どうにもならない日

こんなはずじゃなかった2020年からの生きる記録

2021年7月5日〜7月6日

7/5

朝はパラパラの雨。でももう洗濯はしないわけにはいかない。送りから戻ってランドリーに行くつもりでいたら夫が行ってくれた。乾燥を待つ時間はそれはそれでリフレッシュになるのは分かる。午前保育のお迎えのまま小児科に行くつもり。家を出たタイミングで雨が降り出し段々と強くなる。園ではマスクをしない方針になったけど今日はマスクをして過ごすように子には言っていた。先生に呼び止められて、子どもの話だけでは真偽が分からないのでそういう時はこちらにもお知らせしてください、と言われる。マスクして過ごすことがもうそんなに良からぬことなのか?マスクなし保育になった途端に溶連菌の流行り、我が子の他にも鼻水が出てるとか風邪気味な子が何人かと、長いマスク生活で免疫が落ちているのかもしれない。病院、所見では溶連菌のタイプではない、普通の風邪だろうとのことだった。診察を終えて出るとまた雨が強くなっていた。

眠い。お昼にえびドリアでお米をがっつり食べたからだろうか、やたら眠い。子に寝てるの?と何度突っ込まれてもウトウトしてしまう。もうゴロゴロする遊びということにして思いっきり寝転がる。思いっきり寝転がったことで復活。ママ友からプラザに行く連絡、薬局で薬をピックアップ、その場でのませてからプラザへ。雨が上がって日差しが暑い。今日のプラザは人が少ない。一歳くらいの小さな子が乳児室から出てきて親が手を引いて少し歩いていた。貸し出されている玩具をがっつり口に入れて舐めていて、そういえばこのコロナ時代でなんでも口に含む赤ちゃんに親は過敏になっていないのかなと思って聞いてみると、ここでは玩具の貸出しは一日にひとつ一組というように決められているからと安心していた。やってるふりではなくきちんと対策になっていると思える。あちこち触った手を口に入れるのはどうかと聞くと、この子はまだ風邪ひとつひいたことがないから、早く何かくらって免疫をつけたいと言っていた。前向き。時間いっぱいに遊び退散。オオゼキ、八百屋と回り道して帰り。雨らしい雨も降らず日も差したのに、湿度で洗濯物は乾かない。子はお風呂前熱心に絵描き。出てからも寝るまでまた描く。咳が出始めて少し気になる。

 

7/6

昨日のマスク、ただの風邪だったことを今日は先生に報告。でも予定していたお預かりをキャンセルした。今日の私の歯科が午後でしか予約がとれず預かりにしていたのだけど、プール遊びのある夏休みこそ預かり保育に行かせてあげたいと思うと、ここで無駄にお金を使いたくなくて、夫と予定を共有、その時間夫が家に居れるということになったから普通に帰ることにした。というか家にいれるもなにも、夫は今日早速コロナのワクチン接種ということで、その後はむやみに予定を入れない方がいいのではと思っている。

送りから真っ直ぐ帰って自転車置き場で前のばあさんに遭遇するのも嫌だからなんとなく自転車走らせ100円ローソンまで。今から食べる朝ごはんにパンを買おうかと思ったけど今日に限ってごはんが食べたい気分。店内を二往復くらいしてマリトッツォを買うことにした。少し前から流行りのスイーツなことは知っている。パン屋やスーパーあちこちで見かけるけど、値段に比例すると特別食べたいわけでもなく見送ってきた。それがついに100円レベルで生産されている。しかもいきなり変化球でチョコチップ入りだとか。いよいよ買うことになったのがそれでいいのかというガッカリ感はあるけど、100円。マリトッツォとは名ばかりのただの甘いクリームのパンだとしてもおやつに充分。

夫にワクチン接種時間を確認。身の回りの同世代で接種する人は初めて。本来今日の午後から予約が開始のはずなのに、どうしてこんなことになっているかというとシステムの緩さ。当初はお知らせにあった日程になるまで該当しない人は予約サイトに飛ぶこともできなかった。それが私が封書が届いた時に入れないと戸惑った段階。ところがその後、予約開始日が早まった。これは私もツイッターの区の知らせを見て知ったけど、そうして情報を得たり自ら区のサイトをまめにチェックしていないと分からないこと。その時点で混乱なんだけど、夫のように細かいことを気にせず「予約」にむけて中身を見もせず次々とクリックしていくだけの人間は、気づけば予約が取れてしまっていたわけだった。夫は自分の間違いにも気づかず、予約普通にとれるよと言い張るから、私も確認事項に該当しないんだけどと思いながらチェック項目に同意していくと、確かにすんなり予約をとれてしまった。ただ何かあったら嫌だから自分の予約開始日より先の日程で予約確保をしてある。夫はさすがに早すぎる。昨日そのことを私はママ友にも話していて、なぜ予約がとれたのか、現場で断られるんじゃないか、とか噂して今日の夫の動向を追って報告することにしていた。夫が近くの大規模接種会場に向かいしばらくしたら写真が送られてきた。老人しかいない待機場所。そうだろうと思う。でも通されているのか。夫の実況をそのままママ友にも知らせる。現場の人の話では、予約に進めてしまうことは分かっていて以前は跳ね返すことができていたけど今はシステムの問題で受け付けてしまっている、ということらしかった。そんな、ルールを守らなかった人が受け入れられるなんて不公平なことがあるのか。でも二回目を三週間で接種できないといった問題が生じるかもしれない。私はそれを懸念している。区のコールセンターにこの問題を問い合わせてみると、いま該当世代じゃなく予約を取れているものはキャンセルいただいて開始日にお願いしたい、とこちらの良心に委ねられていた。それでいて実際の予約開始日以降に三週間開けで2回接種できる確約はないらしかった。皆さん遅くても六週間では接種できています、といきなり三週間の裏切り。これは混乱しているといっていいのでは?最後に、それでは予約のキャンセルをお願いしますというから、考えますと答えてモヤらせて電話を切る。予約サイトに飛んでみて二回目の新規予約をしようとしてみると驚くことに10月まで予約可能日が出てこない。夫は本当に大丈夫なのか?こういう時、普通は効果を求めると思うのだけど、夫はやったという事実さえあればいいタイプだから気にしないのかもしれない。雑な洗い方で洗い残しがあってもシンクから無くなってやり切った気になれてしまう人間。帰った夫はやっぱり今接種したというだけで達成しているようで二回目の予約がどうなるとかまるで気にせず、忙しい忙しいと出ていった。

雨もないけどお迎えから真っ直ぐ帰って夫の帰りを待つ。歯科予約の2分前とかに帰ってきた。ギリギリで家を飛び出すと隣りのおばあちゃんの家に不動産管理会社の人が来たところだった。うちに来た時と違ってにこやかな表情を浮かべていて、そういうタイプの奴ってことで本当に嫌な気持ちになる。歯科の待合室、音無しでミヤネ屋。ワクチン接種のこと。いつ打てるのか、夏休みの帰省には間に合うのか、それは不公平にならないかどうかだとか、やっぱり時期について問題になっている。夫の見切り発車により他人事じゃない気持ち。歯科は麻酔も使わず滞りなく終了。ただこの先生が週一の担当医だからタイミングが合わず次の予約は取れて月末。早く治療を終わらせて、マスク生活のうちに矯正を再開したいのに。

今日は蒸す。私が家を出る前は子が汗だくだからシャワーをすると言っていたのに帰ったら、汗で髪の毛を濡らしたままお菓子を食べながらプライムビデオを観ていて夫は側でPCに向き合っていた。湿度で重い空気がより重くなる感じ。ただ子は珍しく縄跳びをすると言っている。雨が降りそうだなと思いながらその気になってるのは珍しいから付き合うことにして歩きで家を出る。近くの公園で電話ボックスのガラスに姿を写しながらやってみるけど、飛んでるというかなんというか。ここじゃない違うところでやると子は場所のせいにして移動。家の裏道を通ると猫が二匹、道路で堂々とごろんとしていて笑う。近くのもうひとつの小さな公園、かえる公園。ちょうど少し手前から女の子が二人公園に入っていく。一人は知ってる子だった。一学年上の小学校一年生。児童館からの帰りだという。当たり前なんだろうけどもう一人で街を歩いて、これが我が子の一年後の姿だと思うと、まだまだ幼いのにこの場に一緒に居れないなんてと、寂しくなる。2本持っていた縄跳びを1つ貸して飛んでみてもらうと、思ったよりも一年生もぎこちなくてギリギリの縄跳びだった。なんだそんなもんかとちょっと気が抜ける。公園の時計が5時過ぎになって二人は帰っていく。最後に花を摘んでいると思ったら駆け戻ってきて、あげると子に手渡していった。一年生。一年後。私はこの時間何をしているんだろう。

しばらくして私達も帰り、今度こそさすがにお風呂にしようと話していたけど、部屋にあがる前に夫の自転車がないことに気付く。家を出ると思わなくて鍵を持って出ないでしまった。連絡すると中野の郵便局で、この後は高円寺に行くというけど、あいにく自転車の鍵は持っている。待っていられず郵便局へ取りに行くことに。夫は時間が経つにつれ腕が上がらないし痛いと、ワクチンやらない方がいいよとすら言っていた。そんなに?

ようやく帰ってこれた。駐輪スペースに見事なカエル。気持ち悪いくらいしっかりカエル。今日は生き物がよく表に出てくる日だなと思った。すぐにお風呂。水風呂とシャワーで子もご機嫌。私は先に出て夕飯は炒飯。先にお風呂を済ますパターンの人が多いけど、確かにこの方が不思議と時間に余裕ができる気がする。ゆっくり食べてゆっくり遊ぶこともできてしまう。そうして結局寝るのは9時過ぎるけどバタバタにはならない。でもそれは夕飯が炒飯だったからかもしれない、ちょっとでも手をかけるならこの流れは無理な気もするし場合によっては私がもう一度横になる前にお風呂に入りたくなるかも。でも夏だし、たまにはこんな日もいい。