どうにもならない日

こんなはずじゃなかった2020年からの生きる記録

2021年7月26日〜7月28日

7/26

普段の夏休みなら特別子ども番組がやっていても良いはずだけどオリンピック一色。でも今日は女子のスケートボードでこれはなんとなく観れてしまう。無駄に熱苦しい解説がないのも良い。出掛けるつもりで下調べしてると月曜は休みだったので計画が崩れる。何をしようかといいながら今日も恒例になったちびまる子ちゃん。まるちゃんの年寄りじみてるところが面白いと思っていたけど、ふとした場面の5歳の子と変わらないような幼い可愛らしさにも気がつくようになった。はじめの頃はコミックスと同じ話だったりするから懐かしく面白い。ずっと観ていられる。表から人の声がするなと思っていたら、しばらくしてピンポン。隣りのばあさんがうちは使わないからと、ダスキンからもらったミスドのサービス券をくれた。5個買ったら1個もらえるとかそういった内容。喜んでみたけどなかなか使えなそうだ。

今日はもう近場で何かするしかない。駄菓子屋で買ったグミで50円のアタリが出たからずっと行こうと思っていた。ということで早稲田通りまで、瀧ちゃんに向かう。小学生の夏休みの混雑を恐れていたがそうでもない。好きなものを選んでから会計でアタリくじを渡す。おねえさんに、すごいね〜50円はなかなか無いよ、大当たりだぁと言われて、聞くと本当に10円とかがほとんどですよ、珍しいとのことで、ラッキー。この場でやるくじも買ったけどそれはハズれ。あづま通りから来て帰りは庚申通り。さてさて、なんて仕切り直しているとすれ違ったスーツの女性におや?引き返してぐるりとその人の前にまわり込む。と、あっ!となったその人は、やっぱり子が懐いていたファミマのおねえさんだった。お姉さんは驚きながら子を見るなり、大きくなったねぇ!と声をあげる。ファミマを辞めて新宿のホテルで働き出してからもうすぐ一年くらいになる。そんな前のことだったか。私達はいつもお姉さんいるかなと思いながら歩いてたよと話す。どうやら住まいは大和町の方らしかった。ファミマは吉川さんが辞めた、クビになったらしいと話すと、辞めたと聞いたら驚いたけど、クビと聞いたら納得と言って笑った。また会えたら話そうねと言って別れる。お姉さんはしばらく手を振ってくれていた。少し時間があるからプラザで遊ぶ。児童館の頃同じプログラムで遊んでいた一学年上の小学一年生の女の子が一人で来て遊んでいた。小学生の部屋は少し大きな男の子達で埋まっていたようで、幼児と同じ場所で職員さんとペーパーフラワーを作っていた。いま親子共に仲良くいつも遊んでいるお友達は皆一学年下だし、もう今年が最後だと思っていたけど、子が一人で来られればここにまだ頼れることが分かって少し安心した。子は折り紙をするけど本を借りてきちんとしたものを作るとなると私がやることになる。が、場合によっては大人だって四苦八苦するほど難しかったりする。今日もフォークを作りたいと言われ、手順の半分にも満たないところで早々に躓いた。手先の問題でなく折り方を理解するまでに至らない。折り紙が得意な先生に助けを求めにいくと、本の見方からすでに姿勢が違っていて感心してしまう。説明書きだけでなく絵や記号をよくよく見ると解読できるらしかった。それにしてもフォークは難しいわねとのことで、なんとか作り上げて帰る。お姉さんに会ったことをファミマのお兄さんに早速報告しに行きたいと言うので向かう。お兄さんはレジにいた。自分もお姉さんには全然会ってないけど旦那さんと友人なのだということだった。吉川さんのことを伝えた時のリアクションを話すと、そうそう彼女と吉川さんはちょっとバトルしたからねと言って笑った。お客さんがレジに近づいてきたのでそれだけ伝えて店を出る。ここまでコンビニを身近に感じる生活が自分にあるとは思わなかった。どちらかというとコンビニは「ついで」でしかなかったからこの関係が新鮮で嬉しい。そこから八百屋、オオゼキ。月曜はなんとなく野菜を多めに買ってしまう。家に帰ってベランダの外に、ピンクがかった紫色のきれいな夕焼けが少し見えた。西側の空をもっと思いきり眺めたいけど、うちからはこれだけ。夜、夫は黙って出かけるとあらぬ疑いをかけられることを理解したのか、こういう理由でごっちゃんのところへ行ってくる、と珍しくちゃんと説明して出て行った。

今夜はエアコンを動かした途端に室外機の辺りからゴキブリが走り出した。まだいたのか。どうしようか。今夜から明日にかけて台風接近と予報されている。どちらにしても窓を開けることはない。

 

 

 

7/27

預かり保育日。夏休み中は毎日プールがあることになっていて、当初外の水遊びができるか分からなかったこともあって二週間の間に4回予約しておいた。でもスポーツセンターのレッスンを予約できているのもこの期間だし、少し調整するつもりでいる。結局予報の台風はどうなったのか、あまり気にならないまま朝になって天気も落ち着いている。でもプールはできないかもしれない。園に送ったところでちょうど雨が降り出す。が、私はそのまま歯科。滞りなく治療。椅子を起こされた時に付けてた腕時計がカランと落ちて、何事かと思ったらこのカシオの時計もベルトが劣化して折れていたらしい。夏服だとスマホを身につけて自転車乗ったりできないから久しぶりに腕時計を復活させようとしたらいくつか持ってたカシオのベルトが割れていた。これは無事だと思ったのに、あと残るはタイメックスだけだ。スーパーに寄って帰り。子がいないと夫のいる家が気まずい。お迎え時間まで別部屋で過ごす。濡れても大丈夫なように準備してお迎えにいくとちょうと燦々と陽が照ってきた。迎え待ちしていた子の頭はずぶ濡れていて、プールはないけど水遊びをしたらしかった。あと一時間長ければ畑にも行けたのにと責められるが今日はスポーツセンターの日。おやつにファミマですみっこぐらしのぷっちょを買って思ったより高くてダメージを受けながらスポーツセンター。特別お喋りするほど知ってる人もいなくてのんびり過ごす。今日は縄跳びと鉄棒のレッスン。縄跳びの教え方を気にしてみると、すぐ腕をあげるようにと言っていた。確かに一回は飛べても次を続けるのが難しくて、そのリズムをどう説明したらいいのか分からなかった。言われたことを意識できているのか子は3、4回続けて飛べるようになっていた。この人気レッスンをどうにか取った甲斐があったと思える。外に出てもまだ4時で遊べる時間。プラザに行くと今日は昨日の小学生の友達が下の姉妹とママと来ていてお喋り。そこに同学年の別の友達もやってきて、でも久しぶりだと子ども達は一緒に遊ぶという感じにもならず。そこに速報、今日の東京の感染者3000人越えの見通しと。こんないつもの日常のなかだと別世界の話みたいだ。下手に出歩いて日曜のエレベーターの咳き込む人みたいな危機があると気になって気になって、あれから私もなんか小さく咳が出やすくなってしまっている。

 

 

 

7/28

今日ひとつ決まっているイベントは図書館のお話し会。夏休み恒例の怖いお話しをする特別な日。でも今日は調子良くてそれだけを待ってもいられない。午前中からセントラルパークの水遊びに行くことにした。去年は閉まっていて今年も当然諦めていたら、むしろ他のじゃぶじゃぶ池よりも早く開放されているらしい。去年よりずっとコロナの感染状況は悪くなっているはずなのに、子どもの現場はあちこちこうして許してくれるようになったから有り難い。家からラッシュガードを着て向かう。サイトでみると日に何度か15分の点検があるとのことだったから休憩時間に被らないから気にしながら行ったけど、監視のおじさんが常駐しているだけで、とくに上がらされることはないようで自分のペースで遊び続けれる。が、噴水は出ないようでがっかり。それがなければただの水溜りで、特別盛り上がりに欠ける。少し風もあって寒さも感じるようだった。わりと早く終了。私も空腹でちょうどよかった。ここに来ると大体ハッピーセットを食べたいとゴネるはずの子がCMで見たらしく丸亀製麺の子どもうどん弁当を食べたいと自分から言っていたので丸亀へ。ちょうどお昼時で注文待ちに人が途切れることはない。買って外のベンチで食べたいというけど逆に店の中の方が空いているようで、店のテラス席を取る。隣には同じく子連れの親子がやってきて居心地よいランチタイム。外食の環境はその場で見定めることが出来ても、水ひとつ飲むにもフリーで置かれたコップやサーバーの注ぎ口など、気になり出したら神経質にはなってしまうからやっぱり私みたいな人間は外食しないに越したことないなと思うけど、今は夫との関係の手前、出来る限りいちいち外に向かっていける自分でいたくもある。そんな心境でこの不自由な制限された環境は辛い。

帰って今日返す絵本を読みながらおやつ。少し早めのつもりで図書館へ向かうと駐輪スペースいっぱいの自転車。慌ててなかに駆け込むとお話しの部屋いっぱいに子どもで埋まっている。普段のお話し会にはほぼ同じメンツしか来ないのに。そのいつもお馴染みのメンツこそ出遅れて入り口付近の席にかたまってしまうようなことになっていた。人がイベントを求めている。いつもより少し長めの会。子どももそれなりに特別感あったようだった。人も多いし絵本は適当に数冊借りて、仲良しの子とプラザへ移動する。こちらはいつも通りまったり。ママ友に夫と冷戦状態だという話をすると、そんなぁと顔を歪ませて皆んな我慢しながら生活してるのにねぇと言った。この数日であらためて暮らしの負担を見直した。ゴミ出しだったり洗い物だったり、ちりも積もればなこと、家庭全体が前に進むための地盤、私は子どもと一緒なことを言い訳に夫に寄り掛かり気味だったなとは思った。気持ちが切り替わってひとつひとつ向き合うようにはしてる。でも夫が飽き飽きしたという原因は色々あるわけで、ひとつに許せない私の過去の発言というのがあってそれはどうにもならない。とかいう話をしながらも、今日のプラザには先日フラダンスを教えてくれた館長がいて、話の流れで突如今からもう一度教えてくれることになった。子どものためのはずだったけど、いい歳だしフラダンスのひとつくらい嗜んでいるのもいいなと自分も思ったからこんな機会は嬉しい。神楽といい、子どもに乗っかって自分も体験していることが、ほんの少しだけ前向きな気持ちにさせてくれる。プラザのあとは公園で遊び。友達の知り合いの小さな子が保育園帰りにお父さんと遊んでいて一緒に戯れる。お父さんは私達が近づいてマスクを付け出して、ママ友と話しているのを聞いていると、ワクチン接種もするつもり無い系の人だった。こういう人の方が実は危機管理能力が高くてなんともなかったりするんだろうなという気もした。私はあの日曜からずっと咳が出続けていて、まさに病は気からという状態の自覚がある。