どうにもならない日

こんなはずじゃなかった2020年からの生きる記録

2021年7月10日〜7月11日

7/10

起きた瞬間から暑い。久しぶりの晴天。洗濯、掃除が捗る。と、もう汗だくで子とシャワー。そしてまた洗濯。今日はリサイクル屋に古着買取をしてもらうつもり。こないだ着ない服を仕分けたら夏物はあまりなかったけど時期が時期だから処分を急いでる。いつも買い物するにはトレファクが行きつけだけど売値が安いってことは買取は厳しいだろうとセカストに出すことにした。そのあと流しそうめんマシーンを買おうということで家を出る。査定に一、二時間と言われてお昼ごはんを食べて待つことに。それでも時間が余ったらプラザにリボンをやりに行こうと言うと子は張り切って喜ぶ。よっぽどリボンが気に入ったらしい。朝からやりに行きたがっていた。ごはんはサイゼを希望されたけど、まだお昼時間真っ最中のサイゼはドアを開ける前から待ち人が多いのが分かる。タイ料理も行列だし、どこも厳しいかなぁと言いながらケンタッキーを覗くとちょうどよく角の席が空いていた。店員さんが丁寧に案内と用意をしてくれる。これまでのところケンタッキーには良い印象しかない。ちょうどよく席が空いているとか、小さな店だからバカ騒ぎになりそうなグループ客もないとか、レジ脇に手洗い場があるとか。落ち着ける嬉しさと空腹で珍しく私もサンドを食べる。ゆっくり昼の駅前の街を眺める。知り合いが何人か通っていくのを見る。暑さで体はキツいけど、気持ちは浮き足立って出歩きたくもなる陽気。そろそろ行こうかと飲み切れていないドリンクを持って外に出る。むげん堂をひやかし。古着屋をひやかし。約束の時間より早いけどセカストに寄って査定を確認すると、散々な結果で終了していた。トップショップのバッグだけ売るのをやめて持ち帰り。やっぱり買取もトレファクの方が良かったのだろうか。本心はあっちこっちで見積もりしたいけど一度出した処分品を取り下げるなんてなかなか勇気がいるから諦めてしまう。身軽になったところでプラザ。一目散にリボン。先生達も作った甲斐があったと言って喜んでくれる。みっちり一時間リボン。もう部活みたいなんですけどと笑いながら帰り。夫に連絡すると、これからどつのTシャツの納品に自転車で行くとのこと。そうめん機械は方南町まで行くことをけしかけられて思い切って行くことにした。なによりこの気候、気持ちが前向きになってる、暑すぎるけど。信号待ちではジリジリと音が聞こえそうなくらい陽を浴びているのを感じる。久しぶりに来た方南ドンキ。中野ドンキだと玩具コーナーにくるくる回る流しそうめんがあったけど、ここではBBQや海水浴といった季節コーナーがあって、そこにかき氷やそうめんのマシーンもあった。一番安いのがラス1だった。数百円の差でもサイズも機能も大差ない。三千円になると光ったりする。一番安いのを手に持って念のためそうめんも買い足し。子どものガチャコインであわ玉が出て子は食べながら帰る。もう4時半を過ぎていて、ドラえもんがはじまる5時には帰りたい。方南町の八百屋で自転車乗ったままネギやミョウガを買う。佼成病院を通り越して電池を用意しなきゃいけないことに気がついた。夫に何時に帰るか連絡するとライブも見ていくから7時は過ぎるとのことで期待できない。ローカル100円ショップで単ニのアルカリ電池を買って帰ってギリギリドラえもんの1本目の終わり頃。実家からの荷物が届いていたようで開封だけされている。気を利かせて買ってくれたらしい幼児雑誌と、希望しておいたバスボールだけ子が引っ張り出す。たくさん寝ているはずなのに目が重だるい。日差しの暑さで目が疲れているのが分かる。早く1日を終えたい。早速夕飯にして流しそうめんの用意。思ったより早く廻るそうめん。そして思った以上に私も楽しい、盛り上がる。ズルズル食べてそうめんだけで満腹に。

お風呂も早く入って寝る支度をしている8時過ぎ、布団に猫のゲロがあるのを発見。大惨事には至ってないけど、このタイミングでバタバタと後処理しなきゃならない最悪。今まで布団にするようなことはなかったのに、ついにこの域にきてしまったのかと気が重い。最近嫌がらせのように風呂場の前に粗相をするようにもなってしまった。ため息。扇風機の奥にさらに音を感じる。慌てて外をみるとすごい雨。何枚かだけ出したままになっていた服を取り込む。なんだかんだ結局寝たのは遅くなってしまった。そういえば夫がまだ帰らない11時過ぎ、連絡してみると帰りが遅くなる時のお馴染みのメンツで高円寺の公園でなんか食べている写真が送られてくる。

 


7/11

平日より早く目覚め。今日は神楽のお稽古があるんだから、ちゃんと頭が働き体を動かせるように、しっかり寝なきゃいけないよといっても二度寝は出来ないようでグズグスし出すから仕方なく起き上がる。このグズグズの時点で睡眠たりてないんじゃないかとも思う。何時に帰ったのか分からない夫は寝ていた。朝ごはんにトースト。子がはちみつチーズを好むようになってしまい、いちごジャムが全然減らない。扇の開閉の確認。大丈夫、今日も出来てる。ひと安心。今日はガールズ戦士シリーズが終わった直後に家を出たい。早く洗濯したつもりが干すまで間に合わなかった。寝ている夫に干すのを頼んで家を出る。蒸し暑い。汗が拭きださないようにのんびり目に走る。それでも一番乗りで着く。今日は偉い先生も来て雰囲気が違う。いつもの指導者には子どもがやっつけでやってることだから、という緩さがあるけど、偉い先生は袴を履く時にも左から履くようにと指摘したり、「お母さん座り」は「正座」と正しく教えた方がいいと注意していた。うちより少し前に始めた子二人と我が子の三人が、その大先生から舞扇を進呈される。せっかく慣れた扇から新品に変わってしまって、また開けなくなった子。当日まで開け閉めの練習して開けるようだったらその舞扇で、無理ならこっちで大丈夫ですよと言われるけど、舞扇はキラキラの金箔が付いていてどうせやるならきっとそれでやりたいだろうなとは思う。隙あらば私がパタパタとして少しでも滑らかにしておく。稽古の後、少しずつ他の子とも打ち解けてきておしゃべりしたり。次に会う時はもう当日。髪の毛のゴムやピンは黒か真っ赤にしてくれとのこと。新高円寺のキャンドゥに寄り道して揃えようとしたけど実は今どきはそんなベーシックなもので適当なものがない。買うのは保留。子が流しそうめんの機械でぷよぷよすくいとか出来ないかなぁと言っていて、そうなのだ実はそれが出来そうと私も思っていた。ドンキの玩具売り場にはスーパーボールすくいマシーンが売っていて、流しそうめんマシーンとほぼ同じだった。やってみようかということになり、さっきまでハッピーセットと騒いでいたところから昼ごはんはさっさと帰って昨日の茹で残したそうめんということで納得。夫はさすがに起きて洗濯も干されていた。今日の予定を確認すると家作業もあるというので、網戸が金具が合わなくてまだ取り付けられていないから私が島忠で金具を買ってこようかと言うと、いやそんなことより他のことやって欲しい、早く起きるとかさ、と言われて腹立つ。洗濯をやり切れなかったことがそんなに罪なことなのか。ていうか、お前がお稽古に連れて行ってもいいんだぞと思う。そもそも休みを挟めないほど作業してるってそれこそ手際悪すぎるんじゃないのか。自分の手を止めてまで子のペースに付き合うことは全くない。こっちにしてみたらそこに人がいる、ってこと以上の価値もない。無視してやり過ごす。

もう2年前のものになるぷよぷよを瓶から出す。こんなに祭りができなくなる日がくるとは想像もできなかった。毎年増えていくスーパーボールとピカピカ光るグッズ。夏の戦利品、それは更新されないまま。ぷよぷよなんて夏の終わりには捨てられる運命だったけど奇跡的にここまで持ち堪えていた。今となっては貴重な最後の夏の瓶詰め。2年ぶりに水につけると球の外枠がぼんやりとしてフワフワ浮いて流れていく。キレイだった。オオゼキに行こうかと思っていたけど空模様が怪しい。外に停めていた自転車を中に運んでギリギリセーフ。世紀末のような雷が鳴り響く。そして土砂降り。子が外が白くて見えないよと騒いでいた。そのうち窓が叩き割られるんじゃないかというほどの音。これはおかしいと窓を見にいくと雹が降っていた。実家から送られてきた幼児雑誌で遊んだり付録を作ったりして過ごす。5時過ぎ、天気が落ち着いてきて夫が買い物したいと言って出て行ったから業務スーパーで買えるものを頼む。晩ご飯はカレーにするかと言っていたのに買い物に出ると、ということは量作っても夫は食べるか分からないし、カレー食べるかどうかと選択を迫る。と、食べると答えを出したので作ることにした。サザエさんを観ながらカレーを食べる。「大人げない」という話で子も大人げないを学び、おとうさんはめーちゃんの物を食べたりして大人げない、さなえちゃんは一緒に遊ぶとそれは嫌だとか言ったりするから大人げない、と言われる。本当はどうでもいいことなんだけど、兄弟がいない子に刺激を与えようと思ってあえてやっていることなんだけど、こう言われるとその目的は果たせていたということか。

私達が寝る支度をしていると、夫はごっちゃんのところへ集金へいくといって出て行った。夜起き上がってテレビをつける。毎週気づけば関ジャムの時間。そして毎度夫が不在な気もする。日曜のこの時間に連んでいられるほどマイペースな人達とは。高円寺は世間と自分の境界がぼんやりしている。