どうにもならない日

こんなはずじゃなかった2020年からの生きる記録

2021年6月23日〜6月24日

6/23

毎日必ず気温を確認する。なんなら日に何度も気にしてる。今日は昨日より気温が低いはずなのに室内が蒸すような、いつもより重い朝。天気予報の数字と噛み合わなさを感じながら半袖で家を出ると、道ゆく人達が皆わりとしっかりめに着込んでいて、やっぱりそんなはずの日だよなと思う。ファミマに寄って荷物を出す。それと引き換えにいつものお兄さんがレジ脇からスッと四角い板状の厚紙の箱をどうぞと渡してよこす。この時間のファミマは忙しそうというほどでもないけど一人減ったらまた一人と程よく人が入れ替わりレジに並ぶ。目立つことないように、ありがとうとお釣りを受け取るように遠慮なく貰うことにしてる。これもいつものようにムック本の付録のはず。帰って中身を確認すると今日のは何なのかパッと見では分からない。特徴をもとに調べてみるとゼクシィの付録でキッチンツールだった。キャラクターが付いていると子どもに良いと思って私にくれる。ありがたいことだ。しばらくするとザーッと雨。それからは確かに涼しくなった気がする。ママ友が今日から図書館のお話し会が復活すると報告してくれた。どちらにしても毎週図書館に通うことは続けていたけど時間を定めていく理由があるのは大袈裟にいうと1日にやることのスケジュール管理をする身としては助かる。実際は振り回されてばかりだけど。

今日はお迎え前に保護者会。ちょうどその頃また雨が降りそうで、自転車で突っ切って行くか覚悟して歩きで少しでも弱いうちに早めに行くか、と迷っている間にまたザーッと降り出してどんどん強くなっていく。予定より早く降り出して、せいぜい半袖から長袖に着替えたくらいで仕方なく素足にサンダルで歩いていく。濡れた足にホールの冷房で冷えの極地。隣りに座っていたママに心配されるほど指先の色が変わっていた。やっぱりこの先生の話は長く感じることもあって保護者会がしんどい。終わりに一人のママが一学期で引っ越すことになって転園しますとの報告。自然派サヨク風情のママ、国分寺に引っ越すそう。妙に納得してしまう。

雨雲レーダーでは降園にはまた雨が上がるとなっていたけど、今日は信用せずに傘を持ってきていてよかった、雨の中帰り。今日からお話し会がまた始まるからね、というと子も喜ぶ。歩きで帰って着替えたりしていたらおやつは飴くらいしか食べる時間がなかった。駄菓子屋で買ったマイナーなソフトキャンディも口に含みながら歩きで図書館へ向かう。それでも時間ギリギリ、少し小走り。7冊の絵本、肩が沈む。

ひっそり再開したお話し会は図書館の職員の読み聞かせかと思ったら外部からの人が来て、手遊び歌も交えて満足な回だった。馴染みのお友達もたくさん。今日は歩きだから、厚みもなくサイズの定った福音館のこどものともシリーズを中心に借りる。子ども達が集まったから少し外で動く。雨はなく晴れ間すら見える。一人の子が今から公園に行くと言うと皆んな揃って公園と騒ぎ立て、流されるまま公園へ移動。天気が不安定な日の公園には当然他に子どもの姿はなく貸し切り状態だけど濡れてて遊具は使えない。かろうじて乾いているブランコに交代で乗ったり、湿り気で良い状態になっている砂場遊びをする。歳も状況も近いママ達とは建前なく本音で話ができて気楽。そのうち砂場からピョンと飛び出した木の根っこを子ども達が取り合い出した。取り合うもなにも、この根っこは引き抜けるレベルのものじゃないのだけど、お友達が泣いて、釣られて何も悪くはなかったはずの我が子まで泣き出す。そして泣きながら帰りたいと自分から言いだして、ぎゅうしたい、ぎゅうしたい、と慌てているから一足先に公園を出る。5時だしちょうどよかった。公園を出たら、ぎゅうっとする前に子はもう落ち着いていて、まだお友達の泣き声が聞こえるねと笑っていた。何か飲みたいなとぼやっと言うから、この優しく穏やかなタイミングならスーパーに寄れるかと思ったけど、しっかりそれは拒否してきてローソンに入る。甘い雰囲気でどうにかなると思ったのに失敗した男子みたいな気分。ぎゅうもしてあげられなかったし、せめてもの特別で少し高いパックジュースを買う。飲みながら歩く。歩きだと車を気にしないでよい緑道を通れるのが良い、この時間は好き。落ちてる花を拾いながら行く。ロスアプ前のカッパ、今日はウエハースの立派なお菓子が供えられていた。子が今日はあまりおやつを食べれていないことを思い出す前にいつもより早く夕飯にする。今夜のメニューは決まっている。夫と子が買ったレトルトハンバーグが手付かずのまま今日が賞味期限。白いごはんとサラダとカニカマ、オクラの味噌汁。自分達の世話する畑でオクラを育てるようになってからオクラ意識が高くなった子。有吉の壁はまだかまだか、もう食べ終わってしまうのに、と言って待ち侘びる。私は昨日届いたコロナワクチン接種のお知らせをドキドキしながらよくよく見てみる。ポストにあった封書。一際厚みのあるひとつが私宛てのワクチン接種クーポンだった。私と夫では世代が分かれる。予約受付時期が違って夫の方が早いらしいのに私にしかお知らせはきていなかったのはどういうことなんだろう。大規模接種会場も近くだけど私はできれば医療機関の方がいい。予約するのはどんな感じかQRコードを読み込んで試してみるけどエラーになる。なんなんだ。何枚かのお知らせにしっかり目を通すけどそんなこと書いてない。相変わらず行政の文書は不親切。聞いてみようにも問い合わせ先が接種の電話予約と同じ番号しかないなんて、すでに繋がらない予感しかない。

お風呂に入っている間に夫が帰宅、風呂場の磨りガラスに猫の肉球を押しつけてきて怖かった。寝る前の絵本は「おじいさんと10ぴきのおばけ」先にシリーズの別の話ばかり借りて読んだけどやっぱりこのはじまりが一番良い。だらしない毎日を過ごすおじいさんのために、おばけが10ぴき、おばあさんから送られてくる。部屋にはおばあさんの写真が飾られているから、おそらくおばあさんが亡くなって無気力になってしまったおじいさんなんだろうなと分かる。そういう全てを説明せずに絵で物語る絵本がワクワクする。園の先生はよく最近の絵本は全部言葉にし過ぎだと批評していた。その通りかもなと思う。おばけの世話をすることで生き生きしていくおじいさん。私も子の世話がなければだらしなく生きてるだけだろうと思う。今夜も子と一緒に気づけば就寝。

 

6/24

今日はお預かりだから人と足並みを揃えなくてよいから気楽。なんとも思っていないつもりでもやっぱり人と一堂に会することが少なからず気持ちの負担にはなっているみたい。このままスーパーに行きたくなる身軽さだけど雨が降り出して帰り。夫にかた焼きそばについて話を聞いたり。11時過ぎ皮膚科。前回からニ、三週間後にくるように言われていたのは分かってるけど一週ズレてた。コロナ以降本当に病院の待ち時間が減った気がする。人が生活することに慎重になるだけでトラブルもグンと減るみたい。クリニックを出るとすごい日差し。ここまで来た時くらいサミットに行きたいとこだけど、この日差し越しに道路の向こう側に目をやると渡ってまで行くが途端にしんどくなってすぐそこのまちおかに寄る。見切り品みたいになっているおやつをいくつか買う。暑さ回避で帰り道にあるサントクにも寄り道。武蔵野うどんと今からお昼に食べるパンを買う。トモズはポイント10倍の日。念入りに店内を見てあらかじめクーポンもチェックして買い物。店を出ると今度は曇ってきた。

晴れたり曇ったりを繰り返す一日。お昼を食べてだらだらしてると雨が降り出して自転車にカバーをかけに行ったり洗濯物も出したり入れたり。今日も朝からコロナワクチンの予約サイトを覗いてみようとするけどやっぱりエラー。何度か思い立った時に電話してみていると午後は繋がった。エラーになってしまうのだけど、もしかして今から「予約受付開始日」以降の日付を予約できるという意味でなくて、予約ができるようになるのが「予約受付開始日」からという意味なのか、そしてその日にならないとサイトに入ることもできないってことなのか、と質問するとそういう意味だった。余計にウダウダ書いたり同じことを繰り返すくらいなら、そのことを書いてくれと思う。最初の最初を省いて言葉足らず。送られてきたんだから当然いま見れるものだと思ってしまった。一時は世間を賑わせていた接種予約の混乱のことを思うと、焦り気味にでも見てみようという心理が働くものだろう。なんで役所というのはこちらの気持ちを想像することができない表現しかしないのだろう、わざとじゃないかと疑いたくもなる。

お迎え時間もまた曇り。雨雲レーダーではまだ大丈夫なはずで自転車で行く。途中昨日遊んでいたママ友に遭遇して話したいことがあったけどお迎え時間ギリギリで手を振るだけですれ違い。無事時間内に子を引き取り外に出るとそのママ友が待っていてくれた。昨日の話の続き、その子が英語教室のお友達に誘われて始めた踊りを今からでも一緒に出来るかという話。是非とも、とのこと。そんなことを話している間に雨が降り出す。また詳細はLINEしてもらうことにして解散、コンビニで支払いしている間にさらに雨は酷くなり大慌て帰り。こんな日はまったりおやつを食べたい気持ちは分かる、でもこの時間にスッパムーチョとはどうなんだろうと思いながらも、止めたところで夕飯にはまだ早く結局何かしらを食べるんだからスッパムーチョを開けてあげる。これなら子は食べないだろうと思って私が自分用に買って一人満足に食べているのをみて味見をしてから子も美味しい!と言ってスッパムーチョを好んで食べるようになってしまった。流れるように夕飯、案の定しっかり食べられるわけもなくうどんを残す。

お風呂でなんとなく私がジュディマリのラブリーベイベーを口ずさむと、さなえちゃんも可愛い歌うたえるんだね、とかなんとか子に言われた。確かに普段つい口をついて出るのは「朝日が昇るから 起きるんじゃなくて」とかいって、吉田拓郎なんかを歌ってしまいがち。そしてジュディマリのその歌の感じだけで幼い子どもにも伝わる可愛いさに感服。

子が寝るかな〜というところで夫が絡んできたりして子が暴れて、で私が巻き添えを喰らって寝たふりするしかなくなって、当然神経には逆らえずそのまま寝ることになってしまう。こんなことがよくある。そうして気まぐれに余計なことして私の夜を奪われる悔しさ。

 

2021年6月21日〜6月22日

6/21

朝早く夫がカチャと食器を触る音がして、静かに外に出て行ったと思ったら話し声がする。隣りのおばあさんの甲高い声。随分と経って7時過ぎ、話し声が止んでからも夫が戻らないのでどこに行った?と連絡するとドアが開く。玄関前の階段に腰掛けて涼んでいたら、ゴミ出しから戻ってきたらしい隣りのおばあさんに会って話しているうちアイスコーヒーをもらう流れになったらしい。おばあさんが帰ったあとも外で飲んでたとのこと。おばあさんは鍋横に住む従兄弟に車を出してもらって月に一回コストコに行っているとか。コストコで買うコーヒー。80歳だというのに本当に食に貪欲で元気なばあさんだ。悪い人ではない。でもよくそんな長く話せるね、いつ猫のことを突っ込まれないかソワソワしちゃわない?と言うと、考え過ぎ、自意識過剰だよ、と罵られる羽目に。女の人って大概にしてそうだけどさぁ、と続けてきて私はハッとした。女だからだ。女は面倒なことに巻き込まれやすいんだな。不本意なコミュニケーション、余計な会話。それに揉まれながら生きてる。多分男ってだけでそんな煩わしさから距離がとれているから気が付かないんだと思った。と言って責め立てたら、そういうことなら自分はけっこう巻き込まれてるほうだと思うんだけど、と弱い者ぶってくるから、それでも男だから遠慮されてることもあるはずだし、同性同士でも私は背が低いからとくに舐められがちだ、女でも男と同じだけ身長があればそれだけで対等にいられることがあるはず、と言い切ると黙った。黙るってことは、彼のなかでも少なからずそんなつもりがあるってことなのだろうなと思った。身長160センチある女性には分からない景色。

ヤマトから連絡。届かないスマホフィルム、話によるとAmazon倉庫のトラブルで遅延が出ていてすごく問い合わせの連絡がきているとのこと。でももう改善されて午前中にはファミマに届くとのこと、良かった。そしてこちらからは不動産屋にメール。昨夜夫が排水溝をガツガツいじってみたらカボチャの皮が引っかかっていたことが判明。それを引き上げたら流れが良くなった。そのことは触れずにパイプクリーナーで一晩置いたら復活したと追送しておく。

送りまま絵本の片付け作業。4人いると一時間もしないで終わる。今日も半袖を着たら暑くてたまらない。やっぱり長袖の方が安心。でもお昼はジョナサンに行くといって子も帰るつもりでいてくれたし、日差しを気にせずそのままでお迎えしたら、やっぱり公園。ファミマでスマホのフィルムを受けとるだけして帰り。レジャーシートと水遊び準備をしてスマホにフィルムを貼ったらまた公園へ向かう。皆んなが遊びはじめているなかおにぎりを軽く食べて遊び出す。2時にはみーちゃんと帰る。覚悟したより早く帰れたからこれからどうしようか、いつもの仲良しママ友とは連絡とれなかったし私はしっかり食べれずお腹空いてきたから、デニーズかロイホへ行こうと話し合って着替えてロイホに向かう。

今日はツイてない。それはここから始まった。ロイホの駐輪場、3台分は空いていないとフレームに自転車がおさまらないから、その隙間に置こうとしていたら後ろで柄の悪いおじさんが待っている。その圧に負けて、というかフレームに入れられないならそこに置く必要はないから一度停めた自転車を別の隙間に動かそうとどかしたら、おじさんはスッとフレームに停めてロイホを背にしてスタスタ歩いていってしまった。客なのに停めれなかった私。気を取り直して店内に行くも、案内された席が三人の子連れの隣り。良かれと思って子連れをそこに集めたんだろうけど、その後度々仕切りの植え込みを超えて覗きこんでくる男の子達。飲み食いするものをガン見してくる。子が萎縮してしまっていた。期待していた子どものオマケは前のなぞなぞブックが無し。どこのチェーン店とも変わらない飛行機の模型やカチャカチャ押すカメラとか。頼んだマンゴーのパフェ、ミントを切らしてしまって、トッピングの飾りにするミントすら無いんですと言われる。まぁミントくらい良いんですけど、総合的に今日のロイホは満足度が低めになってしまった。しかもママ友からこのタイミングで連絡、一緒に行こうかと思っていた駄菓子屋に今日に限って行っていたとの事後報告。タイミング不一致。ただそこで明日女の子限定企画があることを聞いたとの知らせ。アンケートに答えたらブルーシールのアイスをプレゼントとの話。早速その詳細を確認しに駄菓子屋へ。児童館の頃よく遊んでくれていた小学生の懐かしい姿。毎日のように通ってるとは噂に聞いていた。駄菓子とけしごむクジを買う。ブルーシールのアイスが同居してから初めてきたけど、一言でいうと窮屈。駄菓子は充分にあるけど種類が絞られしまった感じ。以前の店舗にあったような安価な玩具類も減った。無機質なのに無駄に物がある旧一号店を知っているだけに正直もの悲しさはある。アンケートの話を聞くとやっぱり詳細は伏せられるけど、確実にやりたければ開催時間前に整理券を配布しますよと聞いた。あづま通り側までせっかく来たから昨夜急に気になって調べていたボードゲーム類を見にすごろくやへ。長年すぐそこにあり続けていることを知っていながらはじめて入った。プラザでお馴染みの可愛いキャラクターに名前をつけるゲームも人気商品だった。何か買いたくてフワフワしている子にゲームは一人でやるものじゃないからお父さんにも言って皆んなでよく考えようと言って店を出る。今日は軽い夕飯にしたい。最後に業務スーパーに寄ってベビーリーフを買って帰る。店を出て気がついた、自転車のチャイルドシートカバーに滴るように鳩のフン。驚愕。いつから?上を見上げてここではないことは確か。でもカバーがあって良かった。無かったらと思うとゾッとする。急いで帰って外す。よく見たら子のワンピースの裾の方にも少し白いものが付いていた。ショック。今日はほんとツイてない。いや鳩のフンが付くなんてツイてる、なんて話を聞くこともある。どっちなんだ?でもやっぱり今日の流れはツイてない、トドメを喰らった感じ。カバーは玄関先に置いてワンピースは即洗う用意。

子はきゅうりにかぶりつく。園で世話している畑から自分担当のきゅうりを今日持ち帰ってきた。不恰好に大きくて色むらがあって、いかにもといった見た目。採れたては新鮮で美味しいんだって!と嬉しそうに食べる。そのまま夕飯、サンドイッチマンのテレビをつけた。集中して観てはいなかったけどグルメ自販機巡りをしていて、気がついたら中野のロケ弁当屋の弁当自販機をやっている。気になってすぐに調べると新井薬師。新宿に出ていた夫にお知らせ。ご飯の後はお絵描き。子の絵の描き方を教わる。最近定まってきた女の子の描き方、独特。どうしてそうなったのかルーツも不明で面白い。同じ描き順で真似して描いてもやっぱり子どもがそのまま描いたやつの方がバランスとか絶妙で味がある。楽しかった。お風呂に入っている頃、夫が帰宅。ワンピースのフンは落ちなくて諦める。

空腹気味で意地になって起きていられた。インスタントのトマトスープを飲んだら火がついて、ひとつ残っていたマグカップサイズのカップヌードルを食べて満足。時間は夜10時過ぎ。11時過ぎて観るニュースは緊急事態宣言明けの夜の街を映し出す。2ヶ月前、宣言に入る前も私達は同じここに居ました、人は増えていますという話。宣言開け、とはいえあちこち暗いままのこの不安定な街の夜更けに何があるというのだろう。ファーストキッチン松屋の灯りが切ない。そこに働いているのは今この画面に映る顎マスクしながら喋り歩きする人達とはまた世界の違う人が働いていたりするんだよなぁということを考えたりもする。若者達の横をひとり足早に過ぎていく年配者を見ると、こんな街でこんな時間まで何をしなくてはいけなかったんだろう、お疲れ様です、と胸がぎゅっとなる。有楽町の店、待ってました美味しいです、としみじみビールを飲む人達。そんな人達は仕切り直せているようだけど、私は何も変わらないそのままの日々。ワクチン接種をした保育士の人、打った腕のほうが少し重たいなという感じだけど体調良好と話しながらそのまま出勤。一方で鉄道会社の人、接種の翌日も休み。だけどその翌日からは通常勤務だから少し心配と話していた。なにがなんだか。午前1時までテレビを観続けた。

 

6/22

昨日から今日の服装について自信をもって涼しいファッションコーディネートを考えていたから朝から爽快。天気も悪くない。昨夜アパートの掃除用流し台で自転車カバーを洗っておいてくれたけど朝みるとパキパキになった白いものが少しついていてパラパラと落ちてきた。カバーを丁寧につけ直そうとしたらパーツの向きが違うことに気がついて、送ってから幼稚園の敷地の広々した場所で直してみたけど素手の力づくでは限界で持ち帰って整えた。

洗濯も気持ち良く2回済ませて買い物に出る。買い物しなきゃ、キャンドゥに行きたいと思っていたけど何が欲しかったのか思い出せない。そんな状態のままふらふらと街に出る。昨日の業務スーパーで何か買い逃したか寄り道、がとくに無い。キャンドゥ、眺めていると欲しいものは見えてきたけど品切れだったり。思いついた日用品や食品類を買う。西友に寄ろうと思ったけどやっぱり子と選びたいからやめておいて帰る。買ったお菓子を貪り食べながら夫と網戸を調べたり家具を調べたり。越してくる前から網戸がなくて、必要なら個人で付ける分には構わないと言われていた。やっぱり網戸がないせいか朝起きると子がどこかしら蚊に刺されているように思う。

お迎えに一応レジャーシートと配り用おやつを持って出る。でも今日はアイスもらいに行くんだから公園は少しねと耳打ち。さっきまで日差しが暑いと思っていたら曇り空に風が涼しかったり公園も過ごしやすい。区内の小学生、中学生がオリンピックパラリンピックを観戦することになってるらしく、それってどうなのだろうねという話題。個人的には興味ないけど東京でやるとなったらそりゃそうかという気もする。おやつ交換、食べたところで3時半前、皆んなより先に退散、そのまま駄菓子屋に向かってみる。まだ4時で整理券をもらったから都合よく今のうちに買い物を済ますことに。この辺で買い物するならユータカラヤ。どれもこれもちょうど良い価格であれこれ買いたくなるんだけど現金のみなのが不安になって思い切って買えない。それがユータカラヤ。自転車が停めづらいのもあってなかなか来れないでいる。そろそろ良い時間、駄菓子屋に戻るとまた昨日の知り合い小学生もいて混み合ってきていた。先に駄菓子とまた消しゴムクジをして待つ。アンケートというのは女児玩具の王道某着せ替え人形だった。私のほうが嬉しくなってしまう。もうひとり4歳の女の子のお母さんも貴重な体験!と喜んでいた。子の選択が反映するのか来春の発売、楽しみができた。アンケートを終えてそのキャラの写真ハガキをいただく。それをチケット代わりにアイスを貰う。先に貰ったさっきのお母さんが雨が降ってきた、と声をあげたから私達も急いでアイスは自転車で食べながら行くことにした。雨は一瞬だったのか店の外に出たら平気だった。大丈夫でしたねとそのお母さんと挨拶交わして帰る。でも確かにずっと危うい空模様。人通りが少ない裏道裏道を抜けながら家の近く。夫が入れ替わりで高円寺へ向かうところだった。納品とのこと。それから今まだ帰っていない午前0時。私は今日も夜10時からテレビを観てる。大事にとっておいた大豆田とわ子の最終回をついに観る。ゴールよりも走り出した頃が一番見頃だった。続いている時はうやむや感を楽しめて考える余白が心地よかったけど、その空気感というのは終わりを迎えるとどうしても無理矢理な感じになってしまうのが勿体ない。でもいつか終わりはくるから難しい。ニュースゼロ、落合さんがスタジオに。宣言が開けたからなのか。小池百合子、過労で入院。これが一般企業の話だったら、これだから女はとか陰口叩かれたりするのかな。それとも百合子の存在が人々からそんな感覚を消し去ってくれているのかな。

2021年6月19日〜6月20日

6/19

寝てしまった。週末の夜なのに勿体ない。予報より早く朝から雨。子は少し寝坊気味で早く目を覚ました私は何かしたいけど、気配で起きださないように子が寝返りをうつ度に寝たふりをしていたら結局また寝てしまったりした。週末に朝マックハッピーセットにしようねと昨日言いきかせてケンタッキーに行ったけど今日は実行できなそう。しまむらの公式LINEで「大人気のPUI PUIモルカーがしまむらに登場!」と今週のチラシ。夫と友人に転送しておく。マサコさんからのアイカツマグネット着せ替えで遊び。ロックなアニソン風のファッションが多い、時代だ。夫が遅く起きてきたと思ったら早速外の天気を確認したり出かける準備をしていて、しまむら行ってくると自転車で出て行った。もちろん雨は降っている。12時近く、現物写真や完売の売り場写真が送られてくる。ウェブチラシで見る限り、というか私からしたらそもそも買ってもいいのは下着のパンツくらいだった。世にも奇妙なほどにダサいバッグ類、安価のポーチなどが完売とのこと。モルカーの人気を思うと全てが即完売かと思いきや、さすがに私じゃなくても着るものはナシってことらしい。それでもわざわざ行った夫はパンツだけでは物足りなかった様子で、子ですら要らないというのにTシャツと、子に言われるままに布団の敷きパッドを買ってきた。その頃私達はインスタントラーメンで昼ごはん。子がチキンラーメンを食べるというから私も合わせて実家から送られてきた生協のやつみたいなインスタントラーメンを用意したけど出来上がりの色味を見てチキンラーメンにすれば良かったかもと少し後悔。最近どこでも高くて慎重に使いたい卵をチキンラーメンの濃さのなかに跡形もなくもっていかれてしまった。

お昼のあとは何して遊んだか覚えがないけど4時。コンビニに荷物を出しに行くのと図書館に予約絵本を取りに行きたい。雨はあがっているような弱く弱く降っているような。まずはコンビニ、そこから図書館まで行くなんてやっぱり嫌がられるだろうなと思っていたら、一歩外に出たら弾けるように歩いて調子が良く図書館ももちろん行くという。なにより子が楽しみにしている絵本だった。こないだ中野の図書館に貼られていた絵本大賞だとかのポスターに載っていた「くろいの」という話。どんなものか全く分からないまま頼んだ。図書館に向かう前に住んでたマンションに寄り道。実は住んでた家と別フロアの先に空いた部屋の外の水道メーターなどがある扉のなかに傘を何本か隠してあるのだ。引っ越す時あまりに多かったから置いてきた。強風の日に破損して処分して、それで久しぶりに傘を買うことになって、傘を大事にしたくなってきて引き取る気になった。65センチとか70センチの大きく太く立派なビニール傘だ。前の家は駅から1分だったけど、歩く距離が長くなれば風に煽られる確率も増える。まずは一本持ち帰り。子と声を潜めながらイヒヒと笑って建物を出た。エレベーターに乗った時、懐かしいなぁと子は言っていたけど私はさらりと受け流した。取り壊しの話が出た時、その頃は就学前の半年とかだからもうだいぶ成長して状況も理解できるようになってるはずだから、最後まで住んで出るのがいいと考えていたけど、早く出てよかったと今の私は思ってる。こうして取り戻せない思い出をそれだけ積み重ねることになるところだった。そこから200メートルも離れていない近所のお友達に会ったり、他の知り合いも、相変わらずここを歩くだけで人に出会う。夫に、間に合わなさそうだからドラえもん録画して、と連絡。とりとめもない話をしながら図書館へ。青梅街道の環七を渡るところで、ここステージみたいだねと子が言って、じゃましまんを思い出す。この環七の変な空間で、爆音で音楽を流してオリジナルで踊る、みたいなパフォーマンスだかのお試しをじゃましまんがやっていたことがあった。ネタ見せというより一人では心細くて呼ばれたのだろう。曲は確か湘南乃風とウナクールのCMソングだったか。あの頃のじゃまは少しばかり鈍っていた気がする。こんなきっかけが無くてもたまに思い出すことはあるけど、彼の今を想像する力は働かない。あの頃のままでいてほしい気持ちと、私達というギャラリーがなくてもあのままでいられてるなら、嫉妬する気持ちもある。

図書館では予約本を受け取るだけで帰り。郵便ポストをみると実家からトマトを小分けする袋が届いた。トマトが早く送られてきてしまったことで母親から連絡が来て、うちの分には専用の小分け袋が付いていないことが判明。実家分は毎年付いているらしい。そりゃそうだ、あの箱いっぱいのミニトマト、分けもしないで使うなんて店じゃないんだからという感じ。到着日も間違えたんだから袋だけ送ってもらうように言ってとお願いして母親は承諾していたはずだとたけど、やっぱりビジネス的ではない田舎ノリでは言いづらいことらしく、そのあと家にあるやつを送るとメールしてきた。それがこの郵便。これを待っていた。早速トマトを分けて残りも冷蔵庫、冷凍庫にしまえるだけになった。ママ友に連絡して今からお裾分けをする。聞かなかったけどメロンも持っていこう。少しテレビを観てからまた歩きで家を出る。私の前から駆け出して子が先にママ友の家のベランダに向かって呼びかけると、私が少し遅れて到着するのと同じくらいに親子で玄関から出てきてくれた。早速ママに渡すのと同時、早速子ども二人は道を挟んだ向かいの塾っぽい建物の外でいつものように遊び出す。私達は世間話をしながら駆け回る子達を見て、少しでも体を動かせてリフレッシュだねと話す。雨の一日。6時にはスポンジボブがはじまるよと私が言って解散。お返しに沖縄の炊き込みご飯「じゅーしぃ」の素をもらう。好物だからと沖縄のスーパーでまとめ買いしてきていたらしい。逆に貴重なものを申し訳ない。お友達の好物と聞いたら子も俄然食べる気満々で、今日はじゅーしぃご飯。夫にそのことを連絡する。またごっちゃんのところへ行っているようで帰りが遅い。ジョブチューンを観ていたけど相葉くんの動物番組につけかえる。山田裕貴くんの実家で飼ってた犬の話をやっていて、その最後の様子にうっかり涙が出る。13歳だったらしい。うちの猫ももうすぐそれくらいになるんだと思うとその時を迎える私達家族を想像して悲しくなってしまった。その後もつい私も一緒になって動物番組を熱心に観てしまう。自分ひとりの頃では考えられない。教育番組を面白がって観ちゃうような自分は想像つくけど、そんな私が動物番組を観るとは。

台所の排水溝の流れが悪く、洗い物をしているとシンクに水が溜まってきてしまう。前からシンク下の扉を開けるとたまに匂う気がしていて、このアパートのはじまりの過失からもういちいち疑ってかかってしまう。これは絶対ここの古い設備がおかしいと思いながら夫にパイプクリーナーを買ってきてもらうように頼む。

予約して借りた「くろいの」はタイトルのインパクトほどの話ではなかった。雰囲気は漫画でいったら青林堂といった感じ。子もちょっと拍子抜け。とかなんとかで就寝が遅い。10時半、またもやいつのまにか一緒になって寝てしまう。

 

6/20

子、寝るのが遅かっただけあって今日はゆっくり起きた。睡眠の相殺。起きた瞬間から意気揚々とお父さんとハッピーセットを買いに行くと言う。いい加減おもちゃリサイクルをしようということでどうにか何個かお別れしてくれることになった。プリキュアを録画、洗濯をしたり家事をしながら慌ててラブパトも録画。台所の水の流れが良くなったような。天気のせいもあるとしたら、とますます疑う。ほどなくして二人が帰宅。欲しかったドリンクサーバーごっこが出て喜ぶ。録画したものを観ながら食べる。プリキュア、いつも私は適当に観ているくらいだけど最近の雰囲気から人魚の子が人間になったりして〜なんて言っていたらその通り、今回から人間になってしまった。

夫はガタガタと朝から探し物ついでらしい片付け、ゴミ袋何袋も出てきているみたい。そんなことならなぜ引っ越し時に選別しなかったのか、本当にこれも夫のよくないところ。知らん顔して子と遊び続ける。アイスを食べたいというのをおやつに許したら次々に要求してくる。と思ったらもうお昼。ごはんを食べてからとピシャリ。本当にお腹が空いていたようでおにぎりをちゃんと食べる、申し訳なかった。それに合わせて絵本を何冊か読む。どんなに立派な体をもっていても闘牛より花の匂いを嗅いでいたい牛の話。「はなのすきなうし」確かに背が高いからってバスケをしなきゃいけないわけではない。でも私は自分の持ち合わせたもので力を発揮できるようなことがあるものなら、そこに自分を寄せていきたいけどな。いまだにそう思うところはある。

布団で遊んでいた子が掛け布団カバーにシミを発見。何度か洗っているのに落ちていないかったとは、季節柄替えも間に合わなくなってくるし、新しいのを買いに行こうかと話していると、夫こそ出掛けると聞いたらその気を出してくる。子にケーキも食べに行こうよとかそそのかしていて、吉祥寺へ出掛けることになった。良いけどケーキとそれを買いに行くだけだからね!と子。そしていざとなると夫が出遅れる。出掛けたいとグズグス言う割に即動ける体勢でない。私達は先に家を出る。空模様が怪しい。一度気になりだしたら用心するに越したことない。夫に洗濯物を中に入れておくように頼んで自転車を走らせる。夫も来たら吉祥寺へ。電車移動をあまりしなくなってから、たまに地下鉄に乗ると子は乗車中の時間の使い方がわからなくなっているようだったけどJRに乗ったらずっと外を見ていてくれるから気楽。吉祥寺に着いたらまずは約束のケーキで子の士気を高める。はじめて行った店でプラスマイナスあったところで結果穴場だと思う。また行きたい。今回は夫がニトリで話題の布団があるからとニトリまでくることになった。買うのはあくまで布団カバーなんだけど。私としてはドンキでも、奮発して無印でも、本音は近場で買えればなんでもいい。歩いているとコピスに39マートが出来ている。ということは目と鼻の先のレンガ館から移ってきたようだった。あの古臭い雰囲気のレンガ館にあるチープ感が良かったのに、小綺麗なコピスの広々した中では魅力が半減。子がお菓子を買う。ニトリではまた夫と揉める。ほんと一緒に行動するメリットがない。アレいいねコレいいね、なんて暮らしの想像を膨らませる話し合いなんてできやしない。さっさと店を出るけど、ユニクロ寄らなくていい?とか聞いてくる。もう早く帰らせてほしい。けれどそのユニクロを見ると子がキッズスペースで楽しかったことを思い出して寄りたがった。玩具があるわけでもないただのスペースだけど子はそこにいる子ども同士で交流したいのだ。前にそこで一緒になった女の子と遊べたことがよほど良い思い出なのだろう。夫に任せてとくに必要なものもないけど私は店内を見てみる。しばらくして戻ると子はまだ遊びきれていないと言う。遊べる相手が見つからないらしい。今度は私が付き添って夫を他へ行かす。と同時に一人でいた女の子とキャッキャやり出して満足そう。放ったらかし過ぎてると相手に悪いし、たまに帰りを促す声をかけながら心では良い感じに遊べていることにホッとする。そちらの家族が揃ってようやく本当に解散に漕ぎ着けた。また遊ぼうね、とその子が手を振って去っていく。うん、また遊ぼうねと子も手を振り靴を履く。週末に来たユニクロで出会った子。もう二度と会うことはないだろう。そんな刹那を言葉で繋げようとする子ども、未来を感じていちいち感動しちゃう。もう大体知ってる世の中にしか居ない自分の情けなさったらない。夫に帰るよと連絡しながら外へ。帰る前に駅近の雑貨屋で小さい小さいステンレスボトルをやっぱり買っていくことにした。二人を外で待たせて一人で見るとリズム良く買い物ができる。ボトルの他に夏の冷却アイテムをいくつか買ったら千円以上買った方にノベルティを差し上げています、とポーチか洗濯物干しネットを選ばされる。その物干しネットはスリーコインズで買ったことがあってすごい便利に使っているから喜んでそれにしますというと、これは2つお渡ししてますと言われて、会計を済ましたらかさ張る荷物。しかしオマケを貰って有料袋を買うなんてオチは勘弁、エコバッグから物干しネットを半身覗かせながらホクホクして帰り。

スマホの保護フィルム、Amazonから今日最寄りのファミマに届くはずなのに全く連絡が入らない。今日届く予定だからヤフーショッピングで買おうとしたものを昨日キャンセルしたというのに。スマホの扱いに緊張しながら半日の外出を過ごした。父の日だから何か好きな夕飯にしようかと子が気を利かせて話していたけど私も夫もティータイムのケーキが重い。晩ご飯は家にある肉を焼肉すればいいかということになった。でも一応少し特別に、高円寺に着いて緩やかに坂をくだってきたところでちょうど目の前、おっきな苔玉を軒先に吊り下げる海鮮料理屋の惣菜販売でアジフライを買ってみる。夫は少しお腹を減らすのに運動してから帰るわと言ってわかれた。

結局雨は降らなかった。帰ってから乾いてない洗濯物をもう一度外に出したりバタバタしていると子の対応が雑になって、気がついたら子が着ていたワンピースを着替えようとして後ろの首元にあったボタンを引きちぎってしまっていた。そのことでまた大騒ぎ。台所の排水溝、シンク下もパイプまでギチギチに物が詰まっているのが悪いのかと除けたりしたけどダメ、パイプクリーナーをしてもダメ。もう辛抱ならずに管理不動産会社に見てほしいとメールをしておく。父の日といっても結局夫の帰りは遅い。ご飯の後は遊びに引き止められながらお風呂やら片付け。合わせて寝かしつけ直前までAmazonの発送状況を気にするけど進展無し。

子が寝たあと踏ん張って起き上がり、園で借りてきた絵本の感想ノート書き。毎週末貸し出される絵本の感想なりを親が書くのだ。「ねこのき」詩的な文章と思ったら作者は詩人らしかった。そこに大橋歩の絵がまた味わい深い。先に一人で読んでいた子が、悲しい話だよ、泣いちゃうかもしれないよと私に言っていて、このイラストだからこそのメランコリーを子どもながらに感じているんだなと思った。クレヨンハウス出版、よく見るとフォーマットデザインに田名網敬一の名前、完璧に仕組まれた一冊。

 

2021年6月16日〜6月18日

6/16

早朝、カーテンの隙間が薄っすら明るい時間、すごい雨音で目が覚める。雨が降ってるのか。自転車がびしょ濡れだなと思いながらまたウトウトする。この天気のせいか子もよく寝れていてなかなか起きない。サイレンが鳴る。区の防災放送。それほどの雨なのかこれは。Eテレに替えて子を起こす準備をしようと夫がつけたままにしていたテレビにリモコンを向けた瞬間、テロップに見慣れた川の名前、氾濫しているとのこと。この辺りには影響ないけど、そんなすごい雨なら登園はどうなるのかと思ったら意外とすぐに雨は弱まる。でも急に強く降り出したり安定しない。今日は歯科、本当はお昼からだけど全部歩きだとしんどいからと言い訳して夫に送りに行ってもらうことにしたら、自分は濡れてもいいからと自転車で出て行った。しかもそのまま自分の借りたい本を求めて南台まで行っていた。荷物が届く。マサコさんから。子が帰ってから開けようかと思っていたけど、色々あるはずだから出して分かりやすくしておこうかと思って開けてみる。ぴっちり見事に大きな箱に収めていて出したらもう二度と戻せない。すごい。時代を感じるアイテム達、キレイに保管していたのが分かる。歯科のあと到着した連絡をしながら、お返しをしたいことを聞いてみると案の定それはいいと言われる。そうなると思っていたから一方的に何かやることもできたけど、遠慮いらない関係としてリクエストしてくれたりもするかな?とちょっと思ったのもある。下の娘さんの趣味を聞くことはできた。参考にして何か考えよう。誰かのことを考えて物を選んだりするのは楽しい。スーパーで買い物を済ませて帰り。今日はトレファクポイント5倍の日だからチャンスがあればあとはそこだけ行ければいいようにしておく。

お迎えは自転車で行けたけど空模様が怪しい。今朝の雨は小学校では9時半までに登校すれば良いとの緊急連絡が入るほどだったらしい。それなのに幼稚園は通常なのかと拍子抜けしたという。そんな危うい天候だけど今降ってなければ公園に行く子はいるものだし予防接種に行くまで遊んで時間を潰そうかと思ったら、子は何に惑わされることもなく一回帰ると言い張る。今日こそ注射行かないとなんだよ?大丈夫?と何度聞いても、分かってるから帰る!とのこと。信号待ちしているところで「今日は楽しみがあるんだ。もう届いてるかな、まだかな。でも今日のはずなんだ、楽しみ〜」と繰り返していて、何があるの?と聞きながらハッとした。マサコさんからの玩具が今日くることを月曜に話して、なんとなくしか聞いてないかと思ったらしっかり覚えていたのだ。それで帰ると言っていたのか。この記憶力ちゃっかりしてる。帰ったらすぐに部屋に駆け込んで、まとめて置いておいた一式をみて、口に手を当てて目を見開いて息を呑む。マサコさんのメモをパッと取って読み上げて、そうしてやっと荷物を下ろす。すごい、すごい、ずっと欲しかったやつ!と大興奮。そうなのだった。CMなんかで観て子がそれはそれは羨ましがっていたもので、でもこれはリカちゃんシリーズの玩具。シリーズものはシルバニア以外手を出すつもりは全く無いから、どれだけ欲しそうにしていても端から取りあうことはなかった。それがいま目の前に。大興奮は分かる。アイカツの着せ替えもたくさん入れてくれたって、と話すと、もうアカデミー賞受賞のハリウッド女優リアクションモノマネのごとく喜ぶ。そんななか3時になって予防接種。また直前になってぶつくさ言い出しそうだったけど、雨が降らないうちに自転車で行ったら早く帰ってこれてたくさん遊べると言って素早く家を出る。また前の自転車のばあさんが勝手に私の自転車をズラしてる。イラッとして柵にあるばあさんのクリップをひとつ前に付け替えてやる。

小児科のじいさん先生、相変わらずお喋りで、あとは就学前に任意のおたふくとインフルエンザがあるぞと話す。おたふくは今ワクチンが全国的に無いとかで11月以降だから、と早口で言う。インフルエンザは去年0人だった、区内でも10人いないとかなんとか、そんな話を延々するものだから子が早くしろと言わんばかりにこちらをじっと見てきておかしかった。とはいえ、いざとなったら緊張で腕に力が入ったり、頑張ったねと貰えるシールを選ぶのに震える声でキティちゃんと言った。外に出たら雨が降り出していて大慌てで帰る。心置きなく貰ったリカちゃんのペットショップ遊びを再開。

4時半頃、図書館へ返却へ。これも渋ったけども明日は休館日だし、たくさん返すから何か借りた方がいいということで歩きで向かう。仲良し親子はすでに来ていて、リサイクル絵本から岡本太郎の絵本をゲットしたり他にも好みのものがあったようでいくつか手に入れていた。今月いっぱいの開催でどんどん補充しているみたいで、良いものに出合えるかはタイミングでしかない。昨日のサークルで教えてもらった絵本を順にさがして借りる。受付のところで思い出して高円寺のフリーペーパーを手に取る。高円寺と芸人がテーマでハリウッドザコシショウが表紙。少し前にクラスのママが公園で広げていて読んでいて、三四郎の「さんし」は蚕糸の森から取ったらしい、ここじゃん!と話していた。滝の前は今でも明日を夢見る若者達のお笑いの練習スポットだ。

向かいの建物が工事になってから図書館下の段差のところで遊ぶようになった。雨がパラついてきて観念して歩き出す。ねこじゃらしを採りながら帰り。上原方面に出ていた夫がカタネベーカリー買ってこようかと言っていたけどサンデーベイクのジンジャーパンウンドケーキといちぢくのトレイベイクを買ってきていた。子は引き続きペット遊び。夫はまた中野へ作業用の買い出しに出て行った。ごはんの支度が終わって座ると、有吉の壁はまだかまだかと子が待ちわびていて、それならもうチャンネルを替えておこうと久しぶりに少しだけ夕方のニュース番組を観れた。もう随分と長いことこの時間のニュースを観ていない。安くて美味いランチとか人気のスイーツとか、かつての食情報コーナーは今も健在なんだろうか。テイクアウトに励んでるとか、あの人気店も今では、みたいな悲哀の話をやってるんだろうか。有吉の壁を見始めた頃は子は四千頭身しか知らなかったけど今ではいろんな芸人の名を覚えた。

テレビでみちょぱを観る日が多い。若槻千夏麒麟川島と同列に気づけば出ている。特別その人がいいわけでも無さそうだけどというところに居られる人、これぞ選ばれた人。節操ないほどにあちこちで観るから、呼ばれるうちにとにかくやってやろうじゃないかという気概も感じる。

寝る前の絵本、番ねずみのヤカちゃんを半分と他の絵本を読む。最近寝つくのが遅い。私も一緒に寝てしまっている。何か甘いものでも食べながら水曜のダウンタウンを観ようと思っていたのに。

 

6/17

なんか久しぶりに午前中予定のない日な気がする。しかも預かり保育も入れているから余裕のある日になりそう。半袖を着てみた今日に限って涼しい。大通りに出るまでに角をいくつも曲がるんだけど、細い道なのに気配を全く感じないほど今どきの車って静かで怖い。園近く住まいの又吉風の人、引っ越してから前のようには出会わなくなっていたけど最近また見かけるようになった、と思ったら園より向こうから歩いてきている。前から女の人と一緒の時はそっちから来ていて、こんな朝から一緒ってことは恋人なんだろうなと思っていた。今は一人でも向こうからやってくる。同棲をはじめたのかもしれない。駅から少し離れた分早く家を出るようになってまたすれ違うようになったわけだ。ほんわかした気持ちになると同時に、馴染みの場所に住んでる人の顔が見えなくなった寂しさ。送りのままOKへ、牛乳や肉などを買いに行く。配り用の菓子、安さでいうとやっぱり煎餅になってしまう。暑さに耐えれるのも煎餅。ビスコもいいなと思ったけどまずは安いほうで。買い物終えて出口から出ると目の前の入口からちょうどインしていく仲良しママ友、声をかけると瞬時に「聞いて〜」と最近ずっと悩んでいた子の友達関係の話、今朝は送りからシビアなやりとりの一面を目撃してしまったようで涙ながらに話し出した。先生は楽観的に捉えがちだからちゃんと話す方がいいよとアドバイス。今日また遊べたらねと別れる。

帰ったら実家手配で農家からまたメロンとトマトが届いてる。驚愕、前のもまだ消費しきれていないのに。来月に2回目がいくと言われていたのも、1回の量が半端ないからどうしたものかと思っていたくらいなのに早速。実家に報告すると、7月のはずだったのに、これだから田舎は仕方ないと言う。昨日家のポストに近くの大規模建設の説明会のチラシが入っていて、環七の向こう側の話なのにこっちまでお知らせがあるとは何か影響があるってことなのか、説明会に参加すべきか気になって電話をしてみる。工期は一年半ほどある。聞いてみると影響の有無に関わらず決まった範囲にお知らせしなくてはならない条例があるとのこと。ただでさえ環七がうるさいからあんまり関係ない気もするが、騒音はともかく地響きはキツいかもしれない。

雨が降ったり止んだり。駐輪のことで不動産屋にメールしようとしていたら夫にばあさんと自転車の場所を入れ替えたらいいんじゃない?と言われて、そう言われてみれば触られないためにも多少手間にはなるけど私が間の場所に入った方がいいのかもしれない。まずはそうしてみることにした。

いつもより1時間長いだけのお迎えはたいして通常と変わらなかった。でも今日はプラザで7月にやるフラダンスの予約をするためにプラザにも行きたいから早めのお迎えに昨日変更したのだった。雨は上がっていて庭で裸足になって遊んでいてテンションが高い。保育の先生に今日のおやつを聞いたり、子が好きなリンゴのおやつは一体どういうものなのかを教えてもらう。ようは煮りんごだと言う。人気ですよねとのこと。でもそれは教育機関など向け専門の業者らしくて一般には買えないようだった。残念だけど正体が分かってスッキリ。今朝会ったママ友は園終わりから友人に会いに原宿のギャラリーに行くとかでプラザに間に合うか分からないと言っていたけどテンション高い子はそのままプラザへ行って一人でも遊ぶとのこと。フラダンスの予約はなんと一番乗りだった。これまで予約ものは早くしないとすぐに埋まってしまうようなものだったから意気込んでいたけど、意外と皆興味がないのか知らないのか。アンパンマン自販機、おままごとで遊び。ママ友から間に合わないとの連絡があり、それでもまだ遊ぶというからぬりえを完成させて帰る。お友達も来ないなら少しでも早く帰りたくて、手伝おうかと言ってみるけど、頑張ったやつをお父さんに見せたいからと言ってひとりで塗り上げる。

家を通りこしておばちゃんの八百屋で買い物。冷蔵庫のキャパを考えるとの半玉キャベツが良い気もするけどせっかく安いからひと玉。坂をあがって表の道から帰ると家に曲がる直前のところで偶然連絡取っていたママ友がそこに。地下鉄から帰ってきてたとのこと。子どもの友達関係がよくないから園後の公園遊びを避けるように彼女はこうして出来るだけ外出の予定を詰め込んでいるのだった。子も自転車を降りて道端のねこじゃらしで一緒に遊び出す。プラザに間に合わなかったけど今少しでも遊べてよかった。また明日ねと別れる。去年はあまりプラザにもいかず、こうして園外の子と遊ぶのは週に2回くらいしかなかった気がするけど、またガンガン遊ぶようになった。この日々からの小学生という振り幅がまた不安にもなる私。家に帰ると先に駐輪ばあさんは帰っていて入れ替え失敗。

寝る前の絵本はヤカちゃんを読み切り。今日はアメトーークの高円寺芸人を観たいから寝てられない。意識しまくって起きていられた。今日のママ友からも高円寺芸人だよと連絡がきていて、やり取りしながら体を起こす。報道ステーション、緊急事態宣言解除後のまん延防止措置、飲食店の酒類の提供について商売にならないと怒っている店主達を見ていると、そんな注いで出すだけの酒頼みで儲けようとしていることを公然とこんなに怒れるものなのか、料理で努力するとか勝負するとかないものなのかと思って、よく注いで出すだけの酒で儲けられないとか堂々と怒れるよねと夫に言ってみると、あれだね永六輔タイプだね、と返される。仕入れて売ってるっていう横流しなだけの商店が潰れるのは哀れじゃなくて努力してないから仕方ないんだ、みたいなことを言っていたとかなんとか、それはそれで違うような気もするけど同じなのかな。アメトーーク高円寺芸人、小宮とアルピー平子はこないだ持ち帰った高円寺のフリーペーパーにも載っている。皆んな以前から高円寺を隠さずにいる人達。私達の生活なかにある店や場所や人を出して話しているのが楽しい。夫が、タブチ行きたくなっちゃったな明日混むかな、とか言うから、いや混むなら週末じゃないかと話す。テレビに出だからって高円寺の人が特別扱いするとは思えない。そんな店はいくらでもある。私ですら、一歩外に出たら必ず知ってる人に会うような街。それぞれの生活が混じり合っているのが心地よい街。

 

6/18

今日は本当は月に一回の矯正歯科の日だったけど、一般の治療が延びていてキャンセルになったからのんびりした朝。スッキリでやっているスカイハイのオーディション、いつからか見逃せなくなっていた。オーディションの子達の葛藤もチームワークもいいんだけど、スカイハイがいちいちゾワゾワする。ノッて踊り出す姿すら私には脅威、目の前にしたらその存在感だけでズタボロにされそう。相当な気合が入っているか一握りでも自信がないとあんな人を前に立っていられない、と別世界を眺めて楽しんでいる。今日はクリエイティブ審査の脱落者が決まる。性格悪そうで嫌だな、チームにいて欲しくないなと思ったやつが残されていて、ざまぁみろと私も性格悪くなりながら観ていたら通過してしまって悔しい。次こそ痛い目みるか改心するか、そんなところを観たい。本を読んだりドラマを観て過ごして、お迎えギリギリ自転車に跨ってからバッテリーを忘れたことに気づいて駆け戻りドタバタ、迎えた子を自転車に乗せてからも持ち帰り荷物の多さ、照りつける日差しにあたふた、カバンからスマホを落としてパッカーンと保護フィルムが外れた。フィルムはバキバキ、でもスマホは無傷で命拾い。冷や汗かいた、けど日差しで冷静になれない。とにかくスマホをカバンの奥底にしまいこんで家に帰る。父の日の贈り物が粘土で作られたおっきな顔のプレートが重かった。荷物を置いて着替え、おやつに飴を舐めながらすぐに家を出る。それでもプラザの工作予約開始にギリギリ、人数限定だから先着じゃなく抽選にするかどうかで先にいた皆さんが待ち構えていた。やっぱり幼稚園の場所が少し遠いだけでこのエリアで遊ぶとなると出遅れる。結局定員数は超えなかったらしく希望した人は全員できた。人数は制限されるし使える玩具も減らされてるし、そんな様式のまま幼児期を終えるのがほんと悔しい。工作のむにむにモンスターは昔チャイハネなんかで買ったことがある。ペットボトルの先に風船を付けて粘土を詰める。毛糸でフサをつけて目玉シールを貼れば完成。簡単にできるものだった。閉館まで遊び。最後は珍しくいつもの仲良しの子とではなく他のグループの子達と遊び出したりして、新しく輪を拡げていくその感じは懐かしかった。幼稚園に入って一度にたくさんのお友達が出来てから他所では無防備にチームに入っていくようなことはあまりなくなった。空気を読むようになってそれが成長なんだろうけど少し寂しくもあって、久しぶりに見た初めての子と連むこの姿は新鮮で生き生きしていて良かった。新しいお友達が出来たんだと子が嬉しそうに興奮気味に話してる隙に薬局へ連れ出す。高円寺芸人の昨日の今日の街はどんな様子かも見たかった。思った通り、程よく賑わいのあるいつもと変わらず。薬局で今年用のウナクール。小腹が空いてもう堪らないから今日の夕飯は何か買って帰ろうかケンタッキーにしちゃおうか、と話したら今すぐお店で食べたいと子。確かにしっかりおやつが食べれなかった。今日からハッピーセットのおもちゃが第二弾に変わることに気づいてハッピーセットを推されるけどこの時間はケンタッキーの方が空いている。ケンタッキーは注文カウンター横で手が洗えるのが良い。安心して食べられる。クーポンのSサイズドリンクとポテト、レシートアンケートで50円でビスケット。二人で食べたかったのに子が一人で平らげる勢いで食べる。その姿を撮って夫に送ると、しばらくして気づいたら店の外に夫。高円寺に戻っていたらしい、タブチ空いてたとのこと。やっぱり気になったのか。ここまできたから今日こそにんじんカステラ。夫と子はその間ごっちゃんのところへ行った。にんじんカステラプレーンを頼んだところで、あれこれ前にも食べたなという気がしてきた。私はにんじんを使ったスイーツに弱いらしい。しかもハーフがあることにそのあと気づく。やってしまったなと思いながら事は進む。お客さま、ラスクもやってみたのでよければどうぞ、とビニール袋に入ったラスクを渡される。カステラでラスクか。ちょうど夫と子が戻ってきて、夫がどうする?なんか食べる?と向かいのカレー屋の店先を見る。いやさっき軽く食べたしと言う声をかき消すようにカレー屋の外国人の男性が話しに入ってきては流れるように誘導する。夫も子も食べる気になってるし、お店はまだ空いているから私も気をゆるして中に入ってメニューを開いて少し顔が強張る。ディナータイムのカレーは思った以上に高いことを忘れていた。これならあんなにみみっちいことしないでケンタッキーを思う存分食べられたじゃないか。でも決めたのは夫だし、たまにだから仕方ないだろうとあえてそれは口に出すことなく出てくるのを待つ。キッズセットだけはどこで食べるのと変わらないお得なプレートなことが救い。料理が出てくるまでなかなか時間がかかる。店は広いしそのくせ人は居なくて環境はいいけどサッと食べてサッと出たい体質になってる今はソワソワする。そうして出てきた料理は高いだけあって想像を上まわった本格的カレーだった。美味しい。これをランチでお得に食べれるなら最高。途中小さな子連れのお母さんがテイクアウトに入ってくる。味は分かったからこれからはうちもテイクアウトに限る気がする。チーズナンが食べきれなくて持ち帰る。二階のお店も同系列だからなのか、この雰囲気にしてはスタッフが多い。カレーを運んでくるのとは違う外人さんはイランの人だろうか、ずっとピスタチオを食べていた。安く安く済ますことに気を取られなければこうして本物らしい料理も食べられることを知った。夫は再びごっちゃんのところへ行き、私と子は帰りながらトレファクに行くつもり、が三びきのこねこの前でまた子がここに寄ると自転車を飛び降りて一人で入っていく。むーそちゃんがいて、声が聞こえたからそうだと思ったよ、と微笑んでくれていた。この子のことが気に入っているのか店の名前が好きなのか、子はよく寄りたがる。入ってすぐの台に置かれたピーターラビットのTシャツが可愛い。私が幼い頃馴染みあった絵本キャラクターはピーターラビットくらいじゃないか。身につけるキャラクターとしてこれがちょうど良い塩梅じゃないだろうか、どこかのブランドが新作で出しても良さそう。せっかくだから、こないだ見たレトロチープなクシを子に買いたいと思ったけどあまり子が乗り気じゃないからリボン型のヘアクリップを買うことにする。しょっちゅう寄り道するくせに、たまに買うのは安いもの、それでもむーそちゃんはさらに安くしてくれたヘアクリップ。申し訳なくてお釣りはいりませんと言ってみたけどレジが合わなくなっちゃうので〜とあの可愛い福顔で1円返してくれた。可愛いイチゴの袋を子はしっかり手に持ってトレファクに寄らせてくれた。薄手の長袖を買いたい。やっぱり本当に暑いと半袖よりも長袖がいい。レディースブランドのタグ付き未使用品、480円。それをLINE Payのクーポンで値引き、とポイント支払いで買えた。「コンビニがうちの冷蔵庫」のノリで「トレファクがうちのクローゼット」状態だ。もう外が暗い。こんな時間に帰るの久しぶりだねと話しながら夜道を走る。自転車だと駐輪すぐ脇の部屋に出入りが丸わかりなようだから気遣ってしまう。人がいるのに姿を見たことない部屋がほとんどでそれが妙で警戒してしまう。同じフロアに4世帯しかないのにそのうちの一軒は半年経った今も出会ったことがない。

子が持ち帰った父の日の贈り物を今日したいとかで夫の帰りを待ち構えていた。お風呂あがった寝る前にどうにか間に合って、いざ大きな顔プレート、これは飾っておけばお父さんがいない時の代わりになるんだよ、とのこと。園に入って初めて最も実用的でない贈り物で、担任のセンスが疑わしい。

 

2021年6月14日〜6月15日

6/14

雨模様だけど出る時にはそうでもなくて助かった。自転車で登園。今日の委員会作業は忙しい。いつものように絵本の修理と秋に行われる予定のバザーのためのグッズを作る。午前保育だからそのまま時間いっぱいに作業した。迎えたら今日は予防接種に行く予定。今年度内にやれればいいけど、コロナのワクチン接種とか、この後何がどうなるか分からないから、今のうちに早いところやってしまわなくてはと考えていた。生まれてからずっと予防接種をしてきた小児科はこの近く、だけど12時までの診察に間に合うかどうか。なかなか子の名前が呼ばれなくてソワソワ、子が飛び出してきて、よし行けると思ったら先生に呼び止められる。今朝渡した例の連絡帳のこと。我が子の言ってることは何も間違っていないと、その工作を持ち帰るまでの流れを説明された。それは分かったけど、ただどんな順番で選んだのか公平性はあったのか分からない。そこは端折るけどそこが重要でもあると私は思う。例えばジャンケンでもいいけど順番というものが確実に作られたのなら納得できることも、曖昧なままだと諦めきれない子の気持ちも私は分からないでもない。子どもにもわかる公平性がないと揉め事にもなり得ることを想像できないのは小さい子どもをたくさん管理しなきゃならない立場としてどうなのだろう。その相手の子は今日お休みだったとかで、出てきたらまた話してみるとか先生は熱く言い出したから、いやそんなことしたらまた思い出しちゃうかもしれないし蒸し返すようなことはしなくて良いです、と止める。そんな物分かりのよい年頃ではないんだから本人に今さら言っても意味がない。ペットと同じ、粗相した今その場で注意しなきゃ分からないんだから。先生の手腕は確かかもしれないけど、この園が大事にしている子どもに寄り添う気持ちがいまいち追いついていない気がする。病院の時間はギリギリ、ドアから顔だけ突っ込んでまだ間に合いますか?と聞いてみると、多分先生はもう引っ込んでしまっているらしく、看護師さん達が確認し合って出来れば午後にしてもらえれば、とのこと。ギリギリアウトだったわけだ。仕方なく退散。お昼ごはんどうしようかと言って駅前を通ると牛丼を食べたがる。メルペイで松屋を買えば100p還元だったと思い出しすき家好きな子を説得して松屋の普通の牛丼を買うことに。随分と久しぶりの松屋だから普通の牛丼がプレミアム牛丼という名前なことが分からず手間どってしまった。ここの松屋の隣りのダンススタジオ、昔はライブハウスだったと思うのだけど、それを知る人は今付き合いのある人にはいない。高円寺の日用雑貨屋でバイトしていた時に常連だったおじさんにライブをやると教えられて間に合わなかったんだけどこの場所にだけは来た覚えがある。おじさんの年代とは違う若者や悪そうな人達がウロウロしていた。その人は実はすごい歴史的な人で、当時私は知らなかったけどその後音楽を色々知っていくうちにその人にぶち当たって震えた。歴史のある街では歴史の人に会うのも必然なのかもしれない。

思いの外早く帰れてしまって持て余し。早々に昼からママ友に連絡して今日はプラザに行くと予告。その後雨は降ったり止んだりの小雨。洗濯は干したままでも大丈夫な程度。3時過ぎに家を出ようと連絡するとお友達は今日休みだったパパともう行ったとのこと。帰りに買い物できるように自転車で出る。ママ友の家の前を通ると洗濯物を干していて、これ終わったら行くわ、とのこと。プラザではお友達がお父さんとオセロをしていて、もちろんお父さんとも知った仲だから同じテーブルについて遊ぼうとしたら、我が子はちょっと気を遣っているようで違う遊びをすることになった。お父さんと遊べることは子ども達の中で特別なことなのだろう。でもやっぱりそのうち痺れをきらして一緒に遊ぼうと誘って遊び出したところでママも到着。皆んなで時間めいっぱい遊び、帰り道も遊び。楽しい気持ちで八百屋、張り切って買い物。今日のお買い得さくらんぼが安い。お弁当に持っていくのにちょうど良いと思っていたのに帰って二人で食べ切ってしまった。

福岡のマサコさんが娘さん達のおさがり玩具を送ってくれたとのことを子にも伝えると喜んでいたけど、先の予定より今は目の前の遊びに夢中な様子。

 

6/15

園の母達で委員会とは別にサークルというのがある。アクセサリーを手作りしたりお菓子を作ったり。しかし私が所属する絵本のサークルはもちろん絵本を作るなんてことをするわけはなく、ただ絵本を紹介し合ってお喋りする会。数年前までは絵本にまつわる展示があったら皆んなで見に行ったり絵本カフェに行ったりしていたけど、小さな下の子がいたりすると難しいこともあったり去年からはコロナ、気がついたら一度もお出かけを体験することなく終わることになりそう。そうして分かりやすい目的がないだけにこのサークルだけ今年は新入園母の入会がなかったことについて、勧誘できる策はないかと話し合う。季節をテーマに持ち寄りすることが多いけど、例えば表紙の裏側の装丁が可愛い、とかマニアックな視点で情報を集めるのも楽しいかもという話が出てきたの良かった。こんな感じで持ち寄った絵本について話し合うだけ。兄弟もいて長年ここに所属してきた母が、いまは絵本を子どもと一緒に楽しめているけど、子が二人とも成長しきってしまったら、一人で絵本を読むのか、この習慣もなくなってしまうのか、どちらにしても寂しいよねぇと話していて、本当そうだよなぁとしみじみした。解散予定の11時より少し早く私は出て、オオゼキに寄って帰るとまた駐輪前のばあさんに会ってしまう。空間をあけて停めてもちろん無視。

たまにやる仕事の資料のために予約した本の状況をあらためて確認したら、なんと72人予約待ち!多すぎる。中野ゼロの図書館に在庫があったから、そっちをよく利用している夫にカードを借りる。夫を丸無視する必要もないからこうしてなんだかんだいつも通りに生活はしている。中野へ行こうかと思いつつ、たまには子もそっちの図書館に連れていくのもいいなと午後に行くことにした。今日こそ予防接種をするから、3時まで遊んで小児科からの中野と計画を立てる。にしても、夫が作業をしていてトイレを閉め切っているから近くの図書館のトイレに寄ってから迎えに行く。子の調子がおかしいかもしれない。いつものようにみーちゃんと駆け回ることもなく、気づいたらすぐ一人になってグズグス遊んでいた。今日一緒に遊ぶ約束していた子がいるとかだったけどここには来ていなくて、小児科の午後診察がはじまる時間になったから公園を出ると大泣きし出した。そんなにあの子と遊びたかったのかと、園の子が遊ぶもうひとつの公園を一応覗くとやっぱりいない。勝手に約束してもお母さんの都合もあるんだよと言い聞かせて小児科の前についてもまだ泣いている。こんなに激しく泣き続けるのは珍しい。泣きながら絞り出す言葉では、どうやらお友達のことではなく注射が怖いようだった。もう慣れたと思っていたからまさかの。やれる、やれないを泣きながら繰り返すから、もう今日は止めようと中野に向かうことにした。でも注射するからとお友達に言って公園を出てきたのに明日また3時に帰らなきゃならないんだよ?いいの?と、もうひと声粘ってみても頑として今日はやらないと決めていた。仕方ない。中野ゼロに着く頃ようやく落ち着く。私が本を探すあいだ児童書のコーナーでおとなしくひとりで絵本を読んでいた。場所を変えると気になる絵本も違うらしくあれこれひっぱり出して読み続ける。ここの図書館はタイトル順でなく作者順に並んでいる。はじめの頃はこれが良いと思っていたけど、絵本を知ってきてタイトルで覚えていくとこの配列に慣れない。訳書の場合にも誰の名前のコーナーにあるのか迷う。絵本でも訳す人によって全然良さが違うという話を先生に聞いてからだいぶ意識している。お腹が空いてきた。さっき泣き止まない時に、今日は特別にしてロイホアフタヌーンティーしに行こうかと話していたけど、もうそんなスイーツを食べる時間でもなくなってきてしまった。夫が郵便局に出たついでに事務処理のために近くのマックにいると言っていた。ロイホじゃなくてお父さんがいるらしいからマックにしようかと言うとお父さんがいることに喜んでマックになる。ハッピーセットとチキンとコーヒー。マックほどのシステム化しているところで注文の行列を処理し続けるだけでなく他作業も挟んだりするなんて珍しいなと思いながらこちらはカウンターの向こうを見つめ続けた。ようやく受け取って席へ。子にはお父さんがいるからと言って先に席に向かわせていた。いざ食べるとなるとサイドメニューの豆のスプーンがない。下に降りてどのタイミングでどこに声をかけたらよいのやら、出来上がりの呼び出しをしにカウンター越しに来た人に声をかけると、お待ちください、とピシャリと言われてしまう。冷たい感じのまま、ハイとこちらを向き直ってからスプーンがないこと、コーヒーのガムシロも欲しいことを言った瞬間に緩んでアッという顔になった。スプーンの渡しそびれに気がついていたのかそこにはすでにスプーンが出されていて、ガムシロとミルクもサッと用意してくれる。袋は大丈夫でした?とさらに気配りをしてくれた。マニュアル通りの動きのなかでは人は機械になっていて、ちょっとしたミスでもイレギュラーなやりとりが発生すると途端に動きに人間味がでる。ホッとした。もうこれが夕飯だねと話しながら食べて夫と別れる。途中の八百屋で今日もさくらんぼを買う。いつもの八百屋とは違って、中野からの帰り道でしか通らないここの八百屋は焼きいもとさくらんぼを買うスポット。山形出身のおばちゃんで、さくらんぼが安くて美味しい。1年間でこの2つのシーズンだけお世話になる。安いんだけど素材の状態があまり良くないのがたまにキズ。大きくてこりゃ良いやつだよ〜と自信満々な態度で袋に入れてきたさくらんぼ、たしかに大きいんだけどなかなかのキズもの。汚いのから食べちゃおうと話していたら結局今日も全部平らげてしまった。

夕飯はそんな感じで、子は今日出たハッピーセットのオモチャ、マクドナルドのサンバイザーとバッチをつけてひたすら遊ぶ夜。楽しみにしていたはずのすイエんサーも私だけが集中して観ることに。究極のおにぎり、ごま油を混ぜた塩むすびをやっていて、明日さっそく真似るつもり。ワールドカップのアジア二次予選で大豆田とわ子の最終回がズレているけど子が寝つくのが遅くて間に合わず。ラスト2回分、録画で観るしかない。録画履歴をみてみるとマツコの知らない世界も夫が録っていた。この人ごっちゃんの知り合いなんだよねとのこと。かた焼きそばの世界。特別意識したことない食べ物だけど観てると気になってくる。この放送を観て夫とごっちゃんは盛り上がり、近々この人の案内でかた焼きそばを食べに行くことになったという。約束していくの面倒くさがっているけど、今のいまでそんな贅沢なことはないよ、行きなよ行きなよと私が嬉しくなってくる。そういえばお腹空いた。ファミマのポムポムプリンスフレをこれまた贅沢なことに、今食べたいのはこれじゃないんだよなと思いながら食べる。

 

 

2021年6月11日〜6月13日

6/11

日差しのある日は子どもにも長袖を着せたい。去年ご自由にどうぞ箱から持ってきてから暑い日の幼稚園服としてヘビロテしているフォークロア調の薄手のチュニック、こんな気候にちょうど良い。でも生地も伸びないし細身だしこれほどに子どもの着替えに向かない服はない。そう思い込んで端から手伝ってしまっていただけで、もしかしたらと思って一人で脱がさせてみたけどやっぱりダメだった。せめてプールの予定が決められていればいいのに。子が通園リュックにつけていた園で作った紙粘土のマスコットが昨日どこかで外れてしまった。出来が良いわけでもないけど子には思い入れがあるようで気にしていたから昨日行った場所、道を通りながら帰る。スーパーの開店準備をしている人にも聞いてみた。なんとも言えない形状のマスコットで伝えるのが難しい。お子さんの手作りですか?と気の毒そうに微笑んでくれた店員さん。結局ここには無く、そこからの帰り道をキョロキョロしながら見つからないまま帰宅。今日は特に用も無い。風鈴がたまに鳴るのが良いんだけど去年試しに買ったダイソーの物で、なんというか雑な優しくない音だと感じる。前の家だとそこそこ高層で風が強すぎたのだったか風鈴を楽しめなかった記憶。ここの風だったら風鈴がちょうど良さそうだから、100円の形ばかりのじゃなくて少し良いものを買いたい気がする。

何か食べたいのに何を食べる気にもなれない。やっぱりバテているのか。無理やり掻き込む昼ごはん。

お迎えに行くと子は今日の持ち帰り工作が嬉しすぎるようで遊ばないで帰ると言った。去年のお楽しみバザーの後のことを思い出す。あの時も何よりもおままごとができる工作で遊びたくて早々と帰った。今日も園を出ながらずっと私にすごいものがあるんだというようなことを言ってる。見えてるけど。でも友達の誘いもあって公園で自転車を降りたら工作のことは無かったようにいつもと同じに遊び出した。そのうち子の持ち帰った工作のケーキを作った子とぶつかり二人が泣き出す。どういうことかというと、クラス皆んなで遊んだ寿司屋の工作遊び、子の話だと寿司セットと皿一枚は皆んな配られて、あとは好きなものを持ち帰って良いことになっていたらしいのだけど、自分が作ったものだと思い入れがある子もいて、それを持ち去られてしまったことが悲しいわけだ。このケーキの子も自分で持ち帰りたかったのに先に我が子が取ってしまったのかもしれないし。子の言った通りで間違ったことしていないんだとしても、やっぱり自分で作ったものを自分で持ち帰りたい子の気持ちの方が正しいような気がしてしまう。先生はこうなることを想像できなかったのか。泣いてる子を慰めようと自分のケーキを差し出してくれる子もいて、その子のケーキをみるとしっかり先生の字で名前が書かれていたりするものだから持ち帰りルールがさらに混乱。しかも、あんなに嬉しそうに自慢げに見せられるのは他の子の作った工作だったのかと思うと複雑。とりあえずこの場はカタが付いて仲良しの子達と4時まで遊び。それでもまだ残っている子もいた。

いつものママ友から連絡があって、まだ遊ぶなら合流したいと言ってくれているから中央公園に向かうことに。先に着くとまぁまぁ混んでいるからまた環七の向こう側にいった広い公園に場所を変えることにした。これまた先について遊んで待つ。近所の知り合いの小学生の女の子が二人で飴を食べながら静かに遊んでいた。うちから近い小学校に行くとメインで遊ぶ公園はここになる。行ってる学校によってテリトリーがあるのだ。確かにエリアでいけばここなんだけど、民家のなかにあるこの公園はうちからでは少し道が複雑。普通学区は選びようのないことだけど、周りにある学校も遠くはないからどうしても迷ってしまう。ゼリーを開けて食べることにした。園後の公園遊びではいつからかおやつを配る習慣が出来てしまっていて、何人いるか分からないから大容量に越したことないんだけど、今日は試しに8個入りのゼリーを持ってきていた。案の定、週末に向けて今日が最後と集まる公園では数が足りず。黙って隠しもつことになってしまった。開けたからにはせっかくだから小学生二人にもあげる。親のいないところで食べ物をあげるなんてルール違反かなとちょっと思って、いま食べているのを確認したからゴミをもらおうかと言ったら大丈夫と持ち帰っていってしまった。ママ友親子がやってきて、子はやっと思い切り全開に遊びだす。公園の中からは通りを走り過ぎていく人の姿がよく見える。さっき通り過ぎていった知ってる親子が今度は戻っていく。通りに近い場所にいたから声をかけたら、気づかなかったかと思いきや公園に入ってきた。クラスの子と小学生の兄。家族ぐるみで知り合いで、仲良しママ友も顔見知っている園だけの付き合いではない人。だから呼び止めた。二人導入されて集団になった子ども達は小学生兄に先導されながら全力で遊びだす。そこになんと夫が自転車で通りかかり、やまちゃんの彼女のなおちゃんと一緒にいた。はじめ何も考えずまた呼びかけてしまって、子もお父さんー!と声をあげたから二人が公園内にやってきたけど、やまちゃんもいなくてなんで二人?と思った。これから中野行ってくると言って去っていく二人の後ろ姿を見てママ友が、あの可愛らしいお姉さんは…と言ってきて、なんか私が動揺してしまう。ママ友は夫といるやまちゃんも見たことあるし、子はなおちゃんが作ってくれたものを身につけてもいるから、あの人の彼女であれを作ってくれた子だよということを、あたふたしながら説明した。大丈夫、知らない人じゃないよというのをアピールしたくて必死になってしまった感じ。二人のママ友はどう思っただろうか。その後は他愛もないお喋りしながら時間は経って6時の鐘がなる。子ども達はまだ全力て遊んでいて帰るよと言っても聞かず、私達が先に帰るふりをしてようやく子ども達がこちらを振り向いた。兄弟のママにゼリーを渡して、園後には数が足りなくて開けれなかったんだよねと話すと、あれねーとママ友もあの習慣に思うところがあるような少し困ったような表情になった。私は少しでもお買い得品を見つける行為が楽しいから買うのは苦じゃないけど、おやつ配りが子どものお決まりみたいになるのは良くないと思う。みんなが皆んな毎回持っていくわけじゃないけど、配る人が多いと自分もやりたくなるのが子ども。卵アレルギーで食べるものが限られている子でさえ、配る用にパイの実なんかを持ってきたりしていて呆れてしまった。どこかでこの習慣が消滅すればいいんだけど止めることを強制もできない。子ど達のなかで持ってこない子が非難されることも萎縮することもなければまぁいい。帰って6時過ぎ。こんな時に限って自転車駐輪でややこしい婆さんがいた。到着してからの私の行動をじっと見てる、怖い。後ろすぎると門が開けづらいみたいなことを言っていたから、他の自転車もそうしてるように普段から出来るだけ前につめている。そうしていたらもっと後ろがいい、そこの溝がちょうど良いのよ私いつも直してるのよ、とフフッと笑いまじりに言ってきて、無視したけど、溝!水捌けのためらしい溝の中に私の自転車のスタンドをバランス悪く重ねられていることがよくあって、その時々の他自転車の配置のせいかと思っていたけど、スタンドの調子が悪くなった気がしていたから確信犯なことに頭きた。不動産屋にメールをしようか、でも自己責任で置くならばと言われていることだし、婆さんの行き来のタイミングによっては何も手をくだされていないし。どうにか分かりやすく婆さんの落ち度を炙り出して突きつけてやりたいと考える。そんな頭に血が上ったところで送られてきていた夫から新宿の仕事へ行くとのLINEをみる。その前には不在着信も入っていた。普段は聞かなければそんな細かく報告してこないのに何かやましい気持ちがあるんじゃないかと、この丁寧なメッセージと自転車の怒りで抑えていた感情が高ぶる。「遊んでいたくせに今さら忙しいアピールか」「私達が子守をしている間に若い女とウロついてることほど最低なことはないよ」「皆んな反応に困ってたよ」と文字にして返して少しスッキリとする。なおちゃんは気遣い屋さんで私にもにこやかに話してくれたり分け隔てなく人と接することが出来て、でも自分には正直でその姿を堂々と曝け出してもいて、癖のあるところも含めて納得いくような、そのままの人。そのまま過ぎてある意味過激でもあるが。その過激な面は計り知れないし、やまちゃん不在で二人でつるんでるっていうことにも何かあるのかもしれないと思ってしまう。しかし何かあってどうだというんだろう。疲れ果てながら公園に佇むみずほらしい自分とは世界の違う圧倒的に見栄えの良いなおちゃんを連れた夫、その姿をママ友に見られたことはなんだか辛かった。皆んな私を可哀想な人だと思ったんじゃないか。そのことが悔しい。切り札のように送ったメッセージは既読にはならず、そのまま夜になり寝る前に夫が帰り何を話すでもなく、子を寝かしつけた後確認しても既読にならない。逃げていることが腹立たしい。寝たまま「なんとか言えないの」と送ると夫がやってきて弁解をはじめた。まともに弁解を主張するなよ、と私は言った。すでに皆んなに目撃されたことがダメージなんだから弁解じゃなくてその事実を認めるべき。そうだね、そうだね、と夫は言った。謝られたとしても、本当に何かがあるとしてそれを突き止めても、その先に私が求めることは何もない。金銭面、今だって充分世話になっている。私も社会と繋がる仕事してやる、と言っても仕事を夫が用意できるわけではないし、子どもの世話。関わる時間を充分に取りたいのは自分の方で、人任せにしたくないと思っているのも自分。自分も誰かと浮かれたい、なんてことはもう望む気になれない。なおちゃんが夫の心の保養だとしてそれを奪ったところで何も生まれないこともわかってる。なおちゃんにも変わらずここで暮らしていてほしい。何も変わることはない。今の私で何も我慢しているつもりはない。ならばどうしてそんなに気にしてしまうのか、人の目があるといいながら、私が一番自分を人と比べてしまっているのかもしれない。

 

6/12

夫は全く考えなしだったと人の目を気にしていなくて、そのことで私は傷ついた。無防備に純粋なのは場合によっては悪質で、歪ませてでも人の目を想像する方が正義なのではないかと思う。そうして守ってもらわないと成り立たない自分の力不足が問題だというのもあるが。世の中を公平に行き渡れる人間になりたい。そのなおちゃん、やまちゃんを経ての紹介で今日夫は朝から渋谷へモニターバイトへ行くらしい。ギリギリまで寝て起きて出て行った。昼頃には終わると思う、なんか奢るよ、と言ってきたけどそれが穴埋めになると思ったなら違う。なんの足しにもならない。こちらは今日こそ子を皮膚科に連れていきたい。ついでに街中に出られる中野の皮膚科に行くことにした。その前に扇風機が今日届く。タイミングが合わなければそれはそれでと思っていたらあっさり届く。心置きなく皮膚科へ。駐輪スペースをみて、ははぁんと気がついた。婆さんは柵に太い洗濯バサミを挟んでいて、初めはカバー代わりのビニール袋とか留めてるやつかなとか思っていたけど、あれはどうやらハンドルをこの位置に入れるという目印になっているんだと気づく。例えば前後の自転車が出ていたら、その間に置くはずの自転車位置が分からなくなる。奥から二番目の自転車が婆さんが前に乗っていた自転車なことも分かっている。使わないのに処分しないところもまた意地汚さを感じるけど、その自転車は使わないことが分かったから、その自転車を固めるように他の方の自転車を少しずつズラして、婆さんの目印洗濯バサミもズラした。これで婆さんはそこに停めるはず。私の自転車との間に空間ができて、これで文句はないだろう。気持ちが良い。

土曜のクリニックは混むことも承知であえて受付終了間近にいくも、思った以上に混んでいた。エレベーターの目の前までびっちり人が待っている。一度出ますと受付に言うと、いいですけど受付終了の12時には戻ってくださいと、あまり良い顔をしていなかった。この状況なのにここで待てというのは鬼だろう。どうみても12時までのあと15分で処理しきれる人数ではない。いま外から戻ってくる人もいる。対応の冷たさにイライラしながらお腹も空いてきて、とりあえず目の前のミスドに入る。一個ずつ食べようねと言っていたけど並んでいる間にどんどん混んできて座席までたどり着けないほどの行列になった。人が並ぶすぐ脇の居心地の悪い場所で食べる余裕が持てず子どもにだけ食べさせて時間通り15分で店を出れた。皮膚科に戻ってやっぱりまだ待ち。ようやく順番が回ってきたと思ったら、先生はキャスターのついた台をお腹に当てて立ったまま、随分と向こうから子の腕を眺めるだけ。そうして、環境が変わったりストレスかな蕁麻疹ね、と言ってきた。ちょうど肘の裏、夏になると汗で大概の子が痒くなるところだと思うのだけど、え、蕁麻疹?もうこの時点でやっぱり近々他に行こうと心に誓った。アレルギーの薬出しますからという話は右から左へ抜けていく。外に出る。日差しが暑い。なんのために来たんだか、虚無感。今度こそ何か食べたい。中野にいる時に限ってジョナサンに行きたいと言われて私もその気持ちは分かるけど今の状況では精神的な距離があり過ぎる。セントラルパークのマックが再開しているのが見えて、どうにかマックに落ち着かせる。中途半端に店が開いたり閉まったり、結局緊急事態の宣言とはなんだったのか。セントラルパークのパン屋は外席が出来ていて、マックも外テーブルが増えていた。外も中もファミリー層を中心に相変わらず大盛況。そんな中キビキビも動けないようなおばあちゃんが働いていて、なんだかこちらが申し訳なくなる。不幸な意味で働いているわけではないにしても、あんなおばあちゃんが自営業ではなく働いている店なんて私が若い頃だと想像もつかなかった。でも今そこに向かっていく自分をイメージすると、私も存在が浮いちゃうくらいの若い人に向けた店で働きたいなと思ったりする。今の中途半端な年齢層だと「かつての自分にしがみついてる滑稽な人」のようになるけど、どこかの年代からは「歳なのに若者の流行を分かっている人」に変わる感じがある。そのターンに入ったらズカズカいきたい。店内の席が良いと言うのであっちこっちと移動しながら窓際の丸テーブルに落ち着いた。ところが日が差すと眩しい席でうっかりした。ハッピーセットのナゲットを2個残して持ち帰る。外に出ると外出自粛だか路上飲み禁止だかの呼びかけプラカードを持った都だか区だかの人の集団が、ゆっくりゆっくりセントラルパークを横断していた。北朝鮮のようにギュッと縦長四角に収まって歩いているのはある種の気持ち悪さがあった。皆んなちんどん屋を見るような目で遠くからそれを眺めていた。処方箋で薬を貰って家。扇風機を組み立てる。最後のカバー部分が上手くはめられず試し稼働させられず。

4時前に夫から今帰ってると知らせ。子が小さい時は夫という人手があることに意味があったけど今となっては子の気持ち以外に必要性は特別ないのが正直なところ。帰ったからって積極的に子どもと遊ぶわけではないからというのもある。夫がよく、自分が小さい頃はいつも親はいなくて遊んでもらえなかったんだよなぁ、とか感慨深げに言ってるけど今の自分も同じだろうよと私は思っている。珍しくクレヨンしんちゃんからテレビを見始めて、夕飯の買い物をどうしようかと思っているとドラえもんを観た子がほっともっとのお弁当を食べたいと言っている。ジャンクな一日になるけど食べたいものを希望されることほど楽なことはない。夫にほっともっとを買うと報告する。あえて牙を剥く必要はない。気を許したかに見せかけてまた少しでも人を舐めたような言動があればいつでも詰めてやろうとは思って静観しているのだ。お弁当を買って帰ろうかと言ってくるけど、今日の外出では消化不良で私もまだ外に出たいと思っている。高円寺に向かうタイミングで夫もちょうど帰りつく。帰ると言ってから随分時間かかっているね、またどこかほっつき歩いてたのか?とむやみに嫌味を言っていつでも蒸し返す臨戦態勢をとってみせる。答えは渋谷まで自転車だったとのこと。どうせ一緒に来たならひとまず先に買い物でもと思っても子が早くドラえもん弁当しか買いたくないと騒ぎたてる。西友のツバメをお父さんに見せてあげたら?と機嫌をとる。そうだそうだと納得して西友へ。ツバメを見て中に入ったら買い物が楽しくなってきたとか言い出して、でもこちらとしてはそれほど西友に用はないからとりあえずお墨付きシリーズの物を買っておく。業務スーパー向かいの酒屋が閉じて、グラスやディスプレイに使ってたものなんかをご自由にどうぞしていて、ブドウのリアル食品サンプルをひとつ持ってきた。老舗かのような佇まいでいたけど、私が20歳くらいの頃はパッケージや事務用品なんかを売っている店だったと思う。て、それもざっと20年前でそれからずっと酒屋だったとしたらやっぱり老舗ってことでいいのかもしれない。私もなかなか歴史を知ってるんだな。ほっともっとへ。はじめてドラえもん弁当を買った時のおにぎりが良かったなぁと思い出すけど、今はおにぎりをやっていないとのこと。カレーかふりかけで、またふりかけを選ぶ。前回、豆の皮ばかりだった件についてメールで返金しますと回答をもらっていたけどそれほどのことでもない。返信しそびれていた。これからは注意を払うということだったからそれで充分。今回のお弁当はちゃんとプリプリの枝豆が入っていた。夫に扇風機のカバーを設置してもらいついに稼働。7枚羽根、風が柔らかくて静かで感激。ボタンが押すというより触れただけで反応するようなハイテク感。マックスにしても弱いかなという気がしなくもないけど強風しかないより全然いい。最近子どもにアイス枕もはじめて寝つきは良くなったかもしれない。

昨日の子どもの工作のこと、時間が経つにつれ、こんな状況にしてしまった先生も悪いような、モヤモヤが増して久しぶりに連絡帳に書き殴る。

 

6/13

金曜からを振り返ってここに書いているとまた思い出して、高円寺から中野行くのにあの道通るの不自然じゃないか、しかも中野行くと言ったのに夜に説明してきた時は新宿行くところだったとか言ってること違くないか、とまだ寝ている夫に声をかけて詰め寄る。いつでも気を抜かせない。

夫は大きな郵便局やらで外に出ていて、私は子に公園やら行きたいところはどこか確認すると今日こそジョナサンに行くという。絶対?絶対。夫も家側まで戻ってきていて珍しく自分も一緒に行こうかなと言っている。あの道から行くからとお知らせしても全然合流できないし、見えるとこまで来ても後ろの方をついてくるだけで、なおちゃんとは自分が先導しながらちゃんと二人で走っていたくせにと思い出して腹が立つ。この関係でイニシアチブをとろうとしない態度が癪に触る。結局途中ではぐれて現地集合と知らせて、後ろを気にしなくてよくなり気ままに走る。ミストシャワーのある公園の前を通りながら確認すると、やっぱりコロナのためにシャワーを止めていると貼り紙があった。子どもの夏の思い出、こんな小さなことをも奪わないでほしい。オリンピックなんて他人の事はどうでもいい、私達にいつもの夏を返す努力をしてほしい。2年もこんなことになって子どもにはたった3年間の思い出しかない。そんな幼い頃の記憶だけで一気に学童期になってしまうのだから悔しくてたまらない。2歳から4歳になるならまだ取り返しがつくけど、年少から年長にはもう後がない。この思いをどこにぶつければいいのやら。ジョナサンには先に夫が着いていた。前に友達と会った時と同じ窓際の席。ジョナサンのクーポンはお子さまセットは内容のわりに安くて良いと思うけど通常メニューが価格のわりに魅力に欠ける。ファミレスはどこもそうなんだけど満腹のつもりで食べる気にはなれない。単品のチキン料理にして夫こそファミレスで満たすわけは絶対にないからデザートのようなスイーツを頼む。こうして周りとゆったり距離をとって座れるファミレス以外は気持ちが落ち着かなくて結局食べることに集中できなかったりするけど、そんな感じでの外食にもだいぶ慣れた。ただ新たな店を開拓したいという前向きな気持ちにはなかなかなれない。雨雲レーダーでこの辺りは2時頃雨になる予報だったから用心して洗濯物を入れてきたけど雨の気配がない。夫は仕事があるから先に帰るというので洗濯物管理は任せた。子がジョナサンの下の柱のあたりで遊び出して、それに飽きるのをただ待つ。向こうから知ってる小学生の女の子親子がジョナサンにやってきて気づいてくれたから挨拶をする。公園に遊びに出る時もお母さんが送ってきたり子どもの食べ物に合わせて付き合ったり、このノリはひとり娘だろうなという感じがした。大事にされているのが分かる、まるまるコロンとした体格、それには少し不釣り合いに弱々しく、しとやかな女の子。母と手を繋いでジョナサンの階段をあがっていく、可愛い。私もそうして子に甘えられていたいなと思った。しまむらに行きたくて阿佐ヶ谷へ。せっかくだからまずはカルディ、こないだテレビでみたパンダシリーズの季節の味、レモンミルクプリンが欲しい。阿佐ヶ谷のカルディは広さの割に中身がなくて見づらい。諦めてブックオフ、サンリオの新しいキャラクター図鑑がないか探したいけど置かれているジャンルが分からなくてヤキモキする。私の持ってるレトロなサンリオ図鑑では子にお馴染みのキャラクターまで程遠い。それでも子が熱心に読んでいて、シナモンとかも載ってるやつがあれば良いのになと言っていた。絵本コーナーで掘り出し物はないかつい見てしまう。良い絵本はいくらでもあって選びきれないからこうして安いを理由に買ったりする。子も園で読んでもらって気に入っていた「番ねずみのヤカちゃん」状態も悪くないのに220円で売っていた。まさにこれが掘り出し物。子が絶対これ買うとぎゅっと抱きしめて会計に行く。しまむら。子がスカートの下に履くアンダーパンツ、冷却速乾とか夏仕様が欲しい。今日は何かお買い得品があるのかいつもよりキッズが賑わっている。こちらとしては我が子にちょうど良いサイズの靴下が見当たらなくて戦意喪失。赤ちゃんサイズか学童期サイズしかない。しまむらは、ある時はどれもこれも良くて迷うくらいあるし、ない時はこうしてさっぱりない。仕入れ状況にムラがある。だから安いのかもしれない。ワゴンに積み上げられたおもちゃを見てそれまで早く行こうよと言っていた子の目の色が変わる。その隙にアンダーパンツと広告の品のパンツを手にする。子がおもちゃの前でグズグス。「欲しい!」の勢いに合わせて一言「だめ!」とは返さない。最近は「ここにあることは覚えておく。あなたの遊び方を見てあったらいいなと思えたら買うからね」とじっくり言い聞かせることにしている。そうしてこれならどう遊ぼうかと話し合いながら本人も次に期待して諦めるようになった。私だって可愛いお買い得品なオモチャを本当はなんでもかんでも買ってあげてしまいたくなるけど、お金の心配よりもあり過ぎても遊びきれないのが勿体なくて我慢している。私は傘を買う。たかがビニール傘とはいえ持ちやすさとかやっぱり自分なりに選びたい。夫が買ってきた傘だと微妙にサイズ感が自分には違う、たかがビニール傘なりに。持ち手が薄紫色でスリムな傘、490円。これで雨の日も安心。ハンドルを握る手のなかに傘を挟んで帰り。今日みたいな天気の日になら傘を持っていても不自然じゃなくてよかった。3時過ぎ、ミニストップまできたらもう少し、ソフトクリームでも買って行こうかと言ってみたらハロハロがいいと押し切られてラムネのハロハロ。自転車に乗る前に一口もらう。ミニストップのソフトクリーム美味しいけどやっぱり学生の頃散々食べたampmのソフトクリームが一番。たまに思い出す。帰ってしばらくして雨が降り出す。私ははじめてヤカちゃんを読む。子はワクワクした顔をしながら初めて読む私の様子を伺っていた。こないだのテレビ放送を録画したグーニーズを観ながらおやつ。面白いと言いながらも怖いと思う場面もあるようで顔を背けたりしていた。結局途中で断念。

おやつをしっかり食べたから夕飯が遅くなる。サザエさんの終わる頃から食べ始め。お風呂の前に園から借りてる絵本を最後にもう一度。感想ノートを書かなくてはいけない。前回借りたノラネコぐんだん、私はどうしても好きになれないと悪態ついた感想書いたら先生から、面白いなと思いながら感想を拝見しました、とコメントがあった。こうして悪口だったり面白くて賞賛したかったり前のめりに感想を書ける本もあれば、なんとも言い難い絵本もあって、そんな時はレビューを書くつもりで捻り出す。お風呂のあとにコツコツと書いて早寝。

 

 

2021年6月9日〜6月10日

6/9

結局昨日は水遊びがなかったらしく今日に持ち越し。今日こそはと張り切って2日に渡って浮かれている。着替えがスムーズにいくようにスパッツよりもハイソックスにしてあげたいけど手薄だから長く続けられない。手間取ってもスパッツを脱ぎ履きしてもらうかどうか。今日のところは手持ちのハイソックスでも合わせられる服装にまとまった。私は先生や役員、他委員会の代表との集まりがある。お茶菓子と飲み物まで出てきてラッキー。だけどなかなか話は難航。私達母親が運営している部分と園責任で行うことの使い分けがいまいち難しい。新入園生母にしたらもっと混乱すると思う。その点を周知してもらうために再度仕組みを説明する必要があることと、ネガティブに深掘りして考えるクセのある私だからこその意見としてバザー当日の動きについても見直した方がいいことを提案した。皆んながハッとして考えるきっかけになった。良いところしかみえていない、楽観して見ないまま進めていく人が多い。面倒を避けるというか気づかない方が楽だからそうなるのも分かる。会議を終えてスーパーに寄って帰るともうお昼。マサコさんからオモチャのおさがりの連絡がきていた。姉妹ともがティーンになっていよいよ役目を終えたオモチャ達。時代を感じるラインナップに勝手にその時を想像して私までしんみりしてしまう。これを我が子で引き継いで皆んなで使うことによって切なさが分散されればいい。

お迎え後は公園。暑い、ひたすら暑い日。小学生も4時間授業の下校の早い日だから公園が賑わっていた。3時頃帰っておやつ。4時半頃図書館へ。珍しく図書館の児童書コーナーにもいつもより人が多い。暑くて逃げ場を求めている感じか。お友達が来たりで今日も結局6時近くまで外にいた。夕飯は肉野菜炒めに、温麺、トマト、きゅうり、とうもろこし、冷奴、ワカメの酢のものと実に夏らしいラインナップ。有吉の壁2時間スペシャルということで子も浮かれてる。ちびまる子ちゃんを思い出すこの雰囲気。去年からバリカンで自分で髪を切るようになった夫。たまには千円カットでメンテナンス。それを繰り返しても大体変な髪型しているからやっぱりちゃんとカットしてもらいたいと美容室を探していた。私の行ってる安い美容室を紹介。それで帰りにライフに寄るのがベストだと教える。

子が「言いたいことがあるんだけど、」と前置きする喋り方がクセになってしまっている様子。一度話が途切れた次話出す時にもいちいちそこからはじまって、私は本題までにイラついてしまう。他にも以前から子の語り口にはお決まりの言い回しがあって、誰の口癖でもないのにどこからそのセリフを学んできたのか謎に思うことがよくある。

 

 

6/10

水ダウも観れずに寝てしまった昨夜。一日置きに夜更かしと早寝の今週。子のプール遊びは単発ではなく日常的にやるらしくて昨日の今日で持っていかなきゃならないし、日々着替えやすいように、そして畑に行く日かもと虫刺され対策も考えた服装を練らなきゃならなくて思い通りに出来ず面倒くさい。おまけに今日は園で歯科健診があるためいつもより10分早く登園するように言われている。送り届けてもまだ9時前、ポイント10倍のトモズにも寄れず一旦帰宅。

今日の買い物の目玉はオオゼキのアイス69円。毎週木曜はアイスのお買い得日だけどいつもは79円。たまに69円になる。この日を待っていた。冷凍庫には余裕がある。引っ越しで買い替えた冷蔵庫は前より小さくなって野菜室も無い。どうせ毎日のように買い物できるんだしそれでいいだろうと思っていたわけだけど、最近暑くなってきて冷蔵スペースがいっぱいいっぱい。野菜の保存がいよいよまずいことになってきた。明日も食べると思っているものすら今まとめて買ってしまえないのはさすがにへこむ。実家手配で大量に送られてきたミニトマトもピクルスにしたり干してみたり、生ワカメも干して、逆に出したままのメロンはようやく食べ頃になった。が、食べる前に冷やすことすらできないでいる。そんな状態で実家の父からメール。「頂き物のメロンがあるのですが如何ですか」ケンミンショーの茨城ネタは事実、メロンが豊富にある。

昼頃、業務スーパーへ行くついでにトレファクチェック。これだけ通って分かったけど、働いてる人は大体いつも同じ三人で持ち場も固定。でもあちらは人に関心なく仕事に専念している様子で歩み寄りも無いし気楽。いや、陰ではまた来たよと思われてるかもしれないか。1回買うのに15回は入店している。今日も買わずに店を出る。西友の冷凍食品とツルハの買い物、オオゼキのアイスは子どもと行くことにした。お昼休みか、動物学校の女の子達が大勢ジャージで歩いていたけど茶髪率の高さに釘付けになってしまった。さて、帰っていよいよランドセルの注文。散々調べたけどやっぱりCMで見るようなブランドに期待するのはやめて子が気に入ったものにする。重量自体はどこも変わらないなら見た目が納得いったものでいいかという考えに落ち着いた。6年間ほぼ毎日使うのが約束された高額なものなのにあっさり電話で注文確定して後払いなことに少し戸惑い。イニシャルを刻印するサービスがあるらしく、それだけ迷ってまた連絡することにはなった。

お迎えは自転車、今日はお預かりの子が多いからすんなり帰れるとしてこのまま買い物に行こうかと思ったら、いつもとは違うお友達と遊ぶと言い出し、その子と遊ぶと長くなると思ったから咄嗟に、仲良し親子とアイス食べに行こうと思ってたのにと適当なことをいうと遊ぶのをやめてくれた。これはこれでどうしようかとそのママ友に一応連絡すると別の知ってるお友達とこの近くの公園にあとで行くとのこと。合流することにして先に公園へ、そこにいたクラスの男の子達と少し遊べたから、お友達が来る前にオオゼキでアイスを買うのをエサに帰る。まだ仲良し親子が来るのを待ちたかったと拗ねてはいたけど家でアイスを食べながら絵本を読んだりトムとジェリーの続きを観る、こんな日があってもいいだろうと私は思う。最近はやくも夏バテのような感じで、せっかく菓子やらアイスやらと買いこんでも食べる気になれない。半ば無理くり子に合わせてアイスを食べてる。勿体ない。5時前に買い物に出る。ツルハのポイントカード任務には乗り気になってくれた。歯科の先生のアドバイスもあって知覚過敏用の歯磨き粉を買う。商品とポイントカードのやり取りを子に任せて私は支払いだけ。並びのレディース服屋さんでアクセサリーを見ていたら7月で閉店との貼り紙。人も入っているようだったし長くもっていた印象だから意外。今どきのチープさがあるアイテムが子どもの目の保養にもなっていたから無くなるとなると残念。西友に移動。冷凍食品だけを見に来た。思ったよりもお弁当アイテムは少なかったし、たいして安く無いことがわかって士気が下がる。が、この辺りの他スーパーでは見かけないアンパンマンポテトを子が懐かしがってそれに決まり。早速夕飯にも食べたいと言ってご機嫌。出入り口のところに鳥のフンが落ちてる一角があり三角コーンで囲われていて、その脇でおじさんが上に向かってスマホを構えているからその先に目をやるとツバメの巣。ヒナが可愛らしくピィピィ鳴いていた。子に急かされて私もスマホを構える。後ろを通っていく人がここはそのスポットらしいことを話しているのが聞こえた。毎年ここに帰ってくるのかツバメ。そこに夫から連絡、家電量販店に行くというから扇風機を見てきてほしいと頼んでいた。うちの扇風機にはおやすみモードみたいな微風がなくて、前は気にならなかったけどなぜか今の部屋の構造のせいか今年使うと風の当たりがキツい。夫の作業的にも扇風機の必要な場所も増えているし思い切って買っていただきたい。今はまだシーズン前だからか安く選択肢もあるとかで即決してもらった。その連絡。土曜に届くとのこと、ひと安心。今ある古い一台を夫の作業専用にしてもらおう。と言いつつここ数日、その作業が必要な仕事がないタイミングらしく、お風呂も作業に使わないから今週はお風呂掃除が楽。感動するほど楽。作業があると風呂場が乾く暇もなくて入る準備をするのも気が重い。しばらく続いてほしいこんな夜。

子を寝かせたあと寝落ちしそうになりながらどうにか意識を取り戻し起き上がる。カンブリアの木村屋かアメトーークの大学お笑いサークル芸人か、少し木村屋を見てアメトーークを取る。木村屋、狭小店舗でやれることをやるという挑戦はわかった。スシローにイケア、最近この流ればかり。お笑いサークル芸人、ミルクボーイとななまがりの落研時代の関係が良い。高座名とくに田舎家こちょむ、今もその名前であってほしいくらい最高じゃないか。