どうにもならない日

こんなはずじゃなかった2020年からの生きる記録

2021年3月16日〜3月21日

3/16

朝夕に観ている子ども番組、放送時間が変わるお知らせが入るようになって、それがこの5年とか慣れ親しんできた時間割が変わる衝撃。子ども番組は5分とか10分とか単位で切り替わっていって、何がやっているかが時計代わりだったし、この時には何をするという習慣が染みついているだけに、新たな新学期がすでに不安。

園送りの帰り道、向かいの家のおばさんが犬を散歩させているところに出くわす。向こうは私の顔を知らないだろうけど。最近少しずつ同アパートや周辺住まいの人の顔がみえてきて気を許せるようにはなってきた。ただ駐輪スペースを直談判してきたおばさんとは二度と出会いたくない。杖着くような年寄り、自転車使うのやめた方がいいと思うのだけど。

洗濯などしてるともうお迎え。今日も使い切りたい冷凍食品なんかでおかずお弁当。おにぎりを買って公園。桜も少しずつ咲きはじめた感じ。ついこの前までさっぱりで、これ桜じゃなかったっけ?と分からなくてなるほどだった。他学年の子達もそれぞれ島になって座り、食べ終わった子どもから母達が見下ろすじゃぶじゃぶ池の周りで遊び出す。気がつくと、池の向こう側の岩にギターを持ったおじさんひとり。おもむろに歌い出した。公衆の面前で歌うにしては聴いたことない歌、まさかオリジナル?なんてママ達とのんびり眺めていたら、年長の女の子達がおじさんに歩み寄っていって体を揺らし始めた。そのうち年長の男の子達もやってきて知らない歌を歌いあげたおじさんを囲んでワイワイしている。そうして始まった、尾崎紀世彦また逢う日まで。きっと自分達は幼稚園年長で、明日卒園式だとか話したのだろうと思う。おじさんなりの餞。周りで聴き入る男の子達と踊る女の子達の姿。その手前で遊んでいる子ども達の声にかき消されそうになりながら聴こえてくる「その時心は何かを話すだろう」私は一気に込み上げてきて泣きそうになった。こんな日常から繰り出されるドラマに弱い。前野健太のドキュメンタリー「ライブテープ」のラスト、「東京の空」と井の頭公園の組み合わせ以来に泣ける場面。歌が終わると男の子がおじさんに何か、葉っぱだか木の実だかをあげていて、おじさんはギターをしまい、去り際元いた場所に向かって一礼して帰っていった。

暖かな日差しのなか目一杯遊び、最後を楽しむ年長母達に挨拶をして退散。こんな部活動の先輩にするような挨拶の仕方、久しぶりだった。後から思い出すと可笑しい。

不動産屋からメール。水回りを直してほしい話、今になって対応に耳を貸してきた。民事調停という言葉を出したからだろうか。なんで一度はごまかそうとするんだろう。同じことの繰り返し。

直したスマホの画面、点で光が差しているのが気になる。また直してもらいに子と中野へ。修理屋に行く前にまずママ友に連絡。今から一緒に遊んで時間が潰せればいいなと考えた。店に着いた頃にちょうどよく返信、今日は電車でお出かけしていて少し遊んでから帰るところ、と事情を知らないママ友からお出かけ先の写真が連続で届く。申し訳ない、あとで返信するとして、ひとまずここら辺で時間を潰す覚悟を決める。パネル交換だとかだけで済むか、30分後くらいに一度来てくれと言われるも、よく考えたら時計を持っておらず時間が分からない。時計のある店を気にしながらブロードウェイの二階をぶらついて、お菓子を買おうと一階のまちおかへ行くと時計があってひと安心。まちおかで買い物をして、少しブラついてはまちおかを覗いて時間を確認、修理店へ戻る。パネル交換で済んであと45分くらいで終わるとのこと。出かける誘い文句にしていた子と約束のミスドへ。入り口に時計もあって良かった。桜の種類をひとつ含めて二人で3個ドーナッツを。後ろの席の女子高生がドーナッツビュッフェをしていて、桜シリーズの箱が積み上げられていた。3個を食べ切っても予定の時間まであと何分か。今日の夕飯は何にしようかと、お昼に公園で側にいたお友達のなっちゃんは今日は豚汁で、みーちゃんはシチューって言っていたなぁと話すと、みーちゃんと同じシチューにしたいと決まり。いまうちにあるもので出来るけどあとジャガイモが欲しい。近くのおばちゃんの八百屋で買いたかったけど、今の待ち時間が勿体ないからブロードウェイの地下で買い物をしていくことにした。地下を歩いていると偶然さっき連絡をとっていたママ友親子にばったり。中野で下車して買い物していくところだったと言って、私も今日の成り行きを説明。会えないはずだったのに偶然会えたり、ツイてる流れそれだけで気分があがる。携帯を受け取ると夫からLINEが届いていて、いま子が好きなお菓子は何かという質問。分からない、なんでも好き。私が子どもの頃も今ほどじゃなくてもお菓子の種類は色々あったはずだろうに、決まったものしか与えられていなかった。自分の目でも同じ物しか捉えていなくてその他の物の記憶がない。

家の一本脇の道から坂をあがっていくとあっちこっちに二匹の猫がいる。一匹は縞模様で一匹はサビ。それを見てると後ろの方に近所のママ親子が帰宅してきていて手を振る。明日は卒園式だけど、かけてあげる言葉が見つからない。家ここだったんだね〜と言ってただ手を振る。

夜、夫から我が街の駄菓子屋が閉店するとの情報を得る。系列のブルーシールをやめた方がいいよと思う。なぜにそこで勝負に出たのだか。解せない。駄菓子屋、これから子がもっと楽しめるはずだっただろうから残念。

 

3/17

卒園式により在園児は休み。朝から近くの公園に行くやら少し離れた公園に行くやらのクラスLINEに情報が流れるけど私は月に一度の矯正日。もうほんとに微調整。その動きによって仮歯の治療を間に挟んでもうすぐ器具が取れる。計画通りすぎて、私の歯並びも実はそんなに悪いものでもなかったのかなと遠い目をしてしまうけど、もう以前の状態を思い出せない。帰りはサントクで買い物。人の少ない午前中に見てみると惣菜が美味しそうで、今度買いたいタイミングで来たい。

帰ると夫は作業していて、子はテレビをつけたままシルバニアを広げてお菓子を食べようとしていて、もうやりたい放題。昨日からやりたかったこと、水栓メーカーに電話相談。事情を話すと、自分だったらもっと怒っていると言ってアドバイスをしてくれた。それはもう八割方こっちでもやってきたことだったけど、一人でも多く同じ意見の人がいる事実が自信にはなる。

平日休みの特権で何をしようかと、はやる気持ちはあれど特別なことは結局思い切れないまま午後。誕生日の無料クーポンがあるサーティーワンとケンタッキーのランチセットを食べてから、いつものお話し会に行くことにした。高円寺のサーティーワンはまだイートインが出来ない。渡された瞬間から食べごろのアイス、歩きながら食べ進めて路上で平らげる。ケンタッキーに移動。狭い店内どうにか座れた。チキンとポテトとビスケットとドリンクで500円のセット。子と二人、空腹というほどでもなければこれで充分だった。お話し会までまだ少し時間があったから公園の滑り台。何だか楽しめるスイッチが入ったようで一人で何周も滑る。その公園にいた誰よりも後に来て先に帰る。

広い部屋にほんの4、5人の子どもでお話しを聞きながら、これは本当は絵本コーナーの隅にあるお話しの小部屋でやっていたことなんだよなぁと思い出したりする。色んな催しが開催できないまま過ぎた一年の間に、こうして形を変えてまでやってくれて本当に有り難かった。毎度このお話し会の時間帯に東京の感染者状況のLINEが届くから、そんな中こうして集まれていることをより一層意識する。今日はそんなに遊びもなくストイックに本を選んで出てきたから、遊び足りない気もしてついでにプラザに寄ってあげる。大きなソフトブロックで体を動かして遊び。

家に帰ると夫がいて、やまちゃんが子にお菓子を買って来てくれていたらしい。一緒に閉店する瀧ちゃんに行ったら休みだったからまいばすで買ってくれたよといって、クラシエの知育菓子やら。はじめてみた種類でピザのセット、今やりたい!と子がはしゃぎ出してまぁそうなる。こんなに遊びまわって帰ってきたのに、やるとなったら当然まだ子ひとりで出来るわけなく、結局仕切らなきゃならないのは私。時間潰しのために自分で買ってやろうと決める使い方がよいのであって、手間暇かかる知育菓子を人に押し付けられるのはなんだか腹が立った。ぶっきらぼうに作り始める。レンジを使ったり約一時間かかって完成。匂いも見た目もちゃんとピザで、これまでのどの知育菓子よりも魅力的かもしれない。カットして一欠片もらったら味も悪くなかった。

借りてきた五味太郎の「がいこつさん」子は幼稚園で読んでもらったことがあるらしく素っ気なく知ってると言っていたけど、パラパラみただけで面白そうで私が楽しみに借りた。いざ読むと子もワクワクしている。テレビで五味太郎特集を観たら、絵本以前に五味太郎という人が魅力的で、この人と対面するのは怖いなと思うくらいのパワーを感じて圧倒された。絵本は可愛らしい絵と少ない言葉のストーリーで表現されたものが多いなか、がいこつさんは言葉で話がすすめられている、と私は思う。何気なく繰り返していく話のなかで、主人公が「がいこつ」ということで趣きを感じる言葉が出てきて胸を詰まらせてしまう。

━手紙を出すのを忘れていたかな。

まさか。最後の手紙もうとっくに出しちゃったじゃない。

━それもそうだな。

━どこかへ行くの忘れていたかな。誰かがどこかで待っているの忘れていたかな。

いやいや もうそれはない。たしかに待っていたひともいたけれど、それはもうずっと昔の話。

━それもそうだな。

それとデパートのくだりが好き。デパートじゅうを歩いても何も思い出せなくて、でもデパートなんてそんなもの、というところ。ユーモアのなかに真理があったり。

 

3/18

今日で三学期が終わり。昨日、子が突然先生の絵を描きだした。園門で登園してくる自分を向かい入れるところ。朝に渡すんだといって家のなかでもずっと手に持っていた。今日は仕事の契約更新のために会議、というか報告会に参加することになっている。本会議はいつも月曜夜と決まっているけど日中に出たい人のために補足会議をしてくれている。これは4人ばかりだから気楽でいい。一度帰ってから10時に阿佐ヶ谷の駅前に着くように家を出る。高円寺の街中を通って馬橋からの行こう。16日に高円寺にオープンしたモス。珍しいものでもないはずなのに人だかり。小さい店だからてっきり二階がイートインかと思っていたら上は繋がっていなかったらしくまだ空き店舗になっていた。馬橋のあたりの道がまだいまいち把握できてなくて行き過ぎ、阿佐ヶ谷の南でいいのに北口まで出てしまう。ビルの前で今年から共に活動をはじめることになったクラスのママ友、歩きで来たとのこと。契約更新と謝金受け取り。区内の情報共有をして50分で解散。駅近くの駐輪場は二時間無料だから余裕。ママ友とはまたあとでね〜と別れて高円寺で業務スーパー。朝イチから二時間ズレただけでなかなかの混み具合。

今日は持ち帰りの荷物がたくさんあるはずだから迎えは自転車。クラスのほとんどがその後は広い公園へ。今日もみーちゃんとコンビニでごはんを選んでいると、後から先生が続々とやってくる。今日は皆んなしてセブンと決めていたんだか、しかも選ぶのが早い。仕事中の人はそんなに迷っていられないのは分かるけどそれにしても早い。いつも同じ物と決めているものなんだろうか。先生って何を食べているんだろう、でも一人挟んですぐ後ろに並んでいると思うと振り返られない。公園には別学年の転園しちゃう人なんかもいて連絡先交換したり、今日は普段話さない色んな人とおしゃべり、最長で4時半とかまで。

荷物受け取りのためにファミマ。いつものお兄さんじゃなくても私達を分かって挨拶してくれる人がいる。ちょうど店前に、このマンションでお向かいさんだったおばさんと管理人の吉田さんが話していた。久しぶりの二人。吉田さんは今月はじめて来たとのことで、すごい偶然。聞いていたように奥さんが大変とのことで、変な話そのことも終わったら、管理会社の仕事もやめて、この後はまた何か描いたりしていくつもりらしい。驚いて喜んでみせると、出来たら送るなりしますよと言ってくれた。この吉田さんがあの吉田さんだと知った時の興奮は今でも忘れられない。ほんとにここは、すごい磁場があった。吉田さんを見送って、向かいのおばさんと引っ越しの話。地域に長時間いる暮らしは年寄りとの繋がりができる。あと街の人。ちょうどファミマにやってきたこのエリアのヤマトの配達員さんに「こないだは助かりました、ありがとうございました」と声をかける。受け答えの笑顔が眩しくてイキイキ働く人のモデルとなりそうな運送系のCMに出てきそうな方。人とたくさん話して、なんかやりきった1日。

 

3/19

肺に響くタイプの咳が出る、風邪か。前に病院に行った時に処方されて服用しきらずに余らせた薬を「抗生物質」とか「熱」とか簡単に袋に書いて取っておいている。「鼻水、喉、普通の風邪」と書いてる袋、何日分も残っていた。その薬をのんだからか、なんとなく怠く少し寝てしまった。今日から子は春休み。出掛けることは平日のうちにやってしまいたいと考えている。デニーズに行きたいし、子が希望の浴室内の鏡をニトリに買いにも行きたい。吉祥寺に行くなら室内遊具施設にも行ってあげよう。それならデニーズじゃなくてココスにしようか。ココスのサイトを見て登録をしたら、なんとココスにもバースデークーポンがあった。決まり。昼過ぎに家を出る。自転車を出す門のところで一階のネパールだかの女の人が赤ちゃんを連れているところに出会う。いくつ?と話しかけてみると、アァ〜と考えてから指で数字を示す。六ヶ月か。前に物干し竿を持ってきてくれた人とは別の人で日本語が不慣れそう。何人で住んでいるんだろう。でも今がチャンスと、いつもスパイスの良い匂いがするね、お店やっているの?と一番気になることを聞いてみたら、あ〜ひとりいる、と言ったあとにダンナさん、と付け加える。朝家から出てくるところをたまに見かける男性かな。どこ?近い?近い店なら行こうと思う。新宿、とのこと。今はなかなか行けそうにない。バイバイと手を振って高円寺まで自転車。忘れてはいけない、来週の預かり保育をみーちゃんのいる日に二時間だけ予約。そのまま上履きを持って、こちらもすでに予約してあるスポーツセンターのダンスレッスンに行ける。段取りばっちり。

吉祥寺へ行く時は平日でも総武線。ホームで前からやってくるおじいちゃんがニコニコしながら少し立ち止まって、子の頭をポンポンしてお母さんとお出かけいいねぇと話しかける。子の飛び跳ねるように歩く姿は、それはそれは楽しそうに見えるのだと思う。吉祥寺に着いたらまずはココス。平日の日中とはいえ相変わらず外食にはピリピリしてしまう私。ファミレスはその点ではまだ気が楽にもてる。囲いで仕切られた席がほとんどで、仕切りの中に2テーブルでもアクリル板を立ててもくれている。中央のパーティーテーブルのような席はそのままあるけど「使用禁止」という紙が貼られている。私はランチメニューと子はクーポンのお子様ランチ。クーポンでキッズドリンクバーが50円は格安。食べ終わる頃バースデークーポンをお願いしてみると、今はイチゴとバニラのアイスの盛り合わせになりますと言われる。どうやら季節によって違うみたい。しばらくするとアイスと生クリームでお花のように飾られたお皿がやってきた。メニューに同じものは無い。贅沢なサービスだと思うけどデニーズのパンケーキの方が満足度は高いかな。早くデニーズに行きたい。手拭きの類いを忘れたことに気がついて落ち着かない。ちょうどココスを出た向かいに100円ショップ。ハンドタオルを買う。今は顔を触るにも素手を使いたくないし、いつでも手は洗いたい。ハンカチの自販機があるなんてニュースも最近観た。その後は室内遊具施設。アーケードの人混みを歩いていると前から同じクラスの双子ちゃんとママがやってきて声をかける。双子ちゃんの一人が足のことでスペシャリストな先生がいる整形外科に通っているらしいのだけど、今回は成長にこれといった変化がなかったために来た甲斐もなく虚無感で帰るところだったから知り合いに会えて嬉しいと言って、アウェイの地で感じる安堵をお互い分かち合う。子もその後ずっと、お友達に会えた偶然の喜びを噛み締めていた。遊び場施設ははじめの緊急事態宣言の時は閉鎖していて、このまま無くなってしまうのではと思ったけどいつだったか再開、でもボールプールは無し、これはどこの遊具施設も同じ状況だった。次に来た時にはボールプールも再開、その後再びの緊急事態宣言でも、もう閉鎖はしなかったようだけど客入りはどうなんだろう、今日は数えられる程度しかいない。今こそ閉店を心配しなきゃならないのかもしれない。営業は時短で6時まで。あと三時間くらいだから人がいないだけなのか。スタッフのお姉さんは、入り口での行ってらっしゃい!の掛け声だとかがテーマパークっぽいテンションの人で、ひと気のなさとコントラストが寂しい。はじめは一人で満足に遊んでいても、段々友達を欲して、知らない子と遊び出したりしていた。そんなことを繰り返して閉館の6時まで。大満足。セリアに寄ると、以前はあんなに探していた小さな紙のきせかえがあって、しかも一年で切り替わるプリキュアでなく永遠のプリンセスまで。もはや子の気持ちより私が使命感で買う流れ。駅までの道で突如古着の店。そういえば吉祥寺はアーケード街の中に古着屋はなく、ちゃんと区分けされてる。高円寺も昔はそうだったのに、いつからかアーケード街にも古着屋が立ち並ぶようになった。そんなところに古着屋だなんて逆に入りづらいでしょうと初めは違和感だったけど、今やそこで買えるのが当たり前になった。だから吉祥寺のそこに店がある違和感に吸い寄せられて見てみる。ほぼトップスだけだけど、スウェットが600円とか価格が何パターンかでとにかく安い。佇まいから催事店舗といった感じか。良いやつもあるけどサイズ大きすぎて600円でも思い切れず。でも大きいということは男性が欲するサイズ感の良品。夫に報告。サンキューマートにも寄れることに気がついて、もふころフワッフィーズを買い。すぐに開けると持ってるものと同じでガックリ。このサイズ感のもので被るとダメージ大きい。ニトリにまで寄る元気はなく帰宅。アパートの階段に猫。近所に猫が多いのは分かっているけど、中にまで侵入しているのを見ると嬉しくなる、うちの猫を誤魔化せるのではないか。もしかしたら私が気にしてるだけで、ここに住む人は他の部屋に猫がいようが実はそんなに気にしてないんじゃないかという気もしてくる。

午後にランチをしっかり食べたら夕飯が時にはまださほど食欲が沸いてこない。子はうどん。それでもだらだらと寝たのは10時過ぎ、私の声がガラガラになってしまい絵本が読み進められず、夫を呼び出し交代。一緒に話を聞いて一緒に寝ついてしまった。

 

3/20

昨日買ったもふころ、被らせてしまう前にYouTube見たらなんか攻略とか学べたりするんじゃないかと思うも、こうじょうちょーとか、ひたすら可愛いって紹介だけのYouTubeしか無し。子どもはそれで満足、そこから久しぶりにお気に入りのサムちんの動画観まくり。

夫が哀れに思ったようでまた買いに行こうかと誘ってきた。自分が古着屋を見たいとか、私は行きそびれたニトリに行きたいとか、まぁ都合はあうから今日も吉祥寺へ。お腹も空く頃で何か食べようと考えても、子がココスが良いと譲らない。確かに、バースデークーポンが登録した子どもの分も配信されていて、めーちゃんの分もあるよ!なんて浮かれて言ってしまっていたばかりに、それにすごい執着してくる。あとお子さまランチが美味しかったらしい。今日は休日だから混んでるかもよ、の予想通り4組待ちだけど番号札を取って店外にいたら呼び出しが入るらしい、すごい。一応もふころを見にサンキューマートへ、でももう怖くて買えない。多分販売がここに流れ着いている時点で偏った種類しかないのではという気がしてる。今は気分じゃないのもあったのか、あっさり諦めた。まだ待つようだったらバーミヤンにしようかと戻ったところで呼び出し、次の番だった。私と子は店前のイスで待つ。夫は立ってエヴァンゲリオンのコラボメニューを熱心に見てるなと思ったら店から若い男性の店員さんが出てきて「Uberですか?」と夫に聞いていた。爆笑。佇まいがUber配達員。地味ハロウィンを超えた。自分でも笑ってる。席に通されてから、これのせいだと上に着てた黒のシャカシャカした服を脱いでいた。休日だからランチメニューは無い。クーポンを駆使しながら注文。最後にお待ちかねのバースデークーポンを頼むと、チョコパフェかアイスの盛り合わせになりますが、と選択肢が。パフェにして!という気持ちで誘導するも子はアイスを選ぶ。悪くないけどパフェが見てみたかったな、と思っていたら運ばれてきたアイスが昨日と違う。イチゴとバニラとマスカットとチョコのアイスになってる。在庫状況で日によって違うのかも。いずれにせよデザートはわくわくする。夫に例の古着屋を案内。同時に子がトイレと言ってこちらは西友に駆け込み、戻った時には、安いねと言って二着購入済みだった。夫が聞いたとこによるとやはり催事で次は4月にまたやると言っていたらしい。穴場。その後夫は仕事で解散、私達はコピスのオモチャ雑貨売り場にアクセサリーを見に行く。折ってしまったカチューシャの代わり、もうしまむらでは買えなそうだった。ここのアクセサリー売り場は昭和の残党のような雰囲気で好き。ぐるりと一周できる什器は細かな仕切り箱がいっぱいで、そこにキラキラ可愛いヘアゴムが溢れんばかりに詰められている。2月に子が髪を切った時ぶりに来たけど、今日はアクセサリー半額のポップがさがっていて、それはすごいお買い得。テンションがあがりつつも、もしかして売り場が無くなるのかなと不安もよぎる。じっくり見てると子がお腹痛いと、本屋のトイレに駆け込むこと2回。途中いちいち本屋にあるジョイントビーズを欲しがったけど、種類を迷っているからよく考えてからにしようと言い聞かせ。ようやくスッキリした状態で今度こそ手に取りながらアクセサリーをみる。子が選んだカチューシャと、次に来た時にはもう売り場が無いかもしれないことを考えて、と実用的なヘアゴムとヘアクリップ、流れ星デザインの大きなヘアクリップは私が是非欲しくなって後悔ないように充分に買う。ニトリで浴室ミラー、居酒屋のテイクアウトオムライスに惹かれてる子の手を引っ張って、駅の本屋で結局ジョイントビーズを図書カードで買う。高円寺で古着屋を見ていた夫と合流、子が選んでくれた春らしいジャケットを勢いで買い。外ラック以外の服を買うのが久しぶりで2600円、買っていいのかな高くないか?と一瞬怖気付いた。

 

3/21

雨。子には朝から続け様にテレビを観させて、サンジャポとか全く観れずに気づけば昼。近くのスーパーに買い物くらいは行こうと思っていたけどなかなか激しい。ふとんのなかで遊んだりして時間を潰す。買い物、タイミングを掴めないまま雨は強くなったり風もある。家は環七がすぐ脇で、車の音は聞こえるけれど、窓から見える景色は建物だけで道を行く人の気配を感じることができないから、こんな日にどれだけ人が行動しているのか街がどんな様子なのか全く見えてこないから、完全に自分の家だけの時間軸になって尚更引きこもってしまう。夫は雨が弱くなったと言って2時頃郵便局へ出て行ったけど帰って来た時にはズブ濡れ。私達はその間クッキー作りをして間を埋める。ようやく夕方。もう少しで1日を終われる。6時頃、夫は今度は高円寺へ。雨が止んだとか出るチャンスだとか言ってきて、多分ごはん食べに出てこないかということのようだけど私も子も今日はもう終わっているわけで。夕飯はある物でどうにかポトフができた。ベランダを見てみたら小さな池みたいなのができていてギョッとした。ベランダが壁でなく柵だから雨水の浸入が酷い。

ごはんを食べながらテレビ、コメダの戦略を徹底調査している。子はコメダが好きとか言ったりするし、今日の冴えない退屈な1日を振り切るように無駄に盛り上がってテレビにリアクションしていると、本当にコメダに行きたくなってきた。でもいつもの中野のコメダにはそんなテンションはない。春休みだし自転車で行けるような少し離れたところに行ってみてもいいかもと検索しようとすると、今皆んながコメダを調べているのか一時サイトがエラーで見れなくなったりしながら、お子さまプレートが下北沢店にあることを確認した。都内900件以上あるなか、わずか28件。それが自転車で慣れた距離にあるのはラッキーだった。下北とは意外だけど。我が子が赤ちゃんだったつい数年前までは子連れには敷居が高かったと思う。もうかつての印象とはだいぶ違うのだろうか。夫がすた丼を食べて帰ってくる。明日はコメダに出掛けるよと盛り上がっていると、子はすかさず、化石あるかな?と、昨日から出掛けるというと化石のことも気にかけてくる。昨日のしまじろうで、建物の壁や床に化石が埋まっていることがある、と見てから興味があるらしい。分かっているのは新宿ビックロ。またひとつ春休みの目的ができた。