どうにもならない日

こんなはずじゃなかった2020年からの生きる記録

2022年4月18日〜4月24日

4/18
少し寒い。裏口から登校することがくせになってしまった。近いのはいいけど、この道だと私の見送り距離が長いのが引っかかるな。しかし子どもっていうのは、時間ないよと言っているのに、気になるものがあったらかがみこんで塀の隙間を覗いたりしちゃうんだから油断もすきもない。今日から帰りの先生の同行がなくなる。同じ学童の子はそもそも少人数で、さらに今日何人揃うのか分からない。一人だったらどうなっちゃうだろう。GPS早く用意しておけばよかった。あれこれ比較して決めかねていた。再びGPSについて調べてみる。子を送り出したあとはラビット。ぼる塾が楽しくてテレビから目が離せない。
学童に子をお迎え。学校から移動よく一年生だけでできたねと聞いたら、男の子と二人きりでお互いに間違えたり戻ったりしながらたどり着いたらしい。黄色いランドセルに黄色い帽子の小さな二人がウロウロしていたんだなぁ。知らない子どものそんな場面だったら遭遇してみたい、ほっこりする。我が子となると不安にしかならない。その時間にはもう軽く雨が降っていたけどそういえば学童には置き傘をするようにいわれて用意したけど学校では持つように言われていない。水着やノートパソコンのバッグとかすぐに使わないものばかり事前に案内されてるけど、傘とか日々に関係する備えのことを先に気にしてほしい気もする。
子どもから学校のお友達との話を聞くと、幼稚園児のようにそこに大人の介入がないからつくづくマヌケな感じが可愛らしい。こないだの算数のノートの件といい、小学生になったからっていきなり道理がわかるわけでもない。後ろの席の女の子の下敷きが可愛かったという話をしていて、キャラものは禁止されてて下敷きにそんな違いあるんだね〜?とか私が適当に会話していたら、「女の子、下敷き、かわいい、で検索するんだって」と子が真剣に言ってきたことに笑った。また別の日にはその子とランドセル同じところで買ったかもしれない!と、子どもあるあるの“一緒で嬉しい”のテンションを高めてきていて、またまた私は「え〜」と適当に流していたら、壁にランドセルがずらーっと並んでた、とか入り口が広かった、とかどこでもありえる特徴でお互い、そうそう!と盛り上がったらしくて、子どもってそれくらいの力で他者と交流してるんだなと思うと滑稽で面白くて愛おしい。
昨日のあれから元夫は全く連絡がつかないまま夜で、その点私のイライラはおさまらない。私達の生活のなかに要らないものを置いていって自分は悠々と生活してるだなと思うと余計に腹立たしい。


4/19
いつも家からまっすぐ行った角のゴミ捨て場のところで学校前の通りに子が向かうのを見送る。今日もそうして私の元を離れて行ったところで向かいの家のおばさんがゴミ捨てに出てきて、私の視線をみておばさんも立ち止まり一緒に子の後ろ姿を見送る。あそこまでいけば他の子も一緒になるから安心よねとおばさん。子が角を曲がって私達二人も呪いが解けたように動き出す。今日は歯科治療。またしばらく週一で通うことになるのがちょっと気が重い。帰りにオオゼキ。駐輪場で幼稚園に入る前からのママ友と遭遇、小学校で再び付き合うことになった。準備物についてとか話し合っていたら、それは来週用意するってプリントに書いてあったと教えられる。帰った頃、そのママ友からスクショが送られてくる。全く気がつかなかった、プリント読む才能ない。むしろ彼女も自分でもよく気がついたなと思うと言っていた。なぜ学校のプリントは分かりにくいのか。
粗大ゴミに手続きの連絡をする。思い切って元夫の大型の荷物を申請する。5月中旬。行動に起こしてすっきりした。元夫にその日付と出すものを報告すると、しばらくしてようやく連絡がきた。いまから家に来るとのこと。来る時は大概作業があるからでしかない。私がミシン出して作業中だから使えないよと言っておく。それでもやって来た。アイロンから顔をあげるとなんと元夫は金髪になっていた。人の連絡を無視しておいてそんな余裕があることに愕然とする。仕事中にやってるから、となんでもかんでも仕事中といえばいいと思っているのか謎の言い分を押し通す元夫がせこく見える。私が思うには、こうして誤魔化してばかりいないでこれまでも彼が正直な自分を曝け出して接してくれていたらこうはならなかった気がしてる。彼はいつも家庭ではない私達ではないところばかりを見ているのが気になっていた。いま私達が外になって、何かが変わるかと少しは期待があったけど、私のように変化なく暮らすだけの者に結局向き合ってくれることはないようだ。子が帰る時間、今日は学童に行かず帰ってくる。もう学校から家のルートでは心配はない。一応玄関から何度か覗いてみていると階段をあがってくるのが見えた。10分かからずに帰ってこれるのがわかった。家に入るなりお父さんがいることに喜んでいのが分かる。金髪をみて「とうもろこし〜」と言いながら嬉しそうにしていた。子が帰ってからものの数分で出て行く。ほんとにガックリくる。健診センターから電話、健康診断の結果報告の日が今日だったこと、二ヶ月も前の予約なんてすっかり忘れていた。あらためて予約を取り直し。こんなに先に延ばせるって時点で何も問題がないってことだろうとは思うのだけど。
子と今日も手芸屋、ママ友に教えられた来週には必要な持ち物のために足りないものを買う。高円寺に戻って薬局、友達と遊びたくて子がうずうずしているから仲良しママに連絡して公園へ向かう。子どもが遊ぶ傍らでこうしてママ友と話せる時間はいまや私には欠かせない時間。元夫に子どものことを共有できなくてもこの時間で救われているところもある。知り合いの小学生親子なんかもいて最後は皆んなでわいわい遊び、6時前にようやく解散。いつのまにか公園脇の店舗に完全移転した台湾カステラ、この距離にあるとつい買いたくなって生クリーム入りハーフをひとつ。明日も学童に行くため図書館には行けないから今日のうちに返却に行くつもりが遅くなってしまったし雨がパラついてきて諦めて帰り。絵本7冊重たい荷物を無駄に持ち歩いただけになってしまった。


4/20
裏道登校にしてから見送りつつゴミ出しができない。送って帰ってゴミ出しして戻ってパートへ、という流れはしんどい。けど水曜はゴミ収集がないから余裕を感じられる朝。テレビを即ラヴィット!(正しい表記で。)にして少しのんびりできる。パートへ。メンツが穏やか。と思ったらどうやら先輩パートがコロナになったとか。心配してるんだか何かを期待してるんだか分からないような噂の仕方。いやいや、体験者としてずばり言ってあげたいけど、不慣れな作業でそんな口出しもしていられなかった。
学校の図書のお手伝いボランティアに参加することにしていて今日がその集まり日だった。ボランティアだから不参加に問題はないけど、以前からのママ友がそのことについて連絡をくれていて、お迎えに行くまでずっとその件のやり取り。迎え後は今日こそ図書館。今週はくすのきだんちシリーズにあらためてハマり中。幼稚園のように絵本に触れていないし、お話し会にもいけていないし、自分のボキャブラリーが増える機会がなく、つい同じ感じのものを手に取ってしまいがち。自分目線以外の触れ合いがしたい。
帰って二人でたっぷりおやつを食べる。この前大久保ドンキで推されていて買ってみた韓国のおそらくチュロス味のスナック菓子だとかチョコまみれのバナナピューレバージョンを開封。韓国のはパッケージがダサかろうが洒落ていようが価格しか問題じゃないからいいけど、チョコまみれはなぜこうなったんだかという方向性のデザイン。もっと違うアプローチの仕方があったんではないかという「もしも」が一番気になる品。どちらも美味しい。
有吉の壁、最近毎週やってる。嬉しい、これだけが夜の楽しみ。寝かしつけたあと起き上がってまで自分の時間にする余力がない。一日が朝9時から夜9時までしかないような生活。


4/21
久しぶりにすっきりした朝。パート。久しぶりの同い年の息子がいる台湾人ママさんパート。良い人。仕事を教えてくれるとき「実は、」とまず言って色々説明してくれる。「本当は、」じゃなくて「実は、」。丁寧な日本語の覚え方したのかな。来月のシフト予定を入れるように言われて、パートはじめた当初は25日くらいから月末に決めると言われていたのに随分早くなったらしい。マネージャーが代わり細かくルールが変わっているのが私にも分かる。ママさんパートは帰りにつけ麺食べて帰ると言っていて、私も何か食べようかなぁと思いつつ自転車でノロノロ、OKで買い物したいからあんまり時間ないしやめておく。ごっちゃんの自転車を発見。こっちの方まで来てるの新鮮。と思ったらOKにいた。レジで出て行くところを見かけた。私は色々カゴに入れてから現金の手持ちが少ないことに気がついて、結局今から食べる惣菜とかだけ買って帰り。OKは現金でなくては会員価格にならない。
子が帰ってきてからの夕方、Eテレの番組が変わって集中して観続けられる流れではなくなってしまった。子が成長したからというのもあるかもだけどアニメ自体が減ったような。そしてちょうどよい年頃の番組がなくなった。スギちゃんの算数番組とかヨーロッパ企画の国語番組とか、今こそ観たいやつだったし、できないオアできるマンをいま学校で観ているとかで、あれは随分小さい時に観ていたなぁ懐かしい。教室のどこらへんにテレビがあって、みたいな話から子がシルバニアで教室設定を熱心に作り上げた。ひとつひとつの完成度は4くらいだけどトータルの作り込みが上手で9割の世界観になるのがすごい。そうして今日の一日もパッとしないまま終わり。


4/22
今日は晴れ、暑いくらいの気候で気分もいい。なんとなく元夫とごはんとか行ってあらためて話せたらなぁと思って連絡して今時間あるの?とか聞いてみると、ごはん食べる?と言ってくれた。あげもの、と言いかけてきたところで私がカレーを食べたいと思ってて、と話が進んでいたためカレーに合わせてくれた。昼前、私が選んだカレー屋はまったくひと気もなく、随分と来ないうちに人気もなくなってしまったのだろうか。帰る最後まで、他にはひとりしかお客さんは来ていなかった。最近あった仕事のことなどを業務連絡のように会話したけど、私から子どもの話になると遠慮がちになって口をつぐむ。確かに今さら言えることはないだろう。そんな調子で共有もできないから思ったように話も弾まず。今日の予定を一応伝えておく。私はOKで買い物して帰り。
仮歯がとれてしまったために急遽3時から歯科。取れた部分を持って行くのを忘れて行ったり来たり。しかも自費治療だからお金がかかった。そのままスーパーで買い物してお迎え。家にランドセルを置いたら阿佐ヶ谷へ。堀道広さんの展示を見に行く。併せておたこさんにも行きたくてタイミングを見計らっていた。今日はこの時間でも夏日で気分がいい。VOIDのなかに堀さんの大きな鯉のぼり。ふと芳名帳をみると最新の人が犬ん子さんで軽くテンションあがる。子が犬ん子さんの絵本が好きだから、あの絵本の人が自分で書いた名前がそこにあるよとヒソヒソ声で教える。子が鼻づまり声なのが少し気になる。いつ鼻を噛んでもズルズル出ている。クリームソーダ飲みに行くのどうするかと言うと大丈夫だからと行く気はある。おたこさんへ。大体の場所しか分からないけど大丈夫だろうと思って来たら迷って同じエリアを二周くらいウロウロ。私がお世話になっているライター仕事の事務所のめちゃくちゃ近くだった。ちょうど今日の夜はその仕事のオンライン会議に参加する。年度はじめのこの会議に参加しなくては活動継続の資格がなくなってしまうのだ。こじんまりとした店がひしめき合った長屋の飲み屋街の夕方は人も少なくのんびりの初おたこさんは居心地良く可愛くて子もとても気に入っていた。クリームソーダと私はコーラミルクを。コーラとミルクがアリだとは。たこ焼きを持ち帰りしようかと思ったのに気を良くした子がその場で食べたがる。注文したものがエレベーターで上がってくるのがちょっとしたアトラクション気分なのだろう。5時半に店を出る。喫茶をしてくれて食べに来れたから嬉しいとお店の方に伝えておく。帰り道ついでにごっちゃんのところ。今日はもう飲めないというのに子はチャイ屋さんにも駆け込む。背が伸びたんじゃないかという話で入学式の日に計ったところに合わせてみるとなんと本当に伸びている?まだ二週間くらいしか経っていないのに!子どもの成長って感覚じゃなくて本当に早いんだねと皆んなでしみじみ。外に出ると元夫も来ていた。少し皆んなで話して急いで帰宅。
中途半端な時間にわりと食べてしまって食事らしい食事はできる状態じゃない。なにより、会議がはじまってしまう。まぁ会議といっても顔も音声もオフで事務所からの報告、連絡事項を聞くだけ。最悪聞けていなくても問題ない。繋がってさえいればよい。同じく現場には行かない仕事仲間のママ友とLINEで個別にやりとりしたり、子どもとゼリー食べたりチーズ食べたり描いた絵に茶々いれながら時間は過ぎて、オンラインの手軽さを知ってしまった。こんな夜に頑張って自転車漕いで荻窪まで行かなきゃならなかった時代はなんだったんだ。世の中の便利を二年後に体感。


4/23
土曜授業。早速かと思ったけどもう月末に近づいている。土曜の朝は静まり返っていて、学校の方に目をやっても歩いている子もいないし、本当に学校あるの?と不安になっていつもより少し先まで見送って、他に登校する子がいないか立ち尽くしていると、一本脇道に住む知り合いの小学生が出てきてホッとした。通りすがりにやっぱり本当に学校あるんだね、と言ったら何言ってんだという顔されて、あるよ!と呆れたように言いながら学校へ走っていった。ということで、土曜に私一人の時間!と思っていたけど今日は学童の保護者会が設定されている。うまくできているな。
前回の集まりは新入会の人だけだったけど、60人弱の人が集まるのかと思うと無駄に背筋が伸びる、んじゃなく縮こまってしまう。ところが行ってみると新入会時とたいして変わらない20人ほど。結局気にしているのは新人だけだったり、土曜も仕事の人もいるだろう。ママ友含め同じ学校の人は来ていなかった。決算報告や年間予定など。前年度の説明会の時から変わった先生の紹介など。新学期がはじまってからアレ?と思っていたけど、入会にあたり散々相談してきていた先生が移動になってしまって残念だった。それでも幼児の頃から付き合いのある先生はいるし、馴染みあるこの児童館の学童にして本当によかったと毎日しみじみしてる。ただみんなで生活しているだけでなく、しっかり方針や課題をもって子ども達をみているんだと知って有り難い。先生は言葉遣いを気にしていきたいと言っていて、素直すぎる故の正直ですれ違うとのこと、語彙や表現が未発達の子ども同士のコミュニケーションはいつもギリギリ。そんな視点がある学童で身についていくものがあるかもしれないとまたひとつ頼もしく思う。ビデオに撮ってくれていたクラブでの様子が上映される。おやつ時の座席も毎日記録していて、これは何かあった時のために指導がしやすいとのことだった。終わり頃ママ友がやってきた。完全に1時間間違えていたとのこと。解散したその足で私は高円寺のファミマに向かう。今日からシルバニア一番くじが始まる。人気の一番くじはすぐに終了してしまうことは学んでいる。前回のシルバニアも発売当日の午後には無くなっていた。馴染みある方のファミマに行くとまだたっぷりある。でも子が帰ってきて午後になったらどうか分からないし、とりあえず思い切って三回やる。ハズレ同然の赤ちゃん2つと、ひとつゆめふわバージョンの選べる人形。子が居ない時に限って!どれにしても喜んでくれるだろうし、自分好みで黒猫の女の子をゲット。もうすぐ子が帰る時間。のはずが帰らない。もう10分は経っている。外に出て辺りを見渡す。週末の昼らしく人通りはあるのに子どもの気配はない。帰り道の方まで出ると少し大きな男の子達が帰ってきているのに子の姿はない。まさか学童に行ってないよなとか少し焦ってくる。どうしたというのか。迎えに行ってみようか、でも行き違いになったら余計困ってしまうだろうし、なんで早くGPSを用意しなかったんだと後悔する。ソワソワしながら自転車にまたがって帰り道の角をジリジリ見つめていると子がぴょんと現れた。今日は暑くなった。はぁはぁと顔が少し赤くなっている。遅かったね間違ってないか心配したよと言うと、なんだかよく分からないけど自分達の班?の帰宅が遅かったとかなんとか、そういえばはじめの数日以降、二軒隣りの子と全然会わないけど。ランドセルを置いて夏服に着替え、急いでまずはセントラルパークのフリマへ。子より少し大きい女の子がいる家族のブースは少し歩みを遅めて目を通す。子ががっつり立ち止まり玩具をみているすきに衣類を探す。今くらいの年頃はもしかしたら一番洋服を使いこむから売るほど服がもたないのかもしれない、なかなか手頃なサイズに出合えない。子が時代じゃないプリキュア玩具を離さない。200円と値段は安いけどギターのような形で大きいものだし困った。使い方分からないじゃない?と言っているとそれを使っていたらしいおねえちゃんが子に何やら説明してくれていた。まぁこんな大型玩具は中古じゃなきゃ買えないし何より安いしとりあえず購入。思った以上に子は喜んで、そのギターみたいな玩具を早速肩にかけて相当満足していた。他にも私としては目ぼしいものがないけど子はよく分からないぬいぐるみマスコットなりを見つけては足を止める。ふと顔をあげたところに偶然陽光くん。驚き。福岡に行っているのかと思ったらランスンちゃんだけで自分は京都のイベントが中止になって東京に残っているのだとか。ランちゃんは矯正のために月一で福岡に行くらしい。大変だ。私も矯正治療はじめる前に、引っ越しの予定とか無いですかと確認されたものだった。でもすんちゃんがそのタイミングでお友達にも会えるというメリットでもあるかな。数週間前のここでのフリマにも来ていたとかで、元夫にもここで会ったと、私達もその日来て報告したのに、あえて時間をズラしていたのだか、なんだか見えないところで動き回っていることが悔しい。何も食べずにそのままファミマ。高円寺地区では二件のファミマがくじをやっている。最初と違う方で一回、最初のとこで一回、子は二回やることにしていた一件目の一枚、なんとA賞。すごい!まさかA賞が出ると思わず把握していなかったけどポニーのお母さんのヘアサロンセット。最高だ。シルバニアくじではじめて大当たりした。もう一回なんてやらなくていいんじゃないかと思ったけど淡い期待はしちゃってもう一件でもう一回。結局赤ちゃん。なんか悔しさも倍。お腹が空きすぎてOKでお弁当を買って帰り。プリキュアのおもちゃはいくつかの付属品が電池切れと聞いてはいた。ドライバーで開けてみると一つにつきボタン電池3つも使ってる。夕方、100円ショップに買いに出る。子はプリキュアギターを肩から下げていく。小学生になっても恥ずかしげもなくまだそんなことするんだな、と思った。幼児と変わらない。子が幼児のとき見た小学生はこんなことなかったような。我が子の心が幼いのか。私が止めなきゃいけないのか?でも自転車の後ろで自分だけの世界で気分良さそうに大声で自作の歌を歌っているのも好きだし、ずっとこうして後ろに乗せて運びたいくらいに思ってるから止められない。2個入りのボタン電池は全部で6個。フリマで安く買った玩具だけど結局千円はする代物になってしまった。ごっちゃんにドライバーを借りてその場でセットする。子はチャイ屋さんに行き、私はたんぽぽを見に行く。今日のフリマ出店していた人が漁ってた。ボトムを試着するもいまいち。やっぱりたんぽぽでボトムはまだ難しいな。もう6時、子を引き取りにいくとチャイ屋さんの人が子の姿をポラロイドで撮ってくれていた。3枚ももらう。夕飯どうしようかなと言いながら昼もお弁当だったことにハッとするも手遅れ、子は唐揚げ!と言って、私も今日はもういいやと吹っ切れて、お父さんと三人入学式の日に行ったあげもの屋のからあげ定食を持ち帰りすることに。20分くらい待つと言われてすぐ近くの公園で待つ。子はプリキュアの玩具を光らせながら振り回して暗いなか遊ぶ遊ぶ。15分ちょっと経ったところでお店に行ってみるともう出来ていた。一人前で充分な量。7時。あ〜あ、お父さんにも見せたかったなと子。撮っておいた写真とそのままメッセージしておく。ロスアプの並びのハワイアン?の店が片付けをしていて表にご自由にどうぞがある。貝殻やカゴを見ていると、どうぞどうぞ昼間はもっとあったんですけど、とのこと。どうしたんですか?と聞くと川越だったかとにかく遠くに移転するとのこと。間違いなくもう10年はやっていた。むしろよくここで続けているなぁと前を通る度に謎だった。よくやったよ。貝殻は子が絶対貰うとして、カゴ類を吟味していると、もう全部どうぞどうぞと、中途半端に持っていかれるよりその方がいいだろうの気持ちを汲んで全部持っていくことにした。でもカゴにありがちな埃が溜まったりはしていなくて全部キレイで丁寧に使っていたんだなと思う。自転車を停める家の裏口の路地で、大きなバイクとすれ違う。ギリギリ通れるのかどうかくらいの立派なバイク。家の前に着いたらすぐ脇の〇〇荘みたいな古びれた木造アパートのじいさんが表に出てきていて、いまバイクいたでしょ、うちに来てたんだ私の友達なんだ、と話しかけてきた。年齢もキャラも随分違うしどんな仲?と単純に謎だけど、一人でこのアパートに住んでるだけでも常識では計れない系の人かなというのはある。あれはね、ハーレー、とうんちゃらかんちゃら言って軽く敬礼して部屋に上がっていった。はじめての交流。


4/24
中野のフリマ。昨日より出店が少なくこれといって目ぼしい物もないけど無理矢理のように買いたがる子。偶然知り合い親子に会えた。お互いフリマが好きなことはわかっていて、約束はしないけどたまにこうして会える。遊びながら何周目かのフラつきで新たな発見したりする。かわいいワンピース、ポケットありでひとつ300円、良い。せっかく二着で500円にしてもらったのにその隙に子がリラックマのぬいぐるみに熱をあげて結局100円がそこに流れた。噴水で少し遊ぶ。小さい頃はここで水遊びしていて何よりこの数分おきに出る噴水を楽しんでいたけどコロナの二年は噴水が止まっていて、最近復活したのを通りすがりにみて嬉しかった。幼稚園児の頃からすばしっこい男の子について行こうとするものだから噴水に直撃されて下半身が濡れた。帰るしかなくなったところでパラパラ雨も降り出した。急いで帰ってお昼ごはん。
午後、歩いて高円寺へ。シルバニアくじの残りをチェックしにファミマ。まだ充分にある。どうしたんだ今回のくじは。せっかくだから駄菓子屋。上に宝石が付いたような鉛筆でも濃さは小学生に合わせて2Bだから使えないよとも言えず鉛筆一本と小さな駄菓子を2つだけ。スーパーも寄って買い物。そこまで来たらチャイ屋さんへ。もちろんごっちゃんのところにも顔を出す。元夫がいた。西友に来たついでと言っていたけど何かがおかしい。今日のファミマに行く前に元夫の現在の家の近くだから一応メッセージをしておいた。そしてファミマ前につくと家の方向に向かって去っていく元夫を見たのだ。誰かといたような感じで足早に歩いていて、でも人通りがあったし、気のせいかということにしたけど、ここにいる元夫の服装はその後ろ姿と同じだった。何を聞いても元夫はもう誠意をもって話してくれるようなことは無くて、どんなことでもごまかすような話し方しかしないからこの溝が埋まることはない。そこから何をしても上の空でトボトボ帰る。急に左胸あたりがズキズキピリピリと痛み苦しい。心労だと思う。子のことも適当にあしらいながらどうにか帰って、ずっと手をつけられずにいたバッグ作り。単純な四角いバッグだけど、左半分が痛くて集中できず意識がはっきりしないまま手こずりながら作業。元夫がまた荷物を取りにやってきて、ごっちゃんのところて油を売るよりとっとと帰っていった。結局子のいる前では話せないことでしかないからLINEでメッセージを綴る。子どもも生きていく街で奔放にするのはやめてほしいと切実に思う。無責任でいられる方は分からないのだろうけど何がキツいって、子どもの感情なりのフォローは私がおわなくてはならないのだから、私に隠れたり隠したりすればいいってわけではない。彼は無自覚に人を追い込む。人情が足りない人なことはわかっていた。けど子どもがいる今は、そういう人で済ますことなんてできない。わかってほしい。夜、子が寝たあとに長電話してポツポツとそのことを伝える。私は、あなたの言うことは正論なのよ、だからこそ相手が困ってしまうのだろう、と言われることがある。だとして、どうしたらいいのか分からない。黙って曖昧にしてこうして時間が過ぎていくのは焦る。子どもの成長、変化は止めたくても進んでしまうのだから。