どうにもならない日

こんなはずじゃなかった2020年からの生きる記録

2021年7月29日〜7月31日

7/29

預かり保育。そのあとはスポーツセンターのダンスに行く。登園時に迎え入れてくれる主任先生に、予約を詰め込んであった来週の預かり保育の予定をキャンセルしたり時間を削ることを報告。8月から神楽は月謝がかかるし少し調整が必要。と、なによりいま我が家は子どもがいないと気まずい。先生は変更をにこやかに受け入れてくれて、さて今日のタイムカードを押すかと思ったらカードがない。まさか自分が間違っていたのではと戸惑っていると主任先生は私には「ごめんなさいね〜」とやはりにこやかに言って奥へ引っ込み、他の先生に向かってカードが無いわよ!とものすごくキツく怒っている声が聞こえてきて、こちらが申し訳なくなった。今日はこのまま吉祥寺へ行くつもり。忘れ物をして一瞬帰るも夫はまだ寝ていた。高円寺まで自転車、総武線で吉祥寺。平日の午前中は人も少なく、一人の外出だとなおさら出歩く危機感も感じられない。一階の婦人雑貨コーナーで日傘をみると色々あるもので、やっぱりモンベルの日傘は返品。軽さとスタイリッシュさはかなわないけど値段だけでなく折りたたみづらさも気になった。日傘初心者はまずは安価なもので様子みることにする。無印もゆっくり見てみる。冷水ポットが目に止まる。うちの冷蔵庫にも収まるサイズの寝かせても置けるポットがある。買おうと手に取り、いやここにあるということはニトリでも買えるなと気がついて値段を確認してニトリの物に決めた。ちょこちょこ買い物しながらニトリへ向かう。ロヂャースの前を通ると、ごちゃごちゃした店先にスナップ付きバスタオルがあるのが見えた。そうだ、こういうところにあったか。仕方なくネットで買ってしまい、まだ届いていない。ニトリに行って冷水ポットを手にして並んでいる時に気がついた、中野でも買えるんだったということ。吉祥寺からはるばる持ち帰ることになった冷水ポット。アトレもざっと見て帰り。高円寺に停めてた自転車は撤去前の紙がつけられていて間一髪。中野の図書館へ借りてた本を返しに移動。冷水ポットを抱えて向かいの島忠を見て項垂れる。借りてた本を座ってもう一度少し読む。お腹が空いていて退散。中野のマルイで日焼け止めなんかをじっくり見て帰るともうお迎え時間も近い。何か食べてから行こうと思ったけど、入れ替わりでちょうど夫が出るところで、最近は誰と何があるからとか伝えてくれているし、もう普通に過ごせるのではないかと思って言ってみると、それは無理と一刀両断。そんなにも言われてやっぱり子のためとはいえどう普通に振る舞えばいいのやら。そんなこんなしているとお迎え時間になってしまった。すごい空腹だったはずなのに食べれず、むしろ食欲失せた。お迎え、今日は保育終了時間の30分前で、すでに皆んなお帰り準備をしてDVDを観て過ごす時間になっていて、やれる遊びは全てやったはずなのに、最後までいたかったとやっぱりぐずられた。しかし今日はダンス。この反応をふまえて8月唯一の預かりは午後からラストまでに変更してある。

ダンス前におやつを買いにファミマ。お菓子は何もいらないからラムネフラッペがいいと交渉されフラッペ。お兄さんに裏技のレンチンをしてもらいすぐにいい具合に飲める。ダンスのレッスン、競争率高い割に当日人数は定員に満たない。前のレッスン終わりの子達でまだ賑わっていて居心地悪かったけど出て行ってからはようやくゆったりのひと時。ずっと飛び跳ねている子、日曜には神楽。雰囲気は両極端。まさに静と動。長瀬の俺の家の話をまた思い出して、両方やるのもいいものかもなと思ったり。気づけばゆずの夏色が流れていて、ゆずでも体操できるものなんだなと感心。レッスン後はトイレットペーパーを買いにサンドラッグまで。今の仕事案件に関連してるから高野青果前のバス停広告を見たかったというのもあり。店前でカードを出したり用意周到にして子を自転車に残したままササッと買いに行く。子を置いたまま買い物に行くのは本当は良くないのだけど、一瞬のことなのにいちいち上げおろしするのは手間だったり、子どもがどうしても行きたくないということもある。買い物自体を諦める時もあるけど、例えば人混みだったり逆にひと気が無さすぎたりとか、風が強かったり停めてる地盤がよくないとかでなく、こうして環境が安定している時は仕方なくそのまま待たせて済ます。

帰ってバタバタと食事の用意。子が急かしてきたりで、テーブルの上にあった夫の作業中の用紙に水が飛んでしまって最悪。このピリピリした関係性での過失に半泣きでドライヤーをかけて汗だくになるし、辛い。もうごまかせないからLINEで謝罪しておく。反応がないからビクビクして通話、どれくらい?どんなやつ?とか問いだけ聞こえて肝心なところで電波のせいか聞こえなくなる。不安。夜のテレビ、速報が多い。オリンピックのメダルのこと、宣言延長のこと、ノーベル賞の人の訃報。いちいちビクビクしてしまう。

 

 

 

7/30

今日は友達に誘われたダンス教室の体験に行く。自転車で行けたらいいのだけどなんだか天気が悪い。レーダーを見るとなかなかの大雨になるみたい。その誘ってくれたお友達は今日誕生日。好きな電車の折り紙を折って手紙を作って持っていくことにした。雨の準備をして自転車。大きな雷がなるけど空は晴れてて変な天気。阿佐ヶ谷の区民センターに着いたらまだ時間に余裕があったからまちおかに電車のお菓子を買いに行く。どこにでもあるから当然あるつもりでいたけど見当たらないので聞いてみると、あれが他所にはあるんだけどうちでは扱ってないんですよと言われて、まちおかそんなこともあるのか。

ダンスはパーテーションで仕切られた向こう側で子どもだけレッスン。少ししたら大人もそちらに集められて発表。思った以上に単純な動きだけ。その後の現スクールメンバーのダンス披露と先生の話が長い長い。子役育成に近い世界観。実際そのなかにはCMに出ている子なんかもいるらしい。体験に来た幼児は大体飽きていた。大人だってボーっとしちゃうから当然、でも激しく雨が降り出していたからどのみち身動きとれないってことで諦めはついていた。しかし雨がやまない間に終わってしまい結局途方にくれる。小走りでアーケードの商店街に逃げこむ。ぶらぶら店を見て時間を潰せるとは思えず早々にサイゼに入る。レーダーによると食べてる間にちょうどよく雨は抜けそう。通された席の近くに見たことある親子連れのグループ。子ども達だけで1テーブル、隣りのテーブルに母親達。奇しくも、これまで度々コロナ感染者が出て休園になっている園の方達で、こうして会食してるのを見るとなんとなくそうだよなぁと思ってしまう。軽く食事とデザートを食べて出ると見事に雨上がり。自転車をピックアップして買い物して帰り。疲れた。コロナのこととか雨で立ち往生とか、不安で誰かに語りかけたくて夫に今こうしてると報告しても全くリアクションのないまま夜になり夫は帰って、それでも子は私にだけ飽きずにずっと話続けてくることにも辛さが爆発して泣いて一人引きこもる。籠ってアピールしたはいいけど、お風呂上がりのためにエアコンをセットした部屋の戸を閉めきると寒さに耐えられない。し、スマホも忘れてきた。しばらくして戻ると、子はすっかりお父さんに懐き、今日はお父さんとお風呂に入ってお父さんと寝るんだと言っていた。夫への当てつけのつもりで、二人でやっていかなきゃいけないかもしれないんだからお父さんに頼るな、と目の前で子に言い聞かせる。夫はバツが悪そうに別にいいよとボソボソ言って自分から立ち上がってお風呂へ行く。布団を敷いて寝るまで夫が一人で世話するというのは随分と久しぶりで、この家に来てからはじめてだと子は言っていた。私がお風呂に入ろうとしたらすでに二人寝ていた。夫は私に「いつも寝てる」と、何かやりたいことはないのかだらしないと言わんばかりにディスってきたことは何度とあるけど、ほらみろやっぱり子どもを寝かすと自分も一緒に寝てしまうだろう。夫は私が364日寝かしつけていることに気づいているのだろうか。

 

 

 

7/31

ひたすらシルバニア遊び。お昼頃、子を誘って近くのスーパーへ。今日千円以上買うと子ども縁日と称してスーパーボールすくいが出来るとのことだった。お肉など買って1200円ほど。この夏はじめての、せめてもの祭りっぽい催し。小さなスーパーボールを6個くらいすくって、大きなスーパーボールを狙ったところで破れ。あの祭りならではの袋に入れてもらっただけで夏を感じられる。たかがスーパーボールすくいがこんなに有り難いと思える夏。

私はカシオのベルトをつけかえたいなぁとずっと思っている。午後、夫が新宿のIKEA行きたいんだけど行く?と言ってくる。少しは皆んなで出掛けるかという気になったのか。しかし新宿。どうしても不安になってしまうデルタ株、それも休日。私が生返事をしながらずっと感染のことを検索しているのに気がついたか考えて思ったのか、やっぱり一人で行くわ、危ないから行かない方がいいねと言ってた。この度胸の無さにまたうんざりしてたりするのかなと、また少し暗い気持ちになってしまう。でも今は身を守ることに慎重になって間違いないということに強い気持ちをもたなければいけない。時計は島忠に見に行くことにした。夫が出て行ってから私達も中野へ。島忠までの線路沿いの道はいつでも暑い。島忠に来たからには水栓の物とか見たいものがあったけど人が多くて専門的なことを聞ける人に全然空きがなくて諦める。平日に来たい。時計はベルトだけでもそこそこ高いし専用のものがあるわけでもなかったから買い直した方が良さそう。それか電池切れのタイメックスの復活。今日は何も買わずに退散。縄跳びをしに公園へ行くことに。線路沿いを逆方面に走り出すと、ふわふわと白いものが飛んでいる。タンポポの綿毛のようだけどそれよりずっと大きくて丸みがある。これはケサランパサランかも、捕まえると幸せになるんだってと子に教える。前に幼稚園でも見たことあると子は言った。電車が通るたびに線路の方からふわりふわりと飛んでくるからただの野草の何かだとは思うけど、ケサランパサランと声に出してみると楽しくなってくる。公園について縄跳びをしながら私は気になってあらためてネットで調べるとケサランパサランで色んな白いかたまりが出てくるけど、さっきのと同じものもそう呼ばれていた。子は、やっぱり捕まえて飼いたいとまで言い出して歩いて戻ってみる。呪文のような響きも子は気に入ったようで、何度も呼びかけながら捕まえた。三人家族にするんだと言って三つ捕獲、ビニール袋に入れて高円寺へ向かう。嬉しそう。子は今日ケンタッキーを食べたいとずっと言い続けているけど、ケサランパサランを捕まえた今ケンタッキーを買わなければ嘘になる。まずはさんねこに行って子にカチューシャを買う。髪を切って可愛いカチューシャを使える機会ができた。むーそちゃん、今日はお休みなんですよ、すみませんと他のお姉さん達に言われる。完全にむーそちゃんに会いに来てる人達だと思われているみたい。子はケンタッキーを食べたいわけだけど私はそんな食欲がない。夫にいるかと連絡すると当然夫もいらないとのこと。子が満足する程度のセットを買う。北口まで来たから今日はアキダイで買い物。OKも現金でないと会員価格じゃなくなったし、それならアキダイで買っても同じ。ぐるりとまわって北中通りを横切って帰ろうとしたらごっちゃんの店前でだらだらする人達の姿。夫はいないかと帰ろうとすると子がお父さんいると言うので行ってみるとおっちょの脇に座り込んでいた。ケンタッキーの問いには答えたけどケサランパサランの報告には無反応だった。業務連絡的なことしかやり取りするつもりはないのだろう。だけど人前だと普通に少し話す。子にもちゃっかりケサランパサラン捕まえたの?と聞いていた。いつものように先に退散。ほんの少し日が短くなったような気がしないでもない。こうして夏の半分が終わっていく。涼しい夕方。東京の感染者の発表が遅いなと思ったら4000人超え。高円寺から出なくて良かったなと安心する。先週の気になる咳の人との遭遇から6日経ってようやく心が落ち着いたというのもあり。夫は帰ってから再び買い物だといって出ていき、ついでに子にケサランパサランを入れるための瓶を買ってきた。夫が起きて家にいる限り、私は早寝ばかりしていて、長い間寝ていると冷房で寒かったり逆に効いてるのかわからなかったり、または扇風機の向きや風量のやり繰りで何度も目を覚ましてしまい早寝のくせにしっかり睡眠がとれていない。