どうにもならない日

こんなはずじゃなかった2020年からの生きる記録

2021年4月12日〜4月15日

4/12

お米が無くなりそう。送りのままOKに買いに。新しく園生活がはじまったのだろう、初々しさある園送りママ達を見かける。フレッシュな朝。明日の午後は雨予報だから、今日の帰りは公園に寄ってあげようと思う。昨日の残りの唐揚げとかお弁当箱に詰めて自転車でお迎え。コンビニでお友達と同じサンドイッチを買って公園へ。ママ達とランドセルの話になってニューランドのことを言うと、同じくそれを考えていたママがいた。でもそのカバンは何か違うと言われて仲間はずれのきっかけになりかねないという話にもなり。確かに一時期無印でもランドセルを出したみたいだったけど、浸透してなかったな。そろそろ帰ろうかと言ったのに最後にやりだした長縄で突っかかって転んで泣いて終了。すかさずオオゼキレディーボーデンのファミリーパックが売り出し品になっているのを誘い文句に落ち着かせて買い物へ。ずっとレディーボーデンを買いたかった、嬉しい。子の機嫌も戻り帰っておやつ、家遊び。夕飯は辛くない麻婆豆腐。夫が最近また再評価しているらしいサミットでパンを買って帰ってくる。なんか手紙きてたよ、と言われてすぐにあかりちゃんだと分かる。さっそくお返事をくれたのだ。そういえば、ママに補足の手紙は書いたけど子の書いた手紙の訳はしていない。でもちゃんと読めてくれていたようで、あかりはなわとびをするのがすきだよ、と冒頭に書かれている。確か、あかりちゃんは何して遊ぶのがすき?と質問していたと思う。子はまたあかりちゃんとのことを色々思い出したようで、私が知らなかったことを次々話してくれた。

 

4/13

予報通りに天気は悪い。送りの時に少し雨。この後どうせもっと雨になると思って洗濯しなかったけど意外と天気がもってしまう。夫にクリーニングの引き取りを頼まれているから自転車でお迎え。雨があがって遊んで行くのかと思いきや今日は帰るとのこと。聞けば早くおやつにポテトチップスを食べたいからと言う。クリーニングを取るのだけ行かせてとお願いして無理やり高円寺へ。家にあるチップスターはポテトチップスじゃないんだよ、とか本当はどっちでもいいんだけどわざと問題にして業務スーパー湖池屋のポテトチップスを買って黙らせる。そうしてクリーニングの引き取り。お父さん似かもね〜なんて言われる会話。この時間の街はまだ限られた人のもので緩々としている。そのなかを歩くのは久しぶりだった。あと二時間も経つと街の顔はがらりと変わる。マイペースな街が名残惜しいけど帰って映画館ごっこと呼ぶ娯楽、トトロを観ながらポテトチップスとアンパンマンジュース。メイがいなくなる前までで止めて遊びだす。まだ早いけどもう外には遊びにも行かない。それでも何をしても物足りないようで、これなら私も一緒にやれるかと溜まりに溜まったぬりえを出して積極的に塗りはじめると子も競うように塗りだして、夫が帰るまで二人で黙々とぬりえをしていた。

夜、起き上がってテレビを観れる時間は大体ニュースZERO。夫が松たか子のドラマを絶賛していた。私も観たい。久しぶりに落合さんがスタジオにいるねなんて呟くと、夫が呆れたようにそれつい最近も言ってたよ、久しぶりに観たら顔が崩れてるのどうのって、てそれは今朝のスッキリの前田さんのことだよ、と一日を通して夫相手に同じようなことをぶつくさ言っている私だ。テリー伊藤がスタジオに出てきた時にはきっとまた反応して声に出すだろう。最近はもっぱら変異株のニュース。N501Y、ニューバランスみたい。

 

4/14

入ったばかりの慣れない年少さんの朝のお世話を年長がすることになっている。我が子が年少の頃、お世話してくれた年長の男の子に「あなた良いわ〜面白いわ〜」と声をかけていましたよと先生から言われたけど、どんな子がいるのかも分からないままの一年が過ぎた。ようやく慣れた次の一年はコロナと共にあっという間で、なんの代わり映えもないのにもう最後のこの季節がきてしまった。お世話はグループに分けられ交代でするらしく、今日は早速子のグループらしく早く行くんだと昨日から張り切っていた。今朝は雨。おまけに今日は中途半端な時間から保護者会がある。歩きで行って帰って行って帰って、またお迎えに行って帰るなんてうんざり。朝はお父さんと行ってほしいとお願いする。子を待たせるようにバタバタと夫が出て行く。猫探したりの寄り道する時間は無いからねとキツく言っておく。私はのんびり朝ごはん。昨日の天気に用心して洗濯をしないでしまったから今日こそ洗濯をしないとだけど雨が降り続けていてコインランドリー確定。行ってきて園に行くか、園に行く前に乾燥機入れて帰りに取りに行くかと迷ってて時間が無くなった、夫に任せて雨のなか歩きで保護者会へ。ついに聖書が配られる。新約聖書。最後のページにどんな時にどの章を読むべきか、おりにかなう手引きがあるので参考にしてみると良いでしょうと言われて途端に胡散臭い雰囲気。その聖書から羊飼いの話。人生では「何かを所有する」ことではなく「どのようにあるか」が大切だということ。いちいちそりゃそうだと思うけど、いちいちそんなこと忘れる世界。先生のお話は、最近の子どもは刺激がありすぎる、それがダメなわけではないけど、大人は刺激を与えていることを自覚しましょうという話。昨日のように何をしても物足りないといった様子の子を思い出して、刺激を求め続けてしまっているのかもと思った。うちでいえば夫の接し方は悪影響でしかない気がする。

お迎えの時間には雨は止んで自転車で迎え。でもまっすぐ帰り。お話し会に行く前に返す絵本を読みながらおやつ。歩きで図書館へ向かう。今日でカードがいっぱいになった。もう何度目かのコンプリート。プレゼントのカゴのなかを覗くと、手作りマスクやハンドタオルなど実用的なもの。そのなかで子は手作り小箱を選んだ。実用的といえばこれもそうだからまぁいいか。久しぶりに読み聞かせが下手なおばあさんでちょっとダラついた時間になってしまっていた。絵本選びは始園日に園から貰った購読チラシに載っていた絵本からメモしてきたものを探す。5歳6歳、年長コースにあげられた絵本は渋めでなかなか子どものウケがよろしくない。10ぴきのおばけのシリーズやどろぼうがっこうのシリーズを借りる。仲良しママ友から週末の中野のフリマが中止になったと教えられる。楽しみにしていたからショック。園でたった一度や二度使うためだけに用意するように言われてるものを探す機会だと思っていたのに。まん防のせいだとママ友は言った。なんやかんや対策をしているつもりのようだけど、そもそもの自分の生活範囲には影響がないことでピンときていなかった。しかし屋外ならある程度オッケーとされていたこともこうしてまた規制される日がくるとは。さすがに悔しい。お友達と公園に行きたがるけど天気が怪しい。一応、三人ともの家からそう遠くない公園を目指して歩く。ついた途端に雨。皆んなして、借りてきたばかりの本が濡れちゃうから〜、と帰りを促す。うちなんて傘すら持っていない。直線でみれば家はすぐそこだけど、横断歩道の位置的に家と反対方向まで進まなくてはならない。ファミマで雨宿り。レーダーをみるとこの雨はもう止まないようで、せっかく寄ったからプチシューを買って駆け足で帰り。

夕飯を食べながらのテレビ、MXでプリパラやプリキュアがやっているのに子が有吉の壁を観たがるようになった。Eテレではずいぶん前から夕方に子ども相手のお笑い芸人ネタバトル番組があって、こうしてお笑いに親しんでいけるのはいいね〜なんて思っていたけど、早速大人と同じ世界を観ていくことになるとそれはそれで、なんだか少し寂しい。これも刺激のひとつなんだろうな。

 

4/15

今日は園で内科健診だから時間厳守で9時に登園することになっている。どちらにしても今日も年少さんのお世話当番のようで、早く行く気合いは入っていた。その年少さんも今日は早めに登園していくから、自転車の後ろで、やばいやばい、と繰り返していた。

ようやく晴れて洗濯たくさん。確定申告締め切り日で夫はパソコンに張り付いている一日。

今日は先週いけなかったダンスの日。遊んで帰ると言ったらそのまま行けるように、おやつを持ってお迎えは自転車にする。家を出たらちょうど隣りのおばあさんが帰ってきたところで鍵をガチャガチャしていた。あら、久しぶりじゃない?と言われて、ほんとですねぇと笑顔で返してるつもりだけども、心はいつも猫のことでビクついているから多分顔はこわばっている。今からお迎え?この時間に帰るのねと言うから、大体真っ直ぐは帰らないですと苦笑いすると、分かるわよ、うちもそうだった!と、私と同世代の息子の話をいまだに例にとって同じ目線で話すこの人は、悪い人ではないのかなと思ったりするけど、なにぶん猫のことがあるから出来るだけ会話は早く引き上げたい。それじゃあ、といって階段を降りていく私に声を張り上げてまで、気をつけてね!と声かけてくれた。

子は案の定ダンスまで遊ぶという。クラスの子も同じくダンスまで遊んでいくとのことで一緒に時間を潰す。3時半、そのお友達とはまた後でねと別々に移動。自転車でおやつ食べながら移動する。環七を渡る前で向こうの角を曲がっていく人がやまちゃんぽいような。髪を切ってから分かりにくいんだよな。結局タイミング合わず通り過ぎていってしまったから不確か。ダンスは一週休んでしまったけど進み具合は変わらないらしく、続きのフリを教えてもらえた。気がついたら次の小学生低学年の部に知り合いが何人かいて、幼児の部を見て多いと驚く。ついこの前の昨年度は三人くらいしかいなかったらしい。私が一学年上の人にここのことをはじめて聞いたのは一年前。この一年、口コミで浸透したんだろうな。終わってからも知り合った皆んなでおやつを食べて、駐輪場の屋上で遊び出す。最近寒い。しつこく子ども達を追い回して帰りを促し、どうにかチャイムが鳴る前に退散。夕飯はまた麻婆豆腐が食べたいというので手っ取り早く一番近い業務スーパーへ。OKは駐輪から店の距離が面倒な時もある。しかしこの時間の業スーはレジで行列。こういう時、自分の選択ミスだったかとか考えて今さらモヤモヤする。子が急かさず待てているだけマシだけど。帰って6時。玄関に町会便りが挟まっていた。このアパートでは一軒ずつ配られているようで、途端に地域の一員として意識にさせられる。町会のお知らせはイベント中止の報告ばかり。短く貴重な幼児期に、こうして体験が奪われて一年また一年と過ぎていくのが本当にもどかしい。

夫に今日会った人達の話をする。隣りのばあさん、久しぶりに見たら老け込んだ気がするけど、髪の毛がパキッとしたオレンジじゃなかったからかな。自ら言っているように本当に一年後くらいにはホームに行くことになるのかもねと夫。やまちゃんらしき人、その割には自転車のペースがゆっくりに思えたけど走っていた場所と時間帯とメキシカンパーカーのキーワードで、それはやまちゃんだなと夫。

今夜こそ松たか子のドラマをTVerで観ようと思うのに、やっぱり適当なテレビでも目を離せず集中して観てしまい、そこに辿り着く前にいつも寝落ちてしまう。最近は何かっていうと、かまいたちが出てる。いつのまにかどんな場面でも安心してみていられる芸人の位置になっている。