゃなくてもお子さまメニューなんてもうペロリと食べきれるようにまで大きくなったんだなと最近よく思う。お子さまセットを卒業するときは私の方が名残惜しく思うのは間違いない。リカちゃん人形はプリンセスの種類のほうが出た。

朝から勢いで出て行った反動でか家でだらだら遊びたい子。昼頃ひとりで高円寺へ。OKに行くつもりだったけど一応業務スーパーまで行くとスルスルと人が入っていく。いける!と思って自転車を停めるとそこに知り合いのママ親子。いまパパが中に行ってて待ってるところ。今なら空いてるね、私もせっかくだから豆鼓買おうかな、と何使ってる?と聞いてみる。彼女は台湾人。豆鼓は乾燥してるのと柔らかいのがあって、とのことだけど多分私が知ってるのは柔らかい方のやつ。ラベルにおばさんの写真があるやつじゃない?と聞くと、台湾から送ってもらってるの使っているらしく日本に流通しているものは逆にあまり知らないようだった。なんて話しているうちになんとまた行列。一度行列になるともう途絶えることはない。諦めてOKでふつうに買い物。出てくる前に家に居られることでご機嫌な子が、洋服みてきたりしてもいいよ〜、とか言ってたことを思い出してトレジャーファクトリーなんかもダラダラ見ながら帰る。今度は交代で夫が外に出ていく。4時から幼稚園のイルミネーションの点灯式があるはずだから、今日の予定はそれくらいでいいかなと思って時間通りにうちを出たところですれ違いに夫は帰宅。日曜だし自由参加の点灯式だから去年は出なかったけど、その後園のイルミネーションについて子が興奮していたから次は出ようと思っていた。でも今年の点灯式は分散でやるとのことでクラスで指定された時間はまだ明るい。時間ギリギリと思って急いで向かうと、まるでひと気がない。礼拝してからの点灯だから、まさか礼拝が別の場所?とかそんなわけないけど頭が混乱。とりあえず同じく今年は行くと言ってたママ達にLINE。園まわりをウロウロしている間に一人から返信、中止になったって貼り紙してなかった?とのこと。知らなかった。数日前登園時に検温を記入するボードの下に中止の知らせが貼られていたらしい。見てなかった。子は一度外に出たら出たで公園で遊ぶテンション。今から公園はすぐ暗くなるしと言ってどうにか帰り、夫にわけを話して自転車を乗らせてあげることにした。本当にもう暗くなってきていて、今度は夫が付き添って自転車でまた幼稚園の方へ行く。近所の園ママ親子が歩いていて、やはり中止を知らずに園まで行ってきてしまったとのこと。開催のお知らせの紙を配っていたくらいなんだから中止ももっとわかりやすく伝えてくれれば良かったのに。式はなくても暗くなった幼稚園はライトアップされていてキレイだった。帰り道にマンションの知り合いにあって、家探しどうしてる?なんて話もしながら一緒に家まで帰る。こうしていちいち友人に囲まれて暮らせている今が本当に本当に名残惜しい。

 

11/30

二部制の保護者会は今回まで後半組。朝は夫に送りをしてもらってゆったりと朝の時間を過ごし保護者会へ行く。クリスマスを控え、礼拝はイエス・キリスト誕生の章。「神が共にいる」ということ。聖書の話をきくと端々でスターウォーズを感じる。さっきから「フォースと共にあらんことを」しか頭にない。園長は大のスターウォーズ好きで、数年前にスターウォーズキリスト教で解釈していく話を文集に書いていて、それが面白く興味深くて、世にある創作物を理解するにはキリスト教を知っておくのも悪くないなと思ったものだった。先生の話では自己肯定感について。今年の教育実習生は特段何かが違ったのか、彼らをみて先生は保育、教育をあらためて考えさせられている様子だった。人からの評価が自己肯定感に繋がるものではないのにそこを勘違いしてしまう人が多い。最近の子は、自己評価は高いのに自己肯定感が低い、と言っていて私はハッとする。最近の子ではないけど私もそうかもしれない。このあいだのクリスマスリース作りのワークショップ。基本は子どものはずだけど、どこのテーブルでも当然大人が口出し手出しをすることになっていて、私も判断は子に任せているものの半分は自分の力が試されている気になっていた。私は周りの子達の仕上がったリースをチラチラみて、もっとあんな素材を使いたかった、もっとああしてクリスマスらしくしたかったと煮えきらない思いで、皆んなの良いね上手だねと、つい口走ると子が自分のも良くできてると、ちゃんと自分で満足していた。あれが自己肯定感というものなんだろう。私もまたその心を取り戻せるのだろうか。保護者会は降園時間より少し早く終わってしまい、時間を持て余してクラスのママとセブンイレブンへ。メルペイ支払いで100ポイント還元だよと教えられて暇つぶしに買い物。クリスマスケーキどこのにする?とか話しながらお迎えへ戻る。真っ直ぐ帰るつもりでいたのに、お友達何人もで連みながら公園に寄ると騒ぎたてられる。お昼ごはんを買って公園へ向かう子がほとんどだけど同じく帰るつもりだったママと私はお昼は買わずに少しだけ寄ろうかと公園へ。結局二時間近く遊び。モスバーガーのチキンバーガーを無料でもらえるクーポンを使いたかったからモスに寄るとさすがにお腹空いた子も食べたがる。ワイワイセットがリラックマのグッズで絆創膏とか実用的なおまけだから折れて買うことに。このあいだスマホのバッテリー交換を安くする代わりに加入させられたアプリのサービスでモスが貰えるのを今朝解約作業していて気がついた。これが済んだら全解約する。

遅い昼ごはんになってしまったから今日はプラザにも行かず家で過ごしていると青のスライムが無いと騒ぎ出した。片付けるのが面倒になって昨日捨ててしまったのだった。もう暗くなってきた夕方だけどスライムを買うために外に出る。冬が近い空気は寂しくて、私はできれば触れたくない。でも近くの児童館に一年生の兄を迎えに来たらしい園ママに遭遇。そうしてこの時間に動いている誰かの存在に励まされて自転車を走らせる。100円ショップで青のスライム。帰りに100円ローソン。どこも今になって以前よりもさらに感染対策を意識した店づくりにしている印象。それだけ今は感染の危険が近くにあるんだろう。でも私は今の暮らし方をまた変えることも怖くて止められない。

帰ってきた夫が、今夜は月が綺麗だからといって8時過ぎに子を外に連れ出していった。もうお風呂の時間だしこっちは早く一日を終えたいのにイライラ。ネットのおすすめニュースをみてると、ドンレミーのサンリオコラボスイーツの情報が目につく。このネタはよく見るけどドンレミーというメーカーがどこに置いているものなんだか、近くでは見たことない。簡単に知り合いに遭遇することもできないような、でも子育てしやすいと言われるような地方都市にしか無いものなのかな。