どうにもならない日

こんなはずじゃなかった2020年からの生きる記録

2021年7月17日〜7月18日

7/17

子より早く目覚める。さて。子が起きたら戦いがはじまる。来週の預かり保育の日まで、日中の私の時間はないものと思うしかない。夜を起きて過ごせるかどうか。やがて子は起きてきて、いつもの週末の朝のはじまり。

布団畳んだり洗濯物を洗濯機に放りこんだりしているだけで汗が出る。子とシャワー。また洗濯が増える。いくらでも洗うのはいいんだけど干す場所が足りない。一番日が当たる場所に物干し竿がなくて、どうにか設置したいと思いながら半年。子が夏休みにやりたいことのひとつだったのが「ベランダで駄菓子の悪がきビールを飲む」CMみたいだからベランダで飲むと。まずはこれを達成。

夫は仕事へ出て、私も息抜きしようと子に久しぶりにYouTubeを見せてあげる。去年の自粛期間に知ったお気に入りのチャンネル。これを見ている時が一番集中していておとなしい。さすがに罪悪感、なくらいまで見せて午後。なわとびをやりに行くという今日のもうひとつの目的のために家を出る。暑い。まずは座高円寺の古本市に寄り道。雑貨なんかもレトロ色が強くて子はあまり好みではなかったらしく早く行こうと言われ続けて退散。ちょうどその頃、ママ友から新井薬師のイベントに来ているとの連絡。私が最近またSNSを見て知って教えてあげた催しで、デリシャスウィートスが拠点にしていた建物での販売や展示。ママ友が好きそうだなと思っておすすめしておいた。こちらは高円寺と中野の間の公園に移動して縄跳び。公園はヤマトの配達の人がひとり木陰で休んでいるだけで子どもはいない。これだけ暑ければそりゃそうだ。水のない公園からは人が消える季節。日陰で何度か縄跳びをしたり鉄棒をする。途中、通りがかりに少し遊んでいった女の子が二人だけいた。私達も退散。せっかくここまで来たから新井薬師に行くか。住所を確認してなんとなく分かったつもりで走り出す。新井薬師に入ったら今度はマップで、でも道に迷ってぐるぐる。到着したことになってるけどなんか違う。もう一度アパート名までいれて検索。ようやくたどり着いたら汗だく。入り口にお友達パパが立っていて、帰ろうとしているところだったけど子どもがまた復活する。よかった、我が子ひとりだったら絶対萎縮したであろう雰囲気。チャーマァさんとの再会。かえるのマスクと子がな気に入ったお箸を買って出る。独特が過ぎる世界であった。私ははじめてデリシャを見た二十代半ばだったか、その時のバンドにはとにかく興奮したことを覚えてる。靖国神社のあのアツい見せ物小屋が恋しい。コロナが明けても靖国神社の露店は戻らない。近くの駄菓子屋ぎふ屋に寄って解散。さっき道に迷った時にみた松屋のカレー屋マイカリー食堂やロケ弁屋の自販機とか気になるものがこの辺りにはあるけど暑さでそこまで開拓する気力はない。また帰り道も迷いそうになりながら路地を曲がって曲がって馴染みのあいあいロードに出たら安心。ブロードウェイで買い物。ドラッグストアで前に並んでいたおばさん、八百屋のおじさん、子が頭につけているヒマワリのヘアクリップをみて皆んなが声かけてくれた。エネルギーを使ったこんな日こそ、こないだ夫が勧めてくれたマンゴーツリーコラボのかつやが食べたい。と、夫に伝えて私達はオリジンに寄る。シナモンコラボの宣伝幕を見てからその気になってしまっていた。オリジンの安さにかつやじゃなくてこっちで何か買っちゃおうかなとも思うけど、もうそんな弁当をいくつも持つ余裕がなかった。箱入りの量のトマトと今日はスイカまで買わされてしまっている。写真で見た時、取手のついた鉄板皿みたいな形の弁当容器をシナモンの形なんだと勝手に勘違いしていたけどなんでことはない普通の弁当皿だった。コラボな部分はオリジナルシール。そんなキッズ弁当すらもふらふらと運びながら帰る。すぐにお風呂。そのうち夫もかつやをもって帰ってきて皆で食べる。ちゃんと辛い。夫と二人でもひとつの丼を食べきれず。夫はまた仕事へ出て行った。

寝る前に最後の練習をみっちり。私も完全に頭に入った。子はお友達が見にきてくれるから頑張ると非常に前向き。プレッシャー半分だけど寝付きも早かった。安住さんのニュースとハライチの人生最高レストランを観て寝る。ごっちゃんのところでなく夫の帰りが遅いと大丈夫なのかと思ってしまう。

 


7/18

いよいよ神楽の本番。お稽古の時より集合時間がゆっくりだから準備に余裕がある。ここ数日は神楽のグループLINEに日々お知らせがアップされてきていた。写真撮影のために草履があると良いです、とは昨夜のこと。二年前に履いたっきりだった草履を引っ張り出したり、それらの衣装を全て風呂敷に包んで本格的にしてみたりシャワーをしたり。神社でやるということで蚊を警戒して、切らしてしまった虫除けを買ってからと思っていたけど時間に余裕がなくなって用意できなかった。ところが参道にミストシャワーが連なっているようなキレイに整備された神社は蚊も気にならない空間で、あとは日差しを避けるだけ。場当たりがはじまる。普段ゆるふわだったおじさん先生が厳しく大きな声を出す。そのギャップに子が怯えるんじゃないかと思ったけど気にもせず真剣にやっていた。公演時間が近づいて着替えて外に出るとお友達が来てくれていた。夫も遅れてやってくる。どこできいたか観客は圧倒的に老人が多い。解説や家元の演舞、公開指導も交えてざっと一時間。次に子と対面した時には他の子とすっかり仲良しになっていた。写真撮影タイム、皆んなでお詣りもして解散したのはもう夕方4時。やっと気が抜けてお腹が空いて、夫は先に帰っていたから二人でサイゼで打ち上げ。珍しくデザートまで頼んでみた。5時半過ぎに帰り、また夫は別場所に仕事に行っていて、今日のことを早速あれこれ話し合えないのはちょっと寂しい。先にお風呂にしてゆっくり過ごす。私は明日半年ぶりくらいの美容室に行く。帰った夫に予定をキツく言い聞かせて、祝日だし人出がありそうだから歩きでいったほうがいいかなとかボヤいていると、え?明日普通の日でしょ、と言われて、いやそのすぐ後ろのカレンダーみてよ、赤だよと動物病院でもらったカレンダーを指す。動物病院のカレンダーは他に「ペットフードの日」なんかも七夕と同じ扱いで記されているのがややこしい。いや皆んな普通の日って言ってる、と夫。皆んなって誰よ。ごっちゃん。ごっちゃんそんなこと分かってんの?いや、周りの勤めの人が皆んなそう言ってるって、となんか情報元が遠くてピンとこない。本当に?自分で検索しても、社会全般がこれに従うのか一部の人の話なのか、こんな時はプラザのお知らせを見るに限る。と、やはり19日は平日扱いだった。なんと今日の今日まで知らなかった。思えば美容室がすんなり予約取れた時点でそういうこと。平日なことに胸を撫で下ろす。祝日は胸騒ぎがして好きじゃない。心のどこかでいまだ自分が取り残されてる感じがしているのだ。