どうにもならない日

こんなはずじゃなかった2020年からの生きる記録

2022年3月26日〜3月31日

 

3/26
天気が悪い日になりそう。折りたたみ傘は持った。朝は問題なく自転車で駐輪場へ。今日はいつもよりさらに早く着いたけど、より行列ができている。今日は楽しめそうもないのかもなぁと思ったけれど中に入ると意外と順調に遊べる。あんなにたくさんの人は皆どこへ散ったのだか。キャラクターに会えるステージ前で早い時間からついにシナモンに会える。あの人気者はグリーティング以外のこんなフリーの場には姿を見せないのかもとすら思っていたから余計に嬉しい。誕生日一緒なんだよ〜と呼びかけて手を振る。シナモンはやっぱりスターの風格!があるように見える。これだけでも来た甲斐があったとシナモンに夢中になっていると子が見当たらなくなっていて焦る。ステージ周りの端から端まで駆け回ったら、居た。脇でチケット配りをしているお姉さんに訴えながら泣いていた。私が声をかけるとさらにおいおい泣き出してもう行こうと手を引っ張りシナモンどころじゃなくなっていて、子にもそんなところがあるんだなと意外に思ったりする。でもすぐに気持ちも回復して、あとはゆるゆると、今年に入って毎月一回来ている余裕をかましながら過ごす。ホールでやるショー的なものは大概退屈するから苦手なのだけど、イースターのイベントは50'sがテーマになっていて音楽が良く観て聴いていられる。後半クロミがカメラを忘れたという設定で撮影が可能になったり抜け目ない。あとは前回から子が虜になったぐでたまムービーショー。前から大好きな歌舞伎。これは計画していた時間は満員御礼となってしまい流れが狂うも、二回観るかもくらいのやはり余裕をもっていたので無事鑑賞した。今日は黒子が再びトウさんになっていて心のなかで歓喜、やっぱりトウさんだと場が締まる。何度と観るたびに数年前のピューロ限定で歌舞伎バージョンのマスコットを買わなかったことが悔やまれる。ゲームもルーレットももうお決まりのようになってしまった。ルーレットは中当たり。前から決めていたようにマロンクリームの小さなぬいぐるみをパッとわし掴みした。私が前回それを勧めていたからかもしれない。シナモンカフェにもはじめて座ったり今日も時間目一杯まで過ごした。人に配る用にお菓子を買ってピューロを出る。ギリギリの空模様だけどまだ雨は降っていない。総武線に乗り換えたところで雨。高円寺に降りたら雨が強い。どうしようか、しかし子は天気を気にせずチャイ屋さんやごっちゃんにお土産を配りに行きたがる。レーダーを見ながら高架下を歩いて北中通りへ出ればほとんど濡れずに辿り着く。店がまっすぐ前に見えてきたら子が小走りして先にチャイ屋さんに飛び込み、中から歓声が聞こえてくる。これは嬉しいだろうね、そりゃやめられないだろうね。自分なんてと控えていく気持ちはそのうちでいいか、今だけでも自分が受け入れられる喜びに浸からせてあげようと思った。ごっちゃんのところには元夫と古着屋のひかるくんが揃っていて打ち合わせているようだった。雨は弱まったり強まったり、隙をみて帰る。天気のせいが頭痛がひどい。ピューロは閉館も早いからこうして寄り道しても早く帰ってこられるのに、身体よりも頭がしんどくて9時過ぎまでなにもできずに横になってしまった。


3/27
全く意識することはなかったけど、まん防というのが解除されて、ということはと調べてみたらやはり昨日からフリマも再開していた。今日も中野のセントラルパークで開催される。フリマ情報といえば20年前からビッグローブ
今日は野方文化マーケットでデリシャ主催のイベントもあって、友人のマミコさんもカレーで出店するから絶対行くつもりでいた。いつもの仲良しママ友は春風があると言ってたはずだったけど、日中のフリーイベントは中止になったらしく野方で合流できることになって、よかった。フリマの収穫はいまいち。子どものちまちました雑貨だけ。そのまま野方へ、少し早いから以前と同じくガストで子どもに食べさせる。私はあとでマミコさんのカレー。じゃんぼさんの紙芝居時間にあわせて文化マーケットへ行くとママ友ファミリーも到着したところで、子ども達に早速べっこう飴を食べさせる。マミコさんや今日出演のすいみんちゃんと久々に顔を合わせた。チャーマァーさんも気づいてくれて嬉しい。狭い通りのなかでうまい具合に人が行き来したり飲食したり、リハが落ち着き紙芝居がはじまる。子ども達は後半のクイズの景品が欲しくてなのか、それよりもハイ!と手を上げることが気持ちいいだけなのか分からない。どちらにせよ楽しんでいて良い。子は指輪と風船とラバーマスコットを貰っていた。その後はじゃんぼさん特製のうさぎの形にした水飴せんべいに食いつく。お友達も水飴が食べづらそうで、わたわたしているところに演奏がはじまる。これまた久しぶりに友人のゴちゃんの姿。今日のすいみんちゃんの衣装は二人で作ったとのこと。それがまたすいみんちゃんによく似合ってる。意志をもって手作りしている人が世の中には溢れていて、それは全肯定するべきことでしかなくて、足りないものなんてひとつもなくて、いつでも私はお腹いっぱい。お金を使って逃げまわっている。次々とショーが続き飽きてしまったお友達はお父さんと外へ出ていき、私達はどうにかデリシャまで全部観きったところで解散。皆んなと挨拶して別れ、次は駄菓子屋へ向かう。卒園卒業の子にサービス券がもらえるキャンペーンをしている。駄菓子屋サイズのねりけしが入荷されてて、これを待ってた。よかったよかった。その後はいつも通り北中通りへ。今日は子がチャイ屋さんのお客として行くことにした。最初に一緒に入って人が少ないことを確認してラッシーのお金を払い、後で迎えにくるからねと言って出てきた。一時間500円の託児と同じ。一応ごっちゃんにもそういうわけで買い物に行ってくるのでと伝えて私は一人買い物。たんぽぽ、スーパー、ドラッグストア。マイペースに見ていたら約束の5時半なんてあっという間に過ぎていてもうすぐ6時だった。ごっちゃんのところを覗くと、一回探しに来ましたねとのこと。笑いながらチャイ屋さんに迎えに行くと、少し不安になってましたとお店のお姉さんがいたずらそうに笑って教えてくれた。いま何時?と何度か聞いていて、5時半が過ぎていて心配になったらしかった。勝手知ったようにこんな自由に行き来している場所とはいえ、約束と違うとやっぱり不安になるものだったとは気が付かなくて、申し訳なかった。いつもなら、もっと〜と駄々をこねるくらいなのに、自分のなかでもやり切ったと思えているのか、帰ろう!バイバイ!と今日は潔く店を出た。明日はようやくお父さんと過ごす日。


3/28
昼頃には一度仕事を終えれるとのことで、子の希望で吉祥寺へ行くことになっていた。表記間違えした書類を訂正して学童へ提出、お昼には少し早いけど子は外で待つというので待ち合わせ予定の高円寺へ早速向かう。もう高円寺にいると報告しておいたらほどなくしてもうすぐ着く、と電話がきたからすぐに駅に向かう。そこから30分やって来ない。もうすぐとはどういうことだったのか。考えたら、今どこにいて何で向かう、だとかもう少し具代的に教えてくれていればこんなことにならないのに、いつだって秘密主義なことでこうしてすれ違いにしかならない。つまりは結局もう私に対して配慮するつもりがないから噛み合うわけがない。嫌々来られているのが分かる。それならそうとはっきり言ってくれればいいのに、それもないのが生殺しで苦しいのだ。でも三人で歩いて家族の形を無理矢理保つ、子どものために私はそれだけできればいいのだ。しゃぶしゃぶへ行く。きっと三人で行った記憶と思い出で子には特別なものとして今日も希望したのだろうけど、別に二人で無理なわけじゃない、二人のものにしたい。特別なことにしないために今度意地でも二人でだって来ようと思った。次はどうする?と言って子ははしゃいでいた。シルバニアのお店へ行ってお父さんにおねだり。ひとつの家族なら私も口出しして止めたり次に回そうとしたりするけど、勝手にするがよい。いま気まぐれで選んだものを大事にしなくても責任もない。大体金額でいったら実の子の入学にあげるようなものじゃない。これでやってやった気になるなよと言えるような物でしかない。子は次は次は?!と嬉しそう。思い出をなぞっている。井の頭公園へ行ってスワン乗るんだという。二人に任せて私はボーっと待つことにした。月曜とは思えない数の花見客で賑わっていた。午後は急に寒くなった。気持ちも塞ぎ込む。マルイの前で青森の物産展。子が食べたがっていたイギリストーストと水飴挟んだ南部せんべいと小さなりんごを買ってもらっていた。歩きながらもニヤニヤしながら人の連絡に返信していたりする姿を見て怒りにしかならない。私の連絡は大概放置なのに。高円寺に着いて解散。西友で猫砂を買う元気もない。一人でちまちまと全てを支えるのは無理。もうネットスーパーにする。帰って早速、猫砂3袋、ティッシュ、トイレットペーパーなど大きなものを頼みまくる。
元夫にスワンで撮っていた子の写真を共有してもらうと、子が不自然で可愛くなくて驚く。気持ちが離れていると良いところも分からなくなって、こんなにも写真も下手になるんだなという感想。


3/29
今日は両親が東京に出てくることになっていた。ワクチン三回目接種して早速再び行動を開始している。母は待ち合わせはどこにするだ何時だ?とやたら前から決めたがり連絡をしてきてたし父は父で、個室やら予約をとらないといけないだろうと食べるものを決めたがって連絡をしてきていて、孫のためというより皆自分のためでしかなくてうんざりしていた。子のやりたいことを尊重させてもらって場所は後楽園。屋内遊具施設に行くことと、お昼ごはんはとんかつと決めた。朝から曇り。本当にここまでの春休みは快晴が続かない。少し混み合った地下鉄で後楽園へ。先に到着して待っていた。施設へ移動。屋内の遊び場で子ども一人に大人三人も付き添えないよとは言っていたら、愛でたいだけで遊ぶことはできない世代の人達はすんなり父が自分は世界らん展に行ってるからと身を引いた。母はできないくせに人にはやれてるように見せたい気持ちだけで子どもに食らいついていく。私はずーっとベンチに座ってスマホを眺めていた。充電が瀕死。たっぷり二時間くらい遊んだだろうか。お腹が空いたからと私が強く声かけてようやく退店。父と落ちあってとんかつ屋へ。田舎で悠々と生きていられる違いというのは端々に現れるもので、堅実なことをみみっちいと捉えているのか目にしたものそのままに流されていく。ショーウィンドウにある食品サンプルのなかからだけメニューを決めようとしたり、私が充電をするために少し目を離した隙には他に何があるかもみようとせず目の前にあるゴディバに入っていっている。この先にあるリンツに誘おうと思っていたのに。突っ込めばお金には恵まれているのか、あっちもこっちもあれもこれも買えばいいじゃないかというような答えにしかならない。うちの周りにいるような同年代の老人だったらこうはならないだろうなと思う。どちらが幸せとも良い悪いでもなくて、環境に合った生き方があるんだとして、私はこの人達みたいにはならないんだろうなと単純に思う。最後に子へ包んでくれていたお祝い金を私に渡して父が、あぁ荷物が軽くなったといって笑い、そっち重くなったろう?とニヤニヤしていて、父のこういうところ、親じゃなければ付き合いやすいのになぁと思う。
後楽園は我ながら良い提案だった。広い成城石井もあり、子の好きな食べ物なんかも土産に買ってもらえた。帰りはJRにする。後楽園のなかを通りつつ、貰ったおこづかいで少しだけクレーンゲームをして帰る。
高円寺駅から歩き。緑道から角に差し掛かった場所で知り合いの小学生に会う。出会った頃は小学2年生で、幼児と対して変わらないなぁという目で見ていた子ももう6年生。学校は違っちゃうんだけどねと話すと残念がってくれて、1年生は楽しいよ、おはじきで数かぞえたりねぇ、こういうことするんだよ、こんなことがあるよ、と子に声をかけてくれる。よく覚えてるねぇと感心すると、うろ覚えだけど、と照れたように笑う。この先もこうしてこの街で声を掛け合って生きていくのだろうか。この子がこんなに大きくなるまで言葉を交わすことになるとは、あの日あの頃は想像もできないでいた。皆んな生きているのだった。
明日は矯正歯科の日。子は元夫に頼んであったけどどうなるか分からないし、ダメならダメでこれは一緒に行けば良いと思っていた。子は一緒に行かないって言ったらどうなるの?と言うから、お父さんと待っててもらうしかないと言ったら、それなら行かない!と嬉しそうに言った。いつでもお父さんを待っているのだ。辛い。玩具が散乱している部屋で気がつかなったけど、実は猫がビニールを食べてしまったような物凄い嘔吐をしていた。お父さんに買ってもらったばかりのシルバニアなんかにもびっちゃり付いている。子が大泣き。でも散らかしていたんだから仕方ない。洗えるものは洗って、シールを貼って仕上げたような玩具はいきなりもう15年は使い込んだような代物になってしまった。


3/30
もうおかあさんといっしょのあつこお姉さんとガラピコぷ〜が終わる。昨日のガラピコが話題になっていて、ここ最近の朝は子の寝坊でろくに観ていなかったし夕方も大抵遊んでいてみていなかった。あと二日じゃないかと今日こそ観なきゃと意識していたらガラピコぷ〜、皆んなはじめから出てきていて順番に歌う大団円という感じ。ストーリーはどうした?
朝、元夫がやってくる。すれ違いで家を出た。矯正は次回で器具がとれることが決まる。少し寂しく思っている。
帰ってからも作業で少し元夫は家にいた。気持ちよく晴れているし、図書館の前に二人で花見をしようかと私達は早く家を出る。元夫はどうせ日々街をぶらついて夜の花見なんかもしているんだろうなと思い悔しかった。適当なおにぎりと、家にある菓子を持って、あとは子が三色団子を買いたがっている。セントラルパーク に行こうと思ったら養生中で、限られた周りの場所はもう埋まっていて、さてどうしようかと引き続き自転車を走らせる。ただのピクニックではダメって絶対桜があるところがいいと子がこだわる。家方面と中野の裏道にある遊具もない小さな公園は見上げた空いっぱいに桜があることはわかっている。地味だけど仕方なくそこに行くと、子はこれで良いと言って喜んだ。近くて働いているのか学生さんかといった人がやはり桜の下でお弁当を食べ、ベンチには散歩中のおじさんが座っているだけの、ひっそりとした場所。でも桜はきれい。段になっているコンクリの上にレジャーシートを敷いて、持ってきたものと買ったものを広げて食べる。こんな時間を五年間繰り返してきたけど、もうすぐ無くなるんだろうなと思う。いつまでも一緒の時間は過ごしていられなくなるのだ。私はそのうち一人で通りすがりにしか桜を見なくなるのかもしれない。いや、でも絶対、立ち止まって見上げたり、わざわざ桜のあるところに寄り道したり、そんな時間を一人でも忘れないでいられるようにしたいと思い直した。シートを敷いてパンを食べるお姉さん達が来たり、おじいちゃんおばあちゃんと家族で桜を見にくる人がいたり、地味ながら居心地はよい。名残惜しいけど図書館の時間。
久しぶりのお話し会。小学生になってもまだしばらくは通うつもりでいる。借りる絵本を選んだらそのメンバーでプラザへ。子は明日でもうプラザには出入りできなくなる。今日が最後の挨拶がてらに時間は少ししかないけど行くといったら皆んな付き合ってくれた。たしか我が子が一足先に園児になる最後も、こうしてこの子達と児童館で遊んでいたなと思い出す。皆んながいたから遊んでこれた。先生に挨拶。館長には児童館だった頃から見守ってもらってきた。あの頃の先生は他にはもう誰もここにはいない。むしろ皆んながいてこの就学を見届けられていたら、泣いて泣いて前に進むことはできなかったかもしれない。児童館だったら小学生になったからといって環境は変わらなかったけど、子育てプラザはここで一旦終了。五年間滑ってきたすべり台を何周も何周もする。もう触れることも見ることもできない。思い出の滑り台。一緒に遊んできた子達とは皆んなが就学しても学校は別で、この先も一緒に遊びたければ放課後居場所のシステムがあると先生がわざわざ書類をもってきて教えてくれて手続きをしておく。そうするとその場所をつかって催されるイベントごとにも参加できるようになる。何から何まで手厚くサポートしてもらってきた。私のほうがここを去れない気持ち。閉館まで思い切り遊ぶ。このあとはカラオケで私のバースデークーポンを使い切るつもりだった。仲良しママが今日はなんとかバーがまるちゃんの日で行くよと教えてくれて、カラオケのあと合流して行くことにした。子はイベント続きで嬉しそう。カラオケのバースデーはパチパチと花火がついてるパフェだった。お祝い定番の花火スイーツ、私は生まれてはじめてかもしれない。それがカラ館で叶った。連れは子どもで実質ひとりみたいな状態でのこれ。寂しいことかもしれないけど嬉しい。明日はデニーズのバースデーをもらいにいくのだ。6時半までカラオケ、ママ友はもう着いたというのでなんとかバーへ向かう。みんなでごはん。楽しい。自分だけが子連れだと気をつかうけど、子どもも友達、自分も友達で、しかも日々を共有している仲だから楽しさしかない。ありがたい時間。人も増えてきて退散。夜道を自転車で走る。この暗さも懐かしい。良い夜だった。


3/31
だらだら春休みのテレビ。結局おかあさんといっしょは昨日が最終回といった感じで今日はもうファミリーコンサートの放送だった。ガラピコは29日の衝撃と言われていた回が実質最終回だったのだろう。それを見逃したなんて、六年間を無駄にしたような喪失感。子はこの春休みの間やっていたらしい「あいらぶミー」という番組が好きだと言って、もうやらないの?と聞かれた。なんのことやらだけど子も観ているようで観ていないと思っていたテレビを案外ちゃんとみていたんだなと気になってきて調べたらキャラクターは満島ひかりが演じていたようで、歌は子も私も大好きなポンヌフのたまごを歌っているハンバートハンバートだった。子は相変わらずアンテナが鋭い。
今日は幼稚園の皆んなといつもの公園でランドセル撮影会。だらだらしていたから時間ギリギリになって慌てて向かう。まだ手もつけていない新しいランドセルを運ぶのは緊張した。公園について急いでビニールを剥がしたり準備。色とりどりのランドセル。ライラックとかエメラルドグリーンとか、まさかと思ってきたけどこうしてみると、そんなものかなと思えてくる不思議。桜の下で全員並んだところは散々撮るけどこの大人数で個別にはなかなか落ち着いていい感じには撮れなかった。早々と皆ランドセルを置いて遊びだす。子は遊ぶつもりの服装じゃなかったから一度ランドセルを置きに帰ってレギンスを履いてお昼ご飯を買って再び公園へ。子はみーちゃん家のシートに行ってしまって私ひとりで食べているともっと食べ物買えばよかったなと思うくらい持て余した。子ども達は広々と駆け回り、桜が降り注いでスノードームの中にいるようなこの光景も三年間見てきた。ここでの時間はやりきったなとつくづく思う、けどまだ寂しい。まだ皆んなとこうして話していたい。子ども達、この頃の友達の距離感てどんなだったかな。友達ってどういうものだったかな。思い出せないけど、いま私はここにいるママ達とこれからも友達というのとは違うかなと思う。離れるのは寂しいし、いつでも話していたいけど、友達ってなんだろう。
4時前に解散。明日早速一緒に学童に行くお友達もいる。皆んな、児童館遊びに行くねと言ってくれていて、あらためて児童館学童を選んでよかったなと思う。校内学童だとこうはいかなかった。
風が寒くなってきた。それでもめげずにデニーズへ。ドリンクバースペース近くの席を案内された時くらいドリンクバーを頼みたい。小さなパルフェとデザートセットにしてバースデーサービスを頼む。毎度お馴染みのパンケーキ。いつまで続くんだろうか。この時期になると誕生日に来る人と覚えられていくのだろうか。昔、快楽亭ブラックが浅草の店でサービス定食の日だけ現れる客の話から自分の落語を無料の時だけ聞きにくる人になぞらえて噺をしていたけど、そんなことを思い出す。
寒い寒いと言いながら帰り。明日から学童。まだ預かり保育のような気楽さはある。夜、お風呂のあとに地震。うちではまぁまぁの揺れ、珍しく子が起きてる時間で、前ほど大きくは揺れてなくても騒いでいたから、これから地震あったら起こしてくれと言っていたけどやっぱり寝ていて気づかない方が幸せだろう。この家の地震が怖くてトラウマ。しばらく手の震えが落ち着かない。ニュースを少しだけ確認して就寝。